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2012年03月31日 08時16分59秒
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恐竜から進化した鳥(SQL)
恐竜から進化した鳥(SQL)
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
四次元能は新世紀エヴァンゲリオンのEVA並みのGPSを開発しようとしているのですが、そのために述語を通して「人間の認識とは何か?」を探求しているところです。
その前提として、述語が生命の根源ではないかと思っていることがあります。
もし、この前提を受け入れるなら、シムハンターは、システムという問題を単にサービスを受ける立場で見るのではなく、それを作る側に廻らなければならないのです。何故なら、システムは述語の塊だからです。
もちろん、システム=コンピュータシステムと考えると、その道の専門家ではない四次元能としては荷が重くなりますから、そうしたアプローチは出来ません。いくらトレッキングだとしても無謀なことはしません。
システムのIT(情報テクノロジー)を対象にするのではなく、システムをモナド(述語)と考えて、そのシステムが何を可能とする道具なのかということに重点を置いて探求して行きましょう。
そうすれば述語ということだけに意識を向ければよいのですから、コンピュータの専門的な側面はあまり考えなくても良いでしょう。
そうと決まれば、早速、SQLはどんな道具なのかを調べにいきましょう。
鳥は恐竜から進化したようですが、システムも進化します。恐竜は図体が大きいので、自由ではなかったように、原始的な応答システムでは、台帳を調べるときに、必ず、台帳を開いて、一枚だけを読み込んで、その中の一件だけを処理し、その後に、次を読むという、実にのんびりした尺取虫のような歩き方をしていたのです。
要するに、電車を待つときは必ず並ぶという倫理に縛られていたのです。
それに対して、SQLによって作られたシステムは進化した鳥のようなものです。一枚ずつしか捲れない台帳ではなく、広大な碁盤の升目にすべて台帳のページを配置しておき、これを鳥瞰的に見て、その中の一つを瞬間にゲットするということができるのです。
これはデータを記憶する媒体がテープかディスクになったというハード的な進化もありましたが、それで、名前も台帳ではなく、データベースという格好の良い名前に格上げされたのです。
まさに恐竜(台帳)から鳥(データベース)への進化です。
もちろん、進化は、体(ハード)だけではありません。恐竜と鳥では獲物を捉えるまでには、全く異なる振舞を見せてくれます。それはソフト的な違いが出て来るのです。
恐竜と鳥が獲物に近づき、獲物を捕まえる場合の違いは、歴然としています。恐竜は、のそのそとその獲物に近づき襲いますが、他に目もくれないでしょう。一方、鳥は大きく旋回して、全体を見て、一気に獲物に突き進むでしょう。
これと同じことがSQLでも起きます。
データを更新しようとするすべてのデータを鳥瞰するのです。もちろん、処理するデータだけに限定したい場合は、条件を指定すれば、そこだけ処理するのですが、その場合でも、すべてのデータを鳥瞰するのです。
更新したいのは、いま読んだデータだけなのですから、必要な出来を持ってきて、処理すれば良いと思うのですが、それは、SQL言語ではやらないのです。
実際、恐龍がそんなことをしていたら、獲物をすべて逃がしてしまうでしょうし、第一、体力がもたないでしょう。
「獲物を取る」と「データを更新する」の述語には大きな違いがありますが、表には現れない共通した何かがありそうです。
では、SQLの於ける述語とは何かを見ていきましょう。
続く-
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2012年03月31日 08時07分26秒
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システムの良し悪しは今や戦略的マター
システムの良し悪しは今や戦略的マター
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
良い「問い合わせ」システムを構築するという場合は、それを対象とする現場の個々の価値システムとの関連を無視しては成り立たないのです。
まして、それが他のシステム、例えば、機械システムと連動する場合、人間系と連動する場合などがありますから、「問い合わせ」システムとどこで境界を引くかというのは難しい問題があるのです。
価値は述語であり、連鎖しているのですから下手に境界線を引いてしまうと、その境界で齟齬が生じるのです。その齟齬は価値の連鎖の切断ですから、「問い合わせ」サービスの消滅もしくは低下です。
述語は何かを可能にする能力のことですから、価値が消滅・低下したということは、述語の本来の機能が失われたことになるでしょう。それほど、述語の関連性という概念は重要なのです。
しかし、理論上の述語の関連性は無限ですから、そのすべてを考慮していたのではコスト的に無理が出てくるでしょう。
従って、現実には、どこかで境界を設定しなければなりません。これがシステム構築の最大の想定問題です。原発事故では責任者達は、「震度9は想定外だった」ということで責任を逃れようとしているのですが、いつでもシステムの時間、品質、コストのトレードオフが境界(想定)を決める要素なのです。
蕎麦屋で「鳥肉の入ったそば」を出前注文したとき、いつまで待っても来ないと、「鳥を解体しているのだろう」などといって笑っていますが、大規模なシステムの障害となると、笑って済まされなくなります。
