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  • from: ueyonabaruさん

    2016年12月03日 13時54分47秒

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    自分に克つための習慣 新渡戸稲造

    表題の本を読んでいる。明治の人たちの生き方は現在のわれわれに訴えてくるものが多くある。内村鑑三の本もそうであった。

     霊言も教えくれることは多いが、この本のような先人が残しくれた良書には、直接に訴えてくるものがあり、これをだいじにしたい。

     同書の62pでは、社会のなかで頭角を現す実力者でも、社会の人間関係以上のもの、すなわち神や仏と結ばれねばならいということが書かれている。わたしは、新渡戸稲造のことを知らなかった。こんなに大きな人であるとは知らなかった。次のように言う、

    「人間と人間との関係以上のものがあると言うと、何だかキリスト教の神らしいということになる、しかし、僕は必ずしも神に限るのではない。仏教の世尊でも阿弥陀でもよい。神道の八百万の神でも差し支えない。僕は、どの宗教ということを、ここであれこれ言うことを好まない。ただ、人間以上のものがある。その ”あるもの” と関係を結ぶことを考えれば、それでよいのである」

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