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from: 生成門さん
2009年08月16日 17時06分47秒
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私達は宇宙を背中からしか見ていない
私達は宇宙を背中からしか見ていない
<ティトムとの共振>
<ティトムとの共振>はまだまだ四次元の前段階をうろうろしています。四次元にチャレンジするといいながら、実質は三次元物質科学的・唯物論的アプローチになっていると思います。つまり、複素平面的なイデア性を持ち込んでおらず、三次元の物質・エネルギー領域にとどまっています。それは結局、原理や法則を現在の量子物理学に依拠しているからです。
現在の量子物理学は「領域」=四次元という概念を取り込んでいないとしてティトムは批判的しているのですが、結局のところ、それらを利用するしか手立てがないわけです。もし、それを利用しないならSFになってしまうでしょう。
その壁を取り除こうとしているのですが、独自の量子物理学を構築するなどは夢の又夢なので、ティトム自身が物理性と精神性を融合するのは無理があります。ティトムができるのは宇宙に精神性があるかもしれないという可能性を探ることだろうと思います。
ハッブル望遠鏡が見せてくれる映像だけから精神性を見つけられる思うことは神をも恐れない心でしょう。それは細胞を顕微鏡で見ているだけで生命の根拠が分かると言うようなものです。やはり、徹底したイデア的アプローチを交差させなければならないと思うのです。それは<ティトムとの共振>で無理ですので<他との共振>に委ねたいと思います。
それでも、平衡、散乱や電子の点滅など、精一杯、四次元に近づくための考え方を交えて、ダークマターの本質と四次元のバッファ(時間空間を記憶する)に挑戦していきましょう。そして、それを銀河の回転問題に応用して見ましょう。そのためにも少しでも四次元らしい傍証を集めておきましょう。
最初は平衡に関するルシャトリエと磁気に関するヒステリシス曲線を学んでおきましょう。以下、テラー8
http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page725.htmを編集して引用しました。
例によって瞑想のための学習をしておきましょう。先ず、高校生のときに習ったルシャトリエの原理です。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86から編集して引用しました。
ルシャトリエの原理とは温度、圧力、濃度を変化させると平衡へ移動するというものです。
―――
要するに、あらゆる現象はバランスをとりたがるということです。平衡(バランス)の考え方を深めると宇宙が見えてくるのですが、それは陰陽のバランスということでもあります。平衡については
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E8%A1%A1>から編集して引用しました。
ルシャトリエの原理に当てはめられる、外部条件は示強変数といわれます。示強変数とは、濃度、圧力、温度など一般に、系に存在する粒子の数(物質量、mol)には関係せず、系の強度を表す数値なのでそう呼ばれます。一方、質量、体積などの変数は、系に存在する粒子の数(物質量、mol)に比例する変数なので示量変数という。一般に、反応速度は示強変数にのみ依存するという事実があるために、3つの示強変数(濃度、圧力、温度)のいずれかを変化させた場合には、ルシャトリエの原理が成立するものの、示量変数である体積を変化させた場合には、ルシャトリエの原理は成立しないことに注意しなければならなりません。よって、ルシャトリエの原理を適用させる際に、体積を減少させる⇒圧力を増加させる、体積を増加させる⇒圧力を減少させると置き換えて、適用させるべきです。
―――
この解説に出てきた三つの示強変数(濃度、圧力、温度)と系に存在する粒子の数(物質量、mol)に比例する示量変数に関連し、「示量変数である体積を変化させた場合には、ルシャトリエの原理は成立しないことに注意しなければならない」というのですから、注意を向けましょう。
何故、四次元能に平衡が関係してくるでしょうか。それは変化前と変化後の状態をスムーズに移行させるには、裏方が必要だと思うからです。
能でも変身する場合に黒子がいます。Yutubeで見る映像が途切れなくスムーズに見えるのは、裏でバッファ(一時的な保管)という仕組みが働いているからです。ダムのようなものです。ダムがあるお陰で渇水しないのです。もっと分りやすい例では、朝夕のラッシュ時の駅のホームでの乗客の乗り降りを捌くやり方です。割り込みをさせず順番に並ばせ混乱しないようにバッファをコントロールするのです。コントロールとは限られた時間と空間を分割したり規制したりして乗降を調整することです。これが三次元でのやり方です。
一方、電子の場合は四次元にバッファを持っているので、平衡にいたる変化をスムーズに移行させることが出来るのです。それで、全ての現象に関連しバッファとして働いているのです。
宇宙空間でのバッファの役割を担っているのは光を散乱させる雲、霞、ミスト、靄などです。これら半透過するものは空間のバッファとして、その場所の影響を受けて時間と空間をメモリしているのです。
「濃度、圧力、温度のいずれかを変化させた場合には、ルシャトリエの原理が成立する」とは、示強変数はバッファに一時格納することです。一方、取り出すときに「平衡は移動する」、「体積を変化させた場合には、ルシャトリエの原理は成立しない」とは、体積はバッファには関連していないということです。
これは電子軌道の大きさが維持される基本的な事柄と関係があります。従って、先走った結論になるのですが、宇宙はやすやすとは膨張、あるいは収縮したりしないということです。
次はヒステリシス曲線です。強磁性体の性質http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/Lecture/ferromagnet.htmから引用したヒステリシス曲線を参照して下さい。
この図は実に不思議です。原点に往復する部分がないのです。原点から出て行くだけです。そこでメビウスの輪を思い出して見ましょう。この部分は四次元を往復していると考えて見ましょう。メビウスの輪のイメージ です。
これによく似たイメージを描いてみます。この図をメビウス・ヒステリシス曲線とします。
赤の点線の部分が電子の四次元点滅(見えたり見えなかったりする)に呼応していて三次元では現れない部分です。やはり、磁子のスピンがあったとしたら1/2スピンでしょう。この点線の部分は超伝導のマイスナー効果とも関連しています。マイスナー効果については、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9Cから編集して引用しました。
マイスナー効果は超伝導体が持つ性質の1つであり、超伝導体内部への外部磁場の侵入を完全に排除して内部磁場をゼロにする。同極同士の磁石が反発しあうのとは違い、磁場を一切出さずに外部からの磁場を退けている。
―――
「先に外部磁場をかけて物質内部に磁場がある状態にしてから、物質を冷却して超伝導状態にすると、超伝導状態になったとたんに磁場が物質外部に押し出される」と説明されている部分がありますが、B-H曲線の初透磁率に関係しているでしょう。さらに、「外部磁場をかけた瞬間に誘導電流が発生して、その誘導電流がつくる磁場が外部磁場を打ち消すというものである」の部分は、ルシャトリエの原理によく似ています。
メビウス・ヒステリシス曲線に話を戻します。この図を反対側、つまり、原点サイドから見たらどうなるのでしょう。一般のヒステリシス曲線は原点を覆った姿を見せています。光は電磁波なので、磁化曲線がこのように背中側を見せているということは、光を通して宇宙を見ているということです。つまり、私達は宇宙を背中からしか見ていないのではないでしょうか。
ダークマターがなぜ散乱光を私達に見せてくれないのかも同じことが言えます。平衡、散乱、四次元に跳躍する電子ときたので文脈が飛んでいるかもしれません。探し求めているのは、電子とかかわりの深い光子の四次元性です。そこで散乱について学んでおきましよう。散乱についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%A3%E4%B9%B1から引用しました。
