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from: 生成門さん
2008年08月22日 20時37分49秒
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擬似四次元症候群
クラインの壷の図は下記から引用しました。
http://static.wikipedia.org/new/wikipedia/en/articles/k/l/e/Klein_bottle.html
擬似四次元症候群
<四次元経営との共振>
現代の企業経営は三次元経営です。この経営スタイルが温暖化の元凶なのです。「温暖化は経営改革で解決できる」を参照して下さい。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100069593885
何故、現代の企業経営が三次元経営なのでしょうか。企業経営は、簡単に言えば、売上-経費=利益か利益=売上-経費という公式で成立ちます。後者は利益市場主義です。そのためには、そのためにはどうするという戦略展開になります。その結果、効率優先になり他の要素を排除することになります。売上-経費=利益では売上至上主義になり、それいけどんどんのシェア拡大志向になります。経営とはこの二つが混合した形態を取るでしょう。どちらにしても、すべての経営資源をベクトル化することでは大きな違いがありません。ベクトル化とは目的に対して方向を直線的に定めるというものであり最小投入最大効果(コストパフォーマンス)の利益極大化の原理です。企業が激しい競争を勝ち抜くためには限られた経営資源を有効に配分し、実践することが求められます。そのためのもベクトル化というのは最大の戦略的思考なのです。また、社員の意識を集中させるためにもベクトル化は重要です。組織のピラミッド化はベクトル化の現れなのです。ここには三次元経営=ベクトル化=直線化=パラノ化=左脳優位=因果律=三段論法=還元主義=戦略志向=主語論理=ピラミッドという図式があります。
この現代経営=三次元経営からの脱却が四次元能の課題なのです。目指すところは四次元経営です。ただ、四次元経営といっても三次元と四次元の違いが明確でない以上、具体的にどう違うのかイメージが湧かないでしょう。次元というのは一体何なのでしょう。四次元を編集する」を参照して下さい。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100072027278
ここで述べましたように四次元というのはアインシュタインの時空、つまり三次元空間と時間の一体化した時空を四次元といっています。三次元空間と時間の一体化していなくても次元的には四次元ですが、この場合は時間を特別扱いしているので四次元能では四次元とは看做しません。映画の世界のように、一フレーム一フレームが時間軸に沿って動くのが四次元だということです。時間が絶対視されているのです。私達は一フレーム(空間)一フレーム(空間)を時間軸に沿って生きているのでしょうか。そんなことはありません。私達は映画を見るように自分の人生を見ているのでしょうか。そんなことはしていません。他人の人生を生きているのではないのです。自分の一フレーム(閉じた空間=モナド)一フレームを生きているのです。時間がフレームの外にあるのではありません。自分の時空を生きているのです。誰でもそう思うでしょう。ところが、驚くこと勿れ。私達は以外にも一フレーム一フレーム(閉じていない空間)を時間軸に沿った仕事の仕方、研究方法、生き方をしているのです。このような事態は本来のものではないのですが、どこかで逆立ち(反転)してしまったのです。長いこと逆立ちしたまま生きてきたので、それが変だとは思わなくなってしまったのです。みんなが逆立ちしているので、それが当たり前だと思っているのです。これは四次元人間から見たら非常に異常な事態なのです。二次元生物(もしいたら)を想像してみてください。衝立を置いたらそこから向こうには絶対に行かないのです。それと同じことが、私達に起きているのです。
