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from: 生成門さん
2008年11月12日 12時05分08秒
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シユールレアリスムは錬金術=四次元か
シユールレアリスムは錬金術=四次元か
<グリーンボックスとの共振>
シユールレアリスムとは、仮想と現実が矛盾・共生する世界=超現実を実現しようとしました。つまり、超現実とは複素平面なのです。
シユールレアリスムとは、超現実主義と訳されますが、現実が実軸とすれば、仮想は虚軸となり、回転により仮想と現実が円になり、一つになります。これによって現実を超えるのです。現実を超えるとは具体的にはどういうことなのでしょうか。ここでいう現実とは三次元的現実です。超現実とは複素平面ですから、四次元的現実、すなわち超現実です。三次元的現実のほうは分かりやすいでしょう。「人生は苦である」といます。そのように感じる自分の人生が現実でしょう。しかし、それは本当なのでしょうか。釈迦様とシユールレアリストは、それに疑問を抱いたのです。道元、老子、荘子らも同様でした。お釈迦様は悟りを拓き後世にその独特の思考を残したのです。そして、方や、シユールレアリストは作品で問うたのです。
人は誰でも人生に行き詰ると、生きていること、生き方、人間とは?などと考えるでしょう。あまり、深く考えないで、苦しみを抱いたまま漫然と生きることもできますが、ごく少数の人は突き詰めて考えるでしょう。すると、どうしようもない虚無感に悩まされるでしょう。そうした人に虚無感を乗り越える救いの道を用意したのが仏教だった訳です。虚無感とは、現実の不合理な、不条理に対する諦めです。何故、今、自分はこの不幸な場所にいるのだろうかと考え、そして周りを見渡します。しかし、いくら見ても、見えているようで、今この場所におかれた自分の本当の姿がよく見えないことに気がつくでしょう。自分を知るには、少し離れ、客観的に自分や世の中、今を見つめなくては見えてこないのです。つまり、瞑想しなければならないのです。瞑想とは、この苦しい現実を離れてみるということです。そのためには、四次元能は、四次元的思考=即非思考=複素数的思考を勧めているのです。ここでは超現実的な思考、すなわちシユールレアリスムです。シユールレアリスムを一口で言えないでしょうか。中江嘉男氏は次のように言っています。http://www.nezumikun.com/webehon/surrrealism/
以下、引用しました。
シユールレアリスムとは、現実世界の真実とは何かを判断し真理と虚偽とを見破るための望遠鏡のようなものです。うまく焦点をあわせないと見えてるものもよく見えない焦点を調節するものそれがシユールレアリスムなのではないでしょうか。
―――
シユールレアリスムはそのように考えると、とても解りやすいのです。そうすれば、いろいろな謎や疑問が解けるでしょう。というよりシユールレアリスム的発想をすれば解けない疑問はないのではと想えるくらいです。四次元能は不可能を可能にするといいましたが、シユールレアリスムが四次元なのですから当然です。シムピープルとはシユールレアリストでもあるのです。シユールレアリストとは、瀧口修造やデュシャンですが、ここでは、20世紀後半の芸術動向に多大な影響を及ぼしたマルセル・デュシャンを探求してみたいと思います。デュシャンは、中国の老荘思想に傾倒していたらしいのです。
「マルセル・デュシャンの秘密」を参照してください。
http://www.eonet.ne.jp/~kyosyuu/secret2.html
以下、編集的に引用しました。
デュシャンが中国の老荘思想に傾倒していたことを明らかにしてみましょう。ここにいう老荘思想とは、哲学思想としての『老子(道徳経)』と『荘子』、そして、それらに深く関係してきた道教を意味しています。その作品は錬金術=『錬丹術』に基づいているようです。錬金術は老荘思想と密接な関係を有し、『易経』もまた、老荘思想に取り込まれています。
これより解明するデュシャンの作品。
1)『易経』の卦「漸」
《階段を降りる裸体、No. 2》(1912)に至るいくつかの絵画
2) 北京・白雲観の『内経図』
『錬丹術』は「外丹」と「内丹」に区別されるますが、北京・白雲観の『内経図』 はその「内丹」の図解です。 《彼女の独身者達によって裸にされた花嫁、さえも》(又は《大ガラス》)(1915-23) が、多くの点でその『内経図』に一致します。
3) 老荘
デュシャンの「レディメイド」と呼ばれるいくつかの作品は 『老子』の「無の用」 との類似性があります。そして 《お前は私を》(1918) と『荘子』の「斉物論」との類似性があります。-
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