散乱とは、光などの波や粒子がターゲットと衝突あるいは相互作用して方向を変えられることです。
いろいろな散乱があります。レイリー散乱とは空が青いのは、太陽光が大気中の空気分子によって散乱するものであり、ミー散乱はレイリー散乱より大きい粒子による光の散乱です。電磁波の散乱には、トムソン散乱、コンプトン散乱、ラマン散乱、ブリュアン散乱、コロイドによる光の散乱があります。雲が白いのは多重散乱+ミー散乱によるものです。
―――
この中でコンプトン散乱を取り上げます。コンプトン散乱については宇宙科学研究所堂谷忠靖 http://www.isas.ac.jp/ISASnews/No.199/micro.htmlを編集して引用しました。
宇宙を眺めるととてつもなく強い磁場をもつ中性子星(表面で1012ガウス、ピップエレキバンの10億倍)のまわりや、巨大ブラックホール(太陽質量の100万倍以上)などのやたら重力ポテンシャルの深いところにはほとんど光速で飛びまわる電子がふんだんに存在します。
このような電子が周辺に存在する可視光などの波長の長い光子を弾き飛ばすと、光子はウンとエネルギーをもらってエックス線やガンマ線に変化することになります。実際、これらの天体からは強力なエックス線やガンマ線の放射が観測されています。
光子についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E9%87%8F%E5%AD%90%E4%BB%AE%E8%AA%ACを編集して引用しました。
コンプトン効果はこの運動量を持つ光子と電子の弾性散乱として説明されます。ただし、現在では光電効果、コンプトン効果の説明のために光量子を導入する必要のないことがわかっています。
光子は質量や電荷が0であり、安定な素粒子です(崩壊寿命がない)。光子の反粒子は光子自身となります。また光子はスピン1を持つボース粒子です。
角運動量保存則のため、光子の吸収、あるいは放出の前後には系の角運動量がこのスピン角運動量の分だけ変化しなくてはならないのです。このことが電磁波の吸収における状態遷移が起こりうるか否かを決定する選択律の原因となります。
―――
ボース粒子についてはhttp://www.sf-fantasy.com/magazine/column/quantum/200407.shtmlを参照してください。以下、編集して引用しました。
素粒子には2種類あって、物質を構成している素粒子をフェルミ粒子といい、物質間の力を構成している素粒子をボース粒子といいます。たとえば、陽子や中性子はフェルミ粒子で、ボース粒子は、電磁気力、強い力、弱い力、重力はそれぞれ光子、π中間子、W粒子とZ粒子、重力子と呼ばれています。
ボソン(ボース粒子)とフェルミオン(フェルミ粒子)の性質は光子と電子の性質に端的に表されています。光は重ね合わせることによって、一カ所にいくつでも押し込むことができます。それに対して、電子はパウリの排他律でも説明しましたように、同じ状態にはひとつの電子しか存在することができません。もう少しわかりやすいことばで説明すると、光は波の性質が強く、電子は粒子の性質が強くでているということなのです。
―――
光子は質量や電荷が0、安定、崩壊寿命がない、光子の反粒子は光子自身、一カ所にいくつでも押し込むができるという特殊な性質を読み取りましょう。
X線、ガンマ線、光速に近い速さで飛ぶ電子とは違う光子は電磁に関係した粒子ではないということです。電子と光子をナイフ面とパイプ軸に組み込めれば、宇宙に対して一歩突っ込んだ構造が見えてくるのではないかと思っています。
ティトム回転力と繋げるとするなら、「角運動量保存則のため、光子の吸収、あるいは放出の前後には系の角運動量がこのスピン角運動量の分だけ変化しなくてはならない」という部分でしょうか。本音を言いますと、ヘリウム原子核とこの光子だけは四次元に取り込むのに苦労するでしょう。
いっそのこと「崩壊寿命がない」という部分で、四次元性は無いと言えるとよいのですが、三次元は四次元の中に浮かぶ雲と考えていますので、仮に光子が三次元だけに存在する粒子だとしても、四次元との関係を無視するわけにはいかないでしょう。相当な困難が予想されます。
光子を四次元に呼び込めない理由は、光子というよりも光そのものの領域、空間そのものを扱わないとならないからです。三次元は光の空間としても良いのでしょう。もっと言いますと、光は三次元の真空のプロバティ(固有性)の一つで、とくに実体はないということです。光電効果を通した電子の別の姿と考えられます。黒体放射と共に三次元の真空のプロパティとして、ティトム回転力に属する一つの真空の性質としておきます。
これで、一応、銀河の回転問題を解くための準備は出来たようです。-
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2009年08月14日 13時33分09秒
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H 30とチャンドラー図との比較
H 30とチャンドラー図との比較
<ティトムとの共振>
HH 30とチャンドラーの図を比較しておきましょう。HH天体はお馴染みのhttp://www.cosmiclight.com/imagegalleries/stars.htmからの引用です。
下の図は http://chandra.harvard.edu/photo/2007/cirx1/more.htmlから引用しました。
ChandraX-ray Image of Circinus X-1
下の図は色調整をしたものです。
Circinus X-1 color arranged
ジェットがよく見えているのが分かるでしょうか。真ん中の球があまりに丸いので、天体かと見間違えてしまいます。HH 30を45度の角度から見るとこんな感じになるのでしょう
HH 30のように真横から見ないと中心が球なのかどうかは決められないのです。ピンクの球のジェット方向にでっぱりがあるのも、中央で切れ目(球のように見えるけど2つの回転の中心)があるように思われます。
要するに、宇宙の映像はいろんな角度から見たり、色校正をしたりしてみないと真の構造は分からないということです。-
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2009年08月14日 12時37分31秒
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ダークマターは四次元か
ダークマターは四次元か
<ティトムとの共振>
四次元の抽象イメージについては、とりあえずは一段落しましたので、これからは四次元の具体的な宇宙を探しにいきましょう。テラー7http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page591.htmを参照してください。以下、編集して引用しました。
先ずは、最初に訪問するのは正体不明の暗黒物質「ダークマター」です。ダークマターから追い出された銀河たちhttp://www.astroarts.co.jp/news/2007/08/27abell_520/index-j.shtmlの画像「銀河団Abell 520」を見てください。以下、編集して引用しました。
黄は可視光で観測した銀河、青は重力レンズから推測されるダークマターの分布、赤はX線で輝く高温のガスです。
銀河団どうしが衝突を起こした現場で、ダークマター(暗黒物質)の塊と、そこから追い出されたように離れて存在する銀河の集団が観測されました。銀河とダークマターが分離しているようすが見つかったのは初めてのことで、ダークマターの理論に大きな疑問が投げかけられています。以下、要約します。
・ 「Abell 520」はオリオン座の方向約24億光年の距離にある。
・ 複数の銀河団が衝突した現場である。
・ 上の画像は、NASAのX線天文衛星チャンドラの映像に、すばる望遠鏡とカナダ-フランス-ハワイ望遠鏡によるものを重合したもの。
・ チャンドラのX線データ(赤)は高温ガスの分布を示している。
・ 地上望遠鏡の可視光画像(黄)は銀河の分布を示している。
・ ダークマターの分布(青)が判明した。
・ ダークマターは暗黒物質であり、重力レンズから求められた。
・ ダークマターと高温ガスの分布がずれているのは衝突が原因である。
・ Abell 520で注目すべきは、銀河の分布がずれている点である。
