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  • from: ueyonabaruさん

    2017年03月03日 00時36分28秒

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    大東亜戦争論 大川真樹著

    表題の本(3巻)をゆっくりと読んでいる。目的は近・現代史を勉強するためである。日本人の多くは大東亜戦争がどうして起こったのか、日中戦争はいつ起こったのかなどについて分からない人が大半である。日中戦争は日本の軍国主義が原因だとなんとなく思っているだろうし、日中戦争は中国が日本に宣戦布告をしてから起こったとでも考えているのだろう。

     後者の日中戦争はいつから始まったのかは、その具体的な内容は表題の本を読むことにより詳細事情など驚くべき事実があるということを知ることになるだろう。1937年の第二次上海事変という日中の衝突があるが、その頃前後には既に戦争は勃発していたのである。これを、表題の本が教えてくれるのだ。第二次上海事変では、上海租界の周りには70万の中華民国軍が集結しており、ここで日中両軍が本格的な衝突である戦争を始めていたのである。実際は事変ではなくて戦争だったのだ。

     大川真樹という若い青年はホントの天才ではないだろうか。実に説得性のある本を書いている。

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