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シムダンス「四次元能」

シムダンス「四次元能」>掲示板

公開 メンバー数:58人

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ここは自己生成の門ーーー宇宙の原理「動的作用反作用」を使って精神革命の臨床実験中!

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  • from: 生成門さん

    2008年11月30日 21時18分01秒

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    四次元を編集する(2)

    四次元を編集する(2)
    <ティトムとの共振>

    私達の身の回りを見渡しても渦と枠に満ちています。その中でも不思議でユニークな枠と渦があります。それはドルフィリングです。まるで、イルカは四次元の編集者のようです。「ドルフィンリングーーー四次元への出入口か」を参照してください。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100069630863
    以下、編集的引用です。

    新たな宇宙が出現したとき、その境界を識別するための道具は渦と枠になります。これは、ハッブル望遠鏡のおかげで見渡せた宇宙から学んだ唯一の真理です。私達の身の回りを見渡しても渦と枠に満ちています。その中でも不思議でユニークな枠と枠があります。「イルカ」の図は下記から引用しました。

    http://www5.airnet.ne.jp/dolphinr/bubble.html


    この世界は三次元です。しかし、実際は四次元です。四次元だけれども、私達には三次元のしか見えないのです。四次元の中に三次元が含まれているのです。三次元の中に四次元が隠れているのです。どうすれば四次元を掴むことができるのでしょうか。それは枠と渦を見つけることです。三次元とは空間です。それに時間を加えれば四次元です。ただしこれは擬似四次元です。三次元を時間で連続させているのです。映画のフィルムのようです。コマを連続させると映像になります。ですから、私達が現実と言っている三次元は、擬似四次元であり、幻なのです。擬似四次元には真正の四次元の枠と渦がないのです。クラインの壷がないのです。反転、捻りがないのです。時間と空間の歪みがないのです。時間のスクランブルがないのです。真正四次元を探しに行きましょう。それが四次元能です。
    ―――
    今回の舞台はオデッセイ22「四次元を編集する」の続きです。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page2914.htm

    以下、その編集的引用です。

    これまで出てきたティトム用語と考え方の整理しておきましょう。

    <ティトム天球>
    ・ 現在の時点での最大宇宙天体です。
    ・ 137億光年を半径とした球です。
    ・ 回転軸は無いですが、とにかく回転しています。
    ・ その根拠は、ティトム天球より小さなサイズの渦が数多く見つかっているからです。

    <ティトム球>
    ・ ドーナッツの輪と渦の二つの渦の組合せたものです。
    ・ さらに、正4面体の重合構造(重力と斥力)を加えます。
    ・ 三次元を突き抜けた四次元をもちます。
    ・ 時間の一方向性などを含んだ隠喩的なモデルです。
    ・ 正4面体構造を通じて電子的に原子を結合させます。(温度が低い場合)
    ・ 固体として安定する場合もあります。
    ・ 時には、球で事象の地平面のようです。
    ・ 電子との関係や大規模宇宙構造との関係では正4面体構造として使用します。
    ・ 無限大から無限小の空間に対して主に振動や流動性を伝えます。
    ・ ドーナッツの輪とは、たばこの煙を吐き出してできる、捻れているドーナッツの輪(磁場)、ドルフィンリングです。
    ・ 渦とは、丸い風船を捻りながら二つにする方向の捻りによる渦(電場)です。

    <ヘリウム原子の枠>
    ・ ヘリウム原子の番号は2です。
    ・ K殻の電子2つが原子のいちばん小さな枠と考えます。
    ・ その中に渦として事象の地平面(原子核)があります。

    事象の地平面、原子核、ティトム球のこれら3者は、空間的にはほとんど近似しているのですが、目的に応じて使い分けます。


    <事象の地平面>
    ・ 主に重力や引力など光や電磁波による空間の歪みなどで使います。

    <原子核>
    ・ 量子力学のクォーク、中性子などとの整合性のために使用します。

    ―――

    もし仮に、四次元の球というものがあるとすれば、これら3つの姿や性質を備えた球とします。三次元の球をナイフで2つに切り裂くと、切断面は二次元の円形となります。これと同じ理屈で、四次元の球を切り裂くと、事象の地平面、原子核、ティトム球のような球になります。
    ここで、渦と枠の関係は重要です。何故なら、もしここで137億光年を越えた世界が見えるとしたとき、私達の世界で演繹的に通用する唯一の道具だろうと思うからです。仮に、別の性質と思われる宇宙空間が出現した時、その境界を識別するための道具は、この渦と枠になると考えます。ハッブル望遠鏡のおかげで見渡せた宇宙から学んだ唯一の真理でしょう。

    ここまでの探検で自信をもって言えるのは、降着円盤と電子殻が枠だろうということです。ティトムには回転軸はないとしました。地球などの固体は球として回転軸が定まっています。これは、一般的な渦を考える時、振動やエネルギーを対象にすることが多いので、固体は例外的(次元を一つ落とした)な存在です。

    そういえば、元々四次元時空体であった現生人が、自我を発達させて次元降下させたということを述べました。自我とは固定化なのでしょう。例えば、スケジュール化というのは、時間の直線化です。直線化とは、一次元化です。効率化とは人間の次元降下化なのです。経営戦略の政策立案プロセスで、ミッション(経営理念)・ビジョン(未来の姿)・コンセプト(考え方)・バリュー(行動基準)などのアプローチがとられますが、何のことはないのです。それらは、人間の能力を次元降下化、即ち、ロボット化するテクノロジーだったのです。

    話を戻しましょう。回転している存在が主役で、枠によって常に方向を捻じ曲げられる渦、このような連続した動きに時間やラッチする真空のプロセスが隠れているのです。主役である浅田真央は、回転しながらもスケートリンクに沿って方向をスムーズに変えます。その華麗な舞いの中に観衆に感動を与え、時間を忘れさせるエンターテイメント性(真の四次元性への回帰)が隠されているのです。彼女が舞うときに、その回りにティトム球が現れたら、四次元が見えたということです。そういえば、仏様や千手観音様の背後にティトム球のようなものが見えませんか。このことに気づくまで、紆余曲折のけっこう長いハンティング、シムダンス、スケーティングの修行をしました。では何故、降着円盤や電子殻の枠が、その内部の渦を保つことができるのでしょうか。

    おっと、少し、休もうと思っていたのですが、又すぐに次の疑問が出てしまいました。実は、枠を見つけただけで満足してしまい、枠の機能的側面にはあまり注意が向わなかったのです。しかし、そうはいきません。枠の機能とは何でしょうか。プラスチック成形でも型枠が必要なように、枠がないと、物質は散乱してしまい、安定できません。形を維持することはできないでしょう。渦の場合、型枠のような外から押し付けるようなものがあるわけではありませんが、エネルギーのバランスがとれる捩じれ境界があり、それが枠になるのでしょう。

    捻れ国会は良くないと騒がれていますが、実はこれが国民からの影響を受けた結果であり、民主主義のバランスがとれている境界=枠になって政局を微妙に安定させるのかも知れません。

    楕円銀河も、近くの銀河から捩じれの影響を受け、降着円盤のエネルギー源ももらえて長生きしているのでしょう。これがないとバラバラに雲散霧消してしまうでしょう。

    俗世間では、枠にはまらない人というのがいますが、こういう人間は既成概念に収まらない人であり、時には必要な革新的人物です。岡本太郎が芸術は爆発だといったのですが、閉塞観を破るには必要なのです。しかし、改革が成功した後には、新たな枠が必要でしょう。それがなければただのハリケーンになってしまいます。せっかく新生したのに残念でした、で終ってしまうのです。細川新党が崩壊したのも枠がなかったのでしょう。
    宇宙でも枠がない天体は、緩慢な爆発になるでしょう。枠という概念は、内と外のバランスを保つ機能なのです。

    内と外のバランスというのは、事象の地平面を含む渦は、重力で収縮するので、それに対抗する斥力が生まれます。これを枠と捉えてもよいでしょう。とにかく、この渦と枠は両者よく似ていて区分けがしにくいので要注意です。ときには枠でさえ渦のように激しく動く場合も想定できるので、とりあえず、銀河の腕を降着円盤とみなし、又、電子殻にある電子の雲、この両者を代表的な枠としましょう。

    これらの枠と渦を新しい視点にして、太陽系、物質の三態(固体・液体・気体)、温度やエネルギーに関わる諸々の自然現象を点検すると、生成変化を支配している絶対君主の時間を民主化できるのではないかと期待しています。宮廷料理も時代が変れば、編集されて庶民の料理に変化したように、絶対君主時間も光や重力となって、私達の日常に降りてくるのです。降りてくるというのは語弊があります。もともとは、時間と空間は一体であり、四次元だったのです。それが時間だけが君主のモノになり祭り上げられてしまいました。庶民は疑似四次元、三次元の世界で生きることになったのです。それを君主の手から取り戻す時がきたのです。このようにして地球環境を見渡すと、多くの枠の中に包まれている四次元時空が感じ取れるでしょう。このときの枠の多重性をティトム球では、正4面体重合の重層性=四次元時空といったのです。逆の見方をすると、私達の体の炭素の一つが、この重層性のトンネルを突き抜けて、この宇宙を突き抜けた、外の四次元時空と繋がっているかもしれません。何十億年という時の流れの話を聞くたびに、同時にその安定性には四次元時空の秘密があるでしょう。地球でさえ突き抜けてしまうニュートリノの話などを聞くと、なおさら、四次元時空を嗅ぎ分けないと収まらないのがシムハンターの性分です。

    ここで、割り込みが来たようです。

    遺伝子関連で変わったニュースが入ったのです。「DNAに電流通る。ミクロの電子デバイスに道」というニュースです。下記を参照してください。
    http://www.asahi.com/science/update/0628/OSK200706280026.html
    以下、編集的引用です。

    ・ 電流は二重螺旋の鎖の部分ではなく、二つの鎖の間にまたがっている塩基を伝わって流れています。
    ・ 4種類の塩基の並び順によって、電気が流れる速さが変わります。
    ―――
    二重螺旋の渦を突き抜ける電流は、遺伝子の外の細胞という四次元時空と繋がっているのでしょうか。これはまた後で吟味しましょう。
    続く。

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  • from: 生成門さん

    2008年11月30日 21時08分24秒

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    四次元を編集する(1)




    四次元を編集する(1)
    <ティトムとの共振>

    ついに、四次元ティトム球の枠を突き止めました。それは電子の軌道、電子殻、電子雲だったのです。この器の中で原子核と原子の中の事象の地平面が渦を巻いているのです。電子雲、事象の地平面、原子核という順にあるということです。



    固体では、結晶格子などが例の正8面体や正20面体を経由して、面点変換して、最終的に正4面体結合をし、「四次元的に突き抜けている」のです。今回の舞台はオデッセイ22「四次元を編集する」です。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page2914.htm
    以下、編集的引用です。

    四次元という言葉がとうとう出てしまいました。他のシムダンスでは頻繁に既に出てきているのですが、ティトムでは四次元については抑えてきました。四次元という世界を持ち込めば、検証が出来ないので、何でもありになってしまうからです。ドラエモンの四次元ポケットのようなものです。そうしたくないので慎重にしてきたのです。しかし、四次元ポケットまではいかないにしても、既に天動説に回帰してしまったのですから、これしきのことで驚かないでください。

    さて、何故「四次元に行く」「四次元を覗く」と言わないのでしょうか。それは、私達は元々四次元世界に生きているからです。もともと四次元に棲んでいるのですから四次元に行く必要もないし、四次元を覗く必要もないのです。ただ、便利さを追い求めてきたので、三次元に次元低下してしまっていて、擬似四次元世界に生きているのです。その気になれば真正の四次元世界に戻れるのです。それで「四次元を編集する」といいます。仏教でも「四次元を編集する」ことを「悟り」と言います。禅の座禅瞑想は脳の編集の訓練なのです。こちらのアプローチは<禅との共振>で探求しています。そちらを参照してください。

    ティトムのスタンスは、科学ではないのですが、科学との共振をしながら進めています。科学が実証的なので、論理が飛躍しないように抑えてきたのです。実証的とは証拠主義(検証できる)です。