・ ダークマターが密集しているにもかかわらず銀河が存在しない領域が見つかっている。
・ ダークマターの「雲」の外に銀河の集まりが存在する。
・ これまでは銀河集団はダークマターの中にあるとされてきた。
・ 銀河団の衝突の場合でも、銀河とダークマターが切り離されることはないと考えられていた。
・ 銀河団の合体理論の変更を迫るもの。
・ ダークマターの性質を再考する必要がある。
・ ダークマターから銀河が取り除かれたような状態である。
・ このような現場がとらえられたのは初めてのこと。
・ ダークマターから銀河が切り離された2つの理由
・ 重力で振りまわされた銀河がはじきだされた。これは説明不可。
・ 未知の相互作用が働いている。新たな物理理論が必要。
・ 銀河群より大規模な恒星の集団を銀河団と呼ぶ。
・ 直径数千万光年の空間に数百〜数千個オーダーの銀河が集まっている。
・ 銀河系にもっとも近い銀河団は「おとめ座銀河団」で、1000個以上の銀河が集まっている。
・ 私達の局部銀河群を含めた局部超銀河団の中心に位置し、局部銀河群は「おとめ座銀河団」方向へ引きつけられていることも観測されている。(「最新デジタル宇宙大百科」より)
・ 重力レンズとは強い重力場に生じる空間の歪みによって、通過する光が屈曲させられる現象。
・ この重力による光の湾曲現象を、光学レンズの光路屈折になぞらえて重力レンズと呼ぶ。
・ 銀河団の周りに巨大な円弧状のリング像の一部が発見されたり、四葉のように見えたりする例など、重力レンズ効果による特異な映像が多くとらえられている。
・ 像の歪みぐあいから、重力天体の質量や対象天体までの距離など、さまざまな情報を得ることができる。(「最新デジタル宇宙大百科」より)
―――
長い引用ですが、ダークマターとは文字通り暗黒な物質ですから、その正体が分かっていないので、必要だと思ったからです。それにしても、この発見は重要です。
何故、銀河がダークマターから追い出されるのでしょうか。これを従来の理論では説明できないというところがミソです。四次元能ではどんな結論となるのでしょうか。
色調整した下図を良く見て下さい。赤いダークマターがドッカと居座っているのが分かるでしょう。オリジナルでは青の部分です。周りには緑の高温のガスが追いやられています。これが「ダークマターから銀河が取り除かれたような状態」です。普通、銀河は光り輝くガスとか雲が多いので、赤いダークマターというのはそれらのものとは異質です。
このことは、これまでの考え方を修正しなければならないことを意味します。光やエネルギーが光り輝くのと同じようにダークマターも光り輝くからです。ダーク=暗黒という名前を変えなければならないのでしょう。
銀河団Abell 520を色修正した画像
赤は重力レンズから推測されるダークマターの分布、緑はX線で輝く高温のガスです。
この色修正という編集を馬鹿にしてはならないのです。同じ映像でも違った情報をもたらしてくれるのです。真ん中にキノコ状の出っ張りがあるのが分るでしょうか。爆発しているように見えます。
ダークマターの爆発は星の爆発とは大分様子が違うようです。何かに当たって反射したたようにも見えます。雲の隙間を縫う太陽光に似ているようでもあるのですが、放射光の出方が普通の真空とは違っています。
これはあくまでもスナップショット映像を編集したものなので、時間経過を入れた解釈は危険です。間違えないようにしなければならなりません。
この図を更に編集してみました。これが Abell 520の中心部の図です。
これでダークマターとエネルギーの境目がはっきりしたでしょう。この境目の輝きはエネルギーの高い緑の領域からダークマターへ向かってエネルギーが吸収される度合いが高いことを意味しています。地図で言えば勾配が急であるということです。ですから雲間の太陽光線とは意味合いが違っているでしょう。
この境目は四次元の構造の中でどのように考えたらいいのでしょうか。境目とは四次元基本イメージのナイフ面のことです。これまでにも四次元のイメージを確定するために沢山の証拠を積み上げてきました。広大な宇宙の境界面をできるだけ減らして、最後に残るものはなにかを明らかにしようとしてきました。そして最後に残ったのが四次元の基本イメージのA図で示した枠=ナイフ面の境界です。それが円盤です。この円盤の内側と外側ではどんな違いがあるのでしょうか。
私達はようやく重力レンズによって空間が歪んでいることを認識できるようになったのです。それによってダークマターの実像や反物質の存在、137億光年の先、などなどを知ることが出来るようになったのです。ナイフ面の円盤がティトム天球であり、現時点では137億光年を半径とする光の世界が最大天球であることを知ったのです。最大天球の外は不明ですが、内部は天球が入れ子になっているでしょう。曼荼羅のイメージです。
しかし、入れ子が無限というのは都合が悪いので、四次元では無限はないとしました。つまり、クラインの壷が登場したのでした。クラインの壷は内と外が反転して繋がっている「カオスとしての空っぽな器」です。空っぽとは色即是空・空即是色の空のことです。このような空っぽな宇宙から人類は生成したのです。
私達の銀河系の前の、その前の銀河を含めて、人類はこの宇宙で稀な存在でしょう。その人類が飛ばしたボイジャーが太陽圏を飛び出ようとしています。宇宙が無限でないとすれば、再び戻ってくるのでしょうか。その時はとんでもない発見を持ってきてくれるのでしょう。楽しみの待つことにしましょう。
円盤は天球の枠でありナイフ面です。その内と外の大きな違いは回転しているか、していないかです。内側は回転していますが、ナイフ面の外側は回転していません。そこでは時間はどうなっているのでしょうか。時間は回転しているものどうしの三次元の因果的相互関係です。従って回転していない外側は因果のない、時間のない四次元ということになります。クラインの壷の一箇所に取手のように飛び出ている部分があります。ここは回転していない部分でしょう。回転していると繋がらないからです。
これまで内部は四次元といってきましたので、矛盾する言い方となりました。これはどうしてことでしょう。この矛盾は最後に締めくくります。
ダークマターは回転しているのでしょうか。もし回転していなければ当然というか晴天の霹靂ということになるのでしょう。つまり、そこは四次元ということになるでしょう。どちらにしても四次元が身近にあったことを喜ぶことにしましょう。これら回転していない物(ティトム回転力の働かない存在)を探す旅でもあったのです。ダークマターとは今後も付き合うことになりそうです。
暗黒物質についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E9%BB%92%E7%89%A9%E8%B3%AAを参照してください。以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から編集して引用しました。
暗黒物質の存在はヴェラ・ルービンにより指摘されました。水素原子の出す21cm輝線で銀河外縁を観測したところ、ドップラー効果により星間ガスの回転速度を見積もることができたのです。この結果と遠心力・重力の釣り合いの式を用いて質量を計算できます。すると、光学的に観測できる物質の約10倍もの物質が存在するという結果が出たのです。
この銀河の輝度分布と力学的質量分布の不一致は銀河の回転曲線問題(回転が一様)と呼ばれています。この問題を通じて存在が明らかになった光を出さずに質量のみを持つ未知の物質が暗黒物質と名付けられることとなったのです。但し、一部の学者には宇宙に関することでほぼ完全に理解されていると思われるのは全体のわずか4%であり、残りを全て暗黒物質に押し付けて良いのかという者もいます。
―――
修正ニュートン力学についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%E5%8A%9B%E5%AD%A6を参照してください。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から編集して引用しました。
太陽系のように中心に大質量が集中しているとき、逆二乗則に従う万有引力のもとでは、その中心の回りを円運動する天体の速さは距離の平方根に反比例して減少します。一方、銀河円盤における天体の運動の速さは、ドップラー偏移の観測により銀河の中心からの距離によらずほぼ一定であることが明らかとなっています。銀河の質量分布は太陽系のように中心に集中したものではないのですが、観測されている銀河の構造から推定された質量分布を仮定してもこの一様な速さは説明できないのです。銀河円盤はやはり中心に近いところでより高速に運動していなければならないのです。
