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ゾイドバトルストーリー文藝部

ゾイドバトルストーリー文藝部>掲示板

公開 メンバー数:8人

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from: たかひら鶉さん

2008年03月22日 02時04分26秒

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【まずはこちらに】馴れ合え! 自己紹介・雑談スレ【書き込みを】

つーわけでハイ!部長です!自己紹介・雑談スレッドを立てました!入部された方はまず一筆ごあいさつをお願いしますm__mかくいう部長ですが、こういうもんで

 つーわけでハイ! 部長です!
 自己紹介・雑談スレッドを立てました!
 入部された方はまず一筆ごあいさつをお願いしますm__m

 かくいう部長ですが、こういうもんです。

名前:たかひら鶉(うずら、と読みます)

 現在編集やら文章やらの勉強にいそしんでるヘタレ学生です。ああそこ歳は聞くな歳は。

 ゾイド暦自体はすごく短いです。アニメこそ無印の頃から見てましたが、ゾイドという玩具やシリーズ自体を意識しだしたのはジェネシスの後という見るからにゾイド冬の時代の申し子。故にまとまった創作経験もナッシング……( ∩∩)アキャー
 ゾイド事情が豊かでない時期にファンになったので、ゼンマイ電動ブロックスなんでも好きです。無節操とも言う。あ、でもサイドラはシラn(殴。

 ファンタジーでありながらもミリタリックな泥臭さを見失わないゾイドの世界が好きです。シリーズによって何でもありなとこも。
 好きな機体は健気に脇メカなコマンドウルフと、歩き方のかわいいゲーターと、写真をついつい撮っちゃうレオストライカーです。
 そろそろ改造コンテストにも何か応募してみたい年頃。

 ゾイド以外ではここ2年ほど、実習で本作りをしつつラノベ寄りの小説書いてます。発展途上ではありますが編集のスキルを使ってバトスト的な何かが作れたらな……みたいなことを画策してるので、企画立ち上げの際は一緒に遊んでください。

 ガツガツせず気楽に、それでもまじめにゾイドを楽しんでいけたらなぁと思います。

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from: 堀田功志さん

2008年10月21日 16時24分38秒

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「今頃になって気付いたけど、こいつぁ不味いや(激汗)」
 うっかり繋げて書いたせいで、雑談ネタを白霧の戦線のスレに書き込んでましたよ。鶉氏は忙しいようなので自力で移動させときますわ。私の発言に対するペン打ゴンさんの発言も移しときますから手間をかけますが消しておいて下さい。

242] オーバーテクノロジー・・・このヴァルガに宿させてもらった! フォスト・ランベルク ガイロス帝国軍親衛隊少佐
From: 堀田功志
リバースセンチュリー 第3話「休戦協定」

1 約束の地
 西方大陸に位置する砂漠地帯「レッドラスト」。国家は存在せず、少数民族が村落レベルの生活が(原文ママ。を、の間違い?)営むこの土地は双方が領土を主張していない事実上の緩衝地帯として機能していた。今、この場所でヘリック共和国とガイロス帝国の間で正式な休戦協定が結ばれようとしていた(やっとこお役人の出番ですな。今までは漁夫の利を狙う黒幕をタイマン張ってた二人が手を組んで始末してたようなもんですから)。
 休戦条約を進めた共和国大統領であるヘリッⅡ世。先の大戦において)自ら「キングゴジュラス」を駆り決戦に臨むも、グランドカタストロフの発現により一時は消息を危ぶまれた男である(シュチュ的にはνガンダムは伊達じゃないばりでしたからね。よく機体が持ったもんだ)。彼が奇跡の生還を果たしたことで共和国は惑星規模の混乱の中でも国政を保つことが出来たのである。
 仲介役はヘリックとともに奇跡の生還を果たしたゼネバス皇帝の忘れ形見「エレナ」(ファンブックを見ると、現大統領はルイーズ・「エレナ」・キャムフォード。どんぱちのけりが付いた後両国の友好の証と言う名目で共和国に「人質」として差し出され、ガイロスとの友好や共和国と旧ゼネバスの融和に尽力しその功績で大統領まで上り詰めたそうな。ゼネバス皇帝の葬儀にも出席したとの事で、同名の別人なのか解釈が異なるのか、はたまた設定が勘違いしたのか。類推するには手札が足りませんな、続報を待ちましょうかね)。ガイロスの帝都チェピンでの混乱のなかヘリック大統領を回収、帰還する際に偶然救助されたガイロス市民の少女(街中でキンゴジが自爆したと言うのに矢鱈被害が軽いですな。機密や機体を利用されない為の自爆だから内部に向けて衝撃が収束された? 全身がブラックボックスだとの事ですが。真逆「わが生涯に一辺の悔い無し!!」とか「これがこの世で最後の真空旋風掌だ」な感じだったんでしょうか?)。奇しくも彼女こそが皇帝ゼネバスの娘であるエレナだったのだ。保護と言う形で共和国に身を寄せていたエレナは、その恩義を返すべくガイロス帝国との仲介役を申し出たのである。
 ゼネバス軍を吸収してその力を増強させたガイロス軍の内部には今もなおゼネバス派が存在する(指揮系統を完全に解して組みなおすのは時間が掛かりすぎますからね。上層部は兎も角前線の部隊は仰ぐ旗が変わるだけでそのままだったんでしょう)。ゼネバス皇帝の娘たる彼女の発言は大きな影響力を持っていた。そのことに自覚的である(原文まま。自覚していたの方が通りが良いんじゃ? 旧仮名遣いみたいな使い方なんでしょうか?)彼女は忠誠を誓ってくれた彼らを戦いから解き放つことが、残された皇女たる自分の使命であると考えていた。今まさに平和へ向かう扉のカギは彼女が握っていると言えた。