    「四次元を編集する」とは、どういう意味なのでしょうか。編集ですから、材料があって料理するようなものです。ただ、料理の場合はレシピがあります。編集はレシピのない創作料理に近いでしょう。編集とは述語的な知の組み換えでもあります。パラダイムの転換も編集なのです。既に、ティトムはシムハンターに対してコペルニクス的パラダイム転換(天動説への回帰=ティトム球の回転説)を要請しています。そのための様々な準備、学習、瞑想をしてきました。四次元能は「脳の中の能」です。「脳の中の能」とはパラダイム転換=述語的な知の組み換え=脳の編集なのです。それで真正の四次元世界に戻れるのです。

    それでは、ここでいう次元とは何でしょうか。基本的なことなので一応下記を参照してください。2008年1月号のニュートンに載った「次元と何か?」を紹介しています。
    http://iroriro.blog.so-net.ne.jp/2007-12-08

    以下、編集的引用です。

    【ユークリッド】
    ・点/線/面の定義を定めた。
    【アリストテレス】
    ・3次元を超える次元は存在しない。
    【デカルト】
    ・次元は位置を決めるために必要な数値の個数 。1次元の線、2次元の平面、3次元の空間。
    【ニュートン】
    ・ 空間と時間は絶対的であり共通の尺度。
    【アインシュタイン】
    ・空間と時間は一体の「4次元時空」
    ・時空は曲がる。
    ・3次元空間+時間で4次元時空。
    ・時間と空間は共に作用する。
    【カルツァ】
    ・第5の次元は小さくて気づかない。
    ・超ミクロの世界の10次元。
    ・ブレーンワールドの考え方。
    ・ ブレーンワールドは4次元時空を1枚の膜(ブレーン)とみなす。
    ・全ての物質はそのブレーンに閉じ込められている。
    【リサ・ランドール】
    ・ 第5の次元はワープしている。
    ・ブレーン以外のブレーン(並行世界)を想定している。
    ―――
    ティトムで四次元というときは、アインシュタインの四次元時空が基本です。空間と時間は一体であり、時空は曲がります。しかし、三次元空間+時間は、疑似四次元時空とします。三次元空間⇔時間を真の四次元時空とします。道元の場合の時空とはどうなのでしょうか。もちろん道元は、物理学者ではないので道元の時空概念は唯心的なものです。唯心的とはいえ量子論では、心的な作用が無視できないというところまで踏み込んでしまっています。まして、量子論と相対性理論のドッキングを目指している量子重力論、リサ・ランドールの5次元を考えると、ひょっとすると道元の時空とは近いのかも知れません。道元の次元はこう言語化されます。

    天球が我であり、それ以外に世界はない。これが世界の認識の正しい方法である。目前にある大地も我、空も我、宇宙さえも我なのである。その我を我が見ているのである。そして猫も我、サッカーボールも我である。

    「我は猫である」といったのは夏目漱石ですが、これは述語的思考です。道元における宇宙観は仏教のそれです。しかし、道元の述語的言語表現能力は天才的です。道元の方法は、先祖のテキストの文脈を無視して寸断して、それを自在に述語的、アクロバット的に編集したのです。座禅において成り立っている理解できないことがらを四次元思考で説き示すという前代未聞のことをしたのです。詳しくは、道元の宇宙を参考にしてください。

    次元についての考え方は、複素平面を駆使することで、もっと分かりやすく説明できます。時間は保存される(2)を参照してください。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100075953689
    以下、編集して引用しました。

    複素平面は四次元ですが、実軸は縦横高の三つの軸が一つで代表された三次元を意味しています。それに対して、虚は非物質=精神的なものを軸としていますが、それがいくつあっても、次元としてカウントせずに一つで代表された虚次元を意味しています。SF等ではよく高次元・多次元といます。それは、虚は多数の非物質=精神的なものを軸としてカウントしているからです。ティトムでも、三次元の事象の地平面があり、更に内部空間があり、その内部空間には円盤があり、餅鏡があり、特異点があります。その上に反転する直交座標があり、更に更に、正四面体の無限重合があります。これら特徴からティトムは超高次元・超多次元とでも言ってよいでしょう。しかし、敢えて、ティトムでは四次元にこだわります。

    それはこういう理由からです。先ず、宇宙生成モデルの図を見てください。事象の地平面は外部であり、物質世界ですから三次元です。その内部空間は複雑です。正四面体はプラトン立体ですが、プラトンは現象化=三次元の背景には、あらゆる物事を生成するイデア=精神=虚があるといいました。四次元能ではこれを宇宙精神と言います。ですから、事象の地平面の実軸と合わせて、正四面体の虚軸で複素平面を構成するので四次元となります。では、餅鏡、降着円盤、ジェット、特異点、反転する直交座標はどの様に考えたらよいのでしょうか。これらを軸とすると九次元になってしまいます。そこで一つ一つ吟味して見ましょう。

    宇宙生成モデルの図は、前半と後半に分かれています。前半は消滅プロセスで、後半は生成プロセスです。消滅プロセスのスタートは降着円盤から始まります。降着円盤は三次元物質世界の事象の地平面から物質が降着する領域です。ですからまだ三次元の延長です。身体をティトム球=宇宙サイクルに喩えると、皮膚が事象の地平面で、降着円盤は口や食道に相当するでしょう。口はまだ半分外部とも言えます。降着円盤は、物質をより中心に向かって物質を送り込みます。降着円盤は回転しているので、その回転が捻りを生み、反転し、原点に集約させるのです。それを媒介するのが実と虚が混在する内部構造なのです。実性が強い降着円盤=口、食道から物質が送り込まれると内部構造の中心では、物質を粒子までバラバラにして非物質化=空にする虚が働きます。次に現れる餅鏡です。餅鏡は二つあり、物質の元になる粒子を±の電位に分離します。電位の餅鏡は、物質世界に二元性=対称性を現象化させる源泉=イデアです。内部構造の中心は物を消化する胃袋なのです。胃袋はただ消化するだけですが、こちらは交通整理するようです。消化酵素は回転の相当するのでしょう。内部構造の前半の消滅プロセスは色即是空であり、すべてをリセットするのです。時間さえもリセットするのです。

    では、内部構造の後半の生成プロセスを説明しましょう。後半は空即是色であり、特異点、ジェットが主役です。前半で円盤が回転することで捻りエネルギーが内部に蓄えられます。このエネルギーが一気に反転して垂直に噴出するのです。二つの餅鏡に分離された物質と反物質の元がそれぞれのルートを経て事象の地平面に噴出すのです。この噴出しの仕組みは鉄原子生成でも明らかにしたように回転する正四面体が二つセットで垂直になり、反転して外部に電子が現れました。この反転する中心を捻りの中心、特異点と呼んでいます。特異点とは、捻りパワーを垂直に反転させ、あらゆる物事を生成するエンジンなのです。ですから、特異点は単なる点ではありません。事象の地平面は伸縮自在であり、事象の地平面が無限に大きくなれば、特異点は無限に小さくなります。特異点はどんなに小さくなってもある構造を持っています。それは、二つの正四面体の捻りパワーを垂直に反転させ、あらゆる物事(対称性=物質と反物質)を生成する仕組みです。つまり、対称性が溶け合った、カオスの構造を持っていると同時に、新たな三次元の世界に向けての対称性(物質と反物質)を直交座標から生み出すのです。カオスから秩序を生み出す空即是色といってよいでしょう。ここには、正四面体=虚が生成酵素として媒介しています。特異点はバラバラにされた非物質=空から、新たに物質の元を生み出して、外部に放出するための直交座標を生み出すエンジンなのです。特異点は、生産する肝臓であり、腸であり、心臓であり、脳、精嚢であるでしょう。そして身体の外に向かって発射された新たな生成物=精子、それが手裏剣ジェットです。手裏剣ジェットは直交座標という三次元へのトンネル=尿道を通って行くのです。外に出て行った、新たな生成物=精子=ジェットは、卵子=星と出会いそこで物質を作るのです。それらは吸収され大きくなり事象の地平面で活躍し、再び降着円盤に辿りつき、色即是空のサイクルに入るのです。

    直交座標は複素平面に対して直交する座標ですから、イメージで表現するのが困難です。それで宇宙生成サイクルの図では、虚軸を取り除き、円盤を三次元の実軸を水平に回転させて、その平面に、ジェットを垂直に交差させました。更に、全体を球で包み、その球の表面を事象の地平面として、これに虚=正四面体を内接させたのです。どちらにしても直交座標は三次元へのトンネルであり、特異点は原点ですから、新たな次元としてカウウントする必要がないでしょう。
    ―――
    この説明に出てくるティトム球では、複素平面の虚軸=イデア=非物質=正四面体を意味していて、三次元では隠れています。正四面体が四次元を意味しています。時間は、この球に物質が飛び込んできて解体されるときに時間もリセットされ、新しいジェットと共に最スタートするといいます。時空の四次元と虚の四次元があるのでしょうか。時間は物質ではないことは確かです。しかし、時間量は振動であり、エネルギーでもあります。真空には空のエネルギー=虚のエネルギーがあります。正四面体の面点が反転して突き抜ける「何か」があるとも言いました。「何か」とは、まだ明らかのされていないのですが、色即是空・空即是色といいますから、虚と実を繋ぐ構造ではないのでしょうか。すると虚のエネルギーから実のエネルギーに反転するということになります。エネルギーに虚と実があるならば、時間にも虚時間があってもよいと思います。エネルギーは次元にカウウントしなかったので、時間もカウウントしなくて良いということになります。カウウントしないというより虚に含めてしまえば、良いということになります。四次元とは虚=空=カオスなのです。

    続く。

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    2008年11月30日 17時44分17秒

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    浅田真央とスピン(2)

    浅田真央とスピン(2)
    <ティトムとの共振>

    ティトムはSFではありません。ですから、簡単に次元を上げて、なんでもありにはしたくありません。それだけは避けようと思います。今回の舞台はオデッセイ21「スピン」の続きです。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page2603.htm
    以下、編集して引用しました。

    ティトムでは、時間の正体を解明することに取り組んでいるのですが、まだ時間が保存されるというところまできただけです。これから先はどうなるのかは楽観できないのです。実は、これら見えない枠、入れ物、境界は、次元を超えているのです。だからなかなか見えないのです。これを見えるようにするには、コペルニクス的逆転回しなければならないでしょう。それには相当の心的エネルギーが必要なのです。そこで、四次元能・シムダンスに真っ最中のシムハンターにはエネルギーを補給してもらわねばなりません。それじゃエネルギー源をどうぞ。

    ナノサイズの「穴」を見る 〜 陽電子と小さな原子ポジトロニウム 〜 を参考にして下さい。
    http://www.kek.jp/newskek/2005/novdec/positron.html
    以下、編集的引用です。

    ―――
    この図にあるように陽電子と電子が衝突して、180度、つまり、一直線上で互いに反対の方向にガンマー線が飛び出します。これは手裏剣ジェットそのものです。HH天体やK殻電子などは、ティトム球の宇宙生成サイクルのモデルなのです。その電子がある電子雲を探しに行けば、枠、境界があるかもしれないでしょう。それを探しに出かけましょう。

    もう一つのエネルギー源「電子と原子と分子と原子の結合」をどうぞ。http://www.sugalab.mp.es.osaka-u.ac.jp/~sekiyama/PES1/kaisetu2_1.html
    「金属結合と結晶のはなし」も参照してください。
    http://www.sugalab.mp.es.osaka-u.ac.jp/~sekiyama/PES1/kaisetu2_2.html
    「固体・結晶と気体での電子の振舞い」も参照してください。
    http://www.sugalab.mp.es.osaka-u.ac.jp/~sekiyama/PES1/kaisetu2_3.html
    「えっ、電子も波なんですか?」も参照してください。http://www.sugalab.mp.es.osaka-u.ac.jp/~sekiyama/PES1/kaisetu2_4.html
    ―――
    これで、電子雲に足場枠を組み込む準備は終りました。銀河に枠を建設しましょう。準備ばかりで、料理が食べられないようです。もう補給はないといったのですが、まだありました。足りない人はどうぞ。「ヘリウム 〜凍らない液体と動き回る原子の固体〜」を参照してください。
    http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/phys/ult/invitation/helium/helium.html

    ―――
    原子を代表するヘリウムですが、不活性であり、単独で存在するこの原子に型枠を押し付けます。そうすれば、その他の原子や化合物も右習えするでしょう。ヘリウムが絶対零度でも流動性があるというゼロ点振動(不確定のため静止しない)に糸口がないか考えたのですが、ありそうでなさそうなので、別の切り口に向いましょう。踏み迷い、苦闘の末に、やっと、答えにたどりつきました。トリックみたいだとクレームは無しにして下さい。ティトムなりに少しずつ積み上げてきた結果と考えてください。努力すれば報われるのでしょうか。