システムとは述語の塊ですから、しかも、それは理論的には境界がないので、現実的にはトレードオフでどこかで妥協するのですが、それが不都合を引き起こすことになるのです。
こうした妥協によって、「問い合わせ」というシステムが構築されるのですが、それが不都合な現実とならないためには、そのシステムを構築するためのトレードオフの条件をよくする道具が必要になるということです。それがSQLという言語なのです。
一般に、私達はサービスを受ける方なので、そのシステムがどんな道具で作られているかについては全く関心がありませんし、実際どうでもよいのが普通です。
しかし、システムを構築する側になると、大工が大工道具を大事にするように、プロ野球の選手がバットやボールを気にするように、それはとても重要な要素になるでしょう。企業ならシステムの良し悪しは今や戦略的マターとなっているのです。
続く-
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2012年03月31日 08時00分41秒
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価値連鎖とは述語の連鎖
価値連鎖とは述語の連鎖
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
この世界はすべてがモナドだとして、モナドは自ら「現象する」とすると、「現象する」というのは述語です。一方、四次元能では、現象する背後にあるものは、イデアであると考えていますが、言い換えると、イデアとは「現象させる」ものですから、その内容は述語となります。
結局、モナドは述語であり、イデアだということになり、言葉を言い換えたに過ぎないことになってしまいます。
それでは辞書の定義みたいなもので、循環してしまい、何も言っていないことになります。
そこで、簡単な最も簡単な述語を言語化したSQLという人工言語を探求して、モナドの本質に迫ってみようというわけです。そうすると、そこに、生命の原点であるMPやイデアの本質に迫ることができるかもしれません。
SQLとは言語ですから、「問い合わせる」ことを可能とするためには、それを使ってシステムを構築しなければなりませんが、そうなると「問い合わせる」という述語状態は何かということを知らなければなりません。
「問い合わせる」といっても、「問う」ことですから、その内容は無限の可能性があるでしょう。また、「問い合わせる」者と「問い合わせ」に答える者との間には、打てば響く関係がなければなりません。
「問い合わせる」を問診、検索、応答などと言い換えると、確かに、皆、打てば響く関係があるでしょう。この言葉の後ろに「システム」がつけば、問診システム、検索システム、応答システムとなり、すごいコンピュータシステムをイメージしてしまいますが、それを人間がやればサービスやビジネスとなるのです。
打てば響く関係という言い方はビジネスシーンでは余り適切な表現ではありませんが、「待ち時間」「検索時間」「応答時間」などと言い換えると分かりやすいでしょう。
待ち時間とは、サービスの良し悪しを決める基準であり、例えば、長い待ち時間は、お店の評判を悪くするでしょう。
例えば、料理の注文がきてから材料を調達していたのでは、お客は帰ってしまいますから、「問い合わせ」では時間要素が鍵になるのです。
よい「問い合わせサービス」にするたには、事前の準備が必要だということです。
待ち時間を小さくするための「事前の準備」というのが、「問い合わせ」システムを述語モナドと考えた場合のキーワードになるでしょう。
例えば、顧客の注文に答えるためには、在庫の管理(商品があるかないかを示すこと)が必要です。そのためには、絶えず、商品が売れる毎に即時に在庫を更新して、基準を下回ったら補充をしておかなければならないのです。
又、今月は何がどれだけ売れたのかという経営者の要求に答えるためには、販売実績を表にしなければなりませんが、そのためには、商品毎の販売実績台帳を更新しておかなければなりません。そして、そのためには、商品台帳が必要であり、商品にはライフサイクルがありますので、登録や削除をしなければなりません。
といった具合で、事前の準備が結構あるのです。更新作業というのは、事前の準備というより事後の処理ですが、それも次の問い合わせの準備と考えると、やはり、事前の準備の内と考えて良いでしょう。
一言で、「問い合わせ」と言っても、何を問い合わせるのかという「問い」の種類も多様であり、その多様な「問い合わせ」には、それぞれの内容に特徴づけられた、他との関連があるということです。
この他との関連はすべて仕事場の出来事ですが、この出来事を「価値を生み出す述語」とすると、場には価値の連鎖があるということになります。言い換えると、価値を生む場には「述語の連鎖」があるということです。
つまり、「問い合わせ」という一つの述語は、多くの述語を含み、他の述語と関連しているということです。
ビジネスの現場であれば、その顧客、商品、仕入、在庫、経営管理、その他のあらゆる関係する部門との物や人やお金の流れという価値関係(述語関係)が出てくるのです。
続く-
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2012年03月31日 06時53分14秒
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SQLは「問い合わせ」という述語に限定した言語
SQLは「問い合わせ」という述語に限定した言語
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
SQL言語が述語とは何かを理解する上で、又、結果として、それがGPSに述語論理的知能を組み込むために役に立ちそうなので取り上げることにしましたが、SQL言語とは何なのでしょうか?
