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from: ueyonabaruさん
2011年02月16日 13時15分11秒
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「史上最強の都市国家ニッポン」から ②
#180での増田氏の考えは、市場に「介入」が必要ないというものでした。それは、アダム スミスの考えと一致するものでしょう。幸福の科学の考えはどうでしょうか。幸福の科学は増田氏やハイエクの方向にあると思います。
ハイエクは、オ-ストラリア学派という系列に属するとのことです。ここで、幸福の科学の経済論も、オ-ストラリア学派の系列にあるという風に理解をしておきます。
ハイエクが銀行が紙幣を発行することを良しとしましたが、これは、大川先生もおっしゃっていることですね。
オ-ストラリア学派の経済学の世界での位置づけですが、アメリカや日本では主流ではないようです。アメリカは、ケインズやマネタリストが牛耳っているようです。日本は、ケインズやマルクス経済学でしょうか?
幸福の科学の主張は、アカデミズムの世界ではマイナ-であるということになります。
さて、増田氏のご文章をさらに見てみます。
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サブプライムロ-ンの破綻は、アメリカの国家社会主義崩壊を始まりを意味する。
私は、今回のサブプライムショックに端を発する世界的な金融不況は、世界中に蔓延している国家社会主義的金融の破綻が露呈したという見方をしております。
結局のところは1930年代の大恐慌の際に、フランクリン・デラノ・ル-ズベルトによって導入された、ケインズ主義的な新経済や混合経済は、まぎれもなく国家社会主義金融に依存した社会主義政策でした。
社会主義は、必ずしも労働者のための社会主義だとは限らないのです。私の見ている限りでは、アメリカの国家社会主義金融に基づく社会主義は、大金持ちのための社会主義です。
今回のサブプライムロ-ンの問題は、リスク評価が甘すぎただけという面もあります。今でもサブプライムロ-ンをきちんと払い続けている人も、いることはいます。
サブプライムロ-ンの延滞率もそうですし、オルトAという、サブプライムよりはいいけれども、プライムに比べると与信が低いほうの延滞率も、それほど変わってはいません。今、延滞率が一番急激に上昇しているのは、実はプライムの延滞率だそうです。つまりサブプライムロ-ンで甘い汁を吸ってはぼろ儲けをした金持ちによって不動産投機に回されたような資金のほうが、むしろ焦げつき率が高くなっているわけです。
ということで、日本だけではなく、アメリカも今や「社会主義化」してしまっていて、その社会主義の落日がサブプライムロ-ン破綻に端を発する金融恐慌なのだと私は見ているのです。
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