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from: 生成門さん
2010年03月20日 08時40分43秒
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紐(ひも)が宇宙を操る
図の引用先。
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz2/f-ccc1/f-cnj1/f-cny1/IPA-ccc590.htm
紐(ひも)が宇宙を操る
<ティトムとの共振>
「ひも」というと人間社会では、男が女を操ると言う意味に使われるので、余り良いイメージではありませんが、先端の科学でも、紐が宇宙を操るようです。紐は四次元と関係があるのでしょうか。
先端の物理では空間は捩れ曲がっています。しかし、単に空間が捩れて曲がっているというだけでは四次元空間とはいえないでしょう。松の木や風呂敷のように捩れ曲がっているものはいくらでもあるからです。
ところで、宇宙論は、今、十次元とか、十一次元の世界を考えるような超弦理論が提案されています。超弦理論については下記を参照してください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E5%BC%A6%E7%90%86%E8%AB%96
以下、編集して引用しました。
超弦理論は物質の基本的単位を大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく1次元の拡がりをもつ弦であると考える弦理論に超対称性という考えを加え拡張したものです。超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれます。
宇宙の姿やその誕生のメカニズムを解き明かし、同時に原子、素粒子、クォークといった微小な物のさらにその先の世界を説明する理論の候補として、世界の先端物理学で活発に研究されている理論です。この理論は現在、理論的な矛盾を除去することには成功しているが、なお不完全な点を指摘する専門家もおり、また実験により検証することが困難であろうとみなされているため、物理学の定説となるまでには至っていないようです。
超弦理論は三次元に時間を加えた四次元に加えて、残りの六次元は量子レベルで巻き上げられています。
―――
紐が科学の先端をリードして四次元から六次元も一気に飛躍するのですから、たいした「ひも」です。ただ、説明にもあるように、四次元は、三次元に時間を加えた次元であると言っているようですから、四次元能がいう四次元とは大分内容が違うようです。
四次元能の四次元は実と虚の世界であり、実の世界を三次元、四次元を虚といっています。ですから、三次元を連続的に延長して、次元だけ増やした四次元とはわけが違います。アバターがどんなに精巧な立体映像だとしても、三次元の枠を出ないように、時間という次元だけ増やして、空間としては三次元であることには変わりがないのです。
四次元能の四次元を正確にいうならば、n次元と虚次元ということになります。ですから、三次元にいろいろな要素を加えてn次元とすればいくらでも次元を高めることが出来るのです。しかし、空間の構造は多少変わっても、三次元の延長なのです。特に、虚次元(精神)は、三次元を連続的に延長しても現れる空間ではありませんし、いくら次元を高めても、幻のような現象など物理では扱えないのですから、四次元能の四次元とは大分内容が異なっているのです。
ですから、紐の10次元と言っても、単なる三次元の延長であると思うのです。超弦理論の次元については開闢の龍http://plaza.rakuten.co.jp/TALOKUN/diary/200903060000/を参照してください。以下、編集して引用しました。
超弦理論は極めて抽象度の高い理論であり、それが扱う世界がどのような空間であるかはとてもイメージできるものではありません。虚の四次元でさえイメージできないのに、十次元とか、十一次元の世界と言われても、実際には存在しないのですからイメージできないのは当然です。要するに、ここでいう次元は単に便宜的な理論上の道具なのです。
物理学は数学を使います。数学は現実とは関係なく抽象化した世界を扱います。それに対して物理は現実の世界を表現する道具です。超弦理論は現実に存在する宇宙の理論ですが、その内容は数学的な表現に偏っているのです。