SQL言語とはデータベースに対して「問い合わせ」をする命令を言語化したもの、とでも思えば良いでしょう。
要するに、「おーい!お茶」と呼べば、「ハーイ」と答える阿吽の呼吸の夫婦の関係を実現する裏方のようなものです。具体的には、一つの例ですが、例えば、市役所に行って、戸籍謄本をもらう場合も「問い合わせ」のサービスを利用しているのです。それをシステム化したのが、「問い合わせ」システムです。SQL言語はそれらをどのように実現しているのでしょうか?
SQL言語は、問い合わせに対して応答するシステムを実現する場合、その基本としてデータベースというデータの塊が前提となるのですが、それが戸籍問い合わせでは戸籍台帳に該当します。
人間の仕組みでは、市役所の係りが要求された内容を確認して、戸籍台帳をめくって、それをコピーして本人に渡しますが、それをシステム化されたものが戸籍問い合わせシステムと呼ばれるものになります。
阿吽の関係の夫婦の問い合わせにしても、戸籍の問い合わせにしても簡単に見えますが、その舞台裏では大変な処理をしているのです。戸籍の問い合わせでは、なによりもデータベース、つまり、戸籍台帳がなければなんりません。しかも、この問い合わせの場合、来た人だけを相手にすれば済むのではありません。来る可能性のある人すべてを対象にして予め登録しておく必要があります。
夫婦の場合は、阿吽の関係を築くまでには、コンテキスト(ツーカーの関係)という阿吽のデータベースが形成されなければなりません。そして、実際に応答するということです。
それがどのようにして行われるのかを示すことに「述語」が活躍しているのです。
人間がしていることとシステムの処理を同じと看做すことはできませんが、少なくとも、述語が基本になっていることは間違いないでしょう。
人間のコンテキスト(ツーカーの関係)的応答をシステム的アプローチで解明することはできませんので、SQL言語を駆使して構築される問い合わせシステムを参考にして、最終的には、人間の認識、応答をまで解明したいと思っています。そして、それを一般化して、MPのメカニズムの探求にまで辿りつきたいと思っているのです。
それが可能かどうかはわかりませんが、しばらくはこの線で行ってみましょう。
SQL言語というから大層な言語だと想像しますが、「名は体を表さない」のです。SQLは言語と呼べるほど立派な述語体系を持っているわけではないのです。
複数の述語を組み合わせて1つの述語(複合化された述語)を実行するのですが、その1つで多くのことを可能とするので「言語」と呼ばれているのです。
遺伝子は僅か四つの核酸塩基で無数のたんぱく質を合成しますが、その配列は暗号とも呼ばれていますが、その暗号を解読して合成するのですから言語と呼んでも良いでしょう。
私達の日常言語は、単語を構成する文字は英語ではアルファベット26、日本語の「平仮名」で49という単純な記号を組み合わせて、意味を作り出しているのですから、言語とは意味を解釈する述語媒体(暗号)だといって良いでしょう。
日常言語は人間に生活に必要な述語のすべてを含んでいますが、SQLは「問い合わせる」という述語に限定した言語と言えるでしょう。
続く-
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2012年03月28日 11時43分58秒
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述語の力(論理)に迫る
述語の力(論理)に迫る
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
使徒と戦う武器としてのGPS(認識位置特定システム)をスティンガーミサイルと呼んだのですが、四次元の世界で戦う武器としては余り適切な用語ではないかも知れません。エヴァンゲリオンでは、国連直属の非公開組織である特務機関NERV(ネルフ)が、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン (EVA) を開発するという設定になっていますが、四次元能でも、GPSをEVAのようなものと看做していく方が良いかもしれません。
ここまでの準備としては、GP(ガウス平面)を四つの認識領域に区切って、モナドを組み込んで、人間の認識との関係を探求してきたのですが、これからは、更に内部の内部、つまり、MPの解明に突き進むことになります。
モナドは述語の塊であるということにしたのですから、MPを探究するということは述語の本質を探求することになるのでしょう。
ミクロモナド、そこは特別な点、特異点=MP(メデアポイント)であり、すべてが反転したブラックホールのような世界かもしれません。
ミクロの決死隊ではないですが、決死の覚悟で、MP(メデアポイント)の世界に飛び込んで行きましょう。「覚悟する」ことを「観念する」と言いますが、「覚悟する」には「しない」があり、「観念する」にも「しない」があり、それらは皆述語であり、同時に存在する潜在的力なのです。ですからMPは正に絶対矛盾的の述語の世界なのです。
でも、述語って一体何でしょうか?