    ****
    電子の軌道、電子殻、電子雲
    ***

    これらが型枠だったのです。この器の中で原子核と原子の中の事象の地平面が渦を巻いているのです。電子雲、事象の地平面、原子核という順にあるということです。固体では、結晶格子などが例の正8面体や正20面体を経由して、面点変換して、最終的に正4面体結合をし、「四次元的に突き抜けている」のです。

    「四次元的に突き抜けている」という表現が、「何か」を暗示しているようです。面点変換するということは、面が円盤で点がジェットなのですから、水平から垂直への変換があります。そこに「何か」が隠れているのです。風船を捻り二つの領域を作りジェットに繋ぎました。そこに捻りの特異点があります。それが「何か」なのです。

    一方、最初は、小さかった事象の地平面も、円盤から吸い込みがあり、内部圧力で膨らみ、重力、斥力を生み出しています。では、銀河の型枠はどうなるのでしょうか。やはり、降着円盤部分です。私達の銀河系では5本の腕の部分です。従って、太陽系、地球とそれぞれの事象の地平面の外側は枠ということになります。私達は枠に属する存在で、三次元の渦を見ているということになるのです。

    枠の正体が分ったということで終ってしまったら、ちょっと中途半端でしょう。渦と枠の話をもう少し補足します。ティトム天球の枠は、今は認識できませんが、必ずあると考えています。逆に考えると、枠を伴わない渦は存在しないといえるでしょう。

    「渦の影に枠あり、枠の裏に渦あり」です。

    渦がそのまま質量であるかのように見えますが、実際は、ティトム球を通して時間と空間を分割しているということです。このような結論になるとは、正直予想してなかったでしょう。これも瞑想で悟りの啓示のようなものがあったからなのです。車でカーブを廻る時、外に引っ張られます。この引っ張られるということはどういう意味なのでしょうか。問題はこの説明にあるのです。遠心力が働くという説明になるでしょう。これに毒されてしまっていたのです。遠心力とは何かと問わなければならないのです。これが不明なのです。

    ティトム天球からして、回転しているのが宿命の宇宙です。直線方向に、つまり、ベクトルのようなものは、ローカルでマイナーだったのです。光が直進するというのは錯角なのです。ジャイロ回転してボールを横から見ると、直線運動しているように見えるはずです。大きく円運動している物を、回転方向と同じ位置で見ると、上下に振動しているように見えるはずです。間欠泉は真直ぐに上に放射されます。しかし、それはすぐに頂点に達して戻ってくるでしょう。これが楕円銀河のように大きくなると、希薄化して消えてしまうのです。結局、直線は1次元運動であり、瞬間の集合だったのです。線は点の集合です。しかし、いつまでも、点々とはできないでしょう。回転モーメントがあり、円運動の外と内にそれぞれ重力と斥力がセットで組み込まれている空間があるのです。こういう結論になったためにコペルニクス的逆転回が必要なのだと言った訳です。更に、この重力と斥力のセットにラッチする真空が関係しているのです。先ず回転がありきで、次がラッチする真空で、重力と斥力のセットができるのです。

    ここまできたらティトム天球の型枠を見つけたいというが探検家の本能です。時間のことや、光を越えた存在もありそうなので、更に続けましょう。スピンのテーマもだいぶ長くなってきましたので、そろそろ次のステージに移行しましょう。そう思っていたのですが、ゲージ理論(対称性)があり、今のままではゲージ不変とはならなくなります。ティトム天球は回転しているとして、その回転軸はどうなっているのでしょうか。ミソスリ運動とかありますが、電子軌道には軸は無いということです。しかし、太陽系の星たちは自転軸を持っています。そこで銀河にも回転軸があるのでしょうか。自転軸、回転軸などゲージ場を交えて考えないといけないようです。どうも回転軸がどうなっているのか分かりません。やはり、HH天体や銀河には、回転軸は無いのではないかと考えるしかないようです。降着円盤の中心を軸だと考えていたのですが、様子が違うみたいなのです。これは、2.5次元の渦です。たばこの煙のトーラスと捻り風船を合わせ、さらに正4面体のティトム球で三次元を貫いたのです。いわゆる三次元の渦は、降着円盤や電子殻の枠というケースに包まれた状態なのです。このような渦はそこかしこに見えますが、回転軸、自転軸についてはトーラスの軸がそのように見えることがあるだけで、あえて軸を固定する必要はなさそうです。

    さて、円盤と正四面体、ジェットがつくるティトム天球は、直交座標であり、垂直統合であり、主語思考であるとしましたが、そうではないことが判明しました。その良い例があります。真直ぐに進むとされた光でさえ宇宙空間では戻ってくるのです。只、余りに広大なので、どこまでも直線的に進ように見えるだけなのです。

    浅田真央が、スケートリンクでスピンをしながら滑って行くが決して真直ぐではありません。リンクの淵に沿って曲るのです。リンクは天球の枠なのです。
    このテーマ終わり。

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    2008年11月30日 17時18分05秒

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    浅田真央とスピン(1)

    浅田真央とスピン(1)
    <ティトムとの共振>

    フィギャースケートのシーズンとなりました。昨日のNHK杯で浅田真央が華麗なジャンプを見せてくれました。二年ぶりの優勝で、GPファイナルに進出決定しました。フィギャースケートと言えばジャッンプとスピンです。このジャッンプとスピンが宇宙の真理とつながっているのです。それはともかくとして、真央が回転すればティトム球の中で、舞っているようです。

    ―――
    フィギャースケートのスピンを参照してください。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%B3

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




    ―――
    さて、このスピンどこか宇宙生成サイクルと西田幾太郎のプロセス球に似ています。プロセス球を参照してください。
    http://gyroman65.exblog.jp/8454685


    今回の舞台はオデッセイ21「スピン」です。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page2603.htm
    以下、編集して引用しました。


    スピンと渦、それに時間について、更に奥に行ってみましょう。ここからはフィギャーのスピンではなく、電子のスピンです。電子のスピンを参照してください。
    http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity223.html

    以下、編集して引用しました。

    ・ 電子は原子核を廻ります。
    ・ 電子は右と左に回転しています。
    ・ 電子には公転と自転があります。
    ・ 電子はパウリの排他律に従います。
    ・ スピンは、素粒子にも共通です。
    ・ 整数倍のスピンを「ボース粒子」といいます。
    ・ 半整数倍を「フェルミ粒子」といいます。
    ・ 電子はフェルミ、光子はボースです。
    ・ 素粒子としての性格が大きく異なります。
    ―――
    「スピンとパウリの排他原理」を参照してください。
    http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity224.html
    以下、編集的引用です。

    ・ 粒子はスピンします。
    ・ スピンは軸を中心に自転しています。
    ・ 小さなコマのようです。
    ・ しかし、粒子は確定した軸をもちません。
    ・ スピン0の粒子は点に似ています。
    ・ どの方向から見ても同じに見えます。
    ・ スピン1の粒子は矢印に似ています。
    ・ 方向によって異なって見えます。
    ・ この粒子は一回転で同じに見えます。
    ・ スピン2粒子は二つの尖端をもつ矢印に似ています。
    ・ これは、半回転すると同じに見えます。
    ・ 大きなスピン粒子は、一回転の何分の一かで同じに見えます。
    ・ 1/2のスピン粒子があります。
    ・ 二回転させないと同じに見えません。
    ・ あらゆる粒子は、二つのどちらかです。
    ・ それはフェルミ粒子とボース粒子です。
    ・ フェルミ粒子は物質を作るスピン1/2の粒子です。
    ・ ボース粒子は物質粒子間の力を生み出すスピン0、1、2の粒子です。
    ・ 物質粒子は、いわゆるパウリの排他原理にしたがいます。
    ・ 1つの軌道には、スピンが左向きと右向きの電子が1個ずつ、計2個までしか存在することができません。
    ・ 二つの同じような粒子は、同じ状態をとることができません。
    ・ 二つの粒子は、不確定性原理で位置と速度の両方が同じになることができません。
    ―――
    宇宙の果から原子の中まで、宇宙精神の欠片を探して飛び廻ってきました。そして、沢山の材料を集め、それらを煮込んできました。さぞや、良いダシが取れるでしょう。最後に残ったのは、回転モーメントだけです。これをそろそろ入れるタイミングのようです。回転モーメントというのは、回転のしやすさです。例えば、浅田真央が三回転半のジャンプする時、手を縮めて小さくして廻ります。手を広げては回転がしにくいからです。腕を小さくすれば回転が早くなり、高く飛べるのです。つまり、手裏剣ジェットパワーが生まれるというわけです。これを回転モーメントといいます。このモーメントは次元に絡んでいると思うのです。

    既に、137億光年のティトム球を作り上げた時に、天動説から地動説へ、そして再び、閉じた天球説というコペルニクス的大転換をしました。この天球説は第二の天動説となるでしょう。「天球が先に有き」というのですから地動説からの離反です。現生人(私達の祖先)は、陽が沈んだり上ったりする地平線の不思議さをどう感じていたのでしょうか。陽は出ては消えます。そして又現れます。陽はずっと連続して一回りしているとは想像しなかったに違いありません。毎回新しい陽が出ていると思ったでしょう。

    事象の地平面に思いを馳せる私達は現生人と同じ立場にいます。現生人が勇気を出して、地平線にまで船を漕ぎ出したように、私達も137億光年の天球を、勇気をもって回してみましょう。今後、半径137億光年の球を「ティトム天球」と呼ぶことにします。

    浅田真央が三回転半のジャンプをして、自分のティトム球を回転させる時、観客を自分の世界に引き込みます。その時間をラッチしたのです。まさにラッチされた真空の舞台を作り出したのです。手裏剣ジェットの感動が生まれたのです。

    浅田真央が自分のティトム球を回転させる時、回転モーメントを生じさせるのです。しかし、そこには球の枠や入れ物は見えません。同様に、私達の身の回りのそこかしこに見つかる渦にも回転モーメントが生じています。しかし、そこに枠や入れ物は見えません。

    現生人が太陽のティトム球が見えていなかったように、私達には渦のティトム球の枠が見えていないのです。これをはっきりと見えるようにするにはどうしたらいいのでしょうか。それを見えるようにするのが、四次元能・シムダンスの仕事です。ティトムの天動説は枠ありきの論理なのです。これが見えたら第二の天動説が世に出ることになるでしょう。
    昔の天動説に回帰したティトム論です。私達のティトムの宇宙、ティトム天球の枠はラッチする真空(シャボン玉)です。
    後は、ティトムの天球の枠を探すだけです。果たして銀河や電子の渦に枠を見つけられるでしょうか。

    見えないからといって存在しないと思ってはいけないのです。そう思い込むのは現生人も同様だったようにあり得ることなのです。しかし、人は常に見えないものの裏側にある何かを感じて探し求めてきました。不安恐怖の対象でもあった地震、雷、病気の類はかなりのことが科学によって分ってきました。今では私達の祖先がアフリカで誕生した現生人であるということも分ってきました。
    それでも、未だ分からないことは沢山あります。特に見えないが確実に「ある」という代表は「心」です。「心」はどこにあるのでしょうか。「心」とは何なのでしょうか。「心」は古くて新しい問題です。

    見える・見えないという問題のカテゴリーには、物理現象と心理現象があります。私達が見えないという時は、心理的なことは当然として除きましょう。例えば、他人の夢はどんなに科学が進んでも見ることはできないでしょう。ただ、すべての見えない現象を物理的と心理的なものとして簡単に区別することが出来るのでしょうか。物理的な現象に於いて見えないのは、遠い、早い、小さい、隠れているなどの物理的理由があるでしょう。しかし、それらは精度を上げたり、視点を変えることで、見ることができるでしょう。ところが、小さな領域では、必ずしもそうでない不思議なことが起きつつあるのです。見るまでは特定できないのに、見たとたんに見えるという電子の現象です。電子を見るという行為が見られる対象に影響してしまうというのです。こんなことがあるために、科学の常識が揺らいでしまっているのです。つまり、物理と心の壁がなくなってしまったのです。

