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from: にしき鯉さん
2009年10月18日 12時30分59秒
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障害者について
ueyonabaru さん
理解していただき感謝します
さて、ここまでバラしたんだから開き直って書いてみようと思います
まず、障害者の世間の受け取り方から、、、
一般の人からみればやはり障害者は「異質の人」なんです
hikaru0827 さんのように心のきれいな人はほとんどいません
奇声を発する、ブツブツ言いながら歩いてるなどの行動は害はなくとも「言動と行動で判断する」健常者からは奇異に見えても無理はありません
なぜ、「異質の人」と考えるんでしょう
それは自分の判断が標準と思っているからです
それと危害を加えられたくないという思いが強いからです
しかし、彼らにも同じように「怒り」や「悲しみ」「喜び」といった感情があります
健常者がハラがたっても理性で抑えます、しかし彼らはストレートにでてしまうんです
それを理論的に頭の中で整理できないから「障害」なんです
もっと「障害」そのものに対して理解が欲しいと思っています
(自閉症、言語障害、てんかんなどの区別がつけばもっと彼らを理解できると思います)
私は息子が小学、中学と虐め続けられた事を知っています
一人で歩く時、首を上下に振りながらブツブツ言いながら歩いています、退屈している他の生徒からはかっこうの獲物です
まあ、実質殴り合いなどのイジメはなかったようですが集団での陰口、一緒に遊ばないなどのイジメは日常でした
彼も日々のストレスがたまり精神的に不安定になってきました
悪口を言われてるのはわかる、くやしい気持ちも充分にあるんです
でも、どうしていいか、わからないんです
私は彼に言いました
「我慢しろ、抵抗するな、耐えろ!」
もちろん、彼にも感情があります、納得できなかったようです
「いいか、俺はお前を愛してる、どんな事があっても愛してる、だから耐えろ!」
なにか、今、考えるとずいぶんチグハグな事を言っていたんです
でも、彼なりに何か納得してくれたようです
その後、彼が学校から帰ってくるたびに抱きしめて「大丈夫だったか?頑張れたか?」と声かけが日課となりました
あれから10年、障害は中々改善しませんが家族3人元気に生きています
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イジメは子供の個性を奪うものです、(と、同時に表現も奪います)
でも、教師や親が注意しても中々止まりません
学校は閉鎖的村社会なんです、しかし期間限定の村社会です
親ができる事はイジメを無くす事ではなくその子に「勇気」をあたえる事ではないかと今は思っています
ハンデを持った方を理解して、又、健常の方から見て共存できるような社会が出来ればと思います
他の方の意見も聞ければ嬉しいです
コメント: 全7件
from: ueyonabaruさん
2009年10月20日 11時03分44秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:障害者について」
にしき鯉さんhikaru0827 さんへ
つぎの文章は、大川先生が、2007年に広島支部精舎でのご講話をされた際の信徒との質疑応答です。障害児のことが語られます。
Q:
私の長男は障害児です。障害児を持つ親へのアドバイスをお願いします。
A:
誰でも、過去、数千年の転生を見れば、体に不具合のある人生を一回は経験しております。この世的には、「障害児で生まれる」ということ自体が不幸に見えますが、長い転生でみれば、それにも意味があり、必ずしも不幸とは限らないのです。
この世に障害児が一定の率でいてくださることは、ありがたいことです。そういう人がいないと、健康や五体満足であることに対し、感謝が起きません。障害児のある子や、それで苦しんでいるお母さんがいることによって、周りの人の‘先生役‘にもなっているのです。
私の三男のクラスに障害を持った子がいるそうです。そういう子と接しているなかで、三男にも、とても優しい気持ちが出てきました。