そのような典型的な先進波の扱い方です。球面波の振る舞いを明らかにするためには複素数を使って表現しますが、その結果、遅延波と先進波という答えが出てきます。遅延波というのは、現在から未来に向かって進む波です。先進波というのは未来からやってくる波です。未来からやってくるような波は、常識に反する現象ですから無視されています。複素数を使うと便利なので計算には使いますが、出てきた答えの半分は使わないというのが、物理なのです。数学は単に道具に過ぎないのです。
紐の理論では、十次元とか、十一次元の世界が必要ですが、どうしてそんなに高い次元が必要なのでしょうか。それは超弦が十または十一の直行する方向に振動する性質があり、極めて複雑な振動を行っているからです。つまり、空間が複雑なので、高縦横の三つでは表現できないということです。
超弦理論では、内部構造を持たないブラックホールの特異点を、複雑な内部構造を持っているとしており、宇宙の生成は、変体「空間と内部空間が引っ繰り返る」することによって、第一世代→第二世代→第三世代宇宙へと大変体して今の宇宙になったとしています。
―――
超弦理論の物理学では空間が極めて複雑な振動を行っているようです。それで紐に依存して高次元化しようとしているようです。これによってどんなに精緻化しても、真実が現れることはないでしょう。それは虚空間を取り込んではいないからです。
ただ、ひも理論は、特異点が内部構造を持っており、「宇宙は変体する」と言うところが気になるところです。四次元能の解釈と似ているからです。その一つは、特異点が内部構造であるというところです。四次元能ではゼロポイントは空であり、畳み込まれている表現しています。二つ目は変体するというところです。変体を反転と解釈すれば、内部と外部が反転する、実と虚が反転するというのは四次元能の基本に一致するのです。
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from: 生成門さん
2010年03月15日 10時24分54秒
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銀河の回転は周縁でも落ちない(2)プラズマ宇宙論
銀河の回転は周縁でも落ちない(2)
プラズマ宇宙論
<ティトムとの共振>
何故、銀河の回転は周縁でも落ちないのかについて、現代の主流の宇宙論は、ダークマターが存在するからと説明します。しかし、ティトムはダークマター説を否定します。
ダークマター説は、回転エネルギーを伝えるための円盤投げの腕、バットのような棒、硬いディスクのような硬い媒体があるとしています。しかし、この物質は光を発しないので見ることはできないので、確認のしようがありません。その媒体はどんなに早く回っても、他に物質と触れても抵抗がないというのです。ティトムがダークマター説を否定する理由は、そのような都合の良い物質は存在しないのではないかと思うからです。
ソンブレロ銀河を見て下さい。この銀河の中にダークマターがあり、中心から円盤まで硬い絆で繋がっているとは考えにくいと思いませんか。
上の映像はソンブレロ銀河ですが、http://blog.livedoor.jp/v4epon/archives/cat_0117.htmlから引用しました。
又、エネルギー供給という点でも、台風のように外部から供給される必要があります。そうなると台風とバットというようなキメラのようなメタファーを持ち込まないといけなくなりますが、キメラは作るものであって、自然にできるものではありません。宇宙ではそのようなことが起きることは考えにくいのでしょう。
このような理由から、大胆にも、ダークマター説を否定しましたが、それでは、ダークマターがなくても、無理のなく説明できる理論はないのでしょうか。もちろんあります。その一つが、修正ニュートン力学です。これはご都合主義の理論なので、紹介は省略します。まったく別のもう一つの理論、プラズマ宇宙論という説を吟味しておきます。このプラズマ宇宙論については、下記を参照してください。Wapedia Wiki: プラズマ宇宙論
http://wapedia.mobi/ja/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E5%AE%87%E5%AE%99%E8%AB%96#2.
