北京オリンピックが先週閉幕した。
中国でのオリンピックとして感覚は今までのと全然違った。
今までオリンピックにこれほど関心を持ったこともないようだ。大学時代はテレビがないのでよく見れなかったし、日本では日本のテレビ番組しか見れないし、またいつもテレビを見る時間が限られているので、よく見れなかった。
今度は自分も中国にいるので、テレビを見る時間が長くなった。また半年前から選手の紹介は北京の準備状況などをずっと聞いてきたので、ドラマをみるように中身がすぐ理解できる。
自分ももうすぐ30歳、特に今度中国に戻ってから、物を見る観点も変わったようだ。もっと成長したのかな。選手たちが一所懸命がんばるのを見るとなぜか自分も感動してくる。自分もその中に入って一緒に緊張して、やきもきして、楽しんで、苦しんでいる。
ただ1つのオリンピックだ。

硯が肺炎で入院した。
先週木曜日から3日間病院に行って点滴をうったが直らなくて、知り合いの看護士さんがいる部門に行って見てもらったら肺炎だそうだ。その後レントゲンで写真を撮ってみたら確かにかたっぽの肺に影があってかたっぽはない。それで24日入院の手続きをやって入院した。前金を1500元払って、病室に入った。まず検査や薬のリストがあって、それにサインした。まずこれから使う薬に抵抗があるか注射で皮試をした。その後点滴の針を刺した。点滴中口に霧のような薬を入れる機械（圧噴）を使って口から薬を入れた。硯ちゃんは何度も泣いて止まってまた泣いた。最後に点滴しているのに眠いとして横になった。すぐ眠れそうになった。かわいそうなうちの子、熱が出始めた。またお医者さんから熱を下げる薬をもらって食べさせた。
今日はもう５日目、昨日の夜は熱が出なかったそうだ。
硯に聞いた、「パパを愛している？」「うん、愛してるよ。」
「パパを愛するならもう病気にならないでくださいね。」
もう2度と病気になりませんでした。感謝します、ありがとう、ついてる。