作者はMoo.念平(ペンネームの逆読み)先生で、月刊コロコロコミックに7年間の長期に渡って連載された作品で、平成2年に小学館漫画賞・児童漫画部門獲ってるみたいです。

改めてwikiで連載年数調べたんですが、どうも年齢的に児童漫画からジャンプなどの少年漫画に移行する時期の作品だったみたいで、ギリギリ僕世代って感じでした…www

昔、テレ朝系で放送されていた「あばれはっちゃく」という、子供向けドラマが好きだった作者がシリーズ終了後に、続編を漫画で描いてやる！と始めた作品で、同作品をモチーフに段持ちの武道一家に育った、喧嘩好きの暴れん坊だけど決して弱い者いじめをしない小学生「男吾」が主人公の熱血ドタバタ漫画です。

この漫画の凄いところは連載初期の頃、当時はもう所謂ガキ大将みたいな存在が廃れてきて、熱血が流行らなくなってきた時期で、連載でも最後のページの方が定位置でした。

打ち切りが決定し、開き直った作者が残り3回の連載で実家の道場を狙う道場破りとの五番勝負をやったところ、コロコロの看板漫画「ドラえもん」に並ぶ人気を得て続投する事になり、以降小学生がターゲットの雑誌には珍しく、中学生編・高校生編と結局7年続いたんですよねwww

最近はコミケにも同人誌を出品していて、何年か前に作者本人と会えた時は感動しました。

現在はレアなので、是非読んで下さいと気軽に言えないのが残念です。