述語は18種類しかないhttp://www.c-player.com/ad00178/thread/1100108914808
物質因果を超えた不変の力=能力=述語がモナドの本質
http://www.c-player.com/ad00178/message
述語とは「性質」
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100108774190
ライプニッツと四次元能のモナド
http://www.c-player.com/ad00178/message/20120303?format=time
光による認識を拡張する
http://www.c-player.com/ad00178/message/201203?page=5&format=time
ここまで、何の脈絡もなく、モナドは述語であり、イデアであるとか、関数であるとか、述語は18種類しかないとか、かなり乱暴な言い方をしてきましたが、GPSをスーパー兵器:EVAとするためには、そろそろMPの内部を探求するためにも、述語の意味を解明しておく必要がありそうです。
もっとも、四次元能は述語論理の専門知識を操る場所ではないので、華麗な能の舞をお見せすることはできそうにはありませんが、幸いなことに身近なところに述語論理を利用した事例がありますので、それをアフォード(可能性を発見し、利用する)して、GPSに述語論理的知能を組み込めることを期待して挑戦してみましょう。
述語論理を利用した事例とはコンピュータのプログラムという言語の世界のことです。プログラムという言語と言ってもいろいろあるのですが、その中にSQLという言語があり、これが述語とは何かを理解する上で、役に立ちそうなので、学んでおくことにしましょう。
続く-
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2012年03月28日 10時01分05秒
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物質因果を超えた不変の力=能力=述語がモナドの本質
物質因果を超えた不変の力=能力=述語がモナドの本質
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
バクテリアを追いかけている理由はモナドが述語の塊であることを示すためだからと言ったのですが、バクテリアのどこが述語なのでしょうか?
バクテリアは原始細胞ですから単純そうに見えますが、ところが、そこには意外と複雑な内部構造があるのです。
細菌の構造
http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/structure/structure.html
―――
バクテリアはモナド
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100108770255
バクテリアはモナドだと言ったのですが、その内部もまたモナドなのです。ですから、モナドの本質を探るために一見単純そうに見えるバクテリアに目をつけたのです。
それは、バクテリアが「ある能力」を持っていることです。
「ある能力」とは何かが鍵なのです。
その鍵がここに隠れているのです。
「バクテリアを追いかけている理由」
http://www.c-player.com/ad00178/messageの中で、バクテリアの「ATPという物質のエネルギーに変換する能力」に着目してください。
「〜する能力」が鍵なのです。
少なくとも、四次元能はこれが手掛かりになると直観しているのです。
「〜する能力」はバクテリアの原始的アフォーダンスです。もし、「〜する能力」を、単に「〜する構造」と言ってしまうのであれば、物質的因果だけしかないと言うことであり、「開かずの扉」でも「開かずの間」でもないことになりますが、実際には、バクテリアの「〜する構造」という観点、つまり、物質的因果の説明では、バクテリアが、何故、生命なのかを説明し切れていないのです。
構造ではなく、「〜する能力」とするのは、精神⇒物質という秘密の暗号があることを暗示しているのです。つまり、「〜する能力」とは、精神⇒のことであり、物質的因果を超えた何かがあることを示唆しているのです。この暗号と看做すなら、それを解読しなければ、酸素呼吸の真実が見えてこないのであり、開かずの間は開けられないということです。
では、何故、構造ではなく、能力なのでしょうか?
それは構造が結果であり、能力が原因だからです。
もちろん、この場合、原因⇒結果なら因果関係ですから、能力⇒構造となり、物質的因果で説明できたと錯覚してしまいます。
ところがどっこい、そうはならないのです。
というのは、能力というのは、ポテンシャルであり、潜在しているのですから、非物質的なものなのです。
「〜する能力」を言い換えると「できるようにする力」です。
力が物理的なものだとすると、量で測定されなければなりませんから、「できるようにする力」を何らかの形で測定できなければなりません。
しかし、良く考えてください。「走る」という行動は、「走れるようにする能力」がなければなりませんが、それを測定できるのでしょうか?