そのほかに、外国人の子や転校生など、いろいろと事情のある子がいても、いじめるのではなく、クラスのなかで助け合う関係ができていて、勉強になっているようです。
いろいろな悪い条件を持っている本人や両親には、ご苦労があろうとは思いますが、そのような方がいることによって、周りの人に、慢心やうぬぼれなどを反省するよすがが与えられているのです。ありがたいことです。
「大変なことではあるが、それは菩薩行の一部でもあるのだ。他の人を教えているのだ」ということを知っていただければと思います。
「不惜身命」より
from: hikaru0827さん
2009年10月19日 23時45分02秒
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「Re:Re:Re:障害者について」
にしき鯉さんへ
> 私が勤務している会社に転職してきた人がいました、うわさで「足を引きずっている」だの「ビッコ」だの「障害持ち」だの心ない人間の言葉が飛び交っていました(彼はTさんとします)
>
> 入社2日で車に同乗する機会があったので私は聞きました
> 「Tさん、誤解したくないんで先に聞いときます、その足はどうしたんですか?」
> Tさんは「ああ、これは生まれつき右(足)が短いんですよ、小さい頃はよく虐められました、運動会のたびに」と彼は言いました
> しばらく、とりとめのない話をした後
> 「じゃあ、仕事には何の影響もないですね、これからよろしくお願いします」
>
> 彼は今でも大切な友人で付き合ってもらってます
> 自分の「常識」を押し付けない限り友人は増えると思います
そんな風に、自然に聞いてくれる事が、当人にとってとてもうれしい事ではないかと想像します。
見習いたいと思います。
「ぜんぜん気にしてないよ」と私は口では言いますが、意外とズバリと切り込まれると、言葉に詰まったりしてしまう事があります。
そんな風に聞かれるって、想定してないんですね。たぶん。
特に、子供の質問です。
「なんで、そんな目してるん?」
「なんで、こんなん付けてるん?」
とても素直にど真ん中に投げ込んできます。
「なんでだっけ?」・・・って考えてしまったりするんですね。
日常に追われて、そんな事さえ、分からなくなってきてたりします。
それだけでなく、純真な子供とのやり取りで、やはり自分の心に、まだ壁があるんだなと感じるんです。
まだまだ修行が足りません。
ueyonabaruさん・みなさんへ
ざくっと娘の紹介させてください。
障碍名は、「先天性多発性関節拘縮症」です。
メインは、文字通り
「先天性」→ 生まれつき
「多発性」→ 体のあちこち
「関節拘縮」→ 関節が固い
というものです。
多くの場合、合併してその他の異常が現われるようですが、うちの娘の場合、
生まれた当初に
「無呼吸・多呼吸」→ 自発呼吸が一定時間止まる・必要以上に呼吸回数が多い
「口蓋裂」→ 口蓋(口の天井とこです。舌で触って柔いとこが軟口蓋、固いところが硬口蓋です)が、裂けてて、鼻の穴とつながってる状態です。
口の中で、陰圧が作れないので(鼻に抜けて)吸うという事が出来ません。
ちなみに、唇が割れているのを「口唇裂」といいます。
(*娘は手術により現在は裂は塞がっております)
「喉頭軟化症」→ 喉頭は、のどもと付近の気管の事です。その気管の管が柔らか過ぎて、思い切り息を吸った時に、ぺこって潰れてしまい気道が塞がってしまうものです。
(*気管切開手術により、声帯よりちょい下あたりで専用管と人口鼻により呼吸しております)
「嚥下障害」→ これは色んなバージョンがあります。年を取って、嚥下の機能が鈍ってくる場合もあります。
嚥下は、これを人は何気に行ってますが、非常に高度なテクニックが必要で、複雑な運動行為です。
「喀痰排出不全」→ 痰というのは肺からあがって来るもの、喉頭での分泌、鼻汁、唾液、全ての総称です。
本来、痰が気管に落ちようとすると、センサーが働いて人は咳を出します。
味噌汁飲んでて、気管に入りかけて、噴き出したなんていうのは、嚥下に失敗して、気管のセンサーに引っかかり、喀痰排出反応が起こったというものです。
(*娘の場合、このセンサーが弱く、時間たてば息するたびにゴロゴロ言ってます。気管内に痰が溜まってくるんです。定期的に痰の吸引が必要です。)
