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from: ueyonabaruさん
2013年04月28日 02時06分27秒
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cosmo-hikaru論争
cosmoさんとhikaruさんの議論は非常に興味があります。何年か前のcosmo-hikaru論争の再来を感じます。
新しい、cosmoさんのご意見をお聞きしますと、私には中庸なものであると思います。なるほどとしか思えません。
平等観、差別観というのは、仏教やその他宗教の基本の主題かもしれません。何年か前に、こちらで申しましたが、神は人間を善としてお造りになった これを第一の創造とします、次に人間の営みから善悪の二元世界が発生した、これを第二創造とします。こちらは、因果律の支配する世界です。善因善果、悪因悪果ですね。
第一創造の世界では、人間は本来善である、神仏の子なのです。ここでの因果律は、どのような悪人でも無限時間がたてば元の善人に戻るという因果(理屈)になります。
第二創造の世界では、いわゆる仏教の教える因果論、縁起論の世界ではないのか。そこは、善と悪との競合があるわけです。
神は人間を創造するときに同時に自由を与えたのでしょう。ですから、第一創造で善として創造された者でも自由意志により、悪をも選択するということではないか。私たちは第二創造の世界の住人なのです。ですから、善悪の二元のなかで苦労し、修行し、あるいは、喜び、感謝し、と様々な
経験をするのではないでしょうかね。
平等観というのは、第一創造の人間に焦点をあてる考え方、差別観とは二元論の世界、魂の高低があるとする世界すなわち不平等の世界の人間に焦点をあてる考え方ではないか。
第一創造、第二創造と分けるのは生長の家の谷口先生の説明だったと思います。
人間は、第一創造と第二創造の二つの世界に実際は同時に住んでいるというのがホントではないかと今は考えております。第二創造の世界の住人でありながら、第一創造の世界を憧れるのです。そして、人間は仏であり神である(仏の子、神の子)と知ることことが究極の悟りなのだろうと思います。
幸福の科学を学んで、自分なりに色々考えるのですが、これが私の現在の考え方です。将来また、変化していく筈です。
話はガラりと変わりますが、お二人の議論を見ながら今頭の中に浮かぶのは、ナチスドイツのヒトラ-の軍隊、ドイツの軍人達は善か悪か、どう考えればいいのかということですね。このあいだ、ドイツの従軍兵士の写真を見たのですが、私には立派な兵隊のように思われました。日本の軍人が英霊であれば、かれらドイツ軍人も英霊ではないかと思うしかありません。アメリカ軍人のみが偉かったわけでもないでしょう。善悪の区別は単純なものではないのだろうと思っています。
コメント: 全5件
from: ueyonabaruさん
2013年04月28日 19時56分40秒
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cosmo77さんへ
<それが 正しいのではないでしょうかー
仏教的には 差別即平等 色即是空 ということですよね>
差別即平等ですね。
<ボクは ホロコーストに加担した方々は それなりに カルマを負っていることになると 思っていますが。。>
ホロコ-ストに加担した人たちは罪を犯したというのは、たしかにそうだと思います。人間は罪を犯すものです。善悪を区分できないことが多いのが人間の性です。
ホロコ-ストに加担した末端の兵士がいたとします。時代がそういう時代ですので、その兵士は単に命令に従い結果大きな罪を犯したのでしょう。末端の兵士ですので、善悪の分別もなかったのでしょう。そうではあっても、彼は因果のくびきから逃れることはできないでしょう。後に、良心の呵責に苛まれることになるでしょう。良心の呵責をもし感じないのであれば、彼はバカと言われます。
ドイツという偉大な国家は、戦後は、ナチズムの大きな罪を背負って生きていかねばならなかったと思われますね。ドイツ人も可哀相だと思います。
from: cosmo77さん
2013年04月28日 17時16分54秒
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ヨナバルさん
