「蓮池・女人聞き書き抄-思い出の花街・吾妻町界隈」
著名人、女将、芸妓などからの聞き取りで綴られた本には、戦前の千葉市蓮池の料理屋、カフェ、置屋がひしめき並ぶ話があふれる。華やかな話もあれば、悲しい話も。支那大陸で辛い思いをしている郷土の兵隊さんたちを励ましたいと蓮池の芸妓さんで慰問団が結成された。大陸の各地で兵隊さんを歌、踊りで慰問していた芸妓さん１０名が、昭和１８年１２月２８日揚子江で接雷し、皆帰らぬ人となった。まだ十代の子が半数。ちょうど４９日の法要の日に、草履、足袋などが形見として届いたそうな。

米屋さんからお電話◆屋号は米屋（こめや）だったが、東京のお客さんなどから「米屋なのに米を売っていないのか。」といわれることもあり、米屋（よねや）と名乗るようになった◆地元では米屋（こめや）で通っていたので、どちらが正しいかと賭けの対象になったこともあるそうな◆昭和２８年二代目謙一氏が米屋（よねや）と法人登記し、正式に米屋（よねや）となったとのこと◆成田山開祖１０７０年の大きな行事でお忙しい中、丁寧なご回答ありがとうございました。

◆八千代緑ヶ丘駅前にきれいな米屋（こめや）があるね。」「よねや！羊羹屋ですよ。（笑い）」よく言われるジョークである◆でも、米屋が明治の始めまで米穀販売商を営んでいたことを知る人は少ない。米屋は米屋だった！◆諸岡家は旧成田村で米屋を営んでいたが、鉄道敷設機運の高まる明治３２年に土産物屋となり、その屋号は「米屋（こめや）」であった。新勝寺の精進料理「栗かん」を模した「栗ようかん」は初代諸岡長蔵の考案◆戦時中、仁王門工事中の大工が転落、成田山のお守りが割れたが本人は怪我一つなかったことから評判となり、出征兵士の間で成田山の身代わり札が流行した◆新勝寺とともに米屋も繁盛した。いつから「よねや」と呼ぶようになったかは謎である。

電柱の表示板に歴史あり◆電信柱は東電所有ではなくＮＴＴ所有。デンシン柱　なるほど！◆八千代緑ヶ丘付近の電信柱の表示板は「牧場支」！この地が牧場だったことが表示板に◆東電の電柱にも「地区・番号、設置年月、設置した関電工の班長の名前」などが表示されている◆船橋市坪井の最古の電柱は「三軒家64」。この村は斉藤と岩佐の２つの姓ばかりだが、もう一軒？　「三軒家」という地名は全国にあり。由来は宿題◆それにしても、'64'（1964年）とは古い電柱である。◆東電では築42年くらいを立替の目処としているとのこと◆泥棒は電柱表示を見て、分譲された年、住民の年齢層を推定し仕事場を選ぶとか◆これより古い電柱を見かけた方はコメントください。日本で一番古い電柱を探しませんか。電柱探検隊員に任命します。

今日は風が強くて傘がかわいそう◆帰宅途中の津田沼のコンコース。大きなカゴに捨てられた傘の芸術があちこちに◆赤や青のネオンサインに照らされた、'傘供養'のモニュメント◆れきしさんぽを一休み。芸術のご報告でした。

３月掲載した千葉経済大付属高校が甲子園で勝ち進んだ◆絶対に茜に回すという仲間の誓い。３人のマネージャーのあみだくじで３番目になった藤本茜さんが、勝ち進んだ第３試合にベンチ入りができた◆昭和30年創立の野球部は、昭和34年秋季大会で名門銚子商業と決勝戦。球場を埋め尽くす銚子大応援団のなか、千葉経済野球部は、練習中に亡くなった花沢投手の遺影を掲げ、宿願の初優勝を果たした。選手の心を一つにした花沢君の雄姿像は、今も、若葉区中野町の本校野球場ブルペンに建ち、後輩の練習を見守っている◆夏の甲子園をめざす仲間とともに、マネージャーの夏は始まった。