「小脳虫部の小形成」→ 小脳というのは体のバランスや、力の加減を司る部分です。運動のプログラム構成にも関わっているようです。虫部の「虫」というのは、その形が虫みたいだからという所以です。
「斜視」→目が明後日向いてる状態です。誰でも少しはズレがあるという話ですが。
眼球を支える筋肉が原因の場合、その筋肉に命令を出す脳に問題がある場合、脳からの信号を伝える神経に問題がある場合があります。
今は手術により、改善可能です。
(*娘の場合、障碍の影響の可能性が高く、これからの変化が読みきれないので、手術は今のところ出来ません)
まあこんなとこでしょうか。
現在5歳ですが、精神発達も、かなりのんびりです。
人が大好きで、いつも笑顔を振りまいています。
長々と失礼しました。
from: にしき鯉さん
2009年10月19日 21時06分35秒
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「Re:Re:障害者について」
hikaru0827さんへ
同感です、頑張りましょう、
一歩でも前に出て発言することで変わっていく事もあります
理解してもらうのは難しいですが決して無駄ではないと思います
ueyonabaruさんへ
興味を持っていただいて嬉しく思います
病気は大変説明が難しく素人説明では誤解がおきるような気がしますので、わかりやすいサイトのURLを乗せます
(特に統合失調症は誤解しやすいです)
統合失調症
http://www2f.biglobe.ne.jp/~yasuq/schizophrenia2.htm
てんかん
http://www.hikitsuke.jp/tebiki/genninn.htm
医者のサイトですがわかりやすく書いてあります
自閉症
http://www.ypdc.net/autism/autism_symptom.html
これも病院のサイトですがかなり詳しく書いてます
・・・
言語障害も肉体的(舌が短いなど)なものと発達障害などの精神的なものがあります
私は医者じゃないので専門的な説明をするのに不向きです
ただ体験からいえば肉体的な言語障害には「手話」や「筆談」が
あります、どーんと身振り手振りで話してもけっこう通じます
ようは同じ人間として意思を伝えようと努力すれば大丈夫だと思います
発達障害の場合、言葉の整合性や中身の正当性よりも、いかに伝えたい事に「自分の思い」を乗せるかのような気がします
彼らはいかに綺麗な言葉を使っても相手が嫌悪感を持っていたらすぐに気づきます(一種のテレパシーかも?)
私も凡人だから「なぜ、これくらいの事がわからないんだ!」と思う事があります、そうすると、もうダメですね、伝わりません
彼らにしてみれば「なぜ、これくらいの事がわかるように説明できないんだ」というところでしょうか
ともあれ、毎日が勉強です、一歩でも前へ、少しでも心の奥へです
障害者を見る時、特別な事は何もないんです、いや、言い換えます
特別な目で見るから「異質な人」になるんです、それが偏見です
・・・
対処法ではないですが経験から一つ
私が勤務している会社に転職してきた人がいました、うわさで「足を引きずっている」だの「ビッコ」だの「障害持ち」だの心ない人間の言葉が飛び交っていました(彼はTさんとします)
入社2日で車に同乗する機会があったので私は聞きました
「Tさん、誤解したくないんで先に聞いときます、その足はどうしたんですか?」
Tさんは「ああ、これは生まれつき右(足)が短いんですよ、小さい頃はよく虐められました、運動会のたびに」と彼は言いました
しばらく、とりとめのない話をした後
「じゃあ、仕事には何の影響もないですね、これからよろしくお願いします」
彼は今でも大切な友人で付き合ってもらってます
自分の「常識」を押し付けない限り友人は増えると思います
from: ueyonabaruさん
2009年10月18日 19時16分22秒
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「Re:障害者について」
にしき鯉さんへ
> (自閉症、言語障害、てんかんなどの区別がつけばもっと彼らを理解できると思います)
すみませんが、ここのところもうすこしご説明お願いします。統合失調症も含めご説明お願いします。
