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from: ueyonabaruさん
2010年07月30日 11時56分18秒
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大川先生の「生長の家」批判
「仏陀の証明」というご本で、先生は生長の家を批判されております。その本の59pから60pにおいて次のように書かれております。
「この肉体は有限なり」とは、当たり前のことを言っているようですが、ここから悟りが出発しているのです。そして、「生・老・病・死」の四苦があるのです。
この智慧の言葉「仏陀の悟り」といちばん対立する考え方は、おそらく「生長の家」的考え方だろうと思います。生長の家の教えでは、「本来、肉体はない」「本来、病はない」「本来地獄はない」ということを言います。・・・・・・。
釈尊は、「本来の世界である天上界には、肉体はなかった」「天上界には病気はなかった」「天上界には地獄はなかった」などということを、地上の人に説くような人ではありませんでした。現実は現実として認めて、その苦しみからいかにして脱していくか、ということを教える人でした。
ueyonabaruは、先生のお言葉を、次のように理解します。
本来の世界である天上界には、肉体は、病気は、地獄はやはりないと私は考えます。天上界に病気などがあってはおかしいというのは、普通の考え方です。大川先生が、言わんとするところは、「生長の家」的な、説き方、すなわち、実相論(天上界論)を先に出し、それを基にした法を説いていったことに対する「生長の家」への批判ではないでしょうか。
大川先生は、「生長の家」を禅宗の頓悟禅のようなものであるともおっしゃっておられます。たしかにそのような感じはあります。
三諦円融論でいう、仮諦であるこの世をあるがままにとらえ、苦が現れているこの世の衆生に対し、苦からの脱却の仕方を教えていったのが、お釈迦様のやり方だったのですね。
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