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from: ueyonabaruさん
2012年02月04日 16時28分24秒
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大川先生への反論
「国家社会主義への警鐘」を読んでおります。その中で述べられた先生のご意向に対し、反論を試みたいと思います。
基地に反対だったら、沖縄から引っ越したらいいんですよ。いろいろなところで土地が空いていますからね。日本で沖縄以外の所に移ってもいいし、中国に移ってもいいし、オ-ストラリアに行ってもいいし、どこにでも行ったらいいんですね。「居住・移転の自由」があるから、移ったらいいんです。(96p)
(ueyonabaru)これは暴論の類に入ります。理屈はそうでしょうが、現実的ではありません。人間は渡り鳥のように簡単に移動はできません。よっぽどのことがなければ、移民もしません。
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(大川) わざわざ、危険な基地のそばに住まなくてもいいと思うんですけど、基地に寄っていき、その周りに家をたくさん建てているではないですか。あれは、おかしいですね。家が基地の近くにあれば、いろいろと補償がつくんでしょう?
(立木) そうですね。
(ueyonabaru) 間違いです。基地の近くに住めば国から補償金がもらえるというのはありません。基地周辺の市町村には国から種々の交付金がおりますが、他の省庁より防衛省の補助率が高くはなっておるものの、これへの対応費も市町村としては必要となります。ゴネたらなんでもできるというものではありません。
基地周辺に住宅が多いとの見方ですが、敗戦後、経済が貧しい頃の沖縄では、基地からの収入が経済の唯一の大きな柱であり、住民は基地周辺で商売などをしてゆき、基地経済と言われる沖縄の戦後の歴史が始まってゆくわけです。まことに自然です。
嘉手納基地の周辺の方々は、騒音の被害が多いということで、これを裁判に訴えました。裁判の結果、損害賠償として国が支払いを命じられたことにより、補償金が支払われているのです。この件は、本土ではすでに同様な訴訟があって、いずれも国が敗訴しております。前例は、本土にすでにあったものなのです。
なんでもそうでしょうが、基地問題もそんなに簡単に括れるものではありません。米軍は、朝鮮戦争の頃基地用地を接収し始めましたが、住民が住んでいる昔からの集落を強制的に接収してきたのです。農地もあれば、住宅地もありました。普天間飛行場のある辺りも宜野湾市の昔からの集落があったところなのです。ほとんどの基地はそのような住民の昔からの集落だったところです。
沖縄が産業もなくて、いままで国家の財政移転により救われてきたことは事実です。国内でも生産力がないところですので、いたしかたない面があります。戦前は、海外移民が大々的に行なわれました。また、大阪などへの出稼ぎがありましたし、大阪市の大正区というところでは、沖縄人街もできましたね。
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大阪の首長が何を言うか、分かりません。突如、外遊して、外国の元首などと会い、「大阪市としては、こうする」というような動きをするかもしれません。「大阪オリンピック」を招聘するあたりから始まって、政府とは違った外交を、やってくるかもしれませんが、いくらでも国家の主権が侵されるかもしれないですね。これが地域主権論の裏の面です。(99P)
(ueyonabaru) 今の時点でそのようなことをおっしゃるのは時期尚早に思えます。心配はありますが、もしそのように動いてくるのであれば、政府は対応を考えるべきですが、一番の問題点は、政府と政治家に国家意識が薄いということです。ですから、地方の橋下さんが大きく見えるのでしょう。彼は、行政改革の実績のみではなく、今後は教育の改革をすると公言しておりますので、大いに期待できます。彼はまた首相公選論者でもありますので、幸福実現党と気脈通じるものがあり、先生のここでの彼の評価は今の私には納得できるものではありませんね。
立木さん、先生のおっしゃることに反論はできないのですか? それであれば、ホント実現党の未来は暗いのではないですか。大筋の方向を先生に示していただいているということが我々の立場ではないでしょうか。細かいことまで先生のおっしゃるとおりというのは無理なことです。先生の補佐さえしなければならない立場があなたではないでしょうか?
以上、これぐらいにしますが、皆さんの反論などお待ちしております。
コメント: 全9件
from: もん吉。さん
2012年02月05日 07時36分52秒
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「Re:Re:Re:Re:大川先生への反論」
うーん。
生活第一っていうのは、全否定するべきなのかなあ?
ジュゴンを大切にすること自体は悪いことじゃあないんじゃないかなあ?
リゾートを作れば珊瑚が破壊されるからねえ。
沖縄の自然が喪われるくらいなら貧しくても足ることをしる生活の中に本当の幸せがあるんじゃないかなあ?
