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  • from: ueyonabaruさん

    2008年02月19日 15時12分43秒

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    大川さんの説く涅槃 2

     悟りの挑戦(下巻)から引きます。


     この「涅槃」というのは、仏教においては、一種の究極の目的を表す言葉でもあります。仏教における目標、目的というべきものです。・・・・・「解脱」という言葉に置きかえることも可能です。

     「涅槃」の原語「ニルヴァ-ナ」とは、吹き消すこと、あるいは吹き消した状態のことを意味します。これを漢語では「滅尽」ということもあります。
     それでは、何を吹き消すかというと、迷いを吹き消すのです。迷い、あるいは迷いとして象徴されるような煩悩の炎、火を吹き消すことを言うのです。
     その煩悩の火とは、いったい何でしょうか。代表的なものが、いわゆる「心の三毒」---「とん・じん・ち」です。

    ueyonabaru: パソコンで「とん・じん・ち」を漢字にすることが      できないのですみません。

     要するに、人間というのは、「とん」---足ることを知らない欲望の塊りなっています。また、「じん」---すぐ怒ります。
    自分が気に入らないことがあると、カッと怒ります。そして、「ぎ」---これは愚かさの代表です。「愚痴」は現代語では不平不満のことをいいますが、もともとは「愚かなこと」という意味なのです。愚かであるからこそ、それが言葉になって出てくるのです。こうした、貪りの心、いかりの心、愚かな心、これが人びとを苦しめている現況であるわけです。

     結局「涅槃」とは、この世的なる肉体を中心とした迷いを吹き消した状態に至ることです。これは実に、阿羅漢の境地と同一であることがおわかりかと思います。修行者として阿羅漢の境地に至ることが、すなわち涅槃の境地を得るということなのです。

     涅槃の境地に達した方は、ちょうど澄みきった湖の底の小石や貝殻(ueyonabaru註 これらがこの世のくるしみを表す)を透き通った水を通して見るようなかたちで、みずからのこの世の苦しみというものが見えるようになってくるのです。これが「涅槃寂静」の境地なのです。要するに、実在界の眼で、この世の自分のあり方、苦しみの在処(ありか)を見ること、それが涅槃寂静」の境地なのです。
     ですから、人生の途上で、さまざまな苦しみや悩みが出てきますが、生きながらにして涅槃の境地を得た人は、いま述べたように、実在界から見下ろすようなかたちで、自分の悩みや苦しみを見つめることができます。そして、それに囚われません。それを取り出してみることができます。阿羅漢になれば、このような境地に達することができるのです。

     ueyonabaru また、涅槃の種類などについての解説がありますが、その部分は省略します。

     以上、「涅槃とは何か」ということについて、いろいろと説明しましたが、結局三法印の「諸行無常」「諸法無我」涅槃寂静」は、すべて「この世的なる執着を断ちなさい」とい教えなのです。
     
    「肉体を中心とする煩悩にとらわれた生き方をしていては、人間としての悟りは得られない。本当の意味の幸福も得られないのだ。だから、
      あなた方は流れ去っていくものに執着してはいけない。これ  が、「諸行無常」である

      あなた方は、目に見えるもの、触れるもの、そんなものに執着 してはいけない。これが「諸法無我」である。

      あなた方は、この肉体を中心とする煩悩の炎に燃え包まれてい ることを是としてはいけない。その炎を吹き消したときに現れる 境地こそ、真なる幸福の道である。これが「涅槃寂静」である。

     このように、三つとも「執着を断て」という教えであり、「生きながらにして実相世界に参入しなさい」という勧めであるわけです。ゆえに、これが仏教の根本、中心であるわけです。

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コメント: 全1件

from: ueyonabaruさん

2008年02月19日 15時40分30秒

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「Re:大川さんの説く涅槃 2」
 大川さんの涅槃論を読む限り、解脱を現世を生きている間も目指すというのですから、田中裕さんの考えと異なっているとも思えません。佐倉さんとはどうなのでしょう。この方は、例えれば、急進左派のごときイメ-ジがわたしにはあるのですが、さらに見てゆきたいと思っております。田中裕さんと佐倉さんとは同じ立場にいると思う旨前に申しましたが、田中裕さんが仮に輪廻転生を強調するようなことがあったのならば、別れていたかも知れません。

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