確かに、「走る」という行動は、「走った」結果(速度)を測定すれば、「走れるようにする能力」を持っていることを証明したことになります。しかし、「走れるようにする能力」を測定したことにはなりません。
「能力」はポテンシャルであり、潜在力であり、見えないのであり、測定できないものであり、「能力」というような物理量は存在しないのです。
ですから、能力⇒構造を原因⇒結果として物質的因果関係と看做すのは間違いなのです。確かに能力があって構造が生まれるのですから、原因⇒結果という形にはなっていますが、普通の物質的因果とはちがっているのです。
物質的因果なら、木が燃えると灰になるといったように、木⇒灰の因果となり、そこにはエネルギーの保存則が成り立っています。しかし、能力⇒構造には、エネルギーの保存則が成り立っていません。木が燃えたら灰になったのですが、その同じ木が又燃えることは出来ません。
しかし、能力⇒構造にはそういうことはありません。能力があればいつでも構造を生成するのです。
能力は物質ではありませんから、減ることはありません。能力⇒構造を分かりやすく表現すると、ある何か(Ψ)に潜在的力を作用(H)すると、その何かを変形・変質させないで、構造(E)を生成する式という風に解釈できます。
すると、構造を生成する式は、
HΨ⇒EΨ
となります。
これを木⇒灰の場合に適用すると、どのように解釈できるでしょうか?
木⇒灰の式の意味は、木が燃えで灰になることですので、厳密に言うとエネルギー的には保存されていますから、木(エネルギー)=灰+熱です。
従って、ある何か(Ψ)とはエネルギーとして良いでしょう。そこで、木(エネルギー)を「燃やす」というには、木に作用(H)するということです。これをHΨと表現します。
後は、その何か(Ψ)を変形・変質させないで、構造(E)を生成できるかどうかです。
木を燃やすと灰になると同時に熱が出ますから、その何か、つまり、木のエネルギー(Ψ)を変形・変質させないで、構造(E)つまり、灰と熱を生成しました解釈できます。木が灰と熱に変わったのですから、変形・変質したように見えますが、それはあくまでも、表面的なものであり、エネルギー的には何も変形変質していないのです。それがエネルギーの保存則です。
木⇒灰+熱という物質的因果の式を、構造を生成する式:HΨ⇒EΨに置き換えると、
「燃やす」木のエネルギー⇒(灰と熱)木のエネルギー
となります。
ここでエネルギーの保存則の厳密な言い方をするなら、燃やすときにマッチを使うなら、その加えるエネルギーを考慮しなければなりませんが、今は、無視します。
ここで大事なことは、能力⇒構造をHΨ=EΨと看做した場合、「燃やす」木のエネルギー⇒(灰と熱)木のエネルギー
が意味するものは何かということです。
確かに、木や灰や熱という物質的因果の世界に目を向けると生成消滅することばかりに関心が行きますが、HΨ=EΨは、表面的に生成消滅しても、何も変化しないものがあることを教えてくれるのです。
これは易そのものです。
易といえば変化することだけが注目されますが、その変化の裏には必ず一定の不変の法則性があることを示唆しているのです。
HΨ=EΨ
を易の理論を方程式化したものと考えると
「燃やす」木のエネルギー⇒(灰と熱)木のエネルギー
では、何かに作用するHが「燃やす」ことですから、その何かが木でなくてもよいことになります。
そして、「燃やす」は動詞述語です。さらに「燃やす」は、燃やすことが出来る能力ですから、能力とは述語だと言うことになります。もっと言えば、何かに作用するHは述語だということになります。
ここまでを纏めると、物質的因果の原因⇒結果とは違う非物質的因果の原因⇒結果の式が成り立つ世界があることになりました。それは、能力⇒構造であり、能力とは物質世界のエネルギーの保存則の支配されない潜在的な力であり、変化する物質世界を支配する不変の力であり、その不変の力=能力とは述語であり、モナドの本質であることが明らかになりました。
そこまでくると、次は、その述語としての能力とは何かということになるでしょう。
続く-
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2012年03月28日 09時40分24秒
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アンチATフィールドの戦略
アンチATフィールドの戦略
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
四次元能は、モナドというミクロコスモスとマクロコスモスが共存した超対称性の世界への探検志向の物語です。
GPSを装備して、その内部の探検に向かい、精神⇒物質という式の「開かずの間」の謎を解明することがミッションになるですが、その成否の鍵は、物質という現象が生成される光の方程式の秘密を解くことが出来るかどうかにかかっているでしょう。また、そこが能としての最大の山場になるでしょう。
