深夜、NHK-BS2で放送された「マンガノゲンバ」は、サンデーで「月光条例」連載中で「うしおととら」や「からくりサーカス」の、「藤田和日郎先生スペシャル」と題してご本人が登場して熱く語っておられました！


作者の姿勢として、上から目線で無く常に読者…特に少年誌なので少年と同じ高さで作品を描いていると言ってました。

かと思えば、女性読者の指摘で「女性は男性に守られたいという気持ちもあるけど、逆に一緒に隣りで戦いたいという気持ちもあるんですよ(細かい所がうろ覚えですが…)」という声に、なるほど！と取り入れて作ったキャラが「からくりサーカス」のしろがねみたいです。


現在連載中の「月光条例」は、幼い頃に読み聞かせられたおとぎ話…特にグリムやアンデルセンの童話などの主人公の結末に納得いかなかった想いを作品にこめているみたいです。

それ自体は、「うしおととら」のサンデーコミック版の表紙の作者のメッセージ欄に書いてありましたが、司会のキャイーンの天野っちの指摘に、やはり主人公が不幸なまま終わる「マッチ売りの少女」が大嫌いと言ってましたよ。


それにしても藤田先生の、司会の天野っちより巧い語りっぷりが面白かったです。

原稿締切日の藤田スタジオの現場の様子も放送されましたが、ピリピリした雰囲気かと思いきや…「海に行きたい」だの「放送されて一番つまらなかったって言われたらどうしよう…」だの、私語が容認では無くむしろ義務の様な大らかで楽しそうな仕事場でした。

絵の技術は求めない仕事場は羨ましいですけど、仕事中も頻繁に要おしゃべりが採用の条件らしくて、逆に静かで集中しないと絵が描けない僕には辛いですねwww


ちなみに10月9日(金)の深夜24:50に、BShiで同じものが放送されますよ！


そういえば、近々放送のBS「マンガ夜話」も「ケロロ軍曹」とか「もやしもん」などの特集するので楽しみです。