以下、編集して引用しました。
プラズマ宇宙論では、宇宙的スケールの現象は重力だけではなく、宇宙の全バリオン物質の99.9%を占める電気伝導性の気体プラズマの運動に起因する、巨大な電流と強力な磁場の影響を大きく受けています。そして電磁気力と重力の相互作用によって、壮大な現象を説明できます。
ビッグバン理論に比べ、銀河の回転曲線問題などについては暗黒物質などという仮定の物質を持ち出すことなく簡潔に説明できるといった長所もありますが、宇宙マイクロ波背景放射などに関しては観測事実をうまく説明できていないため、現時点では標準的な理論とみなされてはいません。
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プラズマとは電離した気体のことです。気体を構成する中性の分子が電離し、正の電荷をもつイオンと負の電荷をもつ電子に別れて自由に飛び回っていますが、電気的には中性な物質です。しかし、構成粒子が電荷をもつため、粒子運動がそれ自身のつくり出す電磁場と相互作用を及ぼしあうことにより、通常の分子からなる気体とは大きく異なった性質をもちます。そのためプラズマは物質の三態、すなわち固体・液体・気体とは異なった物質の第四態といわれます。
例えば、水素分子(H2)にマイクロ波を照射すると水素イオン、電子、水素ラジカルが発生しますが、これが水素プラズマです。ここで、水素イオンとは不対電子を失った不安定な陽子のみの原子であり、H+と表示します。水素ラジカルとは不対電子を持った水素原子でありH1と表示します。不対電子とは、もう一つの極性が反対の電子がない電子を言います。水素ラジカルは安定するためにもう一つの不対電子を持った水素ラジカルの電子を共有して水素分子(H2)になります。
プラズマは水素だけではありませんが、多くの元素プラズマが存在するでしょう。宇宙空間では、最初に生成される物質は水素なので水素プラズマが多いでしょう。いずれにしても、プラズマによって支配されている銀河の渦巻きの腕は、喩えると中心から伸びたバネのようなものです。このようなバネは全長にわたって同じ回転速度をもつことになります。それによってプラズマの圧縮が一定の曲線を作り出すことを示し、回転曲線問題を磁場によって解決したのです。そのとき、曲線にうねりが見られますが、実際にそれは渦巻きの腕が回る際に行なうローリング運動として観測と一致したのです。
―――
プラズマ宇宙論の方がティトムの考えに近いようです。その共通点は磁場があると考えることです。プラズマ宇宙論もティトムも定常宇宙論の枠組みですから親戚みたいなものです。
磁場が問題を解く鍵であるならば、平衡の裏方さんの話を持ち出さなくてはならないでしょう。「私達は宇宙を背中からしか見ていない」http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100085429337のメビウス・ヒステリシス曲線で述べたような平衡の裏方が活躍していているのではないかということです。実際、渦巻き銀河の形はヒステリシス曲線に良く似ています。この形にはメビウスという裏方さんが隠れており、裏方はエネルギーを供給する役割を受け持っていると考えて見ましょう。
この裏方さんは、対称性をもたらす陰の力であり、その力とはティトムが四次元バッファと表現するダムのようなポテンシャルエネンルギーです。この力をプラズマ宇宙論では、銀河の渦巻きの腕を、中心から伸びたバネと表現しています。ただ、この図では、バネの両端は繋がっていませんので、エネルギーの供給の仕組みが見えていないことです。
これはヒステリシス曲線と同じところであり、三次元では、ループしているのですが、原点から出っ放しで回帰がないので、エネルギー供給に疑問があるわけです。そこで、これにメビウスの帯を加えて、原点をループに回収して生成消滅サイクルとしたのですが、ここでも、メビウスプラズマ宇宙とするのはお手のものでしょう。
これまでも円盤とジェットで構成される宇宙HH30をベースとして宇宙生成モデルを作ったときに同じ手法をとりました。宇宙生成モデルの図には、四次元空間を簡単には表現できないので、クラインの壷を重ねた図を示して想像力で補うことにしました。「宇宙は無限ではない」を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100078633356