それは言うまでもなく、現代人に残された最後の生き残りの機会が、開かずの間を開けるこということになるからです。
「ファン・ジニ」の真の舞には「同心球面対」はあるのか?[続き]
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
http://www.c-player.com/ad00178/message/20120309?format=time
「開かずの間」の扉を開けるということは、隠された秘密の暗号が解き明かされることです。しかし、下手をすると、開けると何も「ない」ということになりかねません。
精神⇒物質という式は、物質的因果の世界の向こう側に、精神という見えない何かがあって、そこから物質が生成されるということを示す式です。
しかし、科学にとっては精神⇒物質という式は絶対に認められない式です。物質だけしか見えていない私達には物質的因果の連続がこの世界の真実だと思っているのですから、精神が物質生成に関与してくるなどは持っての他なのです。
ですから、神秘的奇跡は不可思議な現象として「なかった」ことにしてしまうのです。
そうは言っても、物質的因果の世界の向こう側に精神という見えない何かがあるということを否定できないことや、それがもう一つの現実だということを私達は感覚的に知っており、その辻褄をあわせるために、あの世とか極楽天上とかいう観念を持ってきたり、神を持ってきたり、「精神統一しろ」とか言ったりして物質と精神とのバランスを取ろうとします。
それは、それで妥協なのですが、でもやはり、ご利益の世界に戻ると、どうしても物質中心となってしまうのです。その結果、物質的ご利益的現実と精神的な感覚とに分裂して生きることを余儀なくされてしまうのです。
こうした分裂した生き方しかできないのは、光の認識の仕方にあるのですが、それは光が悪い訳ではなく、そのような偏った見方でしか世界を見えないようにさせた仕掛け人、つまり、使徒がいるということを忘れてはなりません。
光の方程式は超対称性を持っているのですが、それを巧妙に隠すのが使徒の陰謀でもあるのですから、使徒が放った自我の毒が体内に廻っている私達が自助努力で毒を無化して、本来の自分を取り戻すことは容易ではないのです。
四次元能では、本来の自己を取り戻すそのための認識の武器としてGPSを各自が持つことを目論んでいるのですが、それが使徒の陰謀から抜け出せる唯一つの有効な戦略だと考えているからです。
そのためには新世紀エヴァンゲリオンで登場するEVA(仮想兵器:人造人間)並みの水準が必要なのです。
四次元能版:新世紀エヴァンゲリオンのGPSは、まだまだ、開発途上であり、ここにきてやっとGPSにモナドを組み込んだところですから、まだEVAの水準に達するには時間が必要でしょう。
GPSが使徒のATフィールド戦略を打ち破る圧倒的な力なるのか、自我解体の最終兵器となるかどうかは、今はまだ臨床の途中ですので、不明ですが、GPSの明らかな成果として認識の「象限跨ぎ」が可能となることがはっきりしてきました。
多くの人間はアフォーダンスに見られるように第1象限の認識に留まっているのですが、GPSを装備すれば、そこから抜け出して、より高度なアフォーダンスを身につけることが出来るのです。
第1象限の認識に留まっているということは生きる場に限定された条件的アフォーダンスに支配されているということであり、生活者として生きているのですから、動物アフォーダンスとは大きな違いがありますが、螺旋階段の位置とするとまだ低いレベルで生きているのです。
認識は行動を伴うのですから、認識⇒行動であり、⇒は心的エネルギーの吐き出し、つまり、言動を含めた行動(+1)となることを意味しているのですが、+1が第1象限の認識の結果だとすると、現代人のアフォーダンスは動物よりは進化したとはいえ、長いこと進化の段階Gkの第1象限の認識G(1)で停滞したままで、その次の進化の段階Gk+1の第1象限の認識G(1)に行けないで苦しんでいるということになります。
象限の表示方法 G(n):n=1,2,3,4で、それぞれ第n象限
進化の段階の表現方法 Gk:k=1,2,3,4,5,6,,,,10
進化の段階:Gkの第1象限の認識:G(1)で停滞したままいることは、生き物としては非常に不自然な生き方です。停滞は矛盾をもたらし、心身症などとして現れ、現代人を蝕むのです。しかし、生命は停滞を望まないのです。ですから、停滞が極限に状態になるとカタストロフィー的に象限跨ぎが起きるのです。
同時に他の象限からの呼びかけであり、正常に戻れというシグナルでもあるのです。