from: hikaru0827さん
2009年10月18日 17時26分42秒
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「Re:障害者について」
にしき鯉さんへ
> もっと「障害」そのものに対して理解が欲しいと思っています
> (自閉症、言語障害、てんかんなどの区別がつけばもっと彼らを理解できると思います)
私も、「理解」がとても大事だと思います。
うちの子が障碍者として、生まれたとき、差別について考えました。
もともと、『「区別」はあっていい』というのが持論でした。
では、区別と差別は何が違うのか・・・。
差別は、偏見だと思うんです。
正しく理解されてないから、差別になるんだと思います。
それならば、私たち親も、理解してもらう努力をするべきかもしれません。
親としては、周りの目が気になります。
でも、それではいけないと思いました。
何も恥ずかしい事ではないんだ。
隠す必要なんかない。
通りすがりの人は、「えっ?」て顔で振り返りますが、こちらとしては「もっと見て」と思ってます。
見てもらう事で、わずかでも理解につながると思うからです。
興味本位でもいいんです。
こちらが、萎縮すると、相手もそれに合わせた対応してきます。
堂々と、ありのままを見てもらいたいです。
「理解」してもらいたい事は、病気や障碍についてだけでなく、その背景も含みます。
人は誰も「一冊の問題集」を持って生まれてくると言われています。
人は誰も、転生を繰り返し、魂修行をしているのだという事と、障碍者として生まれた事には意味があり、普通の人生では得られない貴重な修行経験を積んでいるという事です。
私は、自分の子について、「自分でこの体を選んで生まれてきたのだ」と思ってます。
(そして、それぞれが各自の課題にとりくみながら、相互共助社会を目指すべきだと思います。)
今、親子ともども、貴重な経験をさせてもらってます。
私は、子供の勇気を尊敬しています。
> 「いいか、俺はお前を愛してる、どんな事があっても愛してる、だから耐えろ!」
絶対の自分の味方がいると、確信を持てた事で、苦しみに耐えうる力になったのかもしれませんね。
考えてみると、いじめる側も、この確信が持てていない(親がそれを与えていない)事が、いじめの遠因としてあるかもしれません。
「確かに自分は愛されている」という確信が、自己肯定につながり、自信や意欲につながるのかもしれません。
理解して欲しいといっておきながら、自分の子供のことを書かないのもどうかと思います。
よろしければ、また改めて発言させていただきます。
from: hikaru0827さん
2009年10月20日 22時26分32秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:障害者について」
にしき鯉さんへ
>
> つらい境遇は受け入れればその分だけ内面世界は広がると言われています
> まさに「正見」の実践を聞いているようでした
>
> ありがとうございました
いえいえ、こちらこそです。
障碍にも、さまざまあり、にしき鯉さんから色々教わる事もありそうです。
これからもよろしくお願いします。
ueyonabaruさんから、大川総裁の、障碍者についての質疑に対する回答の紹介がありました。
加えて、以下のような内容も語られております。
自閉症・アスペルガー症候群・高機能障碍・注意欠陥多動性障碍など色々、医者が病名・障碍名を付けるが、そんな医者の話をあまり真に受けない方がよい、という事だそうです。
人は、どうしても枠に入れたがり、その枠に入らない人を病気や障碍という事にしてしまうんだそうです。
やはり個性なんですね。
世の中を動かす人は、えてしてそんな枠にとらわれない「変わっている人」なんだとも言われています。
「変わっている人」は貴重な存在であり、天才である場合や、大きな仕事を成し遂げる人であったりします。
今の、医者の論理だと、エジソンもアインシュタインも病気にされてしまいます。
自閉症だと言われたら、強い個性を持ってるんだと思ってください。
以上のような話だったと思います。
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