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from: ueyonabaruさん
2009年10月05日 19時44分33秒
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エマ-ソンの詩
R.W.エマ-ソンの詩を読んでみませんか。エマ-ソンは19世紀のアメリカの哲人、詩人であり、アメリカ思想の父ともアメリカ文学の父とも呼ばれる方です。この方のことを、生長の家の宗祖谷口雅春師は、エマ-ソンは生長の家の幽祖であるとまでおっしゃいました。毎日議論をしておりますが、気分転換に詩でも読んでみましょう。
君が単純な真理という
強烈な食物に堪えることができるなら、
君が私の言葉を、
君がのびやかな若々しい魂のなかで考えているものと
比べてみる勇気があるなら、
この事実を肝に銘じて忘れぬがいい---
神は君の内部に住んでいるということだ。
これは比喩でもなければ喩話(たとえばなし)でもない、
多くの人々も君も、この事実を知らない、
だが神は存在するのだ
神は君の世界のなかにいるのだが、
世界は神を知らない。
神とは、生命の多様な鼓動が別れてゆく
巨大な「心臓」だ。
蔽いかくされているにせよ、
「無限なる者」が人間の胸奥に座している。
しかも君は君の客人を知らない、
君が何者を内に包んでいるかを知らない、
君の内部で彼の生命を蔽っている雲は、
幾重にも張りめぐされた君の罪悪の網の目だ。
彼の栄光はその網の目を通りぬけようともがきつつ
お前の悪の色に黒ずんでしまう。
だから、おお人間よ、
君の客人、君の魂の内なる魂の規模に合わせて振舞うがいい。
行くところどこででも堂々と振舞う
この使節にふさわしく
偉大であれ。
君の魂に君をゆだねよ---
その支配に従え---
君に言うが、君こそ神自身なのだ、
君という人間を通して、押しころした声で語り、
君という人間を通して、その光を奪われて外部を見ているが、
彼こそ「すべて」を支配するあの存在なのだ。
だが、もし君が彼の声に従い、
その高貴な思想に従うならば、
彼の声は君の耳にいよいよ澄んで聞こえるようになり、
その光は君の目にいよいよ燦然と輝くようになるだろう。
いま彼を蔽いかくしている雲は裂けて
君は主を見るようになるだろう。
省略
すべてのもののなかに住む「霊」が
君のなかに住んでいるからだ。
君が自然の法則を学び得るのは、
その法則を作った者が君の胸のなかにひそんでいるからだ。
だから、おお若者よ、
君がこの真理を知って愛するなら、君は幸福だ。
君は君自身にとって一つの法則なのだ、
万物の魂は君のなかにあるのだから
君は自分以外の何ものをも必要としない。
法則、福音、摂理、
天国、地獄、最後の審判、
真理と善の測りしれぬ倉庫、
こんなもののすべてを、君は
君のただ一つの心のなかに見いださねばならぬ、
他のどこにも見いだせないからだ。
君が法則なのだ。
君の心の奥まった部屋からの応答がなければ、
福音も、
平和や希望を啓示してはくれない---
以下 省略
このような内部の神性を謳うエマ-ソンですが、いかがでしょうか。気分転換にはなりましたでしょうか。
コメント: 全1件
from: にしき鯉さん
2009年10月05日 23時40分59秒
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「Re:エマ-ソンの詩」
ueyonabaru さんに賛成です、
少しギスギスしてきたようです
世の中、刹那的に犯罪を起こす人も多くなって来ています
時間の流れが速くなって来たのかも知れません
宗教も真剣に捉える人が少なくなってきたこのごろは
人と話す事もおっくうになってきます
刹那もおっくう(億劫)も仏教の時間単位です
刹那は75分の一秒、又はパチンと指をならす間の時間
億劫はとても長い時間の単位、一劫は一カルパ
この宇宙が創造される時間が一カルパ、維持される時間が一カルパ
破壊される時間が一カルパ、何もない虚空の時間が一カルパ
宇宙が作られて次の宇宙が作られるまでが四劫といいます
これがいっぱい集まって億カルパ(億劫)です
他に天女は山に登って絹で山を削り取る時間のたとえもあります
真贋はともかくインド人の数や時間の概念はびっくりする事が多いですよ
会釈とか一味なんかも仏教の言葉です
生活の中で知らず知らず使っている慣用句は仏教の語源が多いですね
ゆっくり真実を追いかけていきましょう
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