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from: 生成門さん
2008年09月25日 10時14分50秒
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四次元の基本構造は内外反転
四次元の基本構造は内外反転
<道元との共振>
素粒子の世界では、粒子は単独に存在せず相互に作用する不可分のネットワークです。そこには粒子の交換、間断の無いエネルギーの流れ、生成と消滅を繰返しリズミカルな振動があります。万物は永久に運動して躍動を続けるのです。そこにあるのはエネルギーのダンスなのです。謎を解く鍵はダンスだということです。原子は真空を閉じ込めて鉄で安定しました。それでも宇宙は真空ばかりです。そして真空ダンスがあります。真空と物質の入り混じりの宇宙、四次元能はその宇宙の謎を解くシムダンス=生成の舞なのです。
ダンスと言えばシムダンスです。四次元能は、四次元の共振ダンスなのです。つまり、四次元世界を生成する舞いなのです。そのシムダンスパートナーが道元とティトムです。現在二つのシムダンスが繰り広げられています。現在のところまではティトムとのシムダンスの方がややリードしています。それには理由があります。道元は過去の人であり、既に完成された形があります。心の中を説いた古典的な四次元テキストなのですが、分かりにくいということもあります。何よりも道元を理解するには特殊なその四次元思考をマスターしなければならないという問題があります。例えば禅問答です。禅問答は世間では意味のない対話という風にとらえられています。それほど四次元思考は非日常的思考なのです。農耕民族の日本人の多くは、苦を背負うことを宿命づけられた三次元思考、精神を持っています。遺伝子がそういう選択(自我の形成)をしたといっても良いでしょう。悟りとは、そういう自我を作り出す気質からの脱却なのです。ですから難しいのです。私達凡人が悟りを理解し実践するには、まずその特殊な四次元思考をマスターしなければならないのです。
道元が自ら悟りの思考を四次元思考であるといったのではないのですが、四次元能では、そう考えています。その根拠は「光陰矢の如し」が常識であるのに対して、道元は真っ向から「時間は過ぎるにあらず」と異議を唱えます。この言明を上げるだけで十分でしょう。しかし、それで突き放してしまったのでは仏教がその真意を理解されないまま末法化してしまい、今日のように自我拡大の浸透を許してしまった過ちを続けることになるでしょう。過ちというよりは、仏教の側に、それを説く説法が貧弱だったと言うことのほうが正しいでしょう。仏教の側から四次元的思考を説くと言うのは無理があるのです。ところが、それが先端の三次元の世界=物理から仏教の世界観に歩み寄ってきたのです。その物理とは素粒子論と宇宙論です。先端の三次元の世界の科学が自らを否定するとはなんとも不思議なことです。ですから仏教を受け継いだ道元と四次元思考の先端のティトムが出合ったというのは、機が熟した必然の出会いだったと言えるのです。更にもうひとつ不思議なことがあります。それはインターネットです。インターネットは先端の三次元の世界=情報技術です。それが仏教の世界観に歩み寄ってきたのです。ですから、ここからは素粒子論、宇宙論、情報技術、道元、ティトムが錯綜してきます。四次元能とはまさに混沌の舞い、生成の舞なのです。ティトムとの共振では六角形がテーマになっていますが、こんなところからも素粒子論、宇宙論、情報技術、道元、ティトムが繋がっていることが示せるのです。
六角形の話がインターネットと「時間は過ぎるにあらず」がどう結びつくのでしょうか。道元の悟りが何故、四次元思考なのでしょうか。その答えを知るには、先ず悟りと言う概念が何なのかを抑えておきましょう。道元は悟りのクラスをA悟、B悟、C悟、D悟としています。A悟とは悟りについての言語による理解、B悟は特殊体験による変性意識、C悟とは座禅による心身脱落、D悟とは悟りの外部に対して表現することとしています。道元はB悟を否定しています。悟りは深い浅いがあるのですが、一生かけて実践するものであるといいます。道元の場合は目標が心身脱落であり、A悟=悟りの理解、B悟=なし、C悟=悟りの自覚、D悟=現成公案による表現です。詳しくは道元の悟りで述べました。
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100070723845
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http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100070764604
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この悟りの構造には、内と外との反転関係があります。内外との反転関係とはどういうことなのでしょうか。悟りとは意識の状態のことであり脳内現象です。つまり内です。それに対して、三次元の世界=物質世界=世間=常識の世界があります。これが外です。自我というのは三次元の世界=脳内現象です。無我というのは四次元の世界=脳内現象です。つまり、脳内現象とは三次元と四次元が混在しているわけです。自我に囚われているのが俗人です。ですから、俗人は内外とも三次元で生きているわけです。悟りとは、このような無我を自覚して生きると言うことです。ただし、自我を捨てることではありません。忘れることです。