    さて、そうなると、どうすれば良いのでしょうか。何か、見るということに関しても、コペルニクス的大転換をしなければならないときがきたようです。現生人の日没と日入の問題は、衛星から見れば一目瞭然に解決します。これは、次元の問題です。二次元的な問題は、三次元では簡単に解決できます。交差点というのは衝突する特異点(どちらも流れが途切れる)です。しかし、立体交差にすれば解決するでしょう。このように、見える・見えないという問題も、実は、次元の問題なのです。ティトム球天体の枠は、見えないものの最大のものでしょう。これだって次元を上げれば簡単に見えるに違いないと思います。ところが、二次元を三次元にするのは簡単ですが、三次元から四次元にするのは簡単ではないようです。

    私達の世界は空間に関していえば三次元ですが、時間を入れれば四次元です。しかし、真の四次元ではありません。大体時間のことがよく分っていないのです。簡単に四次元、高次元ということを言い出してしまったら、それこそSF、オカルト、スピリット系の世界にワープしてしまうでしょう。ティトムはそれだけは避けようと思います。
    続く。

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    2008年11月29日 20時21分18秒

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    宇宙のゆりかご

    宇宙のゆりかご
    <ティトムとの共振>

    「時間は保存される」と述べました。時間量をエネルギーと質量の和、即ち、「質量+エネルギー=時間量」としました。

    エネルギーは温度に相関し、温度は振動に相関し、振動は時間なのであり、エネルギーと質量は保存されるのですから、当然と言えば当然です。それでも、エネルギーが保存されることは直感的には理解できるのですが、時間量が保存されるというのは、生活実感と結びつかないでしょう。それに時間量とティトムの関係、つまり、時間原子ということ、時間が粒子であるというイメージも湧いてこないでしょう。更に未来を垣間見せている電子雲とHH天体の関係はどうなっているのでしょうか。もうしばらくは、消化不良のまま、シムダンス=トレジャーハンティングを続けなければなさそうです。これらを含めて、宇宙サイクルから宇宙生成モデルへ進化させてみましょう。

    今回の舞台はオデッセイ20「宇宙のゆりかご」です。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page733.htm

    以下、その編集的引用です。



    宇宙が誕生する場所は「宇宙のゆりかご」と呼ばれています。そこはどんな所なのでしょうか。HII領域については既に説明しました。「HII領域」を参照してください。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/HII%E9%A0%98%E5%9F%9F

    以下、編集的引用しました。

    ・ HII領域は数千個の新しい恒星を生み出します。
    ・ 質量の大きな星が超新星爆発を起こします。
    ・ 又、激しい恒星風を放出します。
    ・ ガスは吹き払われます。
    ・ 星団の背後にわずかな星雲を残します。
    ・ 電離された水素原子を含みます。
    ・ 遠距離にあっても観測できます。
    ―――
    HHスパイラルのあるハービッグ・ハロー天体です。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%BC%E5%A4%A9%E4%BD%93

    以下、編集的引用しました。
    ・ 400個以上のHH天体が知られています。
    ・ HH天体はHII領域に数多く存在します。
    ・ 大きな集団となって存在します。
    ・ HH 天体は暗黒星雲のそばにあります。
    ・ 暗黒星雲から物質供給されます。
    ・ 恒星のそばにもHH天体があります。
    ・ 親星と連動してヒモ状に分布しています。
    ・ 約15万個の HH 天体が存在します。
    ・ 遠すぎて観測できなません。
    ・ 放出物質が拡散せず遠距離まで達します。
    ―――
    銀河間空間に孤立した星形成領域を発見されたようです。下記「星形成領域」を参照して下さい。
    http://www.subarutelescope.org/Pressrelease/2003/01/j_index.html
    以下、編集的引用しました。

    ・ 星の誕生は、銀河本体の明るいところと考えられてきました。
    ・ 若くて重たい星は強いエネルギーを放出し、周囲にあるガスを暖めます。
    ・ 高温のガスからは強い輝線が発せられます。
    ・ 間接的にガスに埋もれた星の存在を知ることができます。
    ・ このような場所はHII領域と呼ばれます。
    ・ 天の川銀河のような円盤銀河の渦状の腕に多く見られます。
    ・ 本体から離れた場所で、重たい星が孤立して形成されます。
    ・ おとめ座銀河団内の銀河NGC4388を包むハローと呼ばれる部分と、隣接する銀河との境界に、微小な HII領域が発見されました。
    ・ この領域は、高温で若く重たい数個の星によって熱せられています。
    ・ 領域内にある星の総質量は、太陽質量の数百倍程度と見積もられました。
    ・ このような天体は、これまであまり知られていなかったのです。
    ・ しかし、銀河団内の銀河間空間に星の集団が誕生したころには、もっと数多く存在していたかもしれません。
    ・ 孤立した HII 領域内にある重たい星は、短い寿命を迎えると超新星として爆発を起こし、銀河間空間に重元素をばらまくことになります。
    ・ さらに、おとめ座銀河団にある他の銀河・メシエ86とメシエ84のまわりにも、孤立した HII領域が存在する可能性が出てきました。
    ・ 銀河と銀河の間には、孤立した星誕生の場が一般的に存在しているのかも知れません。
    ・ そうだとすれば、私たちの銀河系において、円盤中の星形成が盛んな領域から遠く離れた部分(ハロー)に若い星が最近見つかってきたことも説明がつきます。
    ―――
    電離しやすい水素がなぜ太陽の内部まで降着し、核融合を起こすのでしょうか。シムハンターはこんな素朴な疑問を持つでしょう。地球では、反引力で飛んでいってしまいます。超伝導、核融合、電離水素のHII領域、クセのある役者さん達ばかりです。これらは電子同様掴みどころがないのです。これらのクセを掴めば宇宙の生成モデルの完成にうまくつながるのでしょうか。欲張ると墓穴を掘るので気をつけましょう。ティトム球を追求してきて、疑問点があるまま走っています。粒子のことをすこし触れてみましょう。

    電子、中性子、電離水素(陽子込み)、水素分子、重水素、ヘリウム(不活性)、ヘリウムイオン、リチウム、この辺りが臭いのです。瞑想をしましょう。四次元能は瞑想が力なのです。直感が働きだしたようです。特に、電離水素とヘリウムの関係は是非とも突き詰める必要があるのです。今回は準備が多くて大変です。なにせ未知の分野なのですから心してとりかかりましょう。

    物質を分析、同定する強力な方法があります。下記「分光計」を参照してください。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E7%A3%81%E6%B0%97%E5%85%B1%E9%B3%B4%E5%88%86%E5%85%89%E6%B3%95
    以下、編集的引用しました。

    NMR分光計は一定の磁場(外部磁場)をかけるマグネット、電磁波パルスの照射とシグナルの検出を行なうプローブ、電磁パルスの発生や照射のタイミングなどを制御する分光計本体、データ処理のためのコンピュータで構成されます。
    ―――
    電子雲とHHスパイラルの関係を解き証すためには、事象の地平面がどのように形成されるのかを解明しなくてはならないでしょう。そこで、核と磁気と電磁波とコンピュータという武器があります。これだけ揃えばトレジャーハンティングは鬼に金棒です。007も真っ青でしょう。

    水素は他から与えられるのであって事象の地平面では形成されないでしょう。ヘリウム等、陽子+中性子=4以上の原子は事象の地平面で形成されるのでしょうか。そうであれば、ティトムにとって都合が良いですが、なんとか頑張ってみましょう。まだかすかな兆候ですが、それらしきものが見え始めたみたいです。初めに生成される物質は水素ですから、水素から始めましょう。

    最も簡単な物質である電離水素H(陽子1、電子0)は電子のない裸の原子核です。単体では存在できません。すぐに他から電子をもぎ取ってしまいます。クリーンエネルギーとして期待されている水素はH2(陽子2、電子2)の分子状態の水素です。燃料電池では、その水素分子が陰極に供給され、電子が剥ぎ取られて起電されます。このH2は膨張するので圧力をかける必要が出てきて取扱が危険になります。これが普及のネックになっているのです。水素単体のH(陽子1、電子1)で供給できれば最高なのですが、今度は逃げていってしまうので、取り押さえるのが難しいという問題があります。分子状態の水素H2は、陽子2、電子2で安定しているのです。これは魔法数とも関連があるのでしょう。

    さて、電子が剥奪された水素、即ち、電離水素H(陽子1、電子0)は、水素単体のH(陽子1、電子1)から、電子のない陽子一つの状態です。要するに陽子です。燃料電池では剥ぎ取られた電子と電離水素Hが、陽極で再会して元に戻るという仕組みになっています。宇宙ではどうなっているのでしょうか。星間物質で恒星が紫外線を発し、電子を吹き飛ばして電離するらしいです。また、ホワイトホールの粒子が形成される過程にも電子剥ぎ取り屋が登場するみたいです。一般には粒子の形成では、中性子が必要なのですが、中性子は単体では存在できないので、どこにでも漂っていません。従って、この電離水素が、粒子が形成される過程で最初に身代わりになっていると思われます。中性子も単体で存在したいのでしょうが、周りの真空がそれを許さないのでしょう。中性子は重力としても、時間のユニットとしても認めてもらえない悲しい存在なのです。それとも共鳴ダンスが好きな存在なのかもしれません。少なくとも水素分子になり、電磁的な要件を満たしてくださいというのが、真空サイドの要望なのです。実際、中性子が登場するのは電磁的な要件を満たすヘリウムからなのです。ヘリウムでは、4つの球が正四面体の配置でピラミッドのように積まれます。その中に空間ができます。この空間を重力的に、時間的に埋めた状態がティトム球の最小ユニットです。事象の地平面としても最小の領域でしょう。

    突然ですが、臨時ニュースをお届けします。「ブラックホールは存在しない」と米物理学者らが新説を発表しました。http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070621i404.htm
    以下、編集して引用しました。

    ・ 物質の流出は星がつぶれていく途中にも活発に起きます。
    ・ そのためブラックホールになり切れないのです。
    ・ 外から観測した場合はブラックホールがあるように見えます。
    ―――
    ティトムとしては事象の地平面を前面に出してきましたので、その中がブラックホールでも、そうでなくてもあまり実害は出ないと思います。ブラックホールが無いというなら、いっそホワイトホールも無いといって欲しいものです。ティトムの立場でいいますと、次のように推理します。

    ・ クェーサー等からジェットが噴出します。
    ・ それで、ラッチする真空が生み出されます。
    ・ 電磁空間の干渉等で水素が生産されます。
    ・ 水素からヘリウムへの核融合が起きます。
    ・ 核融合で、事象の地平面が形成されます。
    ・ 重力と時間と温度が分離されます。
    ・ 恒星から銀河へと生成されます。
    ・ 生成はティトム球が媒介します。
    ・ これを宇宙生成サイクルといいます。

    水素原子1、水素分子2、ヘリウム4(原子番号2)、・・・、111 レントゲニウムの原子は小さな宇宙を構成しています。
    降着円盤と噴出ジェットの宇宙生成サイクルの図に示したように、HH天体にも、原子にも、ほとんどそのままが、このモデルを適用できると思います。またそうしたいと思っています。

    宇宙のすべてが元素からできています。この元素と宇宙の仕組みが同じであると示したことは大変な出来事でしょう。もちろんまだ、不明なところもあるでしょう。理解できないところもあるでしょう。そして、この四次元能・シムダンス、トレジャーハンティングの本来の目的である宇宙が大脳を作ったことは、まだまだ示せてはいません。つまり、シムダンスは続くということです。元素には、どういうものがあるのかを見て、すこし息を抜きましょう。元素の番号順一覧を参照してください。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%B4%A0%E3%81%AE%E7%95%AA%E5%8F%B7%E9%A0%86%E4%B8%80%E8%A6%A7
    ―――
    原子と天体の違いは何でしょうか。天体では事象の地平面が最表面に露出するケースがあります。原子では電子の雲の内側になりますので、なかなか表に露出してこないのです。重力は事象の地平面に任せるとして、降着円盤には電子が集合して、ジェットはK殻から始まり磁界のトーラスから噴出します。時間に関してはヘリウムの反物質が、宇宙のどこかに見つかると、時間の方向性も解明されるかもしれません。ラッチする真空は光を超えた世界をみつけないと話が進まないのかもしれません。これで宇宙と原子のモデルもだいぶ煮詰まってきました。

    正4面体の球のモデルの面と頂点の関係は、そのまま降着円盤(面)とジェット(頂点)に置き換えて見れば良いでしょう。正4面体の4方向にジェットが内と外に噴出します。これを宇宙生成モデルとします。


