里山は色々な花が咲いているので、虫が大活躍です。
ハナイカダの花が開いたので、虫が忍者の様にへばり付いて、夢中で蜜を吸っていました。

柳と言えば、道路際に植えて有る細長い枝が垂れ下がっている木を創造するでしょうが、この様にシッカリした枝に綿毛を付けた種類も有ります。

野原にシロツメクサのジュウタンが花盛り。
色々な蝶が、花から花に踊り舞う。
ところで、私の子供の頃、隣のいえに、仲良し女の子がいて、シロツメクサの冠を作って、頭に飾ってあげた事が有りました。
ただの草も、工夫次第で、色々な楽み方が出来ます。

里山保護条例を作った千葉の山が、幾つも飛行場に消えて行きます。
そして私の里山ギャラリーの有る近くに、高速道路を作るために美しい山をガラガラ崩して、はげ山になって行きます。
もちろん綺麗な草木も沢山消えてしまいます。
その中に、昔々から綺麗な花を咲かせているスミレも有ります。
農道の脇に生えているスミレを、私は必死に避難させているのですが、デリケートで、なかなか根付いてくれませんでしたが、今年３株ほど付いているのを確認して、ほっとしています。

ようやくワラビが出てきました。
最近は山が荒れているのでワラビは少ないですね。

ところでピンク色で線香花火のような面白い花を見つけたのですが、いくら調べても名前が分かりませんでした。
どなたか名前を教えて頂けませんでしょうか。
宜しくお願いします。

里山は新緑でとっても綺麗です。
若緑に色を添えているのはフジの花です。
紫色のフジの花は沢山有りますが、今日は白っぽいフジの花が有りました。

ベニシジミが無心にハルジオンの蜜を吸っている。

いちご、すいか、めろん、なし……など、
花粉交配期を迎えている農家にとって、
この春はミツバチが少なくなって、
果物や野菜の実りに影響し、
収穫量が激減しそうだという。



アメリカでも3年前から、
ミツバチの消失が続いているという。

世界の農産物の収穫に重大な危機が迫っている。

レイチェル・カーソンが『沈黙の春』で、
昆虫が消える世界を告発したが（1862年）、
それが現実になりつつあるのだろうか。

春の里山を歩くと、
足元にひっそりと、



白拍子の舞いに似た
一人静の花。



さらに、十二単の花も。

珍しく彼女と山歩き。
これなーに、あれなーに、と聞かれる度に説明していた。
そして私の足元を指差して、あれは何と言う花と聞かれたので、しゃがんで良く見ると、なんと、チゴユリでは有りませんか。
この山の中は毎年見て歩いていたのに、一度も見なかった花だったのですが、いとも簡単に見つけられてしまいました。

私が６㌔先の小学校に通った道が、今ではジャングルに成っています。
もちろん、草花も沢山咲いていて、今は雑草が沢山生えている中に、逞しくシャガが群生して、綺麗な花を沢山咲かせていました。