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  • from: cosmo77さん

    2010年12月18日 22時37分17秒

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    市場原理主義は世界を包摂できないのでは


    幸福実現党は 市場原理主義と呼んでよいと思うのですが

    結局 市場原理主義というのは 世界を包摂できる原理では ない

    というのが 私の現在の考えです

    アメリカのティパーティはアメリカでさえ 包摂できないはずです

    あの 小さな政府大好きな アメリカでさえなのです

    それが 世界を包摂などできるはずは ない と考えています


    よく 明治維新と比較していますが
    あの時代は 参政権などないか 制限のあった時代でしょう

    現代と 比較するのは 土台が違うのです


    また サッチャー政権がどうの という議論もあるようですが

    あの時代の イギリスの 国民負担率は 70%以上いっていたのではないでしょうか

    それが 今でも イギリスの 国民負担率は 50%程度でしょうか
    医療は完全に国営で無料なのは 今でもそうだと思いますし サッチャーは 年金をなくそうとして失敗も確かしてますね

    日本の場合の国民負担率は 確か 2008年ごろで 40%程度でしょうか
    それをさらに 下げようとの議論をしてるわけですね
    その上 日本は少子高齢化がどんどん進んでいます

    サッチャー時代と現代を 簡単に比較するのは 可能なのでしょうか
    疑問がありますよね


    市場原理主義は 古典経済学に近いと思いますが

    古典力学が世界を包摂できないように
    古典経済学もまた 世界を包摂できない と私は考えるのです

    古典経済学の時代とは セーフティネットもなければ 義務教育もない時代ですね
    参政権も制限されていた時代ですね

    貧乏人は野垂れ死にする時代です

    そういう時代の原理を 現代のような 大衆民主主義の時代に 単純に当てはめようとうすること自体 無理があるとしか思えない ということですね

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