    これによって、未来を垣間見せている電子雲とHH天体の関係も解き証されました。つまり、すべては、宇宙生成サイクルに集約されるということです。

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    2008年11月29日 19時52分56秒

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    時間は保存される(6)

    時間は保存される(6)
    <ティトムとの共振>

    時間は三次元では変化を意味します。その変化とは振動です。振動とはエネルギーであり波です。つまり、すべては生々流転するのですから波なのです。波の振動が時間ならば、その振動の総和は時間量として保存されます。時間が保存されるということをティトムでは時間を「ラッチする真空」があると言います。その量はエネルギーと温度とに関係します。温度が高いということは分子が活発に運動しているので、エネルギーを多量に消費していることを意味します。当然、それに相関して時間も進みます。エネルギー消費に等しい時間の量を時間量とする新しい概念を導入しました。今回の舞台はオデッセイ19「時間は保存される」の続きです。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page341.htm

    以下その編集的引用です。

    カーナビが時間の保存と関係していることを示しました。宇宙に親しみを覚えたでしょうか。時間に絶対がないということを知っただけでも一歩前進です。時間が保存されるなら、その量を測定したくなります。それで時間量という概念を提示しました。三次元においては質量とエネルギーが等しく、エネルギーは温度と相関があり、温度は振動=時間と相関します。従って、エネルギーが空間に閉じ込められている限り、エネルギーは保存されるので、時間も保存されます。これを式で表現すると「質量+エネルギー=時間量」となるでしょう。この式を簡単に言えば、「エネルギーは時間である」ということになります。この時間量の話を深く進めていくとどんな結末が待っているのでしょうか。面白い結末が待っていることを期待して分け入って見ましょう。

    5億光年の銀河が発した光を中心に、132億光年を半径としたティトム球が考えられます。その球は物質とエネルギーと真空で満ちています。真空を除いた、物質とエネルギーの総和が時間量となります。ここで光の到着点である地球を中心にしないということに着目してください。時間量とは、132億光年というティトム球の中の振動の総量であると考えれば分かりやすいでしょう。振動とはエネルギーであり、振動は時間なのですから、振動の総量が時間量なのです。光の到着点である地球を中心にしないで、発信源を中心とする132億光年の球を考えることがポイントです。

    宇宙が誕生して5億光年の銀河を発見とかのニュースをよく耳にします。その光は、反対側、向こう側にも行っているはずです。宇宙は対称性がありますので、向こう側に行った光は、132億光年先の星の住人が、その光を見ていることになります。更に、地球で5億光年の銀河を見つけたということは、当然、反対側でも見つけているでしょう。そうすると時間量は倍に増えていきます。ここで将来の経済学を想像してみましょう。それは時間量が基礎となる「宇宙経済学」と呼ばれるでしょう。そうなれば現在の貨幣価値は物質ですが、宇宙経済学では時間量となるでしょう。真に「時間は金なり」が到来するのです。そして「時は光りなり」です。ただ、時間量が増えれば良いのでしょうか。もしそうなら、温暖化は良いことになってしまいます。体温が36.5℃に保たれているように、適正時間量があると思うのです。それが「宇宙経済学」の基本ではないでしょうか。

    光を時間の物差しにする時に注意しないといけないことがあります。光の物理的側面では、光が空間を伝っていくということに焦点を当てています。しかし、一方で、光には強い光、弱い光があります。強弱の信号があるのです。銀河の映像を見れば、それが分かるでしょう。この伝達と強弱は別々に考える必要があります。時間の保存を考えるときは、光の伝達に限定します。もう片方の信号の強弱ですが、これで銀河のあるかないかを識別するのは危険です。これらの信号では銀河のある場所を特定できないのです。信号の強弱で、銀河の実態を推定するのは慎重にする必要があるのです。

    ハッブル望遠鏡が銀河を捉え、その映像を私達が見たとしても、実際そこにあるかどうか分からないのです。もっと言うと、5億光年の銀河があちこちに見つかったとしましょう。それは、実は、5億光年の銀河が向こう側に発した光を別の方角から見ていた、なんてことが十分に考えられるのです。これは宇宙の蜃気楼です。そのような恐れがあることを考えに入れておきましょう。

    時間量には空間とか、広がりとかを含めず、あくまでも振動(粒子は振動に含まれる)の総和とします。地球の時間量は、45億年間の振動の総量となります。これが地球の資産、つまり、時間量となります。宇宙の資産勘定で評価すると、地球はかなりの金持ちということになります。これは宇宙資産評価協会からの御墨付きです。ただ、適正かどうかが問われています。「過ぎたるは及ざるが如し」です。

    振動の総和は、過去から未来の時間量です。振動とは空間を含まない物質であり、粒子の振動であり時間です。真空も空間ですから振動には含まれません。そうすると、次にどうして未来を資産に含めるのかということです。未来って、未だ来ていないのではないでしょうか。私達の地球経済でも、未来価値という評価の方法はあることにはありますが、未来の時間量ついては、もう少しの間、答を保留します。でも、ちょっとだけ触れておきます。未来価値の評価は占いではありません。ティトムとは如意観音=予定調和=「なるようになる」なのです。

    ここで、時間量の定義を確認しておきましょう。時間量とは「ラッチする真空」の中で、振動が発生してから、収束するまでのエネルギーと物質の変化の総和をいいます。

    地球や太陽や銀河を、それぞれ独立系(閉じている)として考える場合、それぞれの範囲(真空空間ではない)を含むことができます。また、振動が伝わる範囲の過去と未来を含めた事象の総和であるとします。時間量の概念は、真空とエネルギーや物質を区分けするための道具です。ですから、時間量には真空を含めないのです。

    時間量は、原子核の中ではどのような関係になるのでしょうか。まずは電子から考えてみましょう。例の不確定性原理との関係が難関です。時間量は過去と未来を加算し、保存されるというところがミソです。これを当てはめるとどうなるでしょうか。電子雲、電子の位置においては、そのありかを特定できないという不連続(神出鬼没)が問題となります。過去(手口)から未来(逃走ルート)を推理して、犯人を追い詰めても、居場所を特定できない刑事のようなものです。そこで、コナン君の登場です。とんでもないアイデアを披露してくれるでしょうか。犯人は過去から未来にかけて連続しています。自殺しない限り、存在しているということです。電子も、過去と未来を合わせて連続しているのです。つまり、犯人は、この数日間、今いる場所と動きが分からなくても、次ぎに現れる時は、今いた場所と次に現れる場所に関係しているのです。これを電子に当てはめると、ある時間の電子の位置と運動量は、確率的な関係でも、次の時間の位置は過去、または未来の位置に連続しているということになります。トリックのようなレトリックです。科学の一線を越えてしまったみたいです。このことを証明するにはどのようにすればよいでしょうか。コナン君はどうするのでしょう。コナン君はこういうでしょう。少なくとも、過去と現在をつなげることはできると考えます。例えば、犯人が現れそうな場所を地図で描くと抜け道、抜け穴がない限り、ある一定のエリアが想定できるはずです。未来は不明ですが、電子雲(はっきりとはしないが雲のような状態)として見た場合、可能性の未来として見ていることになります。このコナン君の推理に難点があるとすれば、犯人のいた場所が数年前であることがありうるということです。つまり、電子でいえば、過去が瞬間ではなく、数年前であることがありうることです。

    これでは、大分、おかしなことになってきました。遠い過去の事が未来に繋がっているということになると、それはコナン君ではなく金田一探偵の領域になるでしょう。でも、大丈夫です。ティトムは金田一でもあるのです。

    犯人、いや電子を映し出す鏡、ティトム球を持ち出しましょう。水晶占いのように思われそうですが、実際、正四面体重合を行ったりきたりしているので、そんな気分になりそうです。電子を犯人扱いしたのは悪い喩えでした。未来の一部を私達に見せてくれている電子雲なのです。ある意味で元気づけてくれる未来への希望の粒子なのです。誤認逮捕しないようにしましょう。

    電子の共有結合、結晶格子、化学反応のイオンなど、待っていましたとばかりに最適調和に達する理由がここにありました。私達の世界では、電車に整列して乗車させるときのように外部の力が必要です。それがなければ無法者の世界です。飛び乗り、我先、乱入、割り込みばかりです。何故、自然は混沌に見えて、秩序があるのでしょうか。それは、未来への予定調和があるからです。時間量に未来を含むとは、予定調和のことだったのです。すべては「如意のままに」です。ティトムとは如意観音なのです。如意観音については下記を参照して下さい。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%84%8F%E8%BC%AA%E8%A6%B3%E9%9F%B3

    以下、引用しました。

    如意とは如意宝珠、輪とは法輪の略で、如意宝珠の三昧に住して、意のままに説法し、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与えることを本意とする。如意宝珠とは全ての願いを叶えるものであり、法輪は元来古代インドの武器であったチャクラムが転じて、煩悩を破壊する仏法の象徴となったものである。六観音の役割では天上界を摂化するという。
    ―――
    時間量は未来を含んでいますから、如意観音的予定調和(エネルギー保存則の真の姿)が取れているのです。未来を垣間見せている電子雲とHHスパイラルの関係が次のテーマです。

    「時間は保存される」のテーマ終り。

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  • from: 生成門さん

    2008年11月26日 12時17分29秒

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    時間は保存される(5)

    時間は保存される(5)
    <ティトムとの共振>

    水素原子が「ラッチする真空」を取り込んだとき時間が生まれました。時間が逆戻りしないのは、水素原子と関係があります。しかし、「ラッチする真空」は水素原子以前からあり、まだどの段階でそれが生まれたのかは特定できていません。「ラッチする真空」とは、真空が閉じ込められることですが、その閉じ込めの仕組みを解明しない限り、時間の難問が残されたままです。

    今回の舞台はオデッセイ19「時間は保存される」の続きです。下記を参照して下さい。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page341.htm

    以下、その編集的引用です。

    もっと根源的な世界、つまり、ベリリウム変遷以前や、HHスパイラル以降の世界について、より深く追求しなければ、時間の謎は解けないでしょう。ティトムはまだまだ、マユツバの感が拭えないという人もいるでしょう。それは思考実験のつもりで大目に見てもらいましょう。そうはいいながらも、軽んぜられない説明も、たまに、飛び出したりするのではないかと期待してください。

    水素原子が生まれたとき、時間の方向性が決まり、ヘリウムになったとき、ミクロの事象の地平面が形成され、重力が発生し、ベリリウム以降で90度の直交座標空間(電流とその周りの磁界)が生まれたというのがこれまでの筋書きです。

    電離された水素が光っているHⅡ領域の天体は、世界の始まりの様子を示しているようです。水素原子の誕生前に電子で満たされていた空間があったのでしょうか。もし、それがなければ水素はどうして出来たのかという疑問が出てきます。波動を粒子に置き換える考え方がありますから、電子の海もあったかもしれません。ティトムは、粒子が生まれるのは回転の結果であると考えていますので、回転するものと回転させるものを重点的に追及します。

    四次元能はインターネット禅による検索と瞑想をすこしずつ積み重ねて、ティトムとのシムダンスを舞っています。力技で時間のベールをゆっくりと剥いでいこうと思っているのです。最初の頃よりは大分、テーマが絞り切れてきました。ですが、まだ時間というネタを調理するまでには至っていません。例えば、誰でも知っている「エネルギーが保存されるという」法則があります。これは時間と関係するのですが、どう関係するのかは不明なのです。

    エネルギーが保存するとは、分かりやすく言えば、投入したエネルギーと消費したエネルギーは同じだということです。俗な喩えを引用すれば「努力すれば報われる」です。投入したエネルギーは結果になるということです。しかし、いつも結果が実るとは限りません。その場合でもエネルギーが保存すると言えるのでしょうか。「果報は寝て待て」とも言います。この場合は、努力しなくても結果が得られるということです。これでエネルギーが保存されると言えるのでしょうか。それが言えるのです。つまり、この保存則には「誰が」という主語はないのです。逆に言えば宇宙が主語なのです。努力したものが、自分に還ってくる時もありますが、他人に果報がいくこともあるのが人生です。トータルでは帳尻が合っているのです。それがエネルギーの保存則というものです。こんな説明じゃ、ティトムが泣くでしょうから、ウィキで微妙な点の指摘をしてもらいましょう。エネルギー保存の法則を参照してください。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
    以下引用です。