プラズマ宇宙でも、渦自体が降着円盤上にあり、中心からジェットが噴出しています。この図から全体が三次元の球体を想像する事は容易でしょう。これを四次元にするためにはHH30で示したようにクラインの壷を重ねてみることです。
要するに宇宙には裏の経路が隠れているのです。そして、裏の世界が持つ虚エネルギーを反転して表の世界に実エネルギーとして供給しているのです。この虚の世界に蓄えられるダムを、ここではバッファと言い、そのような供給する仕組みを、バッファリング機能を持っていると言います。
バッファというのは、三次元で説明すればダムのようなものと言いましたが、三次元のダムは隠れているのではなく見え見えなので、インターネットのダム(Youtube)の方が喩えとしては良いでしょう。そのインターネットでは、今や馴染みとなったYoutubeですが、これが隠れバッファ(一時的な保管)として働いてる「からくり」なのです。最も、インターネットのバッファが真に隠れているわけではないので、余り良い喩えではないのですが、四次元の良い喩えがないので、この程度で我慢してください。
四次元バッファは四次元空間であり、そのような空間を直接見ることはできません。しかし、四次元の尻尾を見ることはできます。その尻尾を掴むのがティトムの技でもあるのですが、ウナギのようにつるつるしているので取り逃がさないようにしてください。
四次元の尻尾として見ることができるのが、インターネットのバッファの喩えよりはましだと思えるのが、光を散乱させる雲、霞、ミスト、靄などです。これらが、なぜ、どういうころが、四次元の尻尾なのでしょうか。これをうまく説明できたら、四次元能もほぼ終幕に近いということになります。しかし、そうは簡単ではないでしょう。-
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2010年03月15日 09時43分47秒
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銀河の回転は周縁でも落ちない(1)ダークマター説
銀河の回転は周縁でも落ちない(1)ダークマター説
<ティトムとの共振>
ティトムではタキオン粒子(光より早い)などを仮想しなくても、宇宙の空間がどうなっているのかを見つける技があると言いました。その技を使えば、ハッブル望遠鏡で撮影した映像から四次元の尻尾を見つけることができるとも言いました。それではその技を示してみましょう。
ハッブル望遠鏡が撮影した無数の映像の中に渦巻銀河があります。この映像は銀河の回転曲線問題として有名となったものです。ここには四次元の空間の捩れがあるのです。それを示すために、だらだらと準備的思考をしたいと思いますので、しばらくお付き合いください。下の図はハッブル宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河M51の中心部です。渦状腕に沿ってHII領域やダーク・レーンが存在しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A6%E5%B7%BB%E9%8A%80%E6%B2%B3を参照してください。
腸の中を覗いたような映像ですが、このどこに四次元が隠れているというのでしょうか。それを発見できるティトムの技とはどんなものなのでしょうか。そして、その技が見つけた銀河の渦の不思議とは何なのでしょうか。では、テラー9の幕を開けましょう。詳しくは、こちらを参照してください。
http://momloveu.com/titom-teller-j/index.files/Page875.htm
以下は、その編集的引用です。
先ず、銀河の回転曲線問題とは何かについて、ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E3%81%AE%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E6%9B%B2%E7%B7%9A%E5%95%8F%E9%A1%8Cから引用しておきます。
何故、渦巻銀河の回転は落ちないか?
・横軸=銀河中心からの距離
・縦軸=回転の速さ
・(B)観測値、(A) 理論値
・(B)をどう説明するか?
・暗黒物質(ダークマター)説
・非暗黒物質説(修正ニュートン力学、プラズマ由来など)もある。
―――
渦巻銀河の回転曲線問題がなんであるのかは、この図が示している通りです。説明が必要ないほど実に簡単なものです。しかし、それでは、そっけないでしょうから、詳しく説明しましょう。