沖縄の未来のビジョンを経済だけで描くのはちょっと極端なような気もするんだけど。
ドクターコトー診療室やカフーを探してを視ると自然の恵みの中で感謝して心豊かに平和に調和に暮らすのも幸せなような気がするんだけどねぇ。
from: ueyonabaruさん
2012年02月04日 22時18分07秒
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「Re:Re:Re:Re:大川先生への反論」
もん吉さんへ
滅びゆく思考を大事にしようという気はありませんが、事実誤認的なことは指摘しないわけにはいけません。
土地が強制的に接収されたからといって沖縄の人たちにその恨みが残っているかというと、そうでもないんです。いたって忘れっぽい気質だと思います。マスコミはそうでもなくて、ある意図があるのでしょうか、それをズ-ットとりあげます。悲惨な沖縄戦のことも反戦主義と絡め喧伝してまいります。
多くの県民は、このマスコミに辟易しているのですが、他の情報が入らないので、旧態已然たる状況です。県民自身はもっと勉強もしなければならないのです。マスコミどうにかならないものか。
滅び行く思考は捨て去るべきですね。過去を引きずっている方は、しかし、いるようです。
> そういう沖縄の自主自尊を元に、発展的ビジョンを描くべきで、過去は過去としていきましょうってことで言われているんじゃないかなあ。
まったく賛成です。恵氏が言っておりますが、沖縄への過度な補助金・交付金は醵出すべきではないというのは一理あることです。しかし、それよりも一番大事なのは、日本政府自体が正当な国家理念を打ち立てるべきでしょう。国家観がしっかりすれば、沖縄もよくなります。政府の弱腰は、すべて国家観の欠如からくるのです。
沖縄県知事のわがままな姿勢も、政府の信念がないことも一因します。中国につくのか、日本につくのかと知事に詰問するぐらいの時期がやがては来るのかもしれません。そのとき知事はなんと答えるのでしょうか? 興味のあることですね。
来年度は、沖縄県へ3000億円の一括交付金がおりることになっており、そのうちの半分は県が自由に使えるそうです。どのようなことをするのでしょうか。与えられた自由をどのように行使するのでしょうか、これも見てゆきたいと思います。国益に反するような使途があるようであれば、この知事の資質が疑われますね。
民主党のオバカさんの一言が原因で、国は知事に翻弄されることになりました。しかし、今の知事が当選しなければ、さらに左の知事が誕生したことになりますね。この人も頭はいいのですが、堅物でイデオロギ-の虜になっているような人物です。人柄は悪くないので、人気はあります。
防衛省に現役で勤めている私の弟は、普天間は原状のまま続くしかないだろうと言っております。これも、今となっては一つの選択肢でしょう。
弟からの情報ですが、沖縄タイムスのスク-プ記事があるようで、これによると、普天間の辺野古沿岸への移設案をアメリカは諦めたというのがあるようです。明日、私の購読している琉球新報にも、ホントであれば掲載されるでしょう。まだ信用できませんが。
from: もん吉。さん
2012年02月04日 21時19分35秒
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「Re:Re:Re:大川先生への反論」
先生は結果として滅びていく思考は否定されるよね。
滅んでいくってことがわかっていても抱きしめて殉じるイエス様や西郷隆盛的な情愛ではなく、滅ばないで発展する聖愛をよしとするべきだっていうのが先生の思想だよね。
そういう沖縄の自主自尊を元に、発展的ビジョンを描くべきで、過去は過去としていきましょうってことで言われているんじゃないかなあ。
from: もん吉。さん
2012年02月04日 21時01分55秒
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「Re:Re:Re:大川先生への反論」
義侠心っていうのは、弱きを助け強きを挫くってことだけど。
強者が強者であるから悪だっていうのは狭いっていうのが先生の思想だよね。
企業が金儲けしてるかのはけしからんから、ぶんどってばらまこうっていうのが民主党の思想だから。
それは個人としては、美徳であってもリーダーの徳ではないんだよね。
でも沖縄の歴史があるから、感情を刺激されるよね。
from: enzoさん
2012年02月04日 19時48分27秒
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「Re:Re:Re:大川先生への反論」
ueyonabaruさん
> しかし、教育改革を唱えていることを見れば、彼には国家論があるということは十分に考えられることではないでしょうか?
そうですね。全くないとは言えません。自分の発言ながら、少し言い過ぎの懸念があります。
橋下さんのように頭が良くて弁が立つ人が、概ね保守としての立場で戦われていることに“感謝”です。
from: ueyonabaruさん
2012年02月04日 18時49分40秒
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「Re:Re:大川先生への反論」
enzoさんへ
> 以前のご意見への反論となりますが、国家としての大局観は残念ながら現時点では期待できません。
そうであれば困ったことです。橋下さんから国家論か防衛論とかは聞いたことはありませんので、その懸念はあるでしょうが。
しかし、教育改革を唱えていることを見れば、彼には国家論があるということは十分に考えられることではないでしょうか?
