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  • from: ueyonabaruさん

    2014年07月06日 19時26分59秒

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    中国が執拗に尖閣に来る理由

    地元のブログの投稿ですが、参考までに掲載します。今月号のWill誌は良かったです。

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    韓国は漢民族独裁国家の犬になるのか - ueyonabaru 2014/07/06 (Sun) 14:18:12
    http://hijai.bbs.fc2.com/

    >  中国は漢民族独裁国家である。世界第二位の経済大国ではあるが中国が独裁国家であることは紛れもない事実である。そんな中国に韓国はいいなりである。民主主義国家が民族主義独裁国家にしっぽを振っているのだ。

    ヒジャイさんの今日のご文章、非常に力強く感じました。

    まったくおっしゃるとおりですが、不思議な不思議な感覚が韓国という国に対して私は持つのであります。中国と韓国との今の関係がまさにそうでありますが、他にも多く理解不能なことがあるのですね。

    日本は韓国と台湾を統治しました。台湾の人はその日本に感謝しました。一方、韓国の人は恨みをもちます。どうしてなのか? 一つ、ここが分かりませんね。

    従軍慰安婦として韓国女性が蹂躙されたと日本に文句を言いますが、それが根拠のあるものではありませんね。どうして、そんなことを言うのでしょうか?

    伊藤博文を暗殺した安重根を国家の英雄として称えますが、隣国日本の初代総理であった者を暗殺したわけで、日本人にとっては気持ちのイイ話ではありませんよね。中国と共謀して、それを日本批判の具にしようとしているのですが、これがどういう果実をもたらすのか考えているのでしょうかね。中韓で日本を敵視していることになっておりますが、これでは、極東の平和は難しくなると言わざるを得ません。

    中韓が日本への態度を改めるまでは、もう親密な関係はできないものだと一定の諦めを日本側は持つべきでしょう。隣国もまた今後変化するかもしれません。

    韓国の一般人の対日感情は、個人的には悪いとは言えないようです。これは、大方の人がそのように言いますね。公になると、対日強行の姿勢をとるようで、ここも少し理解しがたいことです。

    中国の一般人も大体が韓国と同じではないでしょうか。教育で、日本嫌いの傾向が植えつけられておりますが、自然な気持ちとしては、必ずしも日本人嫌いが絶対のもの、拭い去れないというものではないでしょう。やがて、親日にもなれると期待したいものです。

    ただ、国家としての観点からは、中韓ともに日本を敵視しています。これが現実です。だから、これには適正に対応する必要があると思いますね。今の日本の脅威は、中韓と北朝鮮でしょう。この、北朝鮮、ただいま日本に秋波を送ってきておりますね。うまく対応したいものです。

    今月号のWill誌で、京大の中西輝政名誉教授は、日露の急接近に警鐘を鳴らしているが、アメリカが南シナ海でハッキリした態度を示せない状況では、日露は接近すべきだと私は思っている。むろん、アメリカとの関係を第一にすべきではある。

    日露が接近し、これにインド、アセアンの国々が加わり連携すれば、中国の拡張主義への大きな牽制になるだろう。アメリカもそこに加わりリ-ダ-シップをとってもらいたいが、中国に気兼ねするオバマのアメリカはなんとも弱いのだ。

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    Re: 韓国は漢民族独裁国家の犬になるのか - ueyonabaru
    2014/07/06 (Sun) 18:34:16
    中国の南シナ海での強行が容認できない中、アメリカがなんらの有効な対処ができないということに対してのオバマ大統領への不信感が私には芽生えていた。

    先ほど読んだWill誌の記事の中で、サンケイの古森義久氏がアメリカの事情、尖閣のことなど書いているのが見つかり参考になるので取り上げる。

    アメリカでは、中国ととの関係が劇的に険悪となっているとの認識が広がっているという。これは、国際秩序の現状維持を目指すアメリカと現状打破を求める中国との対決というのだ。

    こちらのニュ-ス報道では出てこないが、中国の挑発行動は、アメリカ軍へもなされているという。2013年12月には、南シナ海航行中の米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が中国海軍の艦艇に90メートル先の至近距離で前方を横切られたという。危険行為である。緊張状態は、米艦船でもあるのだ。米軍はただちに中国に抗議したそうである。

    中国の強硬はアメリカにも向けられているわけであるが、そのあたりの事情を、オ-ストラリア国立大学の教授であるヒュ-・ホワイト氏の分析を引用し古森氏は次のように分析する。

    ① 「中国は近隣諸国を遠ざけ(不快に思わせるの意)、地域の安定を崩してまで何を達成しようとしているのか。その答えは習近平氏が新型大国関係という呼ぶ構想にある。この構想は中国がアジアで過去数世紀のあいだ保持してきたよりもずっと強大なパワ-と影響力とを確立することだといえる。」
    いまの共産党政権は、アジアにおいて過去の王朝時代よりもさらに強大なパワ-や影響力を樹立することを目的としているのだ。

    ② 中国はアジアでの影響力拡大のために、まず、アメリカの同盟国や友好国へ軍事的圧力をかける。そして、アメリカが本気で同盟国を守るという姿勢を最後まで示せないと踏んでいるので、その事実を明らかにする。そして、その国とアメリカとの同盟関係の解消するまで圧力をかけ続けるのである。その国は、中国との独力での戦争はできないと踏んでいるのである。

    ③ 日本の尖閣、南シナ海のベトナ、フィリッピン海域でもアメリカは本格的な介入はしないと中国は思っているわけである。それで、強攻策というわけだ。

    ④ 基本的には、アメリカ側も、中国側もどんな場合でも二国間の全面戦争は避けると見ている。だから、中国は、アメリカの同盟国であっても軍事的圧力を遠慮なくかけて来るのだ。

    ⑤ だが、そこには相互の誤解の危険性があり、破滅的な結果も生じうる。相手についてのそ思い込みが間違っている可能性もあるからだ。

    ⑥ さらにこうしたアジアの現状打破を目指す中国が、いまやロシアに接近している。その両国が連帯してアメリカに対抗するとなると、世界の安全保障構造は根底から変わってしまう。

    古森さんの記事を読んで少し視界が広がった思いがする。なにゆえ中国が執拗に尖閣に繰り出してくるかが分かるし、南シナ海で強攻策をとる意味も分かってきた。中国は、拡大主義の国であることが分かったということ。

    中国の思い通りには行かない。日本は尖閣を守るためには、自衛隊も出動するし、南シナ海ではベトナムも引かないだろう。アメリカへの100%頼りでなく、自分の国は自分で守るの姿勢があれば、同盟国アメリカも協力をせざるえないはずである。安陪政権は、そこのところ、シッカリしていると思うのである。

    中国はロシアに急接近したが、それを牽制すべく、日本が先んじてロシアとの連携・協力関係を深める必要があるのではないか。プーチンさんも、クリミアを奪還したのだから、それ以上は望んでいないのではないか。ウクライナ国軍が、親ロシア武装勢力のいる地域で非道なことをしない限り、ロシアはウクライナを武力で制圧しようとは思っていないはず。外交下手なオバマさんのロシア制裁は、逆効果ではないだろうか。日本は、オバマのアメリカに全面的に従う必要はないと思う。

    *今月号のWill誌皆さんお読みになってくださいね。


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