菜種畑では、実りを迎えていました。
子供の頃は、菜種を木ごと刈り取って、藁で織ったムシロと言う敷物を何枚も敷いた上に重ねる様に置いて、長さ70センチほどの竹の端を曲げて、もう一本２ｍほどの竹の端を、短い竹の曲げた中に差し込んで曲げた物の、長い竹の端を持って、短い竹を回転させるようにして、菜種の上を叩いて、実を落としたものです。
菜種の実からは上等で美味しい菜種油が搾れます。
最近は食材で車の燃料を作る人も居るようですが、食糧難がマジカに迫っているのに、人の命より、産業経済を優先するのは、あまり相応しくない、食材の使い方のように思います。