この銀河回転問題(回転がどこでも一様)は天文学者に銀河の構造に対する謎を突き付けることとなりました。この問題に対して現在広く受け入れられている説明は観測にかからない暗黒物質 (ダークマター) が存在するためだとするものです。すなわち、銀河を取り巻くハローの部分に銀河の可観測部分をはるかに越える巨大な質量を持つ未知の物質が存在し、銀河を安定させ一定の回転速度をもたらすようなちょうどよい質量分布をもつのだとしています。
―――
ここには注目すべきことが書かれています。「完全に理解されているのは4%、残りを全て暗黒物質に押し付けて良いのか」の4%のことです。最近はハッブルが宇宙の隅々までみせてくれていますが、それまではほとんど見えていなかったのです。そんな中で予言を的中させたのですからアインシュタインはすごいとしか言えません。しかし、それでも、このパーセンテージでは、今後天地反転驚愕動顛は3回ほど生じうるでしょう。何が起きてもおかしくないということです。
それでは四次元能ティトム流の突っ込みをしていきます。上記写真の色編集をしながら感心することは、背景銀河の渦がそのまま透過されているということです。ダークマターは光を通すのでしょうか。そんなに器用に都合よく私達に宇宙を見せてくれているのでしょうか。
瞑想をしてみたら、この半透過の状態に何かが潜んでいるような直感がありました。さしあたって四次元能の次の目標は、全宇宙の事象への理解度を10%に引き上げることです。その関心の対象を雲に相通じるところがある光の散乱現象、乱反射に向けて見ましょう。
しばらく、X線とガンマ線のことを少し学んでおきましょう。両者よく似ているのです。X線についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/X%E7%B7%9Aを参照してください。以下、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 から編集して引用しました。
X線はレントゲンが1895年末に発見した電磁波です。このためレントゲン線と呼ぶこともあります。波長のとりうる領域(エネルギーのとりうる領域)がガンマ線のそれと一部重なっています。X線とガンマ線との区別は波長ではなく発生機構によります。
軌道電子の遷移を起源とするものをX線、原子核内のエネルギー準位の遷移を起源とするものをガンマ線と呼んでいます。
―――
チャンドラ (人工衛星)についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9_(%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A1%9B%E6%98%9F)を参照してください。以下、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 チャンドラ (人工衛星)から編集して引用しました。
チャンドラ(旃陀羅)X線観測衛星は1999年7月23日にNASAによって打ち上げられた人工衛星です。スペースシャトルコロンビアによって放出されました。「チャンドラ」の名称は、白色矮星が中性子星になるための質量限界を割り出したインド系アメリカ人物理学者スブラマニアン・チャンドラセカールからとったものです。また「チャンドラ」とはサンスクリット語で月という意味もあります。
―――
電子由来のX線と原子核由来のガンマ線は物質の変化に大きな役割を果たします。相平衡に関与しているからです。雲では気体の水蒸気と液体の水滴(小さなミスト状)が平衡状態で、なおかつミストの方は光を散乱させます。厳密には水蒸気も別の散乱を生じさせます。
結論的にいいますと、ナイフ面からの放射はガンマ線、パイプ軸からの放射はX線です。この両者の平衡を取り持つのが各種のミスト、霧、雲、霞、ハローなどの各状態です。電子が三次元と四次元の間で点滅しているので、このときの水蒸気と液体も平衡状態でありながら、散乱する光側から見ると点滅状態になります。電子雲だけでなく、雲状の存在の半分は四次元の使者としてよいでしょう。
残るは、固体がどうなっているかですが、この点はダークマターと関係があるようです。つまり、ダークマターの性質の一部分が固体に関係しているのです。もう少し粘って瞑想してみましょう。
チャンドラの画像のページChandra Images by Date http://chandra.harvard.edu/photo/chronological.htmlを参照してください。Abell 520のオリジナル画像やアンドロメダのX線画像があります。
さて、これまで内部は四次元といってきました。回転するのは内部であり、回転していないのが外部です。ですから、外部が三次元であり、内部が四次元であるとしてきました。ところが、ここでその区別が逆転してしまいました。どう解釈すればよいのでしょうか。
大概の銀河は回転しているのですから、外部が回転していないというのはおかしいことになります。フィィギャースケートでもコマでも回転しています。
内部と外部の用語の使い方に問題がありそうです。正四面体重合の図をもう一度思い出してください。
無限重合をなくすために、3番の図をなくしました。1と2に正四面体が反転して繋がっていると考えたわけです。つまりそれがクラインの壷ということです。ですから、内と外といった場合、どっちが内でどっちが外でしょうか。私達を基準にすれば、私達がいるところが外です。ですから内部は見えないのです。しかし、内部が回転しているにも関わらずコマが回転しているのを見ることが出来ます。これが矛盾です。
そこで内部と外部を決めている境目はどこなのでしょうか。それは事象の地平面であると言いました。しかも、事象の地平面は伸縮自在であると言いました。事象の地平面が大きくなってくるともともと外部だったものを含んでしまいます。すると内部が見えてくるのでしょうか。事象の地平面の内部に入ってしまうと、物質は解体されますので、もはや見えるとか見えないとかの話はどうでも良いことになります。
見えるとか見えないとかの話が出来るのは、あくまで、事象の地平面の外にいることが前提なのです。
ところで、宇宙サイクルの図を見てください。円盤は事象の地平面をはみ出して描かれています。円盤は内と外を決める境ではないということです。事象の地平面が円盤を中に閉じ込めているときは、円盤は内と外を決める境ですが、円盤がはみ出しているときは事象の地平面が内外を決める境なのです。
円盤は回転しているのですから、はみ出している部分が見えてくるのです。それで外部が回転しているということになるわけです。事象の地平面が小さくなればなるほど内部がもろ出しになるということです。
私達は太陽系に含まれています。太陽の事象の地平面は中心から3km程度ですから、その内部は見えません。しかし、太陽の表面やその他の衛星は見えています。それらは外部だからです。しかも、それらが回転しているのが見えます。ですから、内部が回転しているというのは正確な表現ではないのです。しかも-
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2009年08月14日 11時09分38秒
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ムンクの「叫び」と蘭の花と漢字の「美」
ムンクの「叫び」と蘭の花と漢字の「美」
<カオスとの共振>
複素関数が意識を生んだとすることを実証する続きです。カオスのページhttp://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htmを編集して引用しました。
ヴィーナスとモナリザの形が一致、紋章や銀河の泡とも似ていることを検証しました。又、人間の美醜に対する意識は人類共通であり、そこにもイデアの力が働いているのではないかと思わせる形を確認しました。続いてムンクの「叫び」と蘭の花と漢字の「美」に於ける一致を見てみましょう。
自然を貫く永遠の叫びを感じた時の絵と言われているムンクの「叫び」は下図の模様に対応しています。顔の表情や上部の明るい色の部分が似ている上に、頭上から半島へ至る部分の人の横顔的な模様は細部まで一致しています。
蘭の花も似た造形であるのは面白いです。
