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from: ueyonabaruさん
2012年08月18日 00時23分54秒
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松本清張の霊言「地獄の条件」
表題の本を読みました。
地獄に堕ちる人の心境はどんなものかということを教えてくれます。たくさんの霊言が続々と書籍になりますが、この本は私にとって特異なものとなりました。
松本清張の作品はまじめに読んだ記憶はありませんが、映画やTVではなんどか見ました。サスペンス好きの私は、この方の映画は特に印象が強いのです。すごい方だとも思っておりました。同時に暗い雰囲気が漂っており気分を憂鬱にしてしまうところもありましたね。
先生は、まえがきで、「名声も地位も富もほしいままにした著名作家が、いまだに被害意識と劣等感、復讐心で一杯だったとは。本書は、文学と宗教の価値判断の差を決定的にする一冊となるかもしれない」とお書きになっていますが、まさに正鵠を得たお言葉だと思いました。
地獄界にいる松本清張の主張はまことに興味深いものがあります。人間性の一面をするどく衝いているのですね。それはこちらも参考になる指摘です。
最初は先生の方に憑依させるのですが、後に、別の方に憑依を移し、松本清張と先生が応答する場面も出ますが、そこは宗教者と文学者(暗い文学者)の価値観の違いが鮮明に描きだされる箇所ですね。
そこは、ストレ-トに仏法真理を説かれ、それを拝聴し学ぶという我々の通常の様相とは異なり、明暗、善悪が鮮明に対比され考えさせられるものであり、効果的な学びとなります。
あと印象に残るのは、先生のお言葉「ずっと霊界探求をしていても、マスコミの神はいったい何なのか、いまだに私にも分からないんですよ。根源神のような存在がいないわけです」の箇所と、松本清張がこちらの言葉を聞き入れないので、「これは、シェ-クスピア先生にでも、少々ご指導をいただいた方がよいかもしれませんね。シェ-クスピアは、悪を書きながらも、同時に神の心を知っていた人ですから・・・・・」とおっしゃった箇所などです。
ともかく、特異な本でありました、どうぞ手にしてみてください。
コメント: 全1件
from: もん吉。さん
2012年08月18日 23時00分54秒
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「Re:松本清張の霊言「地獄の条件」」
お久しぶりです。
清張さんのインタビュー読みましたよ。
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