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from: ueyonabaruさん
2008年04月11日 16時00分39秒
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プラトンを読む
時間、空間を学ぶため、また佐倉さんの考えに反論する目的でアウグスティヌスの「告白」を読んでまいりました。アウグスティヌスは思索を進めるにあたり当時に盛んであったプロティノスの新プラトン主義の哲学をとりいれております。プロティノスの源流とも言うべきはもちろんプラトンですので、今度は彼の思想を学ぼうというものです。
私は、哲学を学問として専門的に学ぶつもりはありませんし、その能力もあるとは思いません。幸福の科学の信仰者として、また一生活者としてこの古代ギリシャの賢人の思想に接してみたいだけです。プラトンといえばアイディアリズム(理想主義者)哲学の代表者のような方です。これは宗教と非常に親和性があると思われます。
このブログを立ち上げたのは、私が幸福の科学の信仰がぐらついていたときでした。当時、いろいろと幸福の科学のマイナス面が私のまわりに立ちはだかり、内心非常に不安でした。その時は、他者の考えも聞こうと思い、幸福の科学に批判的なサイトにも参加し、意見の交換もし、宗教論争もやってまいりましたが、結局は得るところはありませんでした。ネット上の論争は、お互いの考えに大きな隔たりがあるときには、実りが期待できず、単なる口論に終わるケ-スが多いのではないかと思われます。
このような時に出会ったのが佐倉さんのホ-ムペ-ジでした。佐倉さんは基本的に反大川隆法の立場ですが、非常に博学で、原始仏教もかなり勉強されており、独特の考え方をもっておられます。幸福の科学を批判するにも大川隆法の思想に論理的にかつ正面から対決する方です。この方が正しければ、私は幸福の科学の信仰を捨てても良いと公言しておきたいと思います。
元来理想主義者ですので、佐倉さんの考えに同調することはできないのかも知れませんが、彼のように多くの本を読んで、ついには自分自身の言葉でもって、佐倉さん批判がきるようになりたいと思っております。
アググスティヌスの読書を通じての感想ですが、日々のアウグスティヌスの思索が現代の自分たちの日常生活の感覚とかけ離れたものではなく、古い時代の方でもやはり同じ問題に悩み、また同じくあるできごとには喜ぶということなどは、実際に本を手にとって分かったことです。プラトンのソクラテスの弁明を読み始めたところですが、同様に古代の賢人が身近に感じられればいいなと思っております。
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