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from: tamaさん
2008年04月23日 22時26分41秒
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時空の始まり
> 私たちの人智を超え、計り知れない神の存在について議論するのは、私にとって大変恐れ多い事ではありますが、敢えて言葉で表現するならば、神(根源神)は宇宙を貫き偏在する愛のエネルギー・愛の法則そのものであり、人格神ではなく、ビッグバンの時に宇宙(空間や時間や物質)を創造されたが、あくまで宇宙の法則として作用されたものと思います。
更に補足すると、約137億年前に、原初の宇宙は、現在も膨張を続けている膨大な宇宙の無数の銀河に存在する星々の全質量(=エネルギー)が、ある小さな点に集中した状態(想像を絶する高温・高密度状態)からビッグバンが発生し、この時点から時間の経過が始まり、空間が出来て膨張を始め、高温・高密度の状態から膨張に伴ってこれらは冷却され、銀河や星々が形成され、今も膨張を続けている、と理解されます(ビッグバン宇宙論)。
僅か1グラムの質量でも1億カロリーものエネルギーを持っているので、宇宙に現存する銀河の星々の全質量でも文学的な大きさですが、それが持つエネルギーとなると、もう我々には想像さえ出来ません。
それらのエネルギーが一点に集中した宇宙の原初状態(時空の始まり)など誰が表現できるでしょうか。
私は、このような極めて特殊な状態から時空も始まった、これが神による宇宙の創造であり、その同じ法則で今も神は宇宙に働きかけておられるんだ、と単純に理解しています。
コメント: 全6件
from: ueyonabaruさん
2008年04月26日 20時53分07秒
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「Re:Re:Re:時空の始まり」
> >それにしても、
> > その当時紀元400年頃のアウグスティヌスが、時空の出発点を認める現代物理学の
> > 最先端に匹敵する考えをもっていた事は驚くべき事です。また誰が時空を創造したかは、
> > もちろん現代物理学でも判っておりません。
>
> 本当にそうですね。
> 時間の流れを絶対視せず、天地宇宙の創造(=ビッグバン)という神の御業の前には、時間の流れさえも司られる(始まる)という思想が現代物理学の大方の結論に一致するのは驚きです。
> もし、科学が未発達な時代に無神論者が居たとして、彼らの常識では時空に始まりがあったなどと、決して理解出来なかったと思います。
> 常識では理解できない事を信仰の力が正しい直感と理解を与える、という非常に勇気付けられる事例ではないでしょうか。
> そして、今なお現代物理学でも未解明の問題が多数あり、科学もまだまだ今後発展の余地を残しています。
> 魂の永続性、転生輪廻のシステムの存在、霊言の方法なども、同様だと思います。
> (リアリストさん。霊言の認知などについては、もう既に充分論戦しましたね。決して議論を促しているのではありません。リアリストさんの信仰の深さは充分理解していますので)
時間・空間論については、しばし私自身考えないつもりでしたが、tamaさんのご発言を読み同感することがあり、またはからずも、書いてみました。しかし、書くべき内容はいま頭のなかにありませんので、できたらリアリストさんと論争などしていただくと面白いのですが、よかったらどうぞ語り合って下さい。tamaさんのご発言で気に入ったところは、信仰の直感という箇所です。
from: tamaさん
2008年04月26日 17時15分14秒
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「Re:Re:時空の始まり」
>それにしても、
> その当時紀元400年頃のアウグスティヌスが、時空の出発点を認める現代物理学の
> 最先端に匹敵する考えをもっていた事は驚くべき事です。また誰が時空を創造したかは、
> もちろん現代物理学でも判っておりません。
本当にそうですね。
時間の流れを絶対視せず、天地宇宙の創造(=ビッグバン)という神の御業の前には、時間の流れさえも司られる(始まる)という思想が現代物理学の大方の結論に一致するのは驚きです。
もし、科学が未発達な時代に無神論者が居たとして、彼らの常識では時空に始まりがあったなどと、決して理解出来なかったと思います。
常識では理解できない事を信仰の力が正しい直感と理解を与える、という非常に勇気付けられる事例ではないでしょうか。
そして、今なお現代物理学でも未解明の問題が多数あり、科学もまだまだ今後発展の余地を残しています。
魂の永続性、転生輪廻のシステムの存在、霊言の方法なども、同様だと思います。
(リアリストさん。霊言の認知などについては、もう既に充分論戦しましたね。決して議論を促しているのではありません。リアリストさんの信仰の深さは充分理解していますので)
from: リアリストさん
2008年04月24日 20時53分05秒
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「Re:Re:Re:時空の始まり」
>アウグスティヌスは根源神に対し、人格をもつ神に訴えるかのような言葉使いで
>語りかけます。人格神を想定していたのではないかと思います。キリスト教や
