表題の本が幸福の科学出版社から出ております。

　著者の平松茂雄氏は、中国問題の権威ということです。この本では、中国の毛沢東の意思が、現在の中国の動きの根底に厳然としてあるということを示していきます。核の開発、人民解放軍の装備のこと、現在の尖閣への中国のやり方、中国海軍の沖ノ鳥島あたりでの訓練などがすべて毛沢東思想との関連があるというのです。納得できます。皆さんもご一読ください。

　この本の一つの大きな目的は、筆者の研究方法についての詳細な説明がなされることだと思います。筆者は、公の刊行物を中心にして、これらを長年にわたり読解してゆくという方法をとります。公の刊行物とは、人民日報と解放軍報であり、これらを読み続けることだと語ります。実に簡明な方法ですね。私たちにも参考になると思いますね。