この図で示しているのは、中心から離れれば回転速度が落ちている様子A、中心から離れても回転速度が落ちていない様子Bです。Aは理論値であり、観測値Bです。つまり、周縁の実際の速度は中心と同じであり、理論値より3倍も速く回転していることを意味しています。理論ではAであるべきなのに、実際にはBなのです。科学では、すべての説は、最初は仮説であり、客観的な検証によって理論となります。ですから観測値の方が正しいのです。そうなると、仮説は修正を迫られるのですから、科学者にとっては大変なことです。
科学者は、中心から離れても回転速度が低下しないことをどのように説明するでしょうか。これが問題の本質です。
心霊現象などを除いた三次元現象の大概は科学を駆使すれば説明できるのですが、さすがの科学者たちも、この回転問題はそうは問屋が卸さないようです。ですからティトムの出番なのです。ティトムの技の見せ所でもあります。
三次元現象を検証するためには、ともかくも現場にいって物的証拠を探して検証しますが、宇宙となるとそうはいきません。その現場に行って見ることができないのですから、ティトムの技を使って想像するしかありません。想像とはティトム的に想像するとうことです。ティトム的想像とは四次元能がいうところの述語的に発想するという意味です。述語的に発想するという意味が理解しにくければ、市川亀久弥氏が提唱した創造の科学「等価変換」が、その理解を助けてくれるでしょう。「等価変換」についてはhttp://www.bii.ne.jp/~manda39/2tieF/4aideaF/ett.htmlを参照してください。
等価変換とは、簡単に言えば、ある現象の特定する述語的な価値・要素を取り出し、それと等価/同一である述語的な価値・要素に変換して、それを含む別の現象に変換するというものです。例えば、アメンボというのは、胴体を手足によって漕ぐという生物現象です。ここから船を魯によって漕ぐという、つまりボートという力学現象を想像するというものです。メタファー的に言えばアメンボのようなボートです。アメンボの述語は「胴体を手足によって漕ぐ」であり、ボートは「船を魯によって漕ぐ」です。共に漕ぐという述語を同一化すれば、アメンボ=ボートとなります。これが、これまで何度となく四次元能が述べてきた野生の思考の基本である述語論理です。
そこで、この述語的発想=技を利用して、銀河の回転問題に挑戦してみましょう。
回転速度が落ちないのですから、当然ながら、そこにディスクのようなものがあると誰でも思いつくでしょう。これは述語的に同じという観点から、銀河の円盤とディスクを同じものと考える発想であり、述語論理が基本となっています。メタファー思考は述語論理的思考なのです。
銀河はディスクのような硬い円盤によって回転しているということになるでしょう。これが、現在、主流の理論として認められているダークマター説です。
しかし、ティトムの観点からの結論を言いますと、ティトムでは、ダークマター説は正しくないと思っています。述語的発想を正しく使っていないのです。述語的発想をすれば、いつも正しい答えに導かれるというものではありません。馬鹿と挟みは使い様なのです。この言い方も述語的論理ですが。。。
確かに、ダークマターを想定すれば、その分質量が増えますから、回転力も増えるもしれません。ダークマターがディスクの役割をしているからです。
本当にダークマターがあるのでしょうか。それが怪しいのです。ティトムの観点から否定するためには、それがないことを示さなければなりません。そこで、簡単な述語的な思考実験をして見ましょう。
マスコットバット(重いバット)を振って見てください。手元になければ想像してください。長い竹竿でもいいのですが、これらの竹竿やバットを振ってみましょう。早く回すためには、より多くの力が要ることが分かるでしょう。このようことは、銀河でも同じことが起きるはずです。もし、そこにダークマターがあるならば、という条件付ですが、果たしてどうでしょう。
そこにダークマターがあるならば、どうなるでしょう。竹竿やバットを更に早く回してみましょう。すごい抵抗を感じるでしょう。もっと早くなれば、宇宙船が地球に突入するときのように表面が熱くなり、場合によっては発光するでしょう。要するに、周縁に行くほど、抵抗による摩擦や発熱・発光現象が起きるはずです。
しかし、現在のところ発光は見つかっていません。ダークマターは文字通り暗黒物質なのですから、光を発しないので、あるか、ないか確認のしようがないのですが、少なくとも渦の模様ができているということから、内部のダークマターの密度も一様ではないということになります。それなら、速度もばらつくことになるのですが、実際はどこでも速度は一定なのです。