本来、生命体は精神的身体であり、モナドであり、第1から第4象限を流動するのが正常なのです。それが偏るように仕掛けが為されているのです。それが使徒の陰謀であり、光の認識を多様にさせないように、MPの内部に入り込んで支配しているのです。MPとは内部の内部、つまり、心の核であり、そこが支配されているのです。コントロールセンターが支配されているのですから、自我を退治しても、ゾンビのように何度でも出て来るのですから、根治しなければならないのです。根治するためにはアンチATフィールド戦略(第3、第4象限の認識)を実践しなければならないのです。
私達は自信過剰から事業で失敗し、借金まみれとなったり、失恋したり、病気になったりと様々なことが原因で挫折し、塗炭の苦しみを味わいます。
それらのすべての元凶は自我に汚染されていることなのですが、それに気がつくことは殆どの場合ありません。多くの人は、他人のせいにしたり、社会を恨んだりするのですが、結局、自我を強化する方向に行ってしまいます。
時には、第2象限に行って現実を反省したりしますが、それも「喉元を過ぎれば暑さも忘れる」で「元の木阿弥」です。第1象限と第2象限を行ったり来たりしているだけでは、所詮、ATフィールドであり、自我領域・生の領域、陽光の認識領域なのです。
生きていくためには、生の領域としてのATフィールドにいることは絶対必要なのですが、それも、精神的身体としてのバランスがあってのことです。つまり、死の領域、闇の領域、陰の認識領域があってのことなのです。
もっと言えば認識は固定されてはならないのであって、流動しなければならないとのです。そのためには、死の領域に向かうことが必要なのです。
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from: 生成門さん
2012年03月28日 09時03分06秒
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バクテリアを追いかけている理由
バクテリアを追いかけている理由
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン:モナドの作法>
四次元能は「脳の中の能」、シムダンス、つまり、超(蝶)の舞をする舞台、そして、心のトレジャーハンティングというインディ・ジョンーンズの世界ですが、又、一方で、人類を絶滅させようとして自我ゾンビ侵略宇宙協会から派遣された使徒と戦う新世紀エヴァンゲリオンでもあります。
そのために人造人間エヴァンゲリオン (EVA) に匹敵する汎用人型決戦兵器:GPSを開発しようとしているのですが、やっと、モナドを組み込んだのです。しかし、これは原始細胞がバクテリアを取り込んで共生したようなものであり、これが果してしてミトコンドリアのような述語機能を持つことができるでしょうか?
述語機能を、一言で表現するのは大変ですが、精神⇒物質という過程をになうものであり、例えば、ミトコンドリアの場合は、酸素呼吸ということになるのですが、そこには、結構、複雑に絡んだ物質的因果関係があります。
この関係を、酸素を利用してブドウ糖を二酸化炭素と水に酸化分解して、この反応によって生じるエネルギーの差をATPという物質のエネルギーに変換する能力と言えるのですが、これはあくまで、物質という因果の側面だけを見て表現しているのであって、これでミトコンドリアのような述語機能のすべてを表現しているのではないのです。この物質的因果の裏には、とんでもない秘密が隠されているのであり、開かずの扉なのです。
この「開かずの扉」を開けるのが四次元能の蝶(超)の舞なのですが、まだ、開けることはできていません。それはまだ、GPSが完成していないからなのですが、何故、手間取っているのかと言うと、それは、モナドの内部の仕様が決まっていないからです。内部の仕様とはMPのことですが、ここが「開かずの間」なのです。「開かずの間」に行くためには「開かずの扉」を開けなければならないのですが、その「開かずの扉」をあけるためには特殊な鍵が必要であり、それがGPS仕様なのです。特殊な鍵としての機能を果たすGPS仕様は、まだ決まっていないのですが、その鍵のヒントを探すためにバクテリアを追いかけているところなのです。
続く-
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from: 生成門さん
2012年03月27日 15時54分52秒
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モナドはイデアであり、述語の塊であり、タオである
モナドはイデアであり、述語の塊であり、タオである
<四次元能版:光による認識を拡張する:モナドの作法>
科学者は物質現象を解明するために精神(科学的知)に依存しておきながら、それが非物質的精神であることを無視して、この世界はすべて物質でできているなどと途方もないことを言う人達です。
これは初歩的な間違いであり、そしてとてつもない大きな自己矛盾だと思うのです。それにしても、気がつかないというのも不思議ではあるのですが、気がついていない振りをしているのでしょうか?
