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from: 坪井さん
2010年11月20日 22時55分03秒
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蓬莱鏡
◆坪井の「酒屋」さんには古文書だけでなく古い鏡もあった。柄のついた蓬莱鏡である。蓬莱鏡とは、背に松竹に囲まれた鶴を描き、不老不死の仙人が住むという蓬莱山を文様化した絵が彫ってある。中国を源流とする吉祥文様の一つで婚礼調度の鏡の定番である◆銘は「天下一藤原政重」とある。「天下一」とは、安土桃山時代に信長が各種手工芸者集団の中からそれぞれ一人に与えた称号だが、江戸時代にはほとんどの鏡士がそう名乗るようになった。「天下一藤原政重」の鏡は東京国立博物館にも展示されており、江戸初期の作品である。柄があることから、祭事用ではなく実用品である◆なぜ、蓬莱鏡が「酒屋」にあるのか。その推測が面白い。百姓に鏡は不要である。化粧をする暇などない。当時の岩佐家は庄屋。「寿」という字からして嫁入り道具として持参され、この鏡で身だしなみを整え、お役人を接待していたのであろう。-
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