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from: 坪井さん
2009年10月02日 19時58分24秒
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坪井城跡の村づくり
坪井城跡の史跡本調査は10月1日から始まった。今回の発掘場所では住居跡、掘跡らしきものが発見されている◆この一帯は今は畑であるが、明治時代は広大な杉林の中に城壁があり、ばくち場と呼ばれていた。博徒が村人を巻き込んで博打をする場所となってしまい、ぶっそうな事件も続いて対策を求められた◆土地の所有者である名主は、風紀上の管理を求められて困惑したであろう。面積が広すぎて、自分の家だけでは開墾もできない。また、開墾して畑にしたとしても当時は農機もない時代であり、1軒で耕作できる面積ではない。お役人はなんとか管理しろと言ってくる。村の有志が立ち上がった。草を刈り、つるを切り、杉の大木を切って根を掘り上げ、畑にした。開墾した者の名前で登記し、各々が懸命に耕した◆本来、城跡の土地なら、しかるべき家が一筆で所有しているのが自然であるが、この地の地籍図が細かく分筆されている理由はそれによる。右の写真はたて穴式住居跡のようにも見えるが、開墾時にあったといわれる杉の大木を抜根した跡かもしれない。ちなみに、写真の穴にある横のラインは、ゴホウを掘る農機の跡とのことである◆ばくち場はなくなり、村に平和が訪れ豊かな農地が生まれた。城跡の地は、史跡を破壊した乱開発の地ではない。村づくり、環境づくり象徴の地である。-
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