ニュートンやガリレオ、アインシュタインでさえ神の存在を信じていたようですから、これは、四次元能が示す人間は精神的身体、つまり、四つの領域の認識を持っていたことを如実に物語っていると思います。GPSは彼らの言動から四つの象限を生きた生身の人間であるとことを示してくれるでしょう。
そのことを、これから実際に示して見たいと思っています。
その前に、生身の人間が精神的的身体でありながら、科学者はいざ公式の発言になると物質的な言説でなければならず、そうでない科学者はトンデモ扱いとなり、土俵から去らざるを得ないという現実があるのですが、それを取り上げて考えてみましょう。
踏み絵のような現実、この明らかなギャップ、精神的身体でありながら物質的な世界観を前面に出ななければならないという矛盾を抱えたままで、物事の成就が上手くいくなら、それでも良いのですが、今日の破滅的文明社会の現実を考えると、その物質と精神の分離・分裂した状況を無視できなくなってきているように思えるのです。
「破綻しそうな」、或いは「破滅した」文明社会の現実を事細かく具体的にあげつらうのは、今はここではしませんが、その元凶が使徒の陰謀にあることは何度も繰り返し述べてきたことです。
ですから、福島の放射能汚染はその現れであることを指摘することに留めておきます。
一方で、先端の知と言われる場の量子論や相対性理論でさえ、物質を支えているはずの時間と空間でさえ実在ではないとか、その肝心の物質でさえ、実在ではなく実体のない幽霊の波だというのですから、もはや、物質的世界観自体が破綻していると思うのです。
破綻した物質的精神で私達が生きているということは、私達自身が破綻するのは目に見えているのではないでしょうか?
そこで、この事態をどう抜け出すのか、抜け出すためにはどこをどう直せば良いのでいのでしょうか?
袋小路に嵌った現代人ですが、そこからの脱出する手掛かりを掴もうとしても焦りは禁物です。焦ると大概、間違えるからです。特に陥りやすい間違えは「大きな物語」を想定することです。
「大きな物語」とは、「こうすればこうなる」というただ一つの正しい道(主義や思想)があって、それを信じて神話化することです。要するにビッグマウスです。
こうした「大きな物語」の神話に嵌らないようにしながら、道なき道(タオ)を探すことにしましょう。道なき道(タオ)「大きな物語」では、その土台からして根本的に違うのです。
タオとは、陰陽二重性、対称性があり、陰陽的「道」又は「方法」を意味しますが、これを四次元能的に解釈すると、タオ=イデアではないかと思うのです。タオがイデアなら述語的な生成であり、粒子から精神作用までのすべてのモナドとしての宇宙的根源になるでしょうから、すべては物質であるとする「大きな物語」とは初めから違っているのです。
四次元能では、モナドがイデアであり、述語の塊であり、タオだと考えるのですが、これが何を意味するのかについて、
GPSを用いて探求しているところです。
続く-
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from: 生成門さん
2012年03月27日 15時37分51秒
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物質的世界観は初めから問題を抱えている
物質的世界観は初めから問題を抱えている
<四次元能版:光による認識を拡張する:モナドの作法>
アインシュタインの「相対性理論」が間違っているかどうかを探求するのはそれなりに面白いのですが、四次元能はそこには行きません。何故なら、その道の専門でもないし、やはり、その内容が難しいからです。
アインシュタインに挑戦する
<パラノとスキゾの鬩ぎあい>
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100106462142
四次元能の本来の目的は人間が何故、物質的知に偏ってしまうのかを探求することですので、専門領域の深みに嵌って座礁することもないと思うのです。むしろ、何故、アインシュタインが「相対的に」考えたのかということが重要なのであり、その思考の奇跡や痕跡を追いかけることの方が、実りが大きいと思うのです。
もちろん、四次元能では量子力学や場の量子論や超「ひも」といったミクロの世界も探求していますが、そのような難しい領域の知を引っ張り出してくるのはそれなりの理由があるからです。
それはどういうことかと言いますと、現代人の認識はこの世界が物質で出来ているという、つまり、物質信仰、物質的世界観によって心が汚染されているのですが、その信仰や世界観には大きな矛盾があることを示したいからです。
そして、それが如実に現れているのが先端科学の領域だからです。つまり、物質世界を解明しようとする精神(量子論と相対性理論)の中に物質ではない、何か(非物質的なもの)が紛れているのです。そのことは当事者(専門家)でさえ気がついていない、いや、仮に気がついていたとしても、それを隠しているのです。
しかし、よくよく考えて見れば、すべての科学は記号を使って論理的に思考しており、その思ったことを説明するには言語(記号)が欠かせないのです。その記号の最も進化した形式が数学だと思うのです。
その記号というのは物質から最も遠い存在なのですが、それを科学が最も信用できる道具としているのは、最も分かりやすい矛盾ではないでしょうか?
誰でも言語(記号)は「絵に描いた餅」を例に出す迄もなく、非物質的ですし、記号には解釈が伴って意味が生成されるという現実、つまり、精神作用があるとことを考えると、物質的世界観(この世界の現象はすべて物質的因果である)は、初めから問題を抱えていると思うのです。
続く-
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