マンデルブロー集合図の模様は「自然を貫く永遠の形」です。下図には漢字の「美」 が見えます。
「美」は古くから「羊+大」の会意文字で、美味であることから「うつくしい」とされています。しかし、甲骨文字の研究等が進み、象形文字の説も出てきたらしいのです。その元になる形はこの図形かも知れないでしょう。貝殻の部分を「口」と見れば「善」や「吉」などの良い意味を持つ漢字も隠れていそうです。いずれも現代の日本における字形を基準としています。-
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2009年08月14日 10時28分59秒
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ヴィーナスとモナリザ
ヴィーナスとモナリザ
<カオスとの共振>
複素関数が意識を生んだとすることを実証する続きです。カオスのページhttp://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htmを編集して引用しました。
美に関するここでの議論を象徴する絵画があります。ボッティチェリの代表作 「ヴィーナスの誕生」 です。
左右対称ではないのですが、一番下の図の中心最下部に見える貝殻を始めとして、長い髪の毛など細部の図形要素が対応しています。
彼が新プラトン主義哲学に影響され、霊感を得ていたのは象徴的です。ヴィーナスの顔の真横に「メディチ家の紋章」に似た模様があるのは不思議です。ヴィーナスは海の泡から生まれたとされるが、周りにその泡の模様を多く見ることができます。
マクロコスモスで考えると銀河の分布を示す宇宙の泡構造に対応しているようです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナリザ」もこの図と良く対応しています。
神秘的な微笑で有名なモナリザの顔 は、口を中心としたX字型の明るい部分、目の周囲の部分、額の明るい部分等が似ています。
次に示す図は「ヴィーナスの誕生」との合成図です。
交差した手や両腕と貝、顔の輪郭と右腕の曲線、向かって右側の遠景と髪の毛や入り組んだ海岸線等の対応は興味深いです。もしこの図と一致していると感じると不気味な絵となるでしょう。
ヴィーナスとモナリザの形が一致しているのは、さもありなんという気がしないでもないのですが、紋章や銀河の泡とも似ているというのは不思議です。又、人間の美に対して憧れる意識と醜に対して嫌悪する意識は、対象の形はいろいろですが人類共通なのでしょう。そこにもイデアの力が働いているのでしょう。-
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2009年08月14日 09時46分55秒
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富士山と葛飾北斎
富士山と葛飾北斎
<カオスとの共振>
複素関数が意識を生んだとするなら、それが実証されなければならないでしょう。カオスのページhttp://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htmがそれをやってくれています。以下、編集して引用しました。
コスモスに続いて取り上げたいのは日本の美しい風景を代表するのは冠雪の富士山です。この富士山にはマンデルブロー集合図の模様と見事に一致します。逆さ富士や山頂からの太陽光が加われば完璧でしょう。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」も驚くほど一致しています。大波が富士山に向かっていくような全体の構図の他に、一番手前の波の形、左端上部の水平な波、富士山の手前の小舟の舳先、舟に張り付いている人々、富士山の背景となっている暗い部分等があります。
富士山そのものと、それを美しいと思う人の心と、それを描く人の心とが繋がっていることを示す見事な一致です。その背景には美に対するイデアがあるのでしょう。-
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2009年08月14日 07時12分11秒
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秋桜はコスモス
秋桜はコスモス
<カオスとの共振>
意識が生まれることを、複素関数を使って示そうという試みはまだ成功したとは言えないのですが、その探求の続きです。カオスのページhttp://homepage3.nifty.com/y_sugi/ch/ch10.htmを編集して引用しました。
簡単な計算z2+cを2〜3回繰り返せば花の絵になります。しかも花びらは少し不揃いで中心には芯があり、昆虫が蜜を吸っているようにも見えます。そのような自然と数式の不思議な関係を見てみましょう。
前のページ「マンデルブローの発生」http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100085176013ではペンチやピンセットのようなものを考えましたが、実はこれは花びらの縁でした。そう思わせる図形を示します。
以前は 6/π の係数を使用しましたが、それをわずかに大きい値にして描画範囲を広くしただけですが、秋桜(コスモス)に似た花の形が数の秩序から生まれていることになります。秩序ある調和のとれた体系である宇宙もcosmosと呼ばれているのは頷けるような気がします。
いろいろと操作してみましょう。代入が2回と4回の図では花びらの数が4枚と16枚になります。
zの初期値を0以外の実数にして試すと、横に長い花や横に並んだ花になります。
自然界でもこれと似た現象は起きることがあり、帯化と呼ばれています。
これまでは全体の形を見るために、単純な模様になるような係数を選んできました。細部の模様を見るためにプログラムに変更を加えると、例えば次の図が得られます。
これは胎蔵曼荼羅の中心部で中台八葉院と呼ばれる図に近く、結跏趺坐する大日如来に対応する模様が見えます。獅子の上に座る文殊菩薩にも似ています。岡本太郎が制作した太陽の塔の模様も見えます。またヒンドゥー教の神鳥であるガルーダに似た模様もあります。この鳥はヴィシュヌ神の乗り物であり、タイ王室の紋章にもなっています。
縦長の三角形はアメリカ合衆国の1ドル紙幣の左側に刷られている 光る目があるピラミッド に近い模様です。
この図は翼を広げた白頭鷲 にも見えてくるから不思議です。
下の図はコスモスの中心部の写真ですが、中台八葉院に似ていることに驚きです。
これらの造形は複素数の秩序によって生まれたものです。星の形をした花の集まりは小さな宇宙Microcosmos です。秋桜(コスモス)に似た花の形が数の秩序から生まれていることを示しましたが、秩序ある調和のとれた体系である宇宙もcosmosと呼ばれているのですから、秋桜は関数の知性=イデアの知性を表出しているでしょう。
このような模様が複素数の畳み込みで、どうして現れるのか不思議です。-
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2009年08月12日 16時05分15秒
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四次元の抽象イメージ(7)回転は力
四次元の抽象イメージ(7)回転は力
<ティトムとの共振>
四次元抽象イメージの最終章です。「テラー6」http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page926.htmを参照してください。
四次元能は「回転こそが命である」と言ってきました。回転については「フィギャーとスピンhttp://www.c-player.com/ad00178/thread/1100069631309を参照してください。又、ジャイロが反重力を生むhttp://www.c-player.com/ad00178/thread/1100077752645を参照してください。下の図はhttp://www.s-graphics.co.jp/tankentai/news/gyroscope.htm#3から引用しました。
そこで回転について、もう一段掘り下げて考えて見ましょう。C図とD図はどのような相互関係があるのでしょうか。
