「Re:キネズミ（日本リス）発見№3」

私は興奮も冷めないまま草花の写真を撮っていると、後ろの方で、ガサガサ、ガリガリと微かな音が聞こえました。私はそっと振り返りましたが、音の主が見つかりません。すると、またガリガリっと音がしたので、目の焦点を音の方に合わせると、いました、キネズミが、体をヘラベッタクして、お腹を木にピッタリとへばり付くように手足でしっかり木にしがみ付いていました。私は３０数年ぶりにキネズミを見て、まるで恋人に会ったように嬉しかったです。
※写真中央杉の木の上、竹のクロスしている、やや下、斜め右に伸びた木の枝で、キネズミは木の実を食べています。

「Re:キネズミ（日本リス）発見№2」

不思議に思った私は木の実の皮の落ちている側の大木の上を見上げると、相当高く聳え立っている。木の葉はカヤの木の葉に似ていますが、木肌が違うのと、落ちていた松毬に似たヘタを考えるとモミの木の一種と思います。しかし木の実の皮が綺麗に纏まって落ちている事を考えると、木の実が自然に落ちたと考えにくいのです。その時頭をよぎったのは、もしやキネズミの食べかすでは！私は胸の鼓動の高まりを感じました。