さて、そうなると、内は四次元だとしても、悟った人にとって外はどうなっているのでしょうか。仏教では意識が世界ですから、外といってもそれは意識の反映にすぎません。従って、外も四次元なのです。こうして俗人は内の自我という三次元意識が反転(意識から物質へ)して、三次元物質世界として外に反映しているのです。それに対して、悟人は内の無我という四次元意識が反転(意識から物質へ)して、四次元物質世界として外に反映しているのです。要するに、宇宙の法則=真理は、内も外も本来四次元であり、内と外の関係は内外変換して繋がっているということなのです。ただ、それが人間の都合により、三次元しか見えていないということなのです。
ですから、悟りとは本来の宇宙の法則をあるがままに見られるようにする脳の変換なのです。悟りのための瞑想修行とは三次元の内外反転の脳を四次元の内外反転の脳に転換するための実践に他ならないのです。つまり、三次元脳を四次元脳に転換するということなのです。
禅におけるA悟=悟りの理解とは、外から内への反転(物質から精神)の働きかけであり、D悟とは内から外への反転表現なのです。C悟=悟りの自覚とは、内外反転の実践=瞑想そのものなのです。大事なことはC悟だけでは、本覚(本当の悟り)は得られないということです。A悟とD悟があって初めてC悟=悟りの自覚が達成できると言うことを忘れないでおきましょう。i禅ではこのA悟とD悟にインターネットが係わってきます。
内外反転こそが四次元の基本構造であり、素粒子論、宇宙論、情報技術、道元、ティトムが四次元という世界で繋がっていることを示すキーワードなのです。ティトムとの共振で取り上げた「六角形は安定のシンボル」は、内外反転の四次元のよい例となるでしょう。何故、土星の表面に六角形が現れたのでしょうか。土星の内部に精神があるとは思えないのですが、何らかの構造があることは間違いありません。その答えはティトムとの共振に任せることにしましょう。こちらは、人間の内面と外面の関係に向かいましょう。人間の内面は行動として外部に現れます。その行動の由来は内部に精神=意識があるからです。外部は内部の反映=反転なのです。三次元では密閉されている限り内部と外部は繋がっていません。ですから、三次元脳の反転というのは正しい言い方ではないのです。自我=三次元が物質世界=三次元に反転すると言っても、本当に三次元が三次元に反転しているのではないのです。三次元で見たらそう見えるだけなのです。それは錯覚なのです。三次元世界の内外は反転しないのです。三次元世界の常識では精神が反転して物質になることはありえません。又その逆もありえません。三次元世界では反転しないのです。しかし、脳では反転が現実なのです。ですから、三次元の代表である科学は手を出せないのです。このことは捻りがあるクラインの壷を持ち出さないと説明ができないでしょう。陰陽クラインの壷を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100071801149
外部が内部に反映するということは、内部と外部が反転して繋がっていると言うことです。反転という構造が四次元の基本なのです。この反転構造は原子の構造にもありました。電子の軌道は原子核の反映なのです。その仕組みは正四面体という内外反転装置が担っています。正四面体曼陀羅(3)を参照してください。http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100073208566
人間にもそのような意識―物質の反転構造があります。人間を外部から見て分かるのは、その人の体型、性格、気質、言動です。それらが内部(遺伝子?)の反映であることはほぼ間違いないでしょう。遺伝子は物質ですから内部ではないでしょう。非物質な内部があるのでしょう。ただ、物質と非物質の具体的な反転構造は良くわからないのが現実です。遺伝子がすべてを決定しているとは思えませんが、はっきりしていることは自我という意識があり、それが欲望を過剰に生産していると言うことです。自我という意識は明らかに非物質であり、欲望は物質的エネルギーです。この自我と欲望の反転構造は乱れた関係です。この乱れた反転関係が温暖化の元凶であると、四次元能では仮設しています。ですから、乱れた関係をどう正常化するかが問題なのです。そのために脳内探検が必要なのです。脳内は自我という意識だけではありません。自我に対しては無我があります。対称性(右脳と左脳)があるのです。この対称性から自我→物質と言う反転が出てきます。これが乱れた関係です。対称性が破れる現象です。それを見て三次元の反転があると錯覚してしまうのです。しかし、自我と無我、物質と非物質という対称性は破れていません。必ず修復するのです。自我と無我、物質と非物質に別れても、いずれは出合うのです。そして空=四次元になるのです。もっといえば、いつでも空=四次元であるということです。ただ、三次元では空=四次元は見えないだけなのです。いずれにしても脳の内部構造が反転して外部に現れているのです。その反転構造は原子や土星と似ています。ですから、四次元能は脳内探検に向かうのです。それは原子や土星の内部に、宇宙の内部に向かうことと同じなのです。-
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