早く回転するのは、そこにエネルギーがあるからです。フィギャーでは、勢いよく廻るときは腕を畳みます。同様に、C図やD図でも、三角錘の頂角が縮むのでしょうか。それとも緩むのでしょうか。
宇宙では物質や時間は私達が想像する以上に回転しています。超スピードで回転しているのが宇宙なのです。地球では80年そこそこが人の一生です。屋久島の杉にしても千年そこそこです。宇宙の時間感覚は、今の私達の命を支えるタンパク質の感覚では越えられないのかもしれません。
これら想像を絶する超回転を「ティトム回転力」と呼びます。このティトム回転力は電子の軌道上の電子のスピードをベースにしていきます。ここにはスピンも含めて想像を超える回転する世界があるのです。フィギャーの回転を例に出しましたがとても比較にならないでしょう。そういう違いがあることを頭に入れて四次元から三次元の現象を解釈しないと、柳を幽霊と間違える愚を犯し兼ねないのでしょう。
四次元の内部では超回転があり、それが正四面体となり、反転して物質化(電子が表面出でてくる)します。物質が高速で回転すると、周りの空間が捻れて、超重力空間(ブラックホール)となります。当然、そこでは時間もリセットされるのですが、正四面体重合して物質の段階が進むとその物質自体は回転力が弱ってきます。物質の段階は正6面体(ベリリウム変遷)から正12面体(鉄の原子核)に進み、正6角形(中心部分の頂角180度)となる現象ですが、そこには回転→物質→回転のシナリオが見えてきます。このシナリオは空のダイナミズムであり、回転→物質(空即是色)と物質→回転(色即是空)とに分かれています。
回転→物質のシナリオは、内部が反転して外部が出てくることであり、それは回転力が弱められて物質という形を見せる生成の現象化です。一方、物質→回転のシナリオは、物質が円盤に降着して、解体されて、回転を増してブラックホール化することです。
私達の三次元ではすべてのエネルギー運動は振動していますが、この振動の原動力は内部の回転力によって現れてくるのです。原子核が分裂すると質量が少なくなりますが、その減った分がエネルギーとなって放射されます。これは原子核の内部に回転力が閉じ込められていることを示す現象です。つまり、原子核分裂とは原子核の質量が回転力に転換されると発現する現象だということです。さらに、この回転力は渦として空間を従えていますので、周りの空間に影響を与える点も考慮しなくてはならないのです。
ここまでは、三次元的な常識で物質と真空と切り分けてきました。電子は物質を構成する材料としました。問題は真空です。宇宙のどこを見渡しても、地上のどこにも真空(いわゆる絶対真空)というものは存在しないのです。それで電子雲、オールトの雲(未発見)、銀河の雲、銀河の大規模泡構造にあるクラスタの雲、こういった雲は空間(渦や捻れを伴う)としました。
物質は内部に事象の地平面を含めて回転力を閉じ込めている状態としました。それを抽象したのがA図です。ナイフ面の表面は物質の特徴であり電子であり、内部は複素平面の空である原子核です。パイプ軸が外部に繋がる実空です。外部の電子は一次元の線といいましたから、この実空を通過して外部に出て行くでしょう。
このティトム回転力や球体流の原理などを新しい瞑想の道具として宇宙を見渡したら、どんな姿になるでしょうか。 次のページを見てください。ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された惑星状星雲NGC 2440の美しい画像です。http://www.sorae.jp/031002/1716.html
このイメージを色処理編集してみると意外なことが判明しました。色処理だけで真相に迫れたのです。「蝶ネクタイ」と表現されている部分が見えるでしょう。xboxのXの文字みたいな部分ですが、反対側、裏側にも4方向の切れ目があると想像します。すると、8方向の亀裂があることになります。
これは正6面体の8つの頂点に放射の先端が向かったと考えてよいでしょう。さらに、上の方に直角の形が見えますが、この部分は爆発の前の姿だろうと思います。このような「形」を宇宙の映像で見つけるのは、けっこう楽しい作業であると同時に、色だけを調整するだけで思いがけない発見があったりするのです。
形だけで判断するのは間違いの元になるので注意しなければなりませんが、大胆に解釈することも必要なのです。もし、素晴らしい形が見つかったら、整合性が取れるように解釈をして見ることです。
人類は精神活動を伴う物質(イデアの形)だとします。ですから、人間はC図の正四面体を持ち合わせているでしょう。B図は2枚の円盤が自由回転し、パイプ軸を軸とする回転があります。結論として、B図とC図は人類から見たら、あまり違いはないでしょう。ですから、C図はB図に含まれているとします。
中性子星のそばの「時空のゆがみ」を米チームが観測してというhttp://blog.goo.ne.jp/mitsumitsumi101/e/3f6091eb44b6597dc898e445cbb63fa2の記事がありました。以下、編集して引用しました。
3個の中性子星の周囲で、鉄の原子が放出するX線の波長を詳しく調べた。すると、波長が周回速度などから予測される値より長めにずれていた。ずれの幅は「時空のゆがみ」効果と、よく一致していたという。
―――
「鉄原子が放出する」というのがいいですね。四次元能が示してきた文脈と同じです。これは内部の反転を意味しているのでしょう。
四次元の抽象イメージはこれで終わります。-
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2009年08月12日 15時58分09秒
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四次元の抽象イメージ(6)内部と外部
四次元の抽象イメージ(6)内部と外部
<即非共振>
電子と陽電子が対で内部から三次元という外部に飛び出してきて、また、中性子と陽電子がくっついて原子核という内部を作るのですが、この原子核という内部は、四次元の内部と言えるのでしょうか。もし内部なら陰陽イデアがあり、電子と陽電子が対でなければならないのです。陽電子は中にありますが、片割れの電子は外にあります。
内部とは空であり、真空でもあるのですから、陰陽イデア(虚空)=電子・陽電子(実空)=粒子・反粒子(実空)でなければならないのです。電子・陽電子は実空に存在するべきものですから、陽電子だけというのは整合性が取れないのです。四次元能の破綻に危機に陥ってしまいました。
PS理論はこういう場合に強力な助っ人になるでしょうか。自己認識の方程式{i*(-i)⇒+1,i*-(-i)⇒-1}は、内部が外部にエネルギーが反転する式ですから、これで解釈してみましょう。PS理論についてはhttp://ameblo.jp/renshi/を参照してください。
iを陽イデア、-iを陰イデアとすると、i*(-i)⇒+1は、陽イデアエネルギー*陰イデアエネルギー⇒陽電子と電子対の生成(実エネルギー)となります。i*-(-i)⇒-1は、陽イデアエネルギー*-陰イデアエネルギー⇒電子(陽電子)、又は、-i*(-i)⇒-1で、-陽イデアエネルギー*陰イデアエネルギー⇒陽電子(電子)となるでしょう。
i*-(-i)の場合、()としたのは、どちらかが優位で、他方が()中が隠されていることを意味します。この地球上の物質では、電子が外殻に出てきて、陽電子が核に閉じ込められるというのはその例です。
原子核に隠れている陽電子と言いましたが、これは三次元サイドから見た表現であり、原子核が内部、つまり、四次元であるという意味ではありません。空を介して外部に出てきたものが四次元の内部にあるというのは矛盾だからです。
電子と陽電子は共に外部にあるのです。蜜柑の皮を電子として、内部を原子核とします。種を陽電子と中性子とすれば、種は隠れているわけです。しかし、それは皮を剥がせば内部はもろ出しになります。露出した内部を四次元とは言わないのです。蜜柑の内部とは三次元の内部にしか過ぎません。
ですから、三次元サイドから見た原子核の図を四次元の図とするのは不正確なのです。四次元から見た三次元の図、正四面体モナドの方が四次元的であるでしょう。
このモナドは、電子2と陽電子2と中性子2が結合して正四面体となり、それを内接していますが、その場合、四つの頂点は外部であり、内部はそれによって閉じ込められた空間です。これが本当の四次元空間であり真空なのです。