    『エネルギーの総量は変化しない』これがエネルギーの保存則の本質です。ただし、その回りの空間は閉じていることが前提です。例えば、夫婦の間で、貸し借りしても、家計としてはプラスマイナスゼロであるというにものです。夫婦の間では閉じています。外との出し入れがないのです。そんなことは、実際はないでしょうが。

    エネルギー保存則と時間

    一般に物理量の保存則は私達が住む時空の対称性の現れです。対称性とは、入もあれば出もありバランスがとれるということです。エネルギー保存則は、誰にでも平等です。対称(バランス)があります。つまり、時刻によって、起きたり起きなかったりすることがありません。それを担保してくれるのです。従って、エネルギーの保存則が成り立たないとすれば、その時刻は時間的特異点です。
    ―――
    心理的時間というのも、特異点かも知れません。人によっては、起きたり起きなかったりします。このような特異点ではエネルギー保存則はなり立たないのでしょうか。時間はえこひいきして、主観的であり、非対称(アンバランス)なのでしょうか。主観的と客観的時間を同時に扱う事は出来ないのでしょうか。心理的時間を考慮すると、ややこしくなりますので、しばらくは客観的時間だけで考えていきます。

    エネルギー保存則で大事なことは、「密閉された」ということです。どこまでを密閉されたとするのかで、話が大分違ってくるでしょう。今、問題となっている温暖化というのは地球という枠の中の出来事です。私達は家の暖房を取り、暖かくしています。外は寒いのです。エネルギーの保存則がなりたっていないように見えます。しかし、枠を大きくしてみましょう。部屋を暖かくした分は、いずれ外にでていきます。その証拠に暖房を止めてみればよいでしょう。ただちに、寒くなるはずでしょう。それは外から寒さが入り、中から暖かさが外に出ていったからです。この内と外の関係を地球の大気圏と考えてみましょう。同じことが言えます。ただ、完全に密閉されれば(熱の出入りがない)、暖房を止めても、中は暖かいままです。暖房を止めなければ更に暖かくなるでしょう。これが気候変動となって人類の危機となっています。
    温度が上がるということは、それだけエネルギーが空間に溜まることになり、内部物質を構成する原子の振動数も上がるということです。振動数が上がるということは時間が蓄積されるということなのです。温暖化というのは時間量が増加したことと同じ意味なのです。もちろん、エネルギーは保存されなければなりませんから、時間量が増加した分のエネルギーはどこからか供給されなければなりません。それは言うまでもなく太陽です。CO2はそのエネルギーを内部に蓄える膜の役目をしているのです。

    温暖化というのは、CO2の膜ができても地球が完全に密閉されることはありませんから、出と入りの差が問題となっているのです。もし、地球が完全に密閉されているとするなら、エネルギー出入りがないですから、平衡状態を保ち、保存則が成立つのですが、実際はそんなことはありません。太陽系を考えても完全に密閉されていることなど有り得ません。どんな銀河宇宙も単独で、独立しているように見えますが、不完全密閉なのです。しかし、最大宇宙=ティトム天球は完全密閉でしょう。それより大きな天体はないのですから、内部しかないのです。もし、最大宇宙が完全密閉と考えると、この完全なエネルギー保存の法則が成り立ちます。しかし、最大宇宙のティトム天球は本当に存在するのでしょうか。そして、それは完全密閉なのでしょうか。ティトム天球の内部では、エネルギー保存が成り立たなくなる時間的特異点があるといいました。個々にはエネルギー保存の法則が成り立たない領域があるということです。しかし、その領域を広げてみれば、エネルギー保存の法則が成り立っているのです。

    ところで、エネルギー保存則に関係して質量保存の法則があります。下記の質量保存の法則を参照してください。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%AA%E9%87%8F%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
    以下、編集的に引用しました。

    ・核反応では質量は保存されません。
    ・化学反応では質量は近似的に保存されます。
    ―――
    エネルギーと質量は同じなので、質量が保存されなくても、トータルでは保存されるのでしょう。例えば、走っている車はタイヤが磨り減りますから、一見、質量の保存が成立たないように見えます。磨り減った分は摩擦熱になっているので、質量を含めたエネルギーの保存が成り立っているのです。

    エネルギーの問題はこれくらいにしましょう。やはり、問題は時間です。時間は温度と関係して保存されるといいました。食溜めする熊は冬眠していれば、食べ物を摂らなくても生きていけます。冬眠はエネルギーの消費を抑えるので、時間の消費も少なくなるのです。つまりゆっくりと時間が経過していると言うことです。つまり、時間を保存していると言えるのでしょう。食溜めが時間を保存しているならば、精子の冷凍技術は命を保つのですから時間を保存していることになります。生きる・生きないに関係なく冷凍していれば時間が保存されたと言えるのです。温度が高いと原子の振動が上がり、エネルギーの消費は進みます。温度が低いとエネルギーの消費は少なくて済みます。エネルギーの消費と時間が関係するのです。時間の缶詰とは、エネルギーの蓄積と同じ意味なのです。

    そもそも時間は光の速さ、物質反応の速さ、放射性物質の半減期、神経細胞の伝達、生命の寿命等の運動の変化を意味します。客観的時間です。しかし、冬眠や冷凍によって、時間の進みが遅くなるということになると、宇宙には客観的絶対時間があると言うことに反してしまします。時間が相対的ということになると、「果報は寝て待て」、「時間泥棒」、「棚から牡丹餅」というような主観的な時間は脇に置いてきましたが、このような時間も脇に置いておくわけには行かなくなりそうです。

    エネルギー消費には必ず温度の場(空間と時間)が絡んでいるということになりました。温度と空間と時間は切っても切り離せない仲なのです。ある温度で空間(真空)が閉じ込められるなら、それに相当する時間が閉じ込められるのです。冷凍や冬眠というのはエネルギー消費の少ない場、つまり、それだけ時間が保存される空間(間延びされる)ということなのです。空間=真空が閉じ込められるというのはイメージしやすいのですが、理屈はそうであっても、時間の閉じ込めはイメージしにくいのでしょう。それで、温度という物理量を持ち込んで見たのですが、イメージしやすくなったでしょうか。温度は振動であり、振動はエネルギーであり、閉じ込められた空間ということになります。ここから言えることは、温度が高ければ空間は活発となり、エネルギーの消費は大きくなり時間が進むということです。つまり、空間の状態は時間の進みと関係するということです。今はまだ温度、空間、物質、時間の関係については、これ以上の切り込みは出来ませんが、時間が保存される量=時間量というものを考えて見ましょう。時間量を測定にするには、どうすれば良いのでしょうか。少なくとも、私達が住んでいる空間で言えば、宇宙の果を見たわけではないにしても、137億年という半径の大きさの最大空間に住んでいるということだけは確かです。それは同時に137億光年という時間の量なのです。つまり、時間は光なのです。光は電磁波ですから、波は振動ですから、時間は振動ということになります。この当たりに時間量の秘密がありそうなのです。

    この137億年という最大ティトム天球が完全密閉の宇宙なら、その外側はないのですから、空間は一定です。当然、外部とのやり取りがなければ、内部のエネルギーは保存されますので、時間の総量も保存されるのでしょう。温度と時間が関係するのですから、時間の進みも空間に関係するでしょう。絶対時間とは最大ティトム天球の完全密閉の宇宙の時間なのでしょうか。もしそうなら、その中のティトム球の不完全密閉の宇宙には、それぞれの相対的時間があると言うことなのでしょうか。そうならば時間が個々の閉じ込められた空間毎にあるということが理解できます。冷凍された精子は絶対時間では何千年も経過しますが、冷凍された精子自身は、その空間の中で、時間が缶詰にされ、時間が止まったまま生きているのです。

    相対時間と絶対時間があると考えるとでは、そのような時間は一体、いつどのようにして生まれるのでしょうか。生まれるならば、いつどのようにして消滅するのでしょうか。この問題は、既に宇宙生成サイクルがすべての始まりであると言いました。このサイクルの仕組みに答えがあるのです。

    宇宙生成サイクルのティトム球では、手裏剣ジェットの直交座標空間(間欠泉のようなもの)が生成されます。この時にすべてが始まるのです。その生成の母体は特異点=原点にあり、直交座標は生成されたジェットが外部に噴出するトンネルなのです。そして、出口は事象の地平面です。特異点=原点で時間が一旦リセットされ、手裏剣ジェットと共に時間が発生するのです。ティトム球は時間の発生の舞台であり、ジェットと共に時間が舞うのです。そして天空に向って剣=時間を投げ付けるのです。間歇泉のイメージです。間歇泉は、地中に穴があり、そこにお湯が溜まり、内部の圧力で勢い良く噴出すのです。ここには、水平と垂直の関係があります。水平面がエネルギーの供給口であり、垂直が時間の出口なのです。小さな舞台を客席から眺めるような感じで時間の生成の瞬間を見ることが出来たでしょうか。

    一旦生成された時間は、三次元世界で固有の時間経過を辿ります。その経過とは変化を意味します。変化は時間を消費していきます。しかし、「密閉」された空間では、その時間量は保存されるでしょう。時間は物質とエネルギーの総和に等しいのですから、消費された分と残っている分を加えれば時間量は保存されるということです。冷凍物は時間の消費が全くないので残っている分がずっと保存されているのです。ただ、時間の消費が全くなくても、マイナスになることはありません。ティトム球の中には、時間を逆向きにさせないラッチする真空の仕組みがあるのです。いずれにしても、その時間量の変化は、エネルギーと温度と関係します。そこで、その量を示す単位として時間量という新しい概念を導入したのです。

    くどいようですが、相対的時間の概念は私達の日常の世界では、主観的な、心理的な時間としてはなんとなく感じられますが、冷凍によって時間が保存されるといっても実感が湧かないでしょう。遺伝子技術が進んで、凍土から発見されたマンモスが生き返ったとしても、そのマンモスが、何万年の時空を超越したとセンセーショナルな見出しで新聞を賑わしたとしても、何万年の時間を経過したという事実には変わりがありません。それが絶対時間、客観時間の概念です。どうしても、客観時間にこだわってしまします。まだまだ、コペルニクス的大転換が出来ていないようです。

    絶対時間、客観時間はない。宇宙は自立分散、並行、兄弟関係にあり、個別の時間しかないというのが、ティトムの主張です。時間は場所によって、遅れたり進んだりするのです。空間と連動して時間が閉じ込められるのですから当然です。

    カーナビを考えてみましょう。車に乗っていれば便利に使っているでしょう。実は、この時間は相対的であるということ、つまり、時間量が保存されている身近な例なのです。カーナビは、地上と天空の衛星がコミュニケーションしているシステムです。地上と天空では、時間の進みが違うのです。地上と天空といっても、同じティトム球の表面です。何故時間の進みが違うのかというと、同じティトム球の表面でも、地上と天空では真空の閉じ込め具合が違うのです。重力によって真空が歪んでいるのです。その真空の歪みが時間の進みを遅らせるのです。そこで、絶えず天空では時間を補正しているのです。この補正は、時間が一定の方向に流れる事を保証して、時間量が保存する仕組みがティトム球にあるからできる芸当なのです。このような喩えで、四次元能=ティトムとのシムダンスに親しみを感じてくれるでしょうか。

    続く。

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  • from: 生成門さん

    2008年11月24日 19時26分21秒

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    時間は保存される(4)

    時間は保存される(4)
    <ティトムとの共振>

    クェーサーのジェットの流れが、原子核のK殻の電子の動きに影響を与えるような、とんでもなく突き抜けた「何か」があるといいました。それが時間だろうともいいました。ティトムは空間分割のマジシャンであるといいました。その時間と空間はどのように結びつくのでしょうか。今回の舞台はオデッセイ19「時間は保存される」の続きです。下記を参照して下さい。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page341.htm

    以下、その編集的引用します。

    ティトムの奇抜さは、空間を正多面体が分割してゆくというところにあります。
    宇宙精神の探検であるトレジャーハンティング、悟りの四次元能、共生共振のシムダンスなどの多様な言い方をしますが、ティトムの奇抜さと関係します。それは何故なのでしょうか。原点に戻って考えて見ましょう。時々振り返ってみるのは西田幾太郎のプロセス球の「出で立つ、踏み迷い、知り覚え、還りゆく」を辿っていることにもなります。ここまでで、一番のハイライトはベリリウム変遷とHHスパイラルの5角→6角反転現象です。これらの間に3次元直交空間が収まっています。このことは手裏剣ジェットの出現で示した通りです。
    「手裏剣ジェットの出現(1)」を参照して下さい。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074839588
    「手裏剣ジェットの出現(2)」を参照して下さい。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074906355
    「手裏剣ジェットの出現(3)」を参照して下さい。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074910720
    以下、編集して引用しました。