「すまない、エレナ。私がもっと早く動いていれば弟の・・・
    イヤ、父君を看取ることも叶ったかもしれない・・・」
「いいえ、気になさらないでください。伯父さ・・・大統領閣下。
        きっと、この巡り合わせも父の導きなのでしょう。
  父の死は悲しいことです。
       でも世界へ働きかける可能性を託してもらったのですから。」
 エレナの気丈な態度にヘリックは感心した。同時に自分の姪をこのような境遇に追い込んでしまった自分を責めた。共和国大統領として国や国民といった公の単位でばかり物事を考えるようになっていた彼にとって、私的な感情がこみあげるのは久々の感覚だった(この位のが健全なんでしょうな。天辺が感情で動いていいのは精々場末の山賊か三流テロリストの親玉までです)。

2 罠
「どうなのだオルドヴァイン! あの娘は間違いなくゼネバスの娘なのか?」
ザグーリ特佐はヘリックⅡ世の隠し持っていたカード「エレナ」の存在に苛立ちを顕にし、幾度となくオルドヴァインに確認した。ガイロスにとってエレナの存在は残ゼネバス派をまとめるにあたって不都合だったのだ(この点、皇帝にとってなのか、三悪人にとってなのやら。十中八九後者でしょうな)。
「共和国から届いた鑑定用DNAサンプル、潜入させた情報員からの連絡、
      両方の確認でエレナ様であるのは明白です。」
「クッ、おとなしくしていれば良いものを!
    まあ、よい。一石二鳥とはこのことだ。」
「特佐殿、もうしばらく時間を頂かないと、計画の進行が・・・
     ここで戦火の火蓋を切ってしまいますと・・・」
「ゼネバスの娘を生かしておくほうが後々問題となるのだよ、オルドヴァイン!」
「し、しかし私の研究成果を披露できるのは・・・」
オルドヴァインの意見はザグーリには届かない。

「ランベルク少佐、聞こえるか? 偵察任務は終了だ。
   少佐に預けた戦力、思う存分暴れてくれたまえ!」
「ザグーリ殿、その言葉しかと受けた。
       帝国軍親衛隊に告ぐ、全機我に続け!―――――」

 レッドラストの中央に位置する「カシルの村」。会談の場となるこの場所に予定の時刻を過ぎてもガイロス帝国側の存在は確認できなかった。
「帝国はやはり和平を望まないのか?」
ヘリックⅡ世は、思い描いた平和への道に暗雲が立ち込めるのを想像し絶望した。
「閣下、申し訳ございません。私の力が及ばずに・・・」
涙するエレナ(二人とも少々オーバーリアクション過ぎる気が。あちらさんからすれば鳴り物入りで参戦した以上、返り討ちにされた挙句骨折り損のクタビレモウケって状況で戦を終えるのは出来ない相談でしょうしね)。
「エレナ。我々の平和への活動はまだ始まったばかりですよ。」
ヘリックは自分にも言い聞かせるように彼女を宥めた。エレナは笑顔を返し、彼を勇気付ける言葉を捜していた(時に元親衛隊隊長で大統領の奥さんのローザさんは何処に? 彼女の性格上キンゴジで一騎駆けを敢行したときも、随伴するなり同乗するに違いないと思っていたんですが。ここまで描写が無いと少々不安になって来ますな。健在だったとしたら大統領、早めにフォローしといた方が良いですぜ?)。