いずれにしても、⇒-1はイデアの反共振ですから、陽イデアが陰イデアを否定して、あるいは陰イデアが陽イデアを否定している状態と考えることが出来ます。従って、⇒-1は反共振によって物質を生成するということです。これが物質世界を作り出した空のダイナミズム⇒-1の意味なのです。
PS理論http://ameblo.jp/renshi/で分かったことは、三次元サイドから見た内部と四次元から見た内部を混同してはならないということです。原子核の内部は三次元の図の内部であり、四次元の内部ではないのですから、陽電子が四次元にあるというわけではないのです。
イデアとしての陰陽と電子・陽電子の対を混同しないようにしなければなりません。陽電子イデア、電子イデアと言えばよいのでしょうが、それでは粒子すべてについてイデアと言わなくてはならなくなるので、それこそイデアの安売り市場となってしまいますので当面は陰陽イデア、次元イデアでいきます。
⇒+1は、イデアの共振ですから、この場合は、電子と陽電子が共振して真空に戻ってしまうのです。真空というと分かりにくいのですが、電子エネルギーと陽電子エネルギーで構成される相思相愛の陰陽のイデアの関係と言えるでしょう。相思相愛がそのまま三次元でも現れることがあります。それはポジトロニウムといわれるもので、原子のように結合して見えるので、エキゾチック原子とも呼ばれます。電子と陽電子が共通の重心を中心としてお互いを回っているのです。この関係は絶縁体中ではかなりの割合で準安定状態として存在しています。
相思相愛の例は他にないのでしょうか。地球上では、電子の場合、かなりの量の自由電子が三次元に出てきて単独行動しています。私達の文化的な生活を支えているのは電気ですが、その電気の正体は電子であり、その中でも自由電子と呼ばれるものです。不思議なことはそれに見合う陽電子がないことです。電子と陽電子は常に対で生成されるのですから、自由電子に見合う自由陽電子があってもよいのですが、この地球では人工的に作り出すか、宇宙線の中にしか確認が出来ていないようです。
私達は余りにも地球という小さな領域で物事を見ているのかもしれません。量子テレポーテーションによって、遠くに離れた粒子が相互に関係していることが明らかになったのですから、時間や空間についての三次元の常識を払拭しなければならないのです。自由電子一個一個の連れ合いが宇宙のどこかにいて共振しているのでしょう。それは三次元的な観点からするととてつもなく遠いですが、彼らにとって空間や時間はないので「遠い」ということはないのです。
電子と陽電子は対消滅して真空に戻る以外は、共振、反共振に関わらずに外部に顔を出してくるでしょう。中性子も反中性子と共に宇宙のどこかに漂っているのでしょう。中性子が大量に存在している中性子星があり、いずれ、その中性子の由来を内部(イデア)に見つけなければならないでしょう。
ナイフ面は「カオスとしての空っぽの器」ですから、あらゆるものを生成する真空です。従って、電子や陽電子ばかりではなく、例えば、振動する粒子としての光やガンマ線、中性子もこの空から出てくるでしょう。
振動する粒子とは波のような粒子といってもいいでしょう。その粒子の発生源は点ですからゼロ次元であり、真空そのものですが、それがパイプを通じて一次元の波として出てくるわけです。いずれにしても、陰陽のイデアが空を介して外部にエネルギーとして出てくるということです。
イデアとは虚のエネルギーのことですから、それが振動する粒子=波のような粒子として三次元サイドに出てくるのです。出てきたときの形は最小のエネルギー状態を保つ形で出てくるでしょう。三次元サイドに出てきた場合の次元は一次元なので線ですが、四次元で見れば、粒子ですから点であるでしょう。
その点は空ですから内部構造を持っているでしょう。そうであれば球状の形を持っているでしょう。球といっても四次元の球ですから、正四面体や真空=空や事象の地平面、外と内を繋ぐ反転のクラインの壷があるでしょう。
これでA〜D図の一通りの説明が終わりました。この説明で四次元抽象イメージが完全になったのでしょうか。まだ、しっくりしないという声が聞こえます。実際に四次元脳が生成されたというシムハンターからの報告はありません。 第一、円盤の回転がどうなってしまったのでしょうか。これまでも四次元能は「回転こそが命である」というようなことを言ってきました。四次元抽象イメージとしての最後の締めくくりとして、回転を取り上げましょう。-
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2009年08月12日 15時49分56秒
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四次元の抽象イメージ(5)次元の使者
四次元の抽象イメージ(5)次元の使者
<ティトムとの共振>
ジャイロ効果は三次元の世界に顔を出した四次元性であると言いました。電磁誘導も同じですが、四次元には陰陽イデアがあり、それが反転してジャイロコンパスとして現れたということです。
ジャイロ効果を三次元サイドで見ると、高速で回転している物体が、加えた力の方向には倒れないで、力に対して天地を指し示すように見えるのです。何故、そのように見えるのでしょうか。何故、垂直な方向に回転軸が移動するのでしょうか。
それは四次元から見ると宇宙サイクルの天球の陰陽イデアが分極して現れるからです。別の言い方をすれば、ジャイロスコープの内部には四次元が隠れており、その内部は真空であり、その真空が天地を記憶しているからだと言っても良いでしょう。内部という言い方には注意が必要です。ジャイロスコープを分解して内部を見ようとしても内部が見えるわけではありません。分解して見たものは外部なのですから。四次元の内部をイデアというように言い換えれば分かりやすいかもしれません。イデアというのは見ることも触ることも出来ないのです。
軸についても注意が必要です。複素平面では垂直方向が虚軸ですが、この天球ではその内部空間が空です。空の垂直方向は虚空であり、虚軸に繋がるのですが、実空は水平方向の実軸に繋がります。これが宇宙サイクルの四次元抽象イメージでは、複素平面の水平と垂直が反対になり、パイプが実空です。
宇宙サイクルでは垂直方向が実空となり、実軸の事象の地平面が水平方向の三次元に繋がるルートとなるのです。
従って、ジャイロの示す天地は天球の虚空の陰陽イデアが実空を介して、三次元に反転して現れた現象(ジャイロスコープそのもの=三次元球)なのです。このジャイロスコープが特徴的なのは、その内部の実空=パイプが「天地を指す」という四次元性として現れているところでしょう。ジャイロの天地は複素平面で言えば、虚軸ではなく実軸に繋がる実空(⇒)が現れているのでしょう。
「テラー6」の続きを再開しましょう。http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page926.htmを参照してください。以下、編集的に引用しました。
四次元の抽象イメージの説明の続きをします。A図が基本であり、B図は四次元から見た三次元であり、C図は正四面体を出現させた図であり、最後のD図は正四面体を重合させた図です。
C図の正四面体は、物質ができた最初のヘリウムの内部を表しています。C図では正四面体(三角錐)の角度は、ナイフ面に対して60度ですが、D図では正四面体と正六面体と角度が60度から90度へとナイフ面からパイプ軸の回転力伝達の大きさに応じて変化します。
D図の印象的なイメージ図は、既に、真空がヘリウムによって閉じられて鉄が出来る鉄原子が構造で示しました。従って、D図はベリリウム変遷の開始の図と言えます。D図の正六面体は、正12面体(五角形の一角108度)になり、最後は正六角形で終息するのです。六角形は安定のシンボル(1)(2)(3)を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100073508636
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074062498
https://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074408050
下の図はオデッセイ13から引用しました。
http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page1366.htm
下のベリリウム変遷の二つの図は鉄原子の構造ですが同じものです。正20面体がひしゃげて六角形が見えているのが不思議です。
