どうせやるなら「もっと脳みそ」を使え！

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20080207014.html

偶〜に居るよな、この手の「テロ風暴徒」。
外務省もそうだが、過去には国会議事堂正面玄関に砂利を満載にしたダンプで鉄柵を壊したり、それに近い行為をする「大バカな輩」達が偶にだが居る。

しかしだな、こんな建物を壊したところでどうなるのさ？
どうせ遣るなら「個人」を狙わなきゃ意味がねぇ！と素人考えでは思うんだけどね。
だいぶ昔になるけど、社会党委員長の故・浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢（ヤマグチオトヤ・当時１７才）みたいな過激さは必要ないが、個人を直接的に「攻撃」しなくては、まるで意味をなさない。

浅沼稲次郎事件を知らない人も多勢居ると思うので、簡単に概要を。

この日、日比谷公会堂では自民党・社会党・民社党の党首立会演説会が行われていた。
会場は２５００人の聴衆で埋まり、民社党委員長・西尾末広、社会党委員長・浅沼稲次郎、自民党総裁・池田隼人の順で登壇し演説することになっていた。

浅沼委員長は午後3時頃演壇に立ち「議会主義の擁護」を訴える演説を始めた。
浅沼が演説を始めた後右翼団体の野次が激しくなり、司会のＮＨＫアナウンサー・小林利光が自制を求めたが野次はやまなかった。

その後、浅沼は自民党の選挙政策についての批判演説を始めた。
『選挙の際、国民に評判の悪い政策は全部捨てておいて、選挙で多数を占むると…』 と発言した
午後３時５分頃、突然刃渡り３３センチの銃剣を持った１７才の少年・山口ニ矢が壇上に駆け昇り、浅沼の胸を２度突き刺した。

浅沼は一撃目の左側胸部に受けた深さ３０センチ以上の刺し傷が致命傷となり、出血多量によりほぼ即死状態（側近によれば、運ばれる途中踊り場で絶命したという）で、近くの日比谷病院に収容された午後３時４０分に死亡した。

山口二矢はその場で逮捕され１１／２日夜、東京少年鑑別所の単独室で歯磨き粉を溶いた液で書いた「七生報国　天皇陛下万才」の文字を監房の壁に残した後、自殺した。