更に、言えば、早く回すために力の要らない竹竿やマスコットバットなどないように、銀河に於いてもエネルギーをロスしないで、質量だけ増やすような都合のよい物質があると考えるのは無理なのではないでしょうか。これだけでもダークマター説は十分に矛盾していることになります。
中心と周縁の回転速度が同じという例を他に捜して見ましょう。灯台がその例です。灯台から発する光は、回転して辺りを照らしています。この灯台の光は、中心から先端までまっ直ぐに伸びており、曲がっていません。つまり、速度が落ちないということです。灯台の光は、光子自身がエネルギー伝達の媒体として全体がソンブレロのような形となって速度を維持しているのでしょうか。
ソンブレロというのは帽子ですが、灯台の周りに帽子のような硬いものがあるわけではないので、この説明には疑問が残ります。光の場合は、質量がない上に、真空では一定であるとされています。相対性理論ではそれを無条件に受け入れることを要請していて、何故、光の速度が落ちないのかを説明していないのです。
光にはエーテルのような媒体があるとしたのは昔の話で、今は否定されていますので、ディスクのようなメタファーも使えないのです。光の速度がどこも一定なのは、銀河の問題と同じ現象かもしれません。ですから、光速度一定の問題を解決すれば、銀河の問題も解決できるかもしれません。しかし、相対性理論ではそれを無条件に受け入れることを要請しているので、光速度一定の根拠を示しているわけではありません。
そこで、光のことは一旦棚上げにして、銀河の問題に戻りましょう。中心と周縁の関係をはっきりとさせるために、円盤投げを引き合いに出してみます。この方がバットの例に近いでしょう。どちらも手を離すと飛んで行ってしまうからです。円盤投げの場合、物理的に身体中心と円盤を持った手までが腕で繋がっているので、竹竿やバットやディスクと同じように、エネルギーが伝達される硬い媒体があるということが共通であり、それによって回転が同じになるのです。
ダークマター説は、その円盤投げや竹竿、バットやディスクといった「硬い媒体」があるという前提を置いているのです。ですから、ダークマターは硬い媒体なのです。「硬い媒体」は、一様でなければなりません。円盤投げで手から離すと円盤が飛んでいってしまうように、一定速度で回転を持続させるためには、中心と周縁が一体化していなければならないのです。
円盤投げの円盤と身体を結ぶ線を描くと球状に近い楕円になるでしょう。これは、バットや竹竿でも同じです。渦巻銀河でも、球状に近い楕円を描いて、回転を維持させているのです。バット、竹竿、円盤と銀河の違いは、エネルギーの伝達の仕組みが違うということです。円盤投げの回転エネルギー源は身体であり、腕を通じて先端にまで伝えられるのです。銀河の場合は、エネルギー源がどこで、それがどのように伝わるのでしょうか。
HH30銀河のエネルギー源は、周辺の物質が降着円盤に落下して、ブラックホールに吸い込まれ、それが反転してジェットで噴出される仕組みでした。それに対して、渦巻銀河はメタファーとして出した円盤投げ、バット、ディスクと同じならばエネルギーは中心から外に向かっていくことになります。それではエネルギーがどこから供給されるのかが不明となります。台風が発生する仕組みをイメージすれは、エネルギーは外から与えられ、中心に向かうことが良く分かるでしょう。台風が発生する仕組みはhttp://www.gakujoken.or.jp/omoshiroK/kaze/01.htmlを編集して引用しました。
太陽熱によって海水が温められます。空気と水蒸気が上昇して雲が出来ます。空気がなくなるので、周りから空気が入り込みます。これが激しくなり風となります。上から見ると、中心がぽっかりと開いた左回りの渦巻が見られます。左に回るのは地球が自転しているためです。
―――
HH30の宇宙も降雨着円盤の外からエネルギーが供給され、内部に向かっていき、中心からジェットとして噴出します。渦巻銀河も映像か見る限り、そのようになっているようです。ところが、これまで説明に使ったメタファーとして出した円盤投げ、バット、ディスクのメタファーのエネルギーの供給と伝達される方向がすべて向き逆なのです。