    二つのヘリウムが融合してベリリウムになります。真空の閉じ込めるためです。この時に、ヘリウムの正四面体から正六面体へ反転したのです。その後、融合が進んで正12面体に包含されます。


    この「真空の閉じ込め」という正多面体のマジックが「ベリリウム変遷」です。ベリリウム核が融合された後に、三次元直交空間(直交座標)が生まれます。二つの正四面体を内包した正六面体の真空の形が、磁界と電界の90度の関係として直交座標を誕生させたのです。こうして直交座標を持ったのが鉄原子モデルですが、実はこれがHH天体と似た形をしているのです。これは正多面体という宇宙精神(四次元)の三次元への現れ(空間分轄)なのです。降着円盤とジェットの直交座標の形を「ハービック・ハロー・スパイラル」、叉は「HHスパイラル」といいます。このHH天体の直交座標HHスパイラルは、銀河系にも、太陽系にも同様にあるのです。

    正多面体という宇宙精神(四次元)の三次元への現れ(空間分轄)の結果としての直交座標が宇宙のあらゆる所にありそうなので宇宙の法則、生成の原理の結論を纏めて起きましょう。

    直交座標=ジェット=トンネルは、ベリリウムが生まれた後に生まれました。HH天体のジェットは空間の天球の一点を記憶して放出されています。そして、その直交座標のイメージを明確に伝えるのはジャイロコンパスです。私達の三次元の世界に四次元イメージが露出しているのは「ジャイロコンパス」です。ここに四次元が隠れているのです。下の図を参照してください。
    http://www.s-graphics.co.jp/tankentai/news/gyroscope.htm


    ―――
    ジャイロコンパスとHH天体が共に直交座標という仕組みであるということは、数十億年前に、直交座標が宇宙で生成されたことを意味し、かつ、それが鉄原子に継承されたことを示しているのです。これは極めて重要な発見です。つまり、これが宇宙の法則、生成原理、「記憶する真空」の正体だからなのです。

    鉄原子もHH天体も、ちょうど宇宙空間の海に浮かぶ小船のようであり、島のようです。ここで生まれた電流と磁界が90度になる直交空間が宇宙生成モデルの原点なのです。

    では、それ以外の空間では90度ではないのでしょうか。土星のヘキサヘリカルの渦などは強い回転力の中で、90度の関係が崩れている珍しい場所だと思っています。もちろん、ウニ構造の太陽(黒点近辺)では90度なんて影も形もありません。

    一般に、90度の関係は、電子の正8面体(立方晶系)構造に関係しているようです。現段階ではまだ憶測で言っているので、批判されても仕方がないのですが、神秘主義的SFではないので何とか筋道をつくろうと思います。宇宙空間に水素原子が生まれたとき、時間の方向性が決まり、ヘリウムになったとき、ミクロの事象の地平面が形成され、重力が発生し、ベリリウム以降で90度の直交座標空間(電流とその周りの磁界)が生まれたのではないかということです。

    HⅡ領域の図は、電離された水素が光っている天体ですが、世界の始まりの様子を示しているのです。HⅡ領域を参照して下さい。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/HII%E9%A0%98%E5%9F%9F
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
    以下、編集的に引用しました。


    ・ 図は、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したM33銀河の巨大HII領域NGC604です。
    ・ HII領域とは、電離された水素が光を放っている天体です。
    ・ 直径数百光年に達する大きさを持ち、内部で星形成が行われています。
    ・ このガス雲の中で生まれた若い高温の青い星が多量の紫外線を放出し、星の周囲にある星雲を電離することで光っています。
    ・ HII領域は数百万年にわたって数千個の新しい恒星を生み出します。
    ・ 生み出された星団の中で最も質量の大きな星々が超新星爆発を起こしたり激しい恒星風を放出したりすると、HII領域のガスは吹き払われ、星団の背後にわずかな星雲を残すのみとなります。
    ・ HII領域は電離された水素原子を大量に含んでいることからその名が付けられました。
    ・ 中性の水素原子を HI (H one)、電離された水素原子(陽子)を HII (H two) と呼びます。
    ・ プレアデス星団は星団が自分たちの生まれたHII領域を「蒸発」させた一例です。
    ・ HII領域は私達の銀河系のような渦巻銀河や不規則銀河の中にしか存在せず、楕円銀河では決して見ることがありません。
    ・ 楕円銀河にHII領域がない理由としては、楕円銀河が銀河同士の衝突・合体によって作られたためであると考えられます。
    ・ 銀河団の中ではこのような衝突・合体はしばしば起こっています。
    ・ 銀河同士が衝突すると、個々の星はまずほとんど衝突しませんが、巨大分子雲やHII領域は激しい擾乱を受けます。
    ・ このような状況の下では膨大な数の星形成が爆発的に引き起こされ、ガスのほとんど全てが星に変わります。
    ・ 通常の星形成でガスが星に変わる割合がガス全体の質量の10%以下であるのと比べると、非常に急速で激しい過程です。
    ・ このような急速な星形成が起こっている銀河はスターバースト銀河として知られています。
    ―――
    「ラッチする真空」は水素原子以前にあり、まだどの段階で生まれるのかは特定できません。たぶん、「ラッチする真空」を共鳴の一種で水素原子が空間を取り込んだとき、時間という秩序、または構造が生まれたのではないかと考えています。時間は水素原子(電子を含む)の関係(秩序や構造)と捉えると難しいものではなく、不可逆(逆戻りしない)であることが時間を時間らしくしているのです。いずれにしても、「ラッチする真空」を解明しないと難問が残ったままです。
    続く。

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    2008年11月24日 18時55分56秒

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    時間は保存される(3)

    時間は保存される(3)
    <ティトムとの共振>

    四次元能は四次元を探求しています。ティトムではもっと徹底して四次元にこだわっています。時間は保存される(2)では、その理由の説明を長々としました。又、「時間は保存される」を受け容れるには、コペルニクス的大転回をしなければならないとも言いました。今回の舞台はオデッセイ19「時間は保存される」の続きです。下記を参照して下さい。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page341.htm
    以下、その編集的引用です。

    原子を構成する外部の電子は、内部の原子核が反転して出来たのです。しかも、そこには、プラトン立体の入れ子構造があります。端的に言えば、原子の外側は正8面体に正20面体が内接してできたのです。原子核構造の中にプラトン立体の入れ子構造を発見したのは、ロバート・ムーンです。詳しくは下記「メタトロン」を参照してください。http://homepage1.nifty.com/metatron/zone-03/319.htm
    以下引用しました。


    ―――
    これを鉄原子で表すと以下のようになります。



    鉄原子生成の図では、正8面体は省略していますが、正四面体が正12面体になり、そこで反転して電子の数(24+2)を示す二つの正20面体(12×2)になります。このようなプラトン立体の入れ子構造がアンドロメダや天の川銀河にもあるのです。宇宙は内部が反転してできた物質の世界なのです。銀河を生み出す反転は原子の構造よりはずっと複雑ですが、基本は複数の正20面体(電子の世界)が超流動状態で内接することになるでしょう。鉄では垂直方向に二つ出ていますが、この構造は「ウニ」です。「ウニ」の針は、垂直方向のジェットを意味します。この「ウニ」の針が無数に増えていくのが宇宙の様態です。「ウニ」という述語状態があるのです。ウニ、ウニ、ウニです。そこには述語状態はあっても垂直構造はありません。内接する正多面体同士の兄弟関係、パラレルの空間の構成、自立分散の述語構造があるのです。このような兄弟、パラレル、自立分散の水平の仕組みが正20面体の超流動での内接関係なのです。これを述語構造が「四次元的に突き抜ける」といいます。

    天の川銀河とアンドロメダ銀河は、いずれ衝突するかもしれないのですが、それは内接する正多面体の兄弟関係、パラレルの空間の構成、自立分散構造となる述語的同一性があるのです。袋に幾らでも詰めてもよいという有り難いサービスがありますが、それとは違うもっと華麗な詰め方になるでしょう。そして、それがどんなに大きい天体であろうとも、半径137億光年の球の最大ティトム球というウニは「時間」という述語でも包まれているのです。

    述語的同一性という宇宙の法則を表現するのがティトム球なのです。このティトム球は「降着円盤」、「正4面体の球」、「手裏剣ジェット」という述語で構成されています。つまり、ティトム球=ウニという述語は銀河の最大抽象の普遍的な特長なのです。この述語に主語を当てはめると、一つの特殊な宇宙ということになります。従って、天の川銀河とアンドロメダ銀河も一つのティトム球の外部なのです。

    では、ティトム球の最大抽象の普遍的な特長である「降着円盤」、「正4面体の球」、「手裏剣ジェット」の3者の役どころを押さえておかないといけないのでしょう。ウニといえば、太陽は緩慢に爆発するウニです。宇宙の大規模構造は泡です。その泡にもウニが潜んでいるでしょうか。光を放つ銀河のマップを作成すると泡のような配置になるようです。そこで見方を変えてみましょう。泡の中心にダークマターのさらに奥にブラックホールがいるとします。そのブラックホールがウニの本体で、光を放つ銀河は、それを避けるように、ウニの付け根から針の先に向けて移動します。

    次に、泡とウニの関係について考えてみましょう。ティトムの正4面体の球を、ウニにしましたが、このウニという形は長期間、引力と斥力が安定して保つための一つの姿なのかもしれません。メタギャラクシー(大規模宇宙)の泡の中心、銀河の中心、恒星、強磁性体、原子殻などは、ウニの引力と斥力の安定した形です。

    ただ、一つ腑に落ちないことがあります。生簀(いけす)にウニが数十匹入っている姿をイメージしみましょう。泡とは見方をかえると、生簀のウニです。困るのは、ティトムの正4面体の球に数百匹のウニを、つまり、多面体を内接させるのは無理だと思うのです。ここは多くても10匹以内のウニで収まるような、構造がないといけないでしょう。内接する正多面体の兄弟関係、パラレルの空間の構成、自立分散構造を持った超銀河群と局所銀河群を繋ぐ構造です。まだ、そのような銀河は発見されていませんが、見つけて欲しいものです。それとも、銀河が数億の恒星を従えているように、ひとつのティトム球に数億の銀河を押し込むことが可能なのでしょうか。

    さて、一旦、球から離れて、一つ次元を落とした降着円盤について考えましぅ。ティトム球で無限大(137億光年)から無限小(原子)までの空間に穴を開けましたので、三次元から二次元の円盤を見てみるということです。球を、例えば楕円銀河などを、面であらゆる方向から切り刻んで見たとします。実はこの姿がウニなのです。ウニとは球面調和関数のことです。球面調和関数については下記を参照してください。http://www2.neweb.ne.jp/wc/morikawa/menu.html
    以下、引用しました。


    ―――
    逆に、このウニを上下二極に強く引き裂いたらどうなるでしょうか。その時できるのが降着円盤です。電位の鏡餅のように、±の二極化した状態になります。恒星の誕生する時に渦が見られますが、それは二極化された状態の現れでしょう。この三次元の渦を理解するためには、例として、丸い風船をねじって二つの球にすることを想像してみましょう。ルービックキューブのように捻るのです。これが三次元の渦の姿です。このように考えると、土星もなんらかの捻りが働いているでしょう。

    最後に、一次元の手裏剣ジェットに触れておきます。先ほど述べた降着円盤を三次元で捻ると、トーラス(ドーナツ)状の中心線はごく普通に見られる渦現象になると考えられます。この手裏剣ジェットこそが「ラッチする真空」を生み出しているのです。クェーサーなどのように巨大でなくても、太陽でも、土星、はたまた、原子のK殻に至るまで、時間(三次元の渦)の連鎖があるでしょう。それに137億光年の球はラッチする真空¬=手裏剣ジェットで満ち満ちているでしょう。たばこの煙を吐き出すとき、うまい人はドーナツの輪を作ります。息を噴射するとトーラスが内外に捻られるのです。それをイメージしてみましょう。トーラスも空間の渦の一形態です。これで風船ねじりと合わせて二つの渦が出てきました。これら二つの渦を組み込んだのが宇宙サイクル、クェーサーの図なのです。