「帝国軍、地中より出現! 戦闘スピードで接近中! 砲撃準備!」
周囲の警戒任務に就いていたエクスグランチュラから通信が入った(モルガや蛇・熊なんかで地中を移動して奇襲をかけるのは定石化されてるから、対処法も確立されてるんでしょうな。地面を伝わる振動なり音源を探知するんでしょうか?)。
「閣下! 敵は(原文まま。敵にはじゃ? 緊張で噛んだか?)攻撃の意思があると思われます! 発砲許可を!」
ドスゴドスのクレイグ大尉の叫びが入ってきた。平和への一歩。この場所は休戦条約のための約束の土地。少ない(原文まま。幽かなか、僅かなのが正しいんじゃ?)望みをかけて、命令を下した。
「こちらヘリック。クレイグ大尉! 帝国側の攻撃があるまで発砲は禁止だ! いいな!(政治的には間違ってないとはいえ、防御力に難がある甲殻系ゾイドに待ち戦をさせるとは。頭じゃ分かりますが前線の兵が気の毒ですな)」
これを受けたクレイグ大尉は、不安を抱きながらも全機に同様の指示を出した(ゴドスで格闘戦をしつつ指揮を取るのは正直厳しいでしょう。グスタフなりカノフォなりに司令部を作っといたほうが良かったんじゃ? それとも必要最低限の戦力しか持ち込まないためにこうなった?)。これ(原文まま。あちらからすれば、それ、では?)を読んでいたかのごとく、砂中から飛び出してきた。軍上層部にその政治権力を握られていたガイロス帝国は、もとより和平など望んでいなかった。当初からの狙いはヘリック大統領と残ゼネバス派をコントロール出来る皇帝ゼネバスの娘エレナの抹殺。その両名の会談出席を確認して、戦闘行動を行う予定であった。

3 レッドラストの戦い
 帝国軍の新型ゾイド「ヴァルガ」は磁気嵐対応化した「ヘルディガンナー」を従えて赤い砂漠の中から出現した。「反撃は無い」帝国軍親衛隊を率いるフォスト・ランベルク少佐はそう読んでいた(そういやウオディックは来てないんでしょうか? 砂漠なら使えた筈ですが)。
「前衛はエクスグランチュラか・・・」
 共和国の最新鋭機であるにも関わらず、ランベルクのモニターには詳細な照会データが映し出されていた。ザグーリ指揮下の諜報活動(原文まま。諜報部のでは?)の成果に感心する間もなく、彼は照会データを追い、ペダルに、レバーに的確に指示を下す戦闘機獣の最高の部品の一つとなっていた(どうにも彼を買いかぶっていたようですな。凄腕になるほど操縦における精神リンクの比重が増していく筈なんですが。それとも帝国では価値観が違うんでしょうか? 完全に相棒じゃなく僕として扱ってますよ)。

エクスグランチュラーーードスゴドスの支援機として、同時に開発を進められた磁気嵐対応型の機体。基本シャーシを大型化、強力な火器を実装可能とし、格闘戦と砲撃戦を両立したグランチュラの改良機である(ガイサックとはヤドランとヤドキング位の関係に当たるんでしょうか? 正直角も鋏も殻も無い甲殻形ゾイドで格闘は無理が有ると思うんですが。ファンタジー系の蜘蛛は短分子ワイヤー染みた切断糸やらネバ糸。頑強な足なんかで戦ってますが、サイズが同等の相手だとちときつくないですか? ましてや背中に大荷物を背負ってますし)。

