「飲んだら乗るな」ではなく、「呑んでも乗って帰る」。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2008022702770.html

『車利用者を見込んで大型駐車場を設置』

酒類を提供したとして逮捕された居酒屋経営者の「大久保博明」の店は熊谷市郊外にある。
今回の飲酒運転は郊外の飲食店が抱える問題点も浮き彫りにした。

大久保容疑者の駐車場は三つあり５０台近くの車が収容でき、車での利用者を当て込んでる事が窺える。
「はしご酒」と称して居酒屋を飲み歩く場合も郊外では取分け危険な事案として持上がってた。
駅前や繁華街とは異なり、郊外では飲食店が点在しているため、どうしても移動手段としての「車」が必要になる。

逮捕された玉川清容疑者は（３２才・写真）居酒屋店主・大久保の店で飲食後、仲間と一緒に同市内のパブに「車」で移動しようとした。
しかし、ここでナゼ「タクシーや代行」を呼ばなかったのか？
どちらを利用しても費用は「５千円足らず」である。
その５千円を惜しんだばかりに被害者と被疑者の人生を大きく変える事故へと導いてしまった。

駐車場付き飲食店は東京を基点として北へ行けば行くほど多くなり、東北や北海道など繁華街を除き「駐車場なし」の飲食店を探すのは皆無に等しい。
「飲んだら乗るな」ではなく「呑んでも乗って帰る」習慣は今でも続いている。

２年ほど前の冬、山形の某市で居酒屋で飲食してた客の一人が「代行」を頼んだところ、代行車がいつまで経っても迎えに来ないのを不審に思ってたら連絡が入り代行車自身が「事故」を起こし「還らぬ人」となったのを知る。
警察で調べた結果「代行運転手の飲酒」が元での自損事故だったと。