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from: 生成門さん
2008年09月17日 17時14分53秒
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正四面体曼陀羅(2)
正四面体曼陀羅(2)
<ティトムとの共振>
何故、内が外に相関を持って露出するのでしょうか。そこに魔法がありそうです。
今回の舞台は、オデッセイ12「正四面体重合」続きです。下記を参照してください。
http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page1234.htm以下、編集的引用です。
原子核には魔法数という概念があって、安定する形(数)がありました。その魔法数は以下の通りです。
<2>ヘリウム (2、2)
<8>酸素 (8、8)
<20>カルシウム (20、20)
<28>ニッケル (28、31)
<50>スズ (50、69)
<82>鉛 (82、125)
<126>鉛 (82、125)
鉛のように中性子が魔法数の場合もあります。それは鉛126です。この核内ではカルシウム20が5つも重なり、酸素8が3つ重なり、残るヘリウム2が含まれます。126=20×5+8×3+2と分解できます。鉛(中性子)126については、例外的な状況が考えられるますので、典型的なスズ50の構造から考えて見ます。中性子が魔法数であるということはどういうことなのでしょうか。中性子は同じ原子でも陽子数と同じか、多かったり少なかったりします。電子は核に入れず、陽子もめったなことでは外にでられないのですが、中性子はそうではありません。中性子は簡単に関所破りをするのです。それが中性子ハローという現象です。江戸時代に限らず、現代でも国境というのはそう簡単に破れないものです。私達の身体でも内が簡単に外に出ることはないでしょう。排泄物は別ですが。
内と外を区別している境界とはどのようなものなのでしょうか。それをどのように認識したら良いのでしょうか。これを明確にしておかないことには、内が外に現れるということの真相が掴めないでしょう。そこで中性子ハローとは何かを学習しておきます。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%AD%90%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%83%BC
以下、中性子ハローから引用しました。
中性子ハローとは、中性子が核外に出ていることをいいます。本来中性子は核内にあり原子核を構成しています。それが外にてできてしまうのです。中性子が過剰となり溢れるのです。『おぼろ月』に喩えられ『ハロー』と呼ばれます。まるで難民のようなものです。専門的にいうと難しくなりますので、極論すると、はみだした中性子が、原子核よりも外側に大きく軌道が広がるためです。陽子はクーロン力のために、ハローを形成しにくいのです。この中性子ハローが、実は内部の情報を伝えているのです。
―――
そこで内が外に表れているいいモデルであるスズ50を追求していくことにします。このスズ50は、核内の粒子(中性子、陽子)の状態が核外の電子の状態に反映しています。プラトン立体を駆使して示しましょう。電子とはどんな状態なのでしょうか。電子は月のように決まった軌道を描く律儀者ではありません。電子は自分のいる場所や時間を教えてくれないのです。つまり、不確定なのです。言い換えれば、私達の方に問題があるのです。計測の精度や物理的な限界があるのです。ですから、時間と場所を同時に特定できないのです。
それでスズ50を取り上げるのは中性子を媒介にして、考古学や観相学のようなモデルよりはましな電子観相モデルを完成させようという魂胆があるのです。スズ50は核内ではカルシウム20が2重に+酸素8+ヘリウム2と立体的に包含しています。分解すると50=20×2+8+2です。ここで、20は正12面体の頂点数であることを覚えておきましょう。スズ50は、陽子が50、中性子が59で、109個の粒子を考えるべきですが、今の関心事は正12面体の2重についてですので、便宜上 100個の粒子とします。
そこで空間を閉じ込めるプラトン立体の代表、正4面体とその重合を見ておきます。正4面体は世界の始まり、空間を閉じ込めた最初の形であるとしてヘリウムのところで紹介しました。正4面体とは何かについては、下記を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100073027685
下図の正4面体重合は、オデッセイ12から引用しました。
この正四面体の図では、3つの正四面体があり、それぞれ頂点が面と接していて、1は2に含まれ、2は3に含まれています。2は円にも内接しています。ここで、円は粒子を意味しています。従って、スズ50の原子核は「2」の球に内接する正12面体を含みます。実際には、2つの正12面体がありますので、もう1つの正12面体は「3」の正4面体に外接する球を考え、その球に内接すると考えます。これが魔法数の式、50=20×2+8+の「×」の意味です。「2」の球に内接する正12面体は、私達が識別できないほど高速に回転(一方向ではなく、随意方向に)しています。当然、これが電子と連動していると考えます。+は内包あるいは内接する関係とします。
原子番号の高い原子は、原子核内の正六面体は正八面体に、正八面体は正12面体に、正12面体は正20面体に、それぞれを頂点共有して内包してできています。正多面体の重合については「原子核へのプラトン立体の適用」を参照してください。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100072143470
正多面体の重合の関係は、もともと正4面体に外接する球を考え、その球に内接する正12面体を考え、それに他の正多面体が順に内接しますので、正四面体を通じてのみ経路ができるといってよいのです。ヘリウム正四面体が原子核の内部構造のすべてに関わっている大きな理由がここにあります。ヘリウムが世界を作ったスーパースペースであるということの意味が、これで理解できたでしょうか。
続く。-
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