春は来たけど　便りは来ない
　そろそろ　出るか　旅支度

　ふらり　ふら　ふら　男が　ひとり
　夜明け　の　町を　抜けていく

　仮の宿りに　縁人　増えても
　暮らしにゃ　戻れぬ　風来坊

　とろり　とろとろ　男がひとり
　酔えるとこまで　酔ってやる

　あばよ　さらばよ
　男　がひとり

　おまえが　きらいな訳じゃあない


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　いつか、なにもかも捨てて　旅に出たいと思う。

　行って来よし（来なさい）　行って来よし
　待っててあげるわ

　膝枕で　耳掻き　してもらいながら・・・