>人間は、第一創造と第二創造の二つの世界に実際は同時に住んでいるというのがホントではないかと今は考えております
それが 正しいのではないでしょうかー
仏教的には 差別即平等 色即是空 ということですよね
>ドイツの軍人達は善か悪か、どう考えればいいのかということですね。
ボクは ホロコーストに加担した方々は それなりに カルマを負っていることになると 思っていますが。。
シンドラーのような 選択肢もあったわけですし。。
from: hikaru0827さん
2013年04月28日 08時33分33秒
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cosmo77さんへ
追伸
私の意図を理解しようとしてくれてありがとうございます。
差別観と平等観の両方が必要というご意見は、まったく同感です。
ueyonabaruさんへ
>ドイツの従軍兵士の写真を見たのですが、私には立派な兵隊のように思われました。日本の軍人が英霊であれば、かれらドイツ軍人も英霊ではないかと思うしかありません。アメリカ軍人のみが偉かったわけでもないでしょう。善悪の区別は単純なものではないのだろうと思っています。
忿(ふん)を絶ち瞋(しん)を棄て、人の違(たが)ふを怒らざれ。
人皆な心有り、心に各(おのおの)執るところ有り。
彼れ是(ぜ)なれば則ち我れ非なり、我れ是なれば則ち彼れ非なり。
我れ必ずしも聖に非ず、彼れ必ずしも愚に非ず、共に是れ凡夫のみ。
是非の理、詎(なん)ぞ能く定む可けんや。
相(あい)共に賢愚なること、鐶(かん)の端(たん)無きが如し。
↑
聖徳太子の17条の憲法の第十条の一節です。
私の好きな言葉です。
もちろんすべて善悪を無視するということではないです。私らはいつもどちらが善でどちらが悪か、取捨選択して生きていかねばなりません。
ただ、ドイツの場合も、国家的行き詰まりとユダヤ人への反発など、多少なりとも「なわばり争い」的なこともあったのかもしれません。
大きく見れば所詮、自由と自由の相克・・・生存権、そして生存権の安定と拡大、すなわち、「なわばり争い」とみえなくもありません。
from: hikaru0827さん
2013年04月28日 08時33分33秒
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cosmo77さんへ
追伸
私の意図を理解しようとしてくれてありがとうございます。
差別観と平等観の両方が必要というご意見は、まったく同感です。
ueyonabaruさんへ
>ドイツの従軍兵士の写真を見たのですが、私には立派な兵隊のように思われました。日本の軍人が英霊であれば、かれらドイツ軍人も英霊ではないかと思うしかありません。アメリカ軍人のみが偉かったわけでもないでしょう。善悪の区別は単純なものではないのだろうと思っています。
忿(ふん)を絶ち瞋(しん)を棄て、人の違(たが)ふを怒らざれ。
人皆な心有り、心に各(おのおの)執るところ有り。
彼れ是(ぜ)なれば則ち我れ非なり、我れ是なれば則ち彼れ非なり。
我れ必ずしも聖に非ず、彼れ必ずしも愚に非ず、共に是れ凡夫のみ。
是非の理、詎(なん)ぞ能く定む可けんや。
相(あい)共に賢愚なること、鐶(かん)の端(たん)無きが如し。
↑
聖徳太子の17条の憲法の第十条の一節です。
私の好きな言葉です。
もちろんすべて善悪を無視するということではないです。私らはいつもどちらが善でどちらが悪か、取捨選択して生きていかねばなりません。
ただ、ドイツの場合も、国家的行き詰まりとユダヤ人への反発など、多少なりとも「なわばり争い」的なこともあったのかもしれません。
大きく見れば所詮、自由と自由の相克・・・生存権、そして生存権の安定と拡大、すなわち、「なわばり争い」とみえなくもありません。
from: cosmo77さん
2013年04月28日 20時41分02秒
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ヨナバルさん
>ホロコ-ストに加担した人たちは罪を犯したというのは、たしかにそうだと思います
。。。。。
なるほど さすがさすが。。
こういうことを考えると やはり 善悪というものを 判断していくということが大事ですね
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