ですから、台風の方がエネルギーの供給と伝達という点では似ています。ただ、エネルギーの放出の仕方は少し違ってきます。台風の場合は上昇して雲となって、それが回転することで、放出していますが、銀河の場合はジェットになって放出します。いずれにしても、外部からエネンルギーが供給されるという点は一致しています。ただ、回転速度という点では、エネルギーを伝える媒体がやわらかい空気なので、回転速度が落ちないというメタファーとしては使えないわけです。つまり、回転速度が落ちないメタファーは地球上にはないということです。無理にメタファーを提示するならば、台風とバットのキメラを想像するしかないでしょう。
ダークマター説はキメラなのです。キメラを作ることが出来れば、銀河の回転問題は解決したことになりますが、宇宙では、植物の接木、ウズラと鶏のキメラのような組織移植のような結合が起こることは考えにくいのでしょう。ともかくも、ダークマター説は否定しておきましょう。-
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2010年03月08日 16時17分05秒
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宇宙には果てがある・ない
宇宙には果てがある・ない
<ティトムとの共振>
皆さんがいつも使っているパソコンのディスクでもCDでも良いのですが、これを装填してしまうと外からは見えなくなるのですが、これが回転している姿を想像してください。回転しているときは、どこでも同じ回転速度であることは容易に想像できるでしょう。特に中心と周縁でもその回転の速度は変わらないということを理解するのに困難はないでしょう。それはディスクが硬い媒体であり、一体となっているからです。これが綿のような柔らかいものでできているとすると回転したとたんに形が歪んでしまうでしょう。鞭の様に先端にいくほど遅れてくるはずです。これは硬いほどエネルギ-が全体に一様に伝わり、柔らかければ伝わる力が抵抗によって失われるからです。
柔らかい媒体の典型的な例として台風があります。台風はエネルギ-を伝えるのは空気ですから柔らかい媒体と言えるでしょう。当然、中心から周縁に行くほど回転の速度は遅くなるでしょう。台風が近づくとテレビなどでは台風情報が知らされます。中心付近の最大風速は15m/s以上の強い風が吹いていますなどと表現されます。テレビを見ている私達は中心から離れているので、台風の影響がないので風はありません。やがて、次第に風が強まり、台風が近づいてきたことを知ります。これは明らかに、台風の中心と周縁では回転速度が違うことを意味しています。台風の代わりに扇風機を回しても同じです。近くでは風が強く、遠くでは弱いのですが、その説明は必要もないでしょう。
このように回転するものの強さとその中心の関係は距離に逆比例するのは誰でも知っている常識です。ところがこの常識が通用しない世界があります。それが渦巻銀河です。渦巻銀河は、名前のとおり台風のように回転しているのですが、その中心と周縁では強さが同じなのです。このようなことは私達の身近なところでは、固い媒体以外に、絶対に起こりません。地球の近辺と遠い銀河では違う物理の法則が働いているのでしょうか。
この謎を解明することが今回のテーマです。銀河にディスクのようなエネルギ-を伝える硬い媒体があるとは考えられません。何故なら、銀河に近づいたとしても、その内部はスカスカなのです。雲を見ても同じことが言えます。遠くから見ていると、そこには雲の塊があります。しかし、飛行機に乗って雲を見ていると、気がつかないうちにいつのまにか雲の中に突入しています。靄っとしていますが、それが固い塊でないことを実感した経験があるでしょう。
何故、四次元能はこの銀河の謎を取り上げるのでしょうか。それは私達が余りにも、地球という小さな宇宙空間に依存しているために、ある大きな錯覚をしていて、そのために真実を見失っていることを明らかにするためです。私達の常識とは空間の構造が縦横高さという三次元によって規定されています。座標軸を設定して。xyzの三点を定義すれば、位置が特定できるのです。これに時間を加えれば変化する様子を表現できます。これがすべての物体の運動の基本であり、私達の常識を支えています。しかし、宇宙では、この三次元空間であるという基本の大前提を疑わなければならないことを示したいのです。もっとも、宇宙まで出かけなくても、私達の日常は三次元空間だけではないことを私達は無意識に認識しているのですが、それは科学の対象にならないので、物質と精神を区別して別扱いにしているのです。