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  • from: ueyonabaruさん

    2012年02月14日 23時22分39秒

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    東大宗教学の呪縛

     Liberty誌3月号には、表題の記事もあります。これを読むと、日本の宗教学という学問の性格がよく分かります。島田教授もその流れの中にあるのでしょう。

     岸本英夫教授が、戦後日本の宗教学に大きく影響を与えているようで、同教授の考えは、次のとおりのようです。

    〇 死後の世界があるというのが最大の迷いである

    〇 近代は、神というものを否定する歴史

    〇 分析すればするほど、宗教というものには実体がない

    〇 科学的態度によって、日本呪縛している迷信を排除しようとしていた

    〇 宗教なんかいくら研究したって何が正しいかなんか分からない

    〇 宗教学は経験科学の一つとして、実証的な観察が可能な対象だけを扱うとしていた

    〇 魂というものの存在を証明しようとしたら、その人魂を捕獲しなきゃいけないんだよ

    〇 その他

     宗教を実験科学の目で見るべきであると、いまどきこのような主張をする人は少ないのではないでしょうか? イエまだ多いのでしょうか? マスコミもそのようなレベルにあるのでしょうかね。これって、まったくの唯物論的思考ですよね。

     我々のような宗教信者と一般の人たちとのあいだには大きな認識の差があるということでしょうか。そうであるのなら、宗教者は、大同団結し、魂の不滅、生命の不滅を喧伝すべきです。

     日本人の心の闇は深いのでしょうか? 仏教僧が死後の生命の存続を信じていないというデ-タもありましたね。

     幸福の科学の役割は、その辺りを強力に啓蒙してゆくことなんでしょうね。

     日本の宗教学がそのレベルであることを知りがっかりしました。

     私の手元には、田村芳朗という方の書いた「日本仏教史入門」という本がありますが、ここでは仏教各派の教義の奥深くまで穿ちいり、日本の文化との関わりで、仏教思想を鮮明に説き明かしてくれます。岸本氏と田村氏では、人間の格が違うかのような感懐さえ覚えます。 唯物論の呪縛が岸本氏にはあるのです。

     





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コメント: 全1件

from: eaonさん

2012年02月15日 16時13分43秒

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「Re:東大宗教学の呪縛」
この辺りはお詳しいにしき鯉さんにご意見を伺えたらと。

>日本人の心の闇は深いのでしょうか? 仏教僧が死後の生命の存続を信じていないというデ-タもありましたね。

>日本の宗教学がそのレベルであることを知りがっかりしました。

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