エル・カンタ－レが法華経で説かれる、「永遠の仏陀」であるというところまでたどり着きました。ここに至り、エル・カンタ－レが釈迦の本体部分という考えから、一歩進み、永遠性を帯びてきました。

　事実、先生は、「我はアルファでありオメガであると」との説法もなさいました。ネパ－ル、インドのご巡錫でのことです。

　これは、エル・カンタ－レが創造主であるという意味でしょうか？　ここのところは、私にはそうだとは言えないところなんです。

　その理由は、

　①　先生ご自身が、創造主が肉体に宿り修行することはないと言っておられること。

　②　私が考える創造主というのは、完全なる存在です。この世に、完全が存在することはないという事実があります。完全者は間違いません。完全者がこの世に存在するという理屈を認めてしまうと、この世の存在意義がなくなってしまうのです。この世は、二元論で成り立っております。そこには、絶対は存在しえません。

　エル・カンタ－レをどのように考えるべきでしょうか？　

　「エル・カンタ－レとは何か」というDVDを拝見いたしますと、諸々の宗教も、エル・カンタ－レの説く法の範囲でしか存在できないともおっしゃいます。すごいことをおっしゃいますね。これでは創造主と同じようにも言っていることになりますが・・・・・。

　しかし、前の二つの理由から、創造主ではなくて、人格神の最高位におられる方とすべきでしょう。神々のリ－ダ－であり、DVDで先生がおっしゃっているように、地球神なのでしょう。人格神である地球神なのでしょう。人格神だから肉体をもち、人類救済という修行をなさっておられるのでしょう。先生も修行をなさっているのです。

　９次元には１０体の神々がいるとされております。それぞれが、別々の働きを、その光線の色で象徴されるように、なされていると教えられております。しかし、そこには、七色光線を超えた色が必要とされているのかもしれません。統括するものです。