昨日は、父親の13回忌でした。沖縄には檀家制度がないのですが、このような法事の時には、近くのお寺からお坊さんを呼び、お経を誦げてもらうケ－スが多いようです。一昔前には、ユタを招きお祈りをしてもらうこともありました。

　お坊さんが来ると、箔がつくような感じはありますので、今回の場合のように大きな節目の法要ですので、お坊さんを頼もうかとも思いましたが、結局は、私自身で全てとりおこなうこととしました。

　女房が生長の家の信者ですので、彼女が生長の家のお経を誦げたいようであれば、それには対応したいとは思っておりました。

　仏教のお坊さんを頼まなかったのは、現今のお坊さんの行なう読経がどれほど効果があるのかについて若干の疑問があったことがあります。お坊さんたちが、ホントにあの世の存在を自覚しておらず、死者が読経に応えるものであることを信じていないで法要を行なっているらしいことを知ってからは、お坊さんを敬遠してしまいます。

　私宅ではユタに祈ってもらったこともこれまでありました。ユタは死者を霊界に生きる霊人としてとらえてくれます。しかし、そこには、真理が中核となる思想がないので、なんとも頼りない面があります。

　なくなった親父は霊界のどの域にいるのか気になるところです。今日はそのことが気になって、心が若干沈みがちです。地獄にいるのか天国にいるのか、はたまた４次元幽界のどこかの学校にいるのかとさまざまな思いが心の中を行き交います。