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  • from: ueyonabaruさん

    2012年08月20日 23時57分21秒

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    尖閣諸島への上陸

     尖閣諸島へ中国人が上陸してのち、今度は日本人の地方議員ら10人が尖閣へ上陸しました。

     これについて、沖縄の右派のブログ「狼魔人日記」では、中国人らは逮捕される際に抵抗しレンガを投げつけており、公務執行妨害と刑事事件として送検すべきだと言っております。

     この主張は当然のことだと思われます。野田総理は「法令に則り、厳然と対処する」旨のことを言いましたが、結局はレンがを投げつける行為があってもその罪は不問にし、強制送還という処置をとりました。

     「狼魔人日記」では、今後日本人が尖閣に上陸して、逮捕しようとする警察に対しレンガを投げつけたらどのようになるのかと皮肉っております。警官にレンガが当たらなければ、無罪放免でしょうか。

     要するに、野田内閣は、中国との間に波風を立てなくないという従来の事なかれ主義で行ったということでしょう。谷垣自民党総裁が首相であっても同じではないでしょうか?

     二日ほど前に、TVで識者が語っておりました。これも事なかれ主義です。尖閣の領有権の争いで、二国間での感情的な対立は避けたいとの論調でした。お互いに利益があることとはならないということですね。当然のことでしょう。

     しかし、中国がこちらの領土を取りに来ているということは明らかです。領有権を得たいのです。これに対し、日本はどうすればいいのか。次にどのような手を打つべきでしょうか? 話し合いでいけば解決できることでしょうか? これまでの話し合いではどうだったのでしょうか? 進展はありませんでした。

     次に日本が打つべき手は実効支配を示すことではないでしょうか。そして、軍事的な優位性を南西諸島(先島)で確立するため、自衛隊を尖閣周辺に配備することだと思います。軍事的備えをした上での外交交渉です。ここからが平和主義の外交です。

     多くの方々は、今でも話し合いで解決できる問題だと思っているでしょう。あるいは、これまでのように、中国も日本も自制するだろうと期待しているのでしょうか。もしかすると、怖さのあまり、問題を直視したくないのかもしれません。
     

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