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from: ueyonabaruさん
2008年09月21日 12時23分44秒
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沖縄の集団自決 ②
集団自決にかかる2審の結論はどのようなものになるのでしょうか。一審を踏襲するのでしょうか。
渡嘉敷島のこの事件については、これまで作家の曾野綾子氏が詳細な記事を書いており、書籍として文春から出版されたことがあります。もうずいぶん前のことです。私が読んだのは、学生時代のことでしたから、30年は超えるかと思います。その内容というか結論は、異常事態下における集団心理(ヒステリア)による自決というものでした。彼女の出した結論に当時納得したことを覚えており、実は現在も同様の見方をしております。戦場下の極端な恐怖心による行動であったことは確かだと思います。
このことは、これより先に起こった南洋諸島のグアム等などで崖から飛び降り自殺をした住民たちの心理とも共通するものでしょう。
当時の時代背景も考えなければなりません。兵隊には軍人勅諭(戦陣訓)があり、敵に降伏することは決して許されなかった状況があります。小さな島の住民もこの兵隊たちと同様、敵に降伏することを潔しとしない心情に支配されていたはずです。敵に降伏はできず、さりとて抵抗する武器もないとき、残された道は死のみとはならないでしょうか。住民の死への圧力は大きかったと言わねばなりません。
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