もう少し見てみましょう。先ほどのTVのニュ-スを見てみると、大きな政局の動きがありそうですね。騒がしくなってきました。
from: enzoさん
2012年02月04日 18時19分28秒
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「Re:大川先生への反論」
必ずしも反対意見ではありませんが、橋下さんの見方について一言。
まず「維新の会」のトップは橋下さんではなく、松井氏であるということ。
代表はあくまでも党の顔で、実権を握るのは幹事長ですよね。
石原氏、輿石氏、仙石氏、小沢氏、各々然りです。
橋下さんは松井氏・浅田氏に招かれ「維新の会」に参画し、選挙では自分が降りて松井氏を立ててます。この件はいろいろ取りざたされてますが、ストレートにそう見ればいいと思うのです。
ですから、「維新の会」の方向性を決定しているのは松井氏で、橋下さんはむしろ会の顔として、TV出演や討論など、パフォーマーとしての役割を自覚されているのだと見えます。
同時に仕事上で成果も上げられ、その点は賞讃を惜しみません。
正義感のある方ですが、政治家としては“素人”で、素人であるがゆえに勢いで成された成果もあるかと思います。
以前のご意見への反論となりますが、国家としての大局観は残念ながら現時点では期待できません。
こういうことを書くとアンチ橋下かと思われますが、正直な感想を記したまでで、個人的には橋下さんを応援しています。やはりあのキャラクターでしょうか。愛されるタイプですよね。
橋下改革、今後も期待し、見守りたいと思っております。
主旨と方向性のずれた発言となりました。相すみません。
先生のご意見に関しては、また別の機会に。
from: ueyonabaruさん
2012年02月05日 11時26分10秒
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「Re:Re:Re:Re:Re:大川先生への反論」
もん吉さんへ
> うーん。
> 生活第一っていうのは、全否定するべきなのかなあ?
> ジュゴンを大切にすること自体は悪いことじゃあないんじゃないかなあ?
> リゾートを作れば珊瑚が破壊されるからねえ。
> 沖縄の自然が喪われるくらいなら貧しくても足ることをしる生活の中に本当の幸せがあるんじゃないかなあ?
> 沖縄の未来のビジョンを経済だけで描くのはちょっと極端なような気もするんだけど。
> ドクターコトー診療室やカフーを探してを視ると自然の恵みの中で感謝して心豊かに平和に調和に暮らすのも幸せなような気がするんだけどねぇ。
沖縄の自然は大切にすべきことではあります。日本の宝だとも言えますね。しかし、人間は生活が大事です。豊かさを求めるものです。実に、辺野古のホントの地元の人たちは普天間飛行場が来ることを受け入れております。
他方、名護市の市街地に住む人たちは普天間が名護市の辺野古に来ることに反対します。他の沖縄の人たちもそうであり、さらにまったく基地とは関わりのない本土の人たちもこれに反対しますね。
ホントの地元の人たちとそうではない人たちとの意見が違ってきます。これは、どこにでもあった現象だと言えますね。
一つは、普天間飛行場が建設されることにより失われる自然の美はどれほどのものかという判断も必要だと思います。取り返しのつかない自然の喪失になるのかということです。
これについては、沖縄の人も全国の人たちも冷静に考えようとはしませんね。失われる自然と、国防のための施設建設のどちらを選択するかという問題になります。私は、国防の施設を選択します。
普天間の移設に関連し、市町村におとされた交付金は少なくとも500億円にのぼります。これは、教育施設や種々のIT施設などに投入されたと思います(詳しくは分からない)。地元名護市では、これらの新しい施設が経済的な生産に結びついていないとしており、現名護市長は、箱物施設を造っても経済効果はないというようなことを言っていたはずです。
これだけの金を落として、政府は地元に評価されないというのはどういうことでしょうか? これにはなにか原因があるはずです。
その原因について、私なりに考えると、政府主導の投資だったことが挙げられるのではないでしょうか。公務員の考えた投資だったことが原因ではないでしょうか。ではどのような投資方法がよかったかと問われれば、私には即答はできないのは少し残念ですが、公務員・官僚の頭では、経済の振興が図れないということは今や明瞭なことであるので、民間の企業に任せるべきだったかもしれませんね。
いっそのこと、個人に配ることがよかったのかな とも考えたりします。しかし、それではバラマキになってしまいますね。では、市町村に配分したらどうでしょうか。今の名護市長の公務員上がりの頭では、いかほどの振興策が立てられるか とこれも不安ではあります。
自助努力しかありません。それはしかし実際には難しいことです。それでも、これができなければ沖縄の発展はありません。これからは誰も逃れられません。県民よ頑張れと言いたいですね。
沖縄の自然はたくさんあります。それを生かす方法を考え観光産業を進展させる方向はあると思っております。知事は中国人観光客を引き入れようと懸命になっております。これが国家利益を損なうような方向へいかなければいいのですが・・・・・。
色々と考えることが多すぎますが、それらを一つ一つ乗り越えるしかなさそうです。各人努力せよ ですね。
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