    しかし、まだ説明できていない方向の問題があります。何故、二つの渦が二つの相反する方向になるのでしょうか。渦は捻りによって出来ますが、宇宙サイクル図では、それは自転軸の回転になります。ただし、この回転を持ち出したところで、二つの方向の説明にはなっていません。これは銀河の回転と電子のスピンの問題を考える際に答えが見つかるでしょう。今後の検討に委ねます。今言えることは、同時に二つの方向を生み出す「超流動の三次元捻り」があるとしておきます。超流動の三次元捻りといっても具代的なイメージはできないでしょう。宿題としておきます。なにせ、137億光年の球の自転の問題になりますので、シムハンター達が独自にイメージを想起するには、ちょっと荷が重いでしょう。

    シムハンターとは、シムピープルを目指し、そのために四次元能・シムダンス=トレジャーハンティングをするハンターなのです。宝探しのようなものです。楽は出来ないのです。

    「正4面体の球」としてティトム球には無限大(宇宙)と無限小(原子)の関係を与えましたので、降着円盤と手裏剣ジェットにも無限の関係を与えたいのです。しかし、それは虫が良すぎるでしょう。諦めた方がいいかもしれません。ここは素直に、クェーサーの手裏剣ジェットはティトム球のトンネル(正四面体の面点反転)を通して、電子のK殻につながっているとしましょう。もちろん降着円盤も内部が反転して出てきた姿であるとしましょう。土星の輪と銀河の腕も、内部が反転して出てきた同じ姿であると述語的に繋げたいのですが、ちょっと残念ですが、いったんあきらめます。押してダメなら引いてみるというのも、シムハンターの機敏さです。

    ここで渦に目を向けて見ましょう。三次元の渦とは本当は何でしょうか。本当の三次元の渦とは、ティトム正4面体の面と頂点の関係にあります。地表で観測される渦ではまっさきに台風が思い浮びますが、これは地表を平面とした二次元の渦です。もちろん、鳴門の渦潮も、トイレの排水も二次元の渦です。では、タバコの煙のトーラス(ドーナツ)はどうでしょうか。これは2.5次元です。2次元でもなく、三次元ともいえないのです。中間です。従って、三次元の渦として残るのは、ねじり風船になります。しかし、2.5次元の渦とします。

    本当の三次元の渦とは、ティトム正4面体の面から頂点へ、点から面へと通路が確保され、内と外がそのトンネルで繋がっていることです。ヘリウムがある場所には、そのトンネルが隠されているのです。ヘリウムは最初に空間を閉じました。それが正四面体です。そのヘリウムが重合して鉄まで生成されました。ですから、物質があるところには三次元の渦があるのです。同じ物質でも、三次元の渦だったり、2.5次元の渦だったりするでしょう。ここには分水嶺があります。このことは、もっと詳しく例を示して説明します。ですから、三次元の渦の正体を見ないうちは、銀河や原子核に、一足飛びにティトム球を当てはめるのは危険なのです。ティトムは三次元の渦を四次元に格上げするのは慎重なのです。まだまだ銀河や原子核との中間の橋渡しの発見が足らないからです。一つだけ確信を持って言えるのは、私達の三次元空間を突き抜けている「何か」があるということです。

    クェーサーのジェットの流れが、原子核のK殻の電子の動きに影響を与えるような、とんでもなく突き抜けた「何か」が、今は分からないのですが、これから見つかると思っています。遠くない将来を希望しています。断定はできませんが、時間がその「何か」であると思っているのです。

    恒星をどんどん誕生させている星の揺り篭があるそうです。ただ、そういうエリアとティトムとは、まだまだ相性があまりよくありません。未発見の事実が隠れていると思われるのです。ここに渦の鍵となる「何か」がありそうです。ティトムは、今のところ奇抜で受け入れがたい面もあるでしょう。空間を正多面体が分割してゆくという野太さでは、マジシャンに引けを取とらないでしょう。

    それにしても銀河の泡構造の発見はすばらしいです。文句なしの賛辞に値すると思います。何でも食べてしまうヒトデのように「動く銀河」とかが続いて出てくるでしょう。

    続く。

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  • from: 生成門さん

    2008年11月24日 14時11分26秒

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    時間は保存される(2)

    時間は保存される(2)
    <ティトムとの共振>

    マクロからミクロまでに突き抜ける反転の仕組み、つまり、四次元性があり、そこでは時間も保存されるということを述べました。その鍵を握っているのが正四面体というイデア=虚でした。その虚が、実は「実」になるとうマジック=コペルニクス的大転回=<反転力>の予感があるとも言いました。今回の舞台はオデッセイ19「時間は保存される」の続きです。下記を参照して下さい。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page341.htm
    以下、その編集的引用です。

    まず、コペルニクス的大転回の予感とは何でしょうか。それは、垂直統合が三次元的ではないということと関係があります。それは「宇宙が閉じている」という「宇宙サイクル」を提示したときに既に隠されていたシナリオです。宇宙サイクルは「閉じたティトム球」であるということです。ここから言えることは、ティトムというのは時間という「述語の缶詰」だということです。閉じているのですから、真空も物質も、更に時間だって閉じ込められているでしょう。外がないのですから生まれた時間は、消費しない限り、溜め込まれるしかありません。「宇宙は閉じている」ということから常識では通用しない「時間リセットされ、再スタートする」などが様々なことが導かれます。ですから、天動説へ回帰するというコペルニクス的大転回をしなければ、これらを受け入れることはできないでしょう。

    現在の最大ティトム球の大きさはどのくらいでしょうか。クエーサーが見つかったことで、最大ティトム球は半径137億光年の「閉じたティトム球」であるといえるでしょう。これはとてつもなく大きく、私達の生活実感からは遥かにかけ離れた天体です。しかも、それは閉じていながらも生々流転する球であり、矛盾した即非の球なのです。閉じていて、閉じていていない球などという実体は三次元では存在しません。そのことを踏まえて、「正4面体の球」を正四面体の重合という生成モデルに進化させました。「宇宙サイクル」から「宇宙生成モデル」と名称を変えたのです。「宇宙生成モデル」とは宇宙サイクルに正4面体重合を重ねた図であることは既に述べました。


    コペルニクス的大転回は、アンドロメダと天の川銀河が事象の地平面の外側の世界(宇宙サイクル=同じ述語の世界)だと言うことからも暗示されます。外側は原子の構造で見たように内部が反転してできたのです。

    花火やテレビの例のように単なる反転なら三次元世界ではいくらでもあります。しかし、内部が反転して外部になるという反転はめったにはありません。脳や遺伝子など生命に関しては反転臭い何かがありそうですが、それを解明するのは最後の最後になるでしょう。三次元の現象で反転がありそうなのは渦のあるところです。しかし、それ以外の三次元の現象では、ボールを傷つけずに内外を引っくり返すなどできません。想像できるだけです。想像とは虚の次元で、三次元が物質世界ですから、それだけで複素平面(実と虚)で示せる四次元の現象なのです。宇宙ではそれが想像ではなく虚=内部が実=外部になる現実があるのです。ヘリウムの外部の電子は、内部の原子核が反転して出来たのです。ですから、反転といっても、株が反転するのとは違うのです。


    ここで、ティトムでいうところの四次元について補足しておきます。複素平面は四次元ですが、実軸は縦横高の三つの軸が一つで代表された三次元を意味しています。それに対して、虚は非物質=精神的なものを軸としていますが、それがいくつあっても、次元としてカウントせずに一つで代表された虚次元を意味しています。SF等ではよく高次元・多次元といます。それは、虚は多数の非物質=精神的なものを軸としてカウントしているからです。ティトムでも、三次元の事象の地平面があり、更に内部空間があり、その内部空間には円盤があり、餅鏡があり、特異点があります。その上に反転する直交座標があり、更に更に、正四面体の無限重合があります。これら特徴からティトムは超高次元・超多次元とでも言ってよいでしょう。しかし、敢えて、ティトムでは四次元にこだわります。

    それはこういう理由からです。先ず、宇宙生成モデルの図を見てください。事象の地平面は外部であり、物質世界ですから三次元です。その内部空間は複雑です。正四面体はプラトン立体ですが、プラトンは現象化=三次元の背景には、あらゆる物事を生成するイデア=精神=虚があるといいました。四次元能ではこれを宇宙精神と言います。ですから、事象の地平面の実軸と合わせて、正四面体の虚軸で複素平面を構成するので四次元となります。では、餅鏡、降着円盤、ジェット、特異点、反転する直交座標はどの様に考えたらよいのでしょうか。これらを軸とすると九次元になってしまいます。そこで一つ一つ吟味して見ましょう。

    宇宙生成モデルの図は、前半と後半に分かれています。前半は消滅プロセスで、後半は生成プロセスです。消滅プロセスのスタートは降着円盤から始まります。降着円盤は三次元物質世界の事象の地平面から物質が降着する領域です。ですからまだ三次元の延長です。身体をティトム球=宇宙サイクルに喩えると、皮膚が事象の地平面で、降着円盤は口や食道に相当するでしょう。口はまだ半分外部とも言えます。降着円盤は、物質をより中心に向かって物質を送り込みます。降着円盤は回転しているので、その回転が捻りを生み、反転し、原点に集約させるのです。それを媒介するのが実と虚が混在する内部構造なのです。実性が強い降着円盤=口、食道から物質が送り込まれると内部構造の中心では、物質を粒子までバラバラにして非物質化=空にする虚が働きます。次に現れる餅鏡です。餅鏡は二つあり、物質の元になる粒子を±の電位に分離します。電位の餅鏡は、物質世界に二元性=対称性を現象化させる源泉=イデアです。内部構造の中心は物を消化する胃袋なのです。胃袋はただ消化するだけですが、こちらは交通整理するようです。消化酵素は回転の相当するのでしょう。内部構造の前半の消滅プロセスは色即是空であり、すべてをリセットするのです。時間さえもリセットするのです。

    では、内部構造の後半の生成プロセスを説明しましょう。後半は空即是色であり、特異点、ジェットが主役です。前半で円盤が回転することで捻りエネルギーが内部に蓄えられます。このエネルギーが一気に反転して垂直に噴出するのです。二つの餅鏡に分離された物質と反物質の元がそれぞれのルートを経て事象の地平面に噴出すのです。この噴出しの仕組みは鉄原子生成でも明らかにしたように回転する正四面体が二つセットで垂直になり、反転して外部に電子が現れました。この反転する中心を捻りの中心、特異点と呼んでいます。特異点とは、捻りパワーを垂直に反転させ、あらゆる物事を生成するエンジンなのです。ですから、特異点は単なる点ではありません。事象の地平面は伸縮自在であり、事象の地平面が無限に大きくなれば、特異点は無限に小さくなります。特異点はどんなに小さくなってもある構造を持っています。それは、二つの正四面体の捻りパワーを垂直に反転させ、あらゆる物事(対称性=物質と反物質)を生成する仕組みです。つまり、対称性が溶け合った、カオスの構造を持っていると同時に、新たな三次元の世界に向けての対称性(物質と反物質)を直交座標から生み出すのです。カオスから秩序を生み出す空即是色といってよいでしょう。ここには、正四面体=虚が生成酵素として媒介しています。特異点はバラバラにされた非物質=空から、新たに物質の元を生み出して、外部に放出するための直交座標を生み出すエンジンなのです。特異点は、生産する肝臓であり、腸であり、心臓であり、脳、精嚢であるでしょう。そして身体の外に向かって発射された新たな生成物=精子、それが手裏剣ジェットです。手裏剣ジェットは直交座標という三次元へのトンネル=尿道を通って行くのです。外に出て行った、新たな生成物=精子=ジェットは、卵子=星と出会いそこで物質を作るのです。それらは吸収され大きくなり事象の地平面で活躍し、再び降着円盤に辿りつき、色即是空のサイクルに入るのです。

    直交座標は複素平面に対して直交する座標ですから、イメージで表現するのが困難です。それで宇宙生成サイクルの図では、虚軸を取り除き、円盤を三次元の実軸を水平に回転させて、その平面に、ジェットを垂直に交差させました。更に、全体を球で包み、その球の表面を事象の地平面として、これに虚=正四面体を内接させたのです。どちらにしても直交座標は三次元へのトンネルであり、特異点は原点ですから、新たな次元としてカウウントする必要がないでしょう。

    続く。

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