>イスラム教など、すべて人格神が中心をなす宗教のように感じ取られます。
ueyonabaruさん、お返事ありがとうございます。根源神に対して、我々人間は、人間の
言葉で語りかける以外には術はないのでしょう。137億年という宇宙の歴史に対して
地球の歴史が46億年、人類の歴史はたかだか数百万年でしょう。アウグスティヌスは
人格神に語りかけるような言葉ではあったが、宇宙を創造された方は根源神であったと
考えていたと、私は推測致します。
from: ueyonabaruさん
2008年04月24日 10時15分46秒
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「Re:Re:時空の始まり」
> アウグスティヌスが、根源神が宇宙を創造されたのか、それとも人格神が宇宙を
> 創造されたと考えたのかは興味深い点だと思います。ueyonabaruさんのお答えを
> お待ち致します。人格神が宇宙を創造されたと考えると、我々は例えば、金魚等の
> 生育ソフトのような、パソコン内での宇宙創世シュミレーションソフトで、意思を
> 持った人間のシュミレーションと考える事も出来なくはありません。それにしても、
> その当時紀元400年頃のアウグスティヌスが、時空の出発点を認める現代物理学の
> 最先端に匹敵する考えをもっていた事は驚くべき事です。また誰が時空を創造したかは、
> もちろん現代物理学でも判っておりません。
アウグスティヌスは根源神に対し、人格をもつ神に訴えるかのような言葉使いで語りかけます。人格神を想定していたのではないかと思います。キリスト教やイスラム教など、すべて人格神が中心をなす宗教のように感じ取られます。次は、「告白」におけるアウグスティヌスの言葉ですが、
第7巻第14章
「あなたのお造りになったもののうちに、なにか不満を感ずる人 は健全ではありません。そのように、あなたのお造りになった多 くのもののうちに、不満を感じていたころの私は健全ではありま せんでした。〜」
第7巻第15章
「〜またただひとり永遠にましますあなたは、はかり知れない時 間の経過したのちにはじめて、創造の御業をはじめられたのでは ないということをみとめました。じっさい、すべての時間は、過 ぎさった時間も過ぎさるであろう時間もふくめて、あなたがそこ にはたらきそこにとどまるのでないならば、過ぎさることもな く、やってくることもないでしょうから。」
と、このようになっており、人に語りかける調子なのです。
人格神なのか根源神なのかの分け方があるわけですが、その優劣はなかなかつけがたいところがあると考えております。アウグスティヌスのように深く思索を続けていった様をみると、そこには人格神への祈りを通して奔出するある輝きのようなものがあります。これは心を打ちます。スグスティヌスの信仰心に心打たれるということですネ。
また、書きます。
from: リアリストさん
2008年04月24日 08時20分32秒
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「Re:時空の始まり」
アウグスティヌスが、根源神が宇宙を創造されたのか、それとも人格神が宇宙を
創造されたと考えたのかは興味深い点だと思います。ueyonabaruさんのお答えを
お待ち致します。人格神が宇宙を創造されたと考えると、我々は例えば、金魚等の
生育ソフトのような、パソコン内での宇宙創世シュミレーションソフトで、意思を
持った人間のシュミレーションと考える事も出来なくはありません。それにしても、
その当時紀元400年頃のアウグスティヌスが、時空の出発点を認める現代物理学の
最先端に匹敵する考えをもっていた事は驚くべき事です。また誰が時空を創造したかは、
もちろん現代物理学でも判っておりません。
from: リアリストさん
2008年04月26日 22時40分59秒
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「Re:Re:Re:Re:時空の始まり」
>時間・空間論については、しばし私自身考えないつもりでしたが、tamaさんのご発言を読み同感することがあり、またはからずも、書いてみました。しかし、書くべき内容はいま頭のなかにありませんので、できたらリアリストさんと論争などしていただくと面白いのですが、よかったらどうぞ語り合って下さい。tamaさんのご発言で気に入ったところは、信仰の直感という箇所です。
これはまた、興味深い命題を頂きました。実は、最先端の物理学者達も先に直感
ありき、かもしれないですよね。ひらめきがあって、それをどのような形で表現するか
なのかも知れませんね。アインシュタインも先に光速が不変であるから出発して
いますよね。また、同時代の宇宙物理学者でカトリック司祭のルメートルは、
神が宇宙卵を爆発させたと考えて、そこからビッグバンと名付けられていますね。
(Wikipedia御参照下さい)まさに、天地創造の神がビッグバンを起こし宇宙を創造した
のだ、と考えられたのでしょう。ただ、ここで難しいのは、アインシュタインは
「神はサイコロを振らない」と考えていたのですが、極微の世界の素粒子論では
確率(サイコロ)が支配しているのです。素粒子の挙動を確率的にしか決められない
のです。このように、信じている内容が必ずしも科学的に支持されているとは限ら
ないのです。
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