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from: hiraokaさん
2008年10月16日 01時49分31秒
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シェルドレイクのことです
シェルドレイクはイギリス人で、とてもユニークな仮定を提唱しています。邦訳本がとても少ないのが残念です。
この人の提唱している「形態形成場」と翻訳されている概念は、簡単に言いますと、「ひとに限らず何でも、それが経験したり思ったりしたことは、目に見えない場を作って、その場のパターンを他のものも感じるんじゃない?」と云うような意味になると思います。
日本でちょっと有名になったものは、多少オカルトめいた経営コンサルティングの人たちが言う「101匹目のサル」などで概念を使われています。
京大お家芸のサル学で、九州の幸島でのサル観察により、バイトのエサやりおばさんがあるとき貰った芋を海水で洗って食べるサルを発見したんです。
これは世紀の大発見だ! と云うことで評判になりました。
なぜなら、サルたちにとっては砂と一緒に噛む芋がまずいはずでして、いやな思いをせずにすむ知恵だからです。
この若いサルを見習って、他のサルたちも芋を洗うようになりました。
そういったサルたちが仮に100匹を臨界量として、101匹目が芋を洗うようになれば、そのあとは爆発的にサル全体の文化になるであろう。
だから、あなたも人類の発展のために貢献できるように101匹目のサルのような行動を起こしなさい。と云うわけです。
現在、幸島のサルは芋を洗わなくなったそうです。
逆に、まったくつながっていない別の南洋の島のサルが、食料を洗い始めたという風説もあります。
木の実を石で割って食べるサルは発見されています。
以上のことは、すべて日本の一部の人たちが言っていることではありますが、だいたいシェルドレイクが何を云いたいかはわかると思います。
シェルドレイクの発想を検証する実験案が公募されて、ある女性のアイデアがヨーロッパで採用実行されたそうです。
それは未公開の判じ絵(図柄のなかに別の図柄が隠されているもの)を、ある国で公開してその正当率を集計します。
なんどか繰り返して、じゅうぶんに多くの人たちが隠された図柄を認識できるようになったところで、この判じ絵を見たことの無い国で公開して、その正当率を集計します。
シェルドレイクの仮説が正しければ、2番目に公開された国の正答率は、最初の国のそれよりも大きいはずです。
こうして、イギリスとフランスでTVを通じて実験を行い、その正しさが実証されたと読みましたが・・・・・。
はてさて、ハインラインのテレパシー実証実験と同じように、統計的手法によって、有り無しがいまだに決定されないようです。
まあ、「霧の日は事故が少ない」とか、「宇宙に知的生命はどれだけあるか」と云う計算と同じようなものかも知れませんね。
このほか、シェルドレイクは「世界を変える七つの実験」のなかで、だれでもできる実験を呼びかけています。
たとえば、ファントム・ペインと言われる、失った手足が痛む現象などについての実験観察などです。
これも、唯物論者からは「脳で説明できる」と反論があります。
どうも、このシェルドレイクと云う人は、ぼくと同じように「霊界は物理的にあるんじゃないだろうか?」って、思っているようです。
ファラディーの電気力線の仮説は、非常にうまく現象を説明できましたが、当時でも今でも「そんなものほんとうに在るのか?」と思っている学者はいつもいます。
それと同じように、シェルドレイクの仮説も有効であるなら認知されていくと思います。
また物理界にも、この理論モデルは明らかに霊界を意識していると思われるような理論があります。
かれらは、こういった理論を数学的に確立できる手腕を持っているのがうらやましいです。
しかし、たいていはそう云った理論は無視されているのが現状です。
ぼくは最近、論理学での無矛盾な命題というものは成立不可能であるのかどうかと云うことを証明したものがあるのかどうかを、あちこち調べています。
どうもこっちから推察したほうが早いような気がするんです。
まあ、ぼくのたんなる趣味なんですけどね。(^。^)
シンクロニッシティについては、あしたまた書きます。
ユングって言ってますが、ユングの著作を読む必要はまったく無いと思いますよ。
スウェーデンボルグを読もうと思っていらっしゃるそうですね。
これも、霊界日記と伝記風のものはおもしろいんですが、ほかはあまりおもしろくありませんです。
カントからの手紙の返事も、ちょっとがっかりすると思います。
きっと、スウェーデンボルグは自分の体験が異端審問にかけられることをすごく恐れていたんだろうと思います。
自由にものが言えない宗教の時代と云うのは怖いものがあります。
コメント: 全3件
from: hiraokaさん
2008年10月16日 23時39分53秒
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「Re:Re:シェルドレイクのことです」
> ・・・・・・・・ご無理をなさらずに、おすすめ下さい。
お気遣いをありがとうございます。
ぼくはきょう一日中、誤解されたかも知れないとずっと気をもんでいました。
185番の最後の段の書き込みのことです。
>さいきん、ここの書き込みでちょっと寝不足です。(~_~)
うっかり次の文を書き込むことを忘れてしまったのです。
「でも、書き込むのが楽しくてなかなか止められません」
この文を書き込むことを忘れてしまいました。
ぼくはここでの書き込みを楽しんでいます。
こんな話をまともに聞いてくださる方はメッタにいません。
ueyonabaruさまに感謝しています。
> 相対性理論はやはり難しいです。・・・・、理解するのは簡単ではないようです。
そんなことはけっしてありませんよ。
概念だけなら誰でもわかります。
カントの観念論に似たところもありますので、そんなイメージで解ると思います。
ローレンツ収縮の計算法などは、あっけないほど簡単ですよ。
解説本としては竹内薫さんのが、一番だと思います。
ぼくは、この人がデビューした頃からのファンなんです。
でも彼によると、ローレンツ収縮がわかっただけで理解したと思うのは陥りやすい間違いですとの事です。
>仰る意味が分かりません。私たちのやりとりは、公表されていると思います。ほかの方にあるいはほかのブログに載せるということでしょうか。
ぼくに本を送ってくれた方は、インターネット環境を持っていないんです。その方に、ここでの書き込みをプリントして送ってあげたいんです。よろしいでしょうか?
今日から、「自省録」を読み始めました。
おもしろいですね。冒頭の文章だけ読んだ記憶がよみがえりました。
妹に「アウグスチヌス著、自省録」と書いたメモを渡して、図書館で借りてきてもらいました。
この本じゃないだろうかと手渡されたのは「マルクス・アウレーリウス著・自省録」でした。
「あ〜、この本だよ」って言ったら、「著者名がぜんぜん違うじゃないか!!」って、さんざん叱られました。(*^。^*)
日本語のカタカナ表記は困りものです。
「ギョエテとは、俺のことかとゲーテ云い」緑雨
「マホメットとは、わしのことか?とムハンマドは仰り」自作
「地球最高神 九次元霊1」を読み終わりました。
近いうちに感想を書き込みます。辛口になると思います。(^.^)
from: ueyonabaruさん
2008年10月16日 21時50分12秒
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「Re:シェルドレイクのことです」
新しい記事を書くため頑張っておられることと思います。楽しみにしておりますが、ご無理をなさらずに、おすすめ下さい。
私は、今日、畑に行ったり勉強したりの1日でしたが、相対性理論はやはり難しいです。hiraokaさんに解説を求めましたが、理解するのは簡単ではないようです。再度、ネットの記事などを読み勉強してみます。
from: ueyonabaruさん
2008年10月16日 23時56分34秒
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「Re:Re:Re:シェルドレイクのことです」
どうぞお送り下さい。
> ぼくに本を送ってくれた方は、インターネット環境を持っていないんです。その方に、ここでの書き込みをプリントして送ってあげたいんです。よろしいでしょうか?
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