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from: 坪井さん
2012年08月13日 05時16分39秒
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東北の旅
<font size="3"> 秋田県横手市の石坂洋次郎記念館にいく。石坂洋次郎は明治33年青森県弘前市に生まれ、慶応大学卒業後、横手高等女学校を経て横手中学校に勤務。「若い人」、「青い山脈」など多くの作品がある。記念館のガラスの間仕切りには石坂洋次郎の句が彫ってあった。
生甲斐や 雪は山ほど 積りけり
記念館の管理人の女性に「生甲斐や」はどんな意味かと尋ねた。彼女は、この句を引用した「冬景色」という石坂洋次郎の文章をコピーしてくれた。
「横手に住んで十余年。雪が家の玄関を埋め尽くし2階から出入りするほどの雪。かまくら。憂鬱な耐え難い雪の中の生活。その雪を見つめていたら、私の命の火が燃え出した。」昭和13年のことである。
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from: 坪井さん
2012年09月01日 08時40分30秒
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「Re:Re:東北の旅」
三内丸山遺跡に行く。平成6年、県営野球場建設予定地で、直径1mのクリの巨木を使った大型掘立柱建物跡が発見され、縄文史跡として保存された。
展示品のひすい、めのう、黒曜石などは、長野など遠い地よりこの地に運ばれてきたものという。かつては海に隣接し、この地に人が集まり、交易の場となった。
村は集会もできる大きな家や倉庫など集団生活を営んでいたことを示す遺跡があった。人が集団生活をするのは、稲作が伝わった弥生時代からではなく、縄文時代からあったことを示す遺跡群である。
霞ヶ浦の大杉が「あんばさま」として信仰を集めたように、この6本柱も漁師の目印となり信仰を集めたことであろう。6本柱は村の力の結晶であり象徴である。他国からは畏敬の念で眺められ、交易上の信用を得るものとなったであろう。スカイツリーブームに沸く日本。日本人は古代から高いものが好きである。
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