このように三次元空間と空間が一体化していないのは、たとえ次元数が四であっても四次元とは言えません。それは、数学的には四次元と言えるかもしれませんが現実的ではありません。このような時間と空間を擬似四次元とします。フレーム(空間)の外に時間を置くのですから腕時計を見て生活をしているようなものです。このようなフレーム生活は三次元であるということになります。時間は物指しにしか過ぎないのです。他人のフレームと自分のフレームの外に時間があり、それは共通の物指しです。日常生活において、これはこれで便利なものなので、特に違和感は覚えないでしょう。ところが宇宙空間にでると様子が変わってきます。皆さんも車にナビを搭載していると思いますが、実は衛星側では地上より時間が僅かですが遅れるので調整しているのです。私達はそれを感じいでナビを使うことができているのです。時間が遅れるのは衛星の速度が速いので空間が歪むためです。この例でも分かるように時間と空間は分けられないのです。これが宇宙空間の特別な出来事ではないということなのです。他人のフレームと自分のフレームの外に時間があるので、どちらかが早く動くとお互いの間に時差が生まれます。そうなると、ナビのように絶えず時間調整をしなければならなくなります。それが上手くできないと時差ぼけとなるわけです。
このように擬似四次元=三次元の生きていると、現実的ではない様々な事態が生じてきます。現実的という用語には多少説明が要るでしょう。擬似四次元=三次元であれ、それはそれで現実です。世界は解釈なのですから、解釈された現実なのです。問題はその解釈が適合するかどうかということです。ナビのように三次元であるという解釈でも、調整できれば、その解釈が適合しています。しかし、温暖化の問題はどうでしょうか。四次元世界を三次元と解釈してきた結果、袋小路に入ってしまいました。ですから「現実的ではない」といったのは、四次元世界を三次元と解釈してきた現実を「現実的ではない」といったのです。もはや、擬似四次元で不都合な現実をごまかせるほど事態は甘くはないのです。
不都合な現実をもたらした元凶が擬似四次元であることをもっとも如実に示すのが擬似四次元経営です。経営の現場には、真正の四次元から見たら滑稽な姿が見えます。それが滑稽なものとして笑って済ませるうちはいいのですが、地球全体に悪影響を及ぼしている力を考えると見過ごす訳にはいきません。温暖化の震源地は経営の現場なのですから。時差ぼけなら、一日もすれば治るでしょう。この擬似四次元症候群とも呼べる症状は、とても根が深く、自然治癒に期待するのは不可能なのです。
擬似四次元症候群の病原を撒き散らしている擬似四次元経営とは一体どのようなものなのでしょうか。これを裁いておきましょう。繰り返しになりますが、擬似四次元とは、三次元空間に時間を加える考えです。擬似四次元であることに無自覚である企業を三次元企業、その経営スタイルを三次元経営ということにします。真正の四次元は四次元とします。
次元については「四次元の編集」を参照して下さい。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100072027278
これによると四次元能で四次元というときはアインシュタインの四次元時空を意味します。
さて、三次元企業の経営の必要な要素は人材・資金・設備です。このように必要な要素を次元と考えれば、これもまた三次元経営です。これに時間が加わるのですから四次元経営といえます。また、人材・資金・事業領域・組織という戦略的な視点で経営をする考え方もあります。これに時間が加わるのですから六次元経営です。しかし、このような次元の考え方は四次元能ではとりません。人材・資金・設備にせよ、人材・資金、事業領域・組織にせよ、それらはすべて視点であり、視点は時空的次元とはいえません。視点の数はいくらでも任意に増やすことができます。いくら視点を増やしても、それは三次元の切り口を変えたに過ぎません。ですから、これらは擬似次元であり、三次元+時間ということになります。
四次元経営とは、三次元+時間ではなく時空なのです。三次元空間と時間は分離できないのです。これが四次元時空です。宇宙の法則に則った経営です。四次元経営とは四次元時空を基本にします。四次元時空を基本にすると宇宙の法則が成り立ちます。その宇宙の法則が成り立つ時空は歪んでいるということです。時空が歪んでいるということは、絶対の時間がないということです。時間は空間とともにあるのです。その代わりに普遍的な原理があります。それが生成消滅の原理です。つまり、生成消滅の原理とは、色即是空・空即是色なのです。陰と陽は対で生成(空即是色)され、対で消滅(色即是空)するのです。四次元時空の歪みは陰陽が反転して繋がっている陰陽クラインの壷によって表象されます。
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