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　「農と島のありんくりん」さんのブログで表題の事件について取り上げております。たくさんの方々がコメントをされております。ブログの主催者の方のご意見、コメントされた方々のご意見は大方同感されるものばかりです。

　宗教者としてこの事件をどう見るのかということは、「農と島のありんくりん」というブログでストレ－トに語ることはできそうもないので、ここで書いておきたいと思います。

　加害者は、やはり異常であるとあると思う。ヒトラ－が降りてきて語ったと言うあたり、当会の言う、悪霊、悪魔の作用であると思うのである。本人の心の状況が、悪霊などを引きつけたのであろう。詳しいことはまだこちらは知らないのだが、大筋そんなことなんだろう。

　重度の障碍者というのが、重度の統合失調症ということであれば、当方も少しは想像はできる。精神科病棟では病院内の檻のようなものもあり、重度の手に負えない症状の者はそこで拘束されるという。今回の場合には、ベッドに括りつけられた者が殺害されたという記事もあった。それは、檻に閉じ込めるのではなくて、ベッドに括りつける程度で収まったいたということか。いずれにしろ、精神病院やそのような施設というのはたいへんなところでしょう。

　「農と島のありんくりん」のブログでは、重度の障碍者の殺害がけしからんというご意見が多い。そうでしょうよ。誰も障碍者は殺してはイイなどとは思っていないのだ。しかし、このような精神障碍者の重度の者たちがどのような状況なのかは多くの方々は知らないのかもしれない。関係者の話によると、相当に危険であるという。家屋でも手におえないことから施設で預かることにもなったと思うのである。

　多くの人たちは、重度の障碍者にもいろいろあるのだということはしらないでしょう。重度の障碍者でも扱いやすいものもおり、そうでないものもいるという状況ではないのかな？

　大方の方々は、知恵遅れの者たち、体が麻痺して動けない者たちも含め重度の障碍者としており、さまざまの症状の違いもあまり知ってはいないでしょう。私が問題にしているのは、凶暴な行為をする重度の障碍者患者のことなのである。

　孫が「支援学校」に行っているから体験もしているが、そこでは、重度の障碍者たちがシッカリと生きており活動もしているのだ。学校の雰囲気も明るく、愛情あふれたものである。障碍者の心は美しいという言葉も十分に納得できるところなのだ。

　凶暴性のある障碍者たちについては、特別な専門的な機関が必要ではないかと思う。

　宗教者にとって、統合失調症の治癒はあり得るのかという点、大きな問題だと思う。治癒する例もあるというが、そう簡単ではないでしょう。「その病気はカルマによるものだ」と放っておくだけでもいかず、どう対処するのか。

　加害者のことだが、もともとは正常者であったという。しかし、今は精神の異常者であるとしか私には言えない。法律的には、加害者は精神障碍者ではなかった状態で犯罪を犯したということになるのだろうか、それとも精神異常者の犯行であり罰則は受けないことになるのか。いずれにしろ、霊的な観点からの考察は必要である。もともと正常人だったのだから、宗教的な教養が本人に多少ともあったのなら、事件は起こさなかったも知れない。宗教思想がもっと社会を覆うようにしなければならない。