 外周を守るこの機体は発砲をせず(原文まま。体当たりはどう見ても攻撃だと思うんですが。何が悲しゅうて敵の土俵で戦わにゃならんのよ?)、ヴァルガの進撃(ぶちかましの間違いでしょ?)を尾部のニードルアンカーを打ち付けて踏ん張り、その身で受け止めた(旧グランチュラは糸が使えたんですが撤去されたようです。取り柄殺してどうすんのよ?)。しかし、足の設置面積で勝るヴァルガの突進に耐えられるのも時間の問題だった(原文まま。文章も変ですが、論点がずれてます。体重×速度が威力な以上、受けきっただけでも称賛に値しますよ? 糸を紡げていたら無傷で取り押さえることも出来なくは無かったと思うんですが。スクラム組んで受け止めるわけにも行きませんし、後ろの連中は見てるだけですか?)。ヴァルガは機体を球状に変化させ(原文まま。変形じゃなくて? 一旦下がって丸まったのか乗りあがるように丸まったのか。乗りあがると腹が見えるから前者でしょうか)、ロケットブースターを点火、突撃戦法「グラヴィティアタックを仕掛ける(原文まま。仕掛けたの間違いじゃ? エゲレス軍の秘密兵器パンジャンドラムの例を紐解くまでも無く、この手の弾丸スクリューボールってどうやって進行方向を決定・維持してるんでしょうか? 現実ではそれで頓挫しました。真逆敵陣に真っ先に放り込んで味方同士ビリヤード見たく弾き合って、敵が程よく混乱したところで解除して他の味方が加勢するとか?)。吹き飛ばされるエクスグランチュラ。
「笑止。その程度のゾイド恐るに足らず。
 キサマ等の棄てたオーバーテクノロジー・・・このヴァルガに宿させてもらった!(人様のを拝借しておいて何を偉そうに)」
ヴァルガにはキングゴジュラスの大重量を保持するために使用されていた地球の技術「エネルギーフィールド」で機体フレームを強化する技術が導入されていた。グラヴィティアタックという特殊な戦法もこの技術によるものである。
「全機、攻撃行動に移れ!(原文まま。迎撃の間違いでしょ? 売られた喧嘩なんだし)
   大統領とエレナ様を守ることを優先! グスタフ、後退しろ!」
クレイグ大尉はヘリックの命令を待つ事無く、護衛部隊に指示を出した。ゴドスの次期嵐対応型後継機「ドスゴドス」・テストパイロットも勤めたクレイグにかかれば、「ヘルディガンナー」も格下の旧式機と化した(どんだけ魔改造を? 大異変で超技術は失われれた筈じゃ?希少な幻獣型や野生体が激減したに留まった? 真逆西方大陸戦争でも指揮官用に限定生産されたとか付け足さんでよ? ヘルディ相手に良い勝負が出来るならあそこまで追い込まれるとは思えないっす)。
「エクスグランチュラ隊、格闘戦はドスゴドス隊に任せろ! トリカゴ戦準備!(包囲殲滅の意でしょうか?)」
ドスゴドスがヴァルガを相手にすると、エクスグランチュラは四方に散開し始めた。
「フン、骨のある仕官だな。面白い!」
ランベルク少佐の武人としての血が躍った(原文まま。なんか似合わない。滾るとか疼いたのがらしいっす)。パワーで押し切ろうとするランベルク。正対するクレイグのドスゴドス。
「すごいパワーだ。機体が悲鳴を挙げている。長くは付き合っていられない!「味方が吹っ飛んだところを見てるんだから最初から受けるなと小一時間。タイミングを掴みたかったんでしょうか?」」
ドスゴドスはリミッター解除のフルパワーで一瞬押し戻し、間合いを取った(原文まま。ゾイドの場合、こうして機械的に表現するのと、気合一発といった生物的表現のどちらでも通りますが、共和国なんだから後者で表して欲しいところでしたね)。同時に脚部のターボダッシュスラスターが始動する。一瞬にして軽量なドスゴドスに敵装甲を打ち抜くほどの加速度を与える「ターボアクセラレイションキック(挿絵が何やら飛び16文キックって感じなんですがこれは稼動の限界でしょうか? 脚部にとあるので、踵から脹脛辺りに仕込まれたのを吹かした回し蹴りを想像してたんですが正直意表を衝かれました。上級者になれば空中で使用して卍・回転・スクリュー・反転・稲妻といったバリエーションを編み出せるんでしょうか?)ゴドスの名を冠するに恥じない新たに編み出された打撃攻撃がヴァルガを芯で捕らえた。
「グッ、この質量差を補うほどの加速・・・やるな!
   だが、もう一度受けられるか、グラヴィティアタックを!」
 しかし彼の機体周辺にはエクスグランチュラが展開していた。ランベルクはまさにトリカゴに入れられる格好になっていた(真逆とは思うけど完全に取り囲んでないよな? 同士討ちしかねないし、窮鼠猫を噛むを実践されかねませんよ? 半円を描くくらいに留めたほうが良いでしょうな)。砲撃を開始するエクスグランチュラ。これでは重装甲のヴァルガでも穏やかには済まない(原文まま。穏やかってあーた・・・。無事ではなり只ではでしょうが)。必殺技たるグラヴィティアタックを回避に使う判断を彼は一瞬のうちに下していた。
「クソッ、汚い手を使う(あんたんとこの会議の議事録と、作戦行動計画書を見直して出直して来やがれ。指揮官同士の一騎打ちならいざ知らず、不意打ちを仕掛けた下種を退治するために袋叩きにして何が悪いってんで?)
「ランベルク少佐! 撤退だ。「原文まま。彼が指揮官じゃ無いの? ますます小物に成り下がっていく。単機で突っ込んでいくから副官が仕切ってるでしょうか?」」
「何?」
「ヘレナとエリックの脱出が確認された。これ以上は無駄な戦いになる。」
「チッ、入れ込みすぎたか・・・。全機撤退!」
 レッドラストにおける戦いは、共和国軍の勝利に終わった。しかし、その勝利は僅差(原文まま。紙一重とか薄氷のじゃ?)、帝国側も磁気嵐の中で行動できるゾイドを完成させていた(防衛を磁気嵐のみに頼るのは危ないからね)。
 休戦交渉は決裂(終戦じゃなくて?)、ガイロス帝国の脅威が明確化した事実のみが残った。
 この事件によりゼネバスの忘れ形見「エレナ」は共和国に亡命(愛想が尽きたんでしょうな)。共和国軍北西方面指令ロー。ホトナー将軍は帝国の動きに警戒心を強め、声高に軍備拡張を共和国国民に誇示(原文まま。見せびらかすって意味じゃ在りませんでしたっけ? 呼びかけるとか訴えかけるの間違いじゃ?)。帝国軍の軍備が整う前に手を打つため、ガイロス軍討伐ゾイド隊が結成された(相手を人間扱いしてませんな。元々暗黒大陸の悪魔だった上に、首都を爆撃されて五桁単位で死者が出てますから当然ちゃ、当然ですか)。共和国国内では反ガイロス運動が高まっていった(逆に言うとそれまでは、今までのは水に流して助け合おうとまで行かなくても、こっちにちょっかいをかけてこなけりゃそれで良いや位に軟化してたんでしょうか?)。

