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  • from: 坪井さん

    2010年03月01日 00時02分00秒

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    続・石の旅 千葉の高宕石


     千葉県で地元の石の墓石があると聞き、君津市西猪原の久原寺に行く。無縁仏群が寺の門前で出迎えてくれた。地元の高宕石の墓石がどれかを寺で尋ねた。石の表面に、いろいろな礫が含まれ、風化して墓石の字が読めない石だと、入院中の住職に電話で聞きながら教えてくれた。「この村の墓地にはその石の墓石が多い。うちの墓もそうかも。」と奥様。ご住職の先祖の墓は高宕石であった。
     国道沿いの大きな採石場で聞く。「ここは砂山。高宕石の石切り場はトンネル手前を右に登ったところにある。」
     とりあえず、君津市と富津市の境に位置する高宕山を目指した。富津市を流れる高宕川下流で、数件の家で聞いたが不明。道はどんどん狭くなり、上り坂は急に。地元の人も分からぬ石切り場探しなど、自分の無謀さを悔いる。
     ついに知っている人に出会う。バイク整備をしていた若者。石切り場は高宕山ではなく「石射太郎」という山であり、登山道は富津市側から登って高宕山経由で尾根を行くより、君津市側から直接「石射太郎」に登ったほうがいい。遭難者も出るとのことで、その日の登山は断念し、登山の装備して出直すこととした。
     「あんな石を墓石にするから、今となっては誰が誰だか分からない。皆、無縁仏になってしまった。」若者の言葉は心に残った。


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    坪井

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