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from: ueyonabaruさん
2014年03月13日 12時41分37秒
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魅せる技術 女優・管野美穂の霊言
私の年代の者で管野美穂という女優の名前を知っている人は少ないと思う。この頃は映画も億劫であまり見に行くこともない。この間流行った「永遠の0」もまだ見ていない。高校生の頃、一週間に一度は映画館にいたことからすると雲泥の差があるとつくずく思うのである。
さて、「管野美穂の霊言」を昨日読んだ。先生は、意外な分野に興味がおありなのだと思うのだが、これを読み、芸人の世界も結構重要なものであると思えるようになった。芸を演じる、役柄を演じることは何か人間の本質にかかわるものがあるようだ。
管野さんは霊言で次のように語る。
>発見する喜びから「感動」が生まれる
>モロッコって、街並みが全部ピンクなんですよね。「それは、なんでだろう。なんでピンクの街なんだろう」と思ったので、現地で人に訊いてみたら、「赤土が、たくさん採れるところなので、それでつくるからピンクになるんだ」って言ってました。それを聞くと、「ああ、それで、みんなピンクなのか」って。「なんで、全部、ピンクに統一するんだろう」という素朴な疑問を持っていて、現地で訊いて、答えを得て。なんか、「美しいな」とは思いつつも、理由が分かって、うれしいところに感動が生まれるんです。
感動というのは、そんな他愛ないものかもしれませんね。管野さんの感性に注目ですね。
管野さんはまた、こんなことも言う人です。
>もし、お弟子さんのみなさまがたが、「自分にもっと人気が出れば、教団が大きくなる」というふうに思っておられるんだったら、私は間違いだと思います。
>そんなことではなくて、やっぱり、仕事に打ち込んで、その仕事に打ち込む姿が本物で、美しくて、人を感動させるものであればこそ、人を惹きつけるのであって、「人気を得たら、教団に貢献できる」と思うかもしれないけれども、それは、本道のように見えて、邪道だと思います。
これは、後味のイイ本でした。
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