 開戦のきっかけを作ってしまったヘリックは一人悩んだ(あなたのせいじゃござんせんよ、旦那。馬鹿は何れ仕掛けてきたんだし、早い遅いの違いでしか有りません。理不尽な要求には断固たる態度を取らにゃなりませんて)。しかし、彼自身が生み出す形となる試練はこれに留まらなかった。

3(原文まま。数が重複してます。本来は4です) オーバーテクノロジー
 共和国軍技術部は敵ゾイドの残骸を回収、ゾイド工学の権威(範囲広すぎじゃないの?)「リル・メリル」。ヘリックを含む上層部会議において彼女から検証報告がなされた。
「この装甲はヘルディガンナーの物です。
    帝国軍が前大戦(まだ終わってなかったから以前じゃ無いと思うんだが)で導入した特殊装甲「アイス・メタル」の技術が使用されています。
  つまり、帝国はこの装甲を量産に導入できるまでに軍備を再建させているのです(工業力の間違いじゃ? 工場じゃ作れないから一体一体職人が手作りで叩き上げている可能性も有りますが、それを期待するのは虫が良すぎますな)。」
ざわめきを無視して彼女は続けた。
「そしてこれが、今回の戦闘で始めて確認された新型ゾイドの装甲の一部です。
     この装甲にはエネルギーフィールド特有の熱残留が確認されました。」
大統領ヘリックの顔が鬼のような形相に変わった。
「博士、それはグローバリーの・・・」
「そうです。帝都決戦において導入された
     キングゴジュラスで用いたとされる地球技術の一部です(何故に人事? 完全に地球人に委託して作ってもらった? 真逆地球の、それも東洋の島国で生まれた博士が地球から持ち込んだ炉心とか反応炉とか超合金の類をしこたま組み込んでたんでしょうか)」
ざわめきすら起こらなかった。キングゴジュラスを生み出した彼らは、その技術の脅威を理解していた(はい、一行で仮説が覆されました)。ヘリックは頭を抱えていた。
「私自身が帝国の軍備増強の手助けをする置き土産をしてしまったのか・・・(とは言えあの場で他に取れる行動となると、共和国軍が脱出しきるまで殿を務め、その後味方以外を無差別に破壊しつくすよう命令して降りる位ですし。動力がほぼ無限とのことだから、共和国の復旧がひと段落着く位までなら暴れっぱなしでも大丈夫だと思いますが。流石にそれやっちゃ極悪人ですしね)」
 人を神、もしくは悪魔に変える最強のゾイ

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