D図は外殻に電子を取り囲んで出来た二つの正六角形があり、これが上下に二枚あるのですが、これが二つのナイフ面を意味しており、互いに逆方向に回転しています。この逆回転は原子核の内部では良く現れる現象なのです。
ところで、原子核の外側には電子雲があり、その中で電子が飛んでいます。この電子は一次元物質と言えば良いでしょうか。真っ直ぐに飛んでいるなら一次元でもよいのですが、曲線なら二次元に属するのです。このときの電子は二次元物質であるでしょう。つまり、この電子は単独で存在しているのではなく、原子として振舞っているわけです。水素なら二次元物質を構成していますし、それ以上になると、三次元物質となるのであり、電子はいつでも外殻にあり私達との接点になっているのです。
しかし、四次元能では、ティトム=時間原子などと言い、時間をイデアとして考えていますので、電子も単なる物質の構成要素と見るのではなく、四次元の虚から遣わされた「次元のイデア」という役割を担わせて見たいのです。
実際、虚空の陰陽イデアが実空のパイプを通じて一次元の電子と陽電子とに分極生成して、その後、二次元を生成し、更に三次元を生成するのですから「次元のイデア」というのは相応しいでしょう。
三次元を誕生させる最も基本のイデアは陰陽イデアなのですが、そこに時間イデア、次元イデア、正四面体イデアが絡んでくるとなるとイデアオンパレードになってしまいそうです。どんなSFでも様々なキャラクターが出てきますが、そのどれも奇想天外何物ばかりです。それは表現しようとする対象が三次元の世界のことではないので、どうしても「何でもあり」になってしまうのです。タイムマシーンなどというのがそのいい例でしょう。
さて、四次元能はSFではないので、「何でもあり」のイデアさんを登場させることはしないようにしていきます。出来る限り、整合性をもって登場させていきたいと思いますが、それも主語的なではなく述語的な整合性ですから、パラノ人には、なかなか受け入れられないかも知れません。それも悟り=四次元脳への変身のためですから、しばらくはイデア万能主義にお付き合いください。
四次元能が依拠するイデアの王様は陰陽イデアですが、それが活躍する場としての四次元抽象イメージという舞台を設定したことによって、より四次元らしいストーリーを展開することが可能になってきました。
陰陽イデアは四次元の虚空では真空という中性的なエネルギー状態、つまり、電子と陽電子の対で存在しているのです。それが次元の使者として、それが三次元に顔を出すときには、物質を構成する要素となって変身します。
これを四次元から見たらどういう風に見えるのでしょうか。それを表現したものが四次元抽象イメージなのですが、そこにどう写っているのかを見てみましょう。
四次元抽象イメージのナイフ面は内部ですから、三次元からは見えない四次元の虚空の領域です。ですから、これを原子核ということにすれば、三次元のサイドから想像しているものと一致するでしょう。
それに対して外部というのは事象の地平面です。それと内部を繋ぐのがパイプです。パイプとは厳密には四次元の内部ですが、虚空からエネルギーや時間を受け渡しされる実空です。実空は複素平面では実軸に繋がる原点でもあり、パイプというのは実軸そのものではないのです。実軸は三次元=事象の地平面ですから、それに繋がるルートなので実空なのです。宇宙サイクルの天球図ではジェットに相当するのですが、そこには磁気トーラスが渦を巻いて回転してパイプのようになっています。
ですから、虚空の陰陽イデアが分極し、次元の使者となって、更に、一次元の陽電子と電子となってパイプ=実空を通って、互いの反対方向に飛び出してきます。正確には、パイプを通っている間はまだ実空ですから、ゼロ次元であり、一次元とは言えません。一次元となるのは事象の地平面に出てきてからです。出てくれば、そこは外部ですから三次元サイドで電子として見ることが出来るでしょう。
電子と陽電子は、再び出会ってゼロ次元の真空に戻るときもあるでしょうが、陽電子は事象の地平面でうろついている中性子を取り込んで原子核となることがあります。原子核というのは枠であり、三次元サイドから見たら、見えない内部を持っています。それが四次元なのです。その枠の表面が事象の地平面ですが、そこに電子を引き付けて二次元の水素となって、更に、融合して三次元の原子となっていくわけです。
この三次元の原子が四次元という内部の空を持ち、その空を三次元サイドでは原子核と呼んでいるのです。また、次元の使者である陰陽のイデアの片割れの電子は外郭の電子となって事象の地平面にへばりついているのですが、三次元サイドではこれを電子と呼んでいるわけです。ですからイデアとしての電子と物質としての電子があるのは、四次元サイドから見ているのか、三次元サイドから見ているのかの違いなのですが、これが後々、大きな差異となって私達の脳に衝撃をもたらすことになるでしょう。
さて、四次元抽象イメージのナイフを原子核としてパイプを実空=電子・陽電子対としました。これで、四次元から遣わされた次元の使者の電子(陰陽イデアの片割れ)がこうして三次元に顔を出す瞬間を見ることが出来るのです。
どおりで電子は三次元ではどこにでもいて馴染み深いのですが、陽電子は余り見かけないので不思議に思っていたのですが、これで理由が判明しました。四次元の内部=原子核=空に隠れていたのですね。
ここにもう一つのお話があります。それは自己相似のストーリーです。もともと四次元の内部の空にいた電子と陽電子が、そこから対になって三次元という外に出てきて、一方の陽電子は原子核という四次元の空を作り、三次元という物質を作るために、中性子を道づれにして、片方の電子を取り巻きにしたのです。このようなストーリーはどこかマンデルブローのフラクタルな自己相似に似ています。
原子核は陽子と中性子で構成されており、水素には中性子はないというのが、メジャーな核理論ですが、ここでは軽水素にも中性子があり、原子核は陽子ではなく陽電子と中性子でできているとしています。これは全くの新しい原子核理論です。詳しくはhttp://po4.ueda.ne.jp/~guoningqiu/dojutaihome/index.htmを参照してください。
正4面体イデアはまるで生き物(2)http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100083371743も参照してください。
以下、引用しました。
原子核を形成するのは中性子と陽子とされています。それらはお互いに変身できるのですが、その関係には沢山の疑問点があります。中性子と陽子では何が同じで、どこが違うでしょうか。そして、原子核の中に入り混ざった時にどのようにして、この時の自分は「中性子である」、あるいは「陽子である」と識別されるのでしょうか。この疑問に答えてくれるのがこの新しい原子核理論です。
これによると、陽子とは陽電子であるとする画期的なもので、従って、原子核は陽電子と中性子から構成されるということになります。まだ、学会では認められてはいないようですが、陰陽イデア論とも親和性が良いので、四次元能ではこの説を取りたいと思います。
そうすれば、ヘリウムモナドが何故電位の餅鏡のような二極に分かれて磁場を形成するのかが、よく分かるのではないでしょうか。陽電子2と電子2は対になり、上下の電位の餅鏡になるという図式が見えてきたからです。
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電子と陽電子が対で内部から三次元という外部に飛び出してきて、また、電子と陽電子がくっついて原子核という内部を作るのですが、この原子核という内部は四次元の内部と言えるのでしょうか。もし内部なら陰陽イデアがあり、電子と陽電子が対でなければならないのですが、陽電子は中にありますが、片割れの電子は外にあります。中性子は中にありますが、中性子は電荷を持っていないので電子の役割を引き受けることは出来ないでしょう。
内部とは空であり、真空でもあるのですから、陰陽イデア(虚空)=電子・陽電子(実空)=粒子・反粒子(実空)でなければならないのです。これは困りました。内部の構造に一貫性がなくなってしまいました。陰陽イデアは虚空ですから、いいとして、電子・陽電子は実空に存在するべきものですから、陽電子だけというのは整合性が取れないのです。原子核は内部であり、四次元=空であるという前提が崩れそうです。-
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