どんなに物質と精神をご都合主義で区別しようとも、火事場の馬鹿力、願望は実現する、病は気からというように両者は繋がっているのであって、それを現代の科学が取り扱えないだけなのです。四次元能はこれを同じ土俵で論じようとしています。脳という空間を、三次元を超えた四次元と捉え、物質と精神を共振させる試みがシムダンスであり、脳の中の能なのです。その具体的な実践については、<差異との共振>や<道元との共振>といったカテゴリーで進めています。ただ、脳についての現代科学の知見がまだまだ、物質科学に依存しているので、<共振>する相手が見つからないのです。そこで、四次元の可能性を見出すために<ティトムとの共振>を先行している段階なのです。その手がかりが渦巻き銀河にあるのではないかと期待しています。
そこで、空間についての錯覚からはじめましょう。かつての原生人は、地球は平面(二次元)と考えていました。人々は、目前の広がりがどこまでも延長していると考えたのです。そのようしか考えることができなかったのです。ですから、地平線の先は見えないので、果てがないとするしかなかったのです。古代ギリシャになって地球が丸いという説が出てきたのですが、誰にも相手にされませんでした。大航海時代の中世に入って、やっとコロンブスがアメリカ大陸を発見して地球は丸いと主張したのですが、やはり相手にされませんでした。しかし、ついに1522年に地球は丸いことをマゼラン(その艦隊)によって実証されたのでした。こうしてやっと果てのない空間が否定されたのです。
マゼラン(その艦隊)が成功した世界一周は口で言うほど簡単なものではなく、マゼラン自体はその航海の途中の戦いで死んでしまい、更に船内ではビタミンC不足による壊血病が多くの船員の命を奪ったとされています。かろうじて生き残った乗組員がスペインに帰還したのです。人類の地球に対する空間という認識を変えるために、大きな犠牲と長い時間がかかったことを私達はどう考えたら良いのでしょうか。
地球が丸いとは考えられない、つまり、果てのない空間しか考えられなかった先祖を私達は笑えるのでしょうか。現在の私達が置かれている状況を考えるととても彼らを笑う資格などないことを思い知るでしょう。私達はかつて人類と同じ状況にあるのです。今日、私達は宇宙の大きさが137億光年(見方によって465億光年)であることを知っています。これは想像を絶する大きさですが、
それでも、その先のことは、何も分かっていないのです。現代の主流の説は宇宙膨張論ですから、現段階で137億光年であっても、将来はもっと広がるかも知れません。つまりは「果てがない」のです。先祖が地球を平らと考えたのと同じ状況と言うのはこの意味なのです。「果てがない」となってしまうのは、私達が宇宙は丸い(三次元)容器に入っていると考えていることに原因があります。こうした空間の認識をしている以上、将来、もっと精度の良い望遠鏡を実現して、137億光年が400億光年になったからといいって事態(果てがない)は何も変わらないのです。
原生人と現代人には「平らと丸い」の違いがありますが「果てない」ということでは同じ状況なのです。アインシュタインが時空は歪んでいるといいましたが、それでも宇宙に「果てがある」と言ったわけではありません。宇宙の果てが「ある・ない」については保留されたままなのです。「平ら」ではないと言っただけなのです。それを時空が歪んでいると表現したわけですが、そのような空間とはアイススケートのリンクのようではなく、凸凹のある風呂敷のようなものであるといっているだけにすぎません。「果てある」といったのではないのです。
今、私達はコロンブスやマゼランのように航海に出ることはできませんが、それに代わってハッブル望遠鏡などを使って宇宙の果てを見ることができます。だからといって、繰り返しますが、果てを見ることなどできません。見ることができないのは光を基準にしているからです。ですから、光の届く範囲しか見ることができないのは当たり前のことです。光より早いタキオン粒子を仮想すれば、もっと違う世界を見ることができるでしょうが、それはSFになるのでやめておきます。
ティトムではタキオン粒子などを仮想しなくても、宇宙の空間がどうなっているのかを見つける技があります。その技を使えば、ハッブル望遠鏡で見たものの中に、不思議なものを見つけることができるのです。それが銀河の回転問題というわけです。
では、ティトムの技とはどんなものでしょうか。そして、その技が見つけた銀河の渦の不思議とは何なのでしょうか。-
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