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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2008年11月14日 10時31分04秒

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    複素数的思考は悟りの円(4)

    複素数的思考は悟りの円(4)
    <補完共振>

    複素数的思考は四次元思考です。温暖化を防止し、人類の絶滅の危機を回避する起死回生の思考なのです。複素数的思考とは、物質主義=自我=主語論理=唯物論と精神主義=無我=述語論理=唯心論の融合を図る思考なのです。

    複素数とは実と虚という二つの相容れない不連続な要素をクロスさせます。三次元と四次元が交差するのです。すると不思議なことが起こります。いや、不思議現象が不思議でなく理屈で説明できるのです。実と虚をクロスさせると実軸と虚軸からなる平面となります。これを複素平面といいます。この平面上に単位が1の円を描きます。この円を回転させると魔法が起きるのです。無限が回収されるのです。波を想像してください。横軸に時間をとると、波は谷と山が交互に現れうねるでしょう。この直線的に進む時間軸を丸めてみましょう。そうすると円になります。これが複素平面上の単位円です。この平面には四つの領域があります。



    この図の実軸を挟んで上(1・2)と下(3・4)は、鏡の反射的対称性の関係にあります。上を意識、下を無意識領域と解釈することができるでしょう。虚軸を挟んで、右(1・4)と左(2・3)は、反動的対称性の関係にあります。更に、(1)(2)(3)(4)の領域には、それぞれ四分の一の回転があります。この回転は時間の遅れ、つまり遅延を表しています。波で言えば、(1)基点から山の頂上、(2)山の頂上から反対の基点、(3)反対の基点から谷の底へ、(4)谷の底から元の基点へと向かう四つの方向があります。例えば、(1)は実軸1(右脳=スキゾ)から虚軸i(自我)に向かう方向ですが、これを現実の感覚的体験を意識化=自我化するプロセスと解釈できます。同じように、(2)は虚軸i(自我)から実軸-1(左脳=パラノ)に向かう方向ですから、(1)で意識化したものを否定し、その構想を反動的に批判分析すると解釈できます。(3)は実軸-1(パラノ)から虚軸-i(無我)に向かう方向ですから、反動的な体験を無意識化するプロセスと解釈できます。(4)は虚軸-i(無我)から実軸1(スキゾ)に向かう方向ですから、(3)で無意識化したものを受容又は否定し、その夢想を反射的に実現すると解釈できます。

    こうした解釈は一つの例に過ぎませんが、複素平面上の単位円には実と虚という異質なものを結びつける魔法があります。これを土台とした複素数的思考は実に応用が広いのです。

    複素数的思考を駆使している例を取り上げてみましょう。アーノルド・ミンデルの量子心理という概念を紹介しているページがあります。ミンデルは量子論と心理学を融合させたユニークなユング派の心理学者です。そのプロセス指向心理学という考え方や世界観は、易経、タオイズム(老荘思想)、錬金術などとも共通するものを持っています。詳しくは下記を参照してください。
    http://www.geocities.jp/processworkwf/pop/qmr001201.html
    以下、Quantum Mindから編集して引用しました。

    4つの共役な複素数を次のように意味づけします。虚軸は精神世界であり、プラスとマイナスがあります。精神の+・+とはどういうことでしょう。+虚軸を、意識的状態として左脳優位にする自我とします。-虚軸は、無意識的状態として右脳優位にする無我とします。実軸は物質世界で、+・-があります。物質の+・-とはどういうことでしょう。電気の+・-、N極S極、雄雌など三次元の対称性と見ればよいでしょう。人間の場合は、善悪などの価値観、上下、等の二元対立の区別がありますが、これも非物質的意識ですから虚軸です。しかし、善悪の行為は三次元現象なので、虚軸の対称性が実軸に現れ、物質世界の+-になるでしょう。例えば、右脳と左脳は物質的現象ですが、右脳とは+、左脳は-、右脳意識=潜在意識=無我が-虚軸、左脳意識=顕在意識=自我が+虚軸になります。右脳意識と左脳意識は、スキゾ意識=+虚軸とパラノ=-虚軸という対応となりますから、+実軸がスキゾ的物質文明、-実軸をパラノ的物質文明とします。






    それぞれの領域には複素数があります。
    (1)a+ib
    (2)-a+ib
    (3)-a-ib
    (4)a-ib



    ここで複素共役とは(1)a+ibと(4)a-ib、(2)-a+ib と(3)-a-ibの関係です。複素共役は四次元的現実を生みます。

    何故、(1)が(4)(2)が(3)と共役することで、虚が消えても四次元的現実を生むのでしょうか。説明の都合で、複素数(1)とその共役複素数(4)をかけ合わせてみましょう。 (a+ib)(a-ib)=aa+iab-iab-iibb=aa-(-1)bb=aa+bb ただしii=-1、iは平方根√-1、√-1√-1=-1

    となります。これをどう解釈するかです。複素平面上の点を、三角関数を用いて表記すると、90度位相の異なる2つの波の和として表すことができます。

    a+ib = rcosθ+ irsinθ
    = r(cosθ+ isinθ)
    = reiθ

    半径を1とすると、オイラーの公式、単位円a+ib= (cosθ+ isinθ) = eiθとなります。

    θ=0のとき、eiθ=0
    θ=1/2π(90度)のとき、eiθ=i
    θ=π(180度)のとき、eiθ=-1
    θ=3/2π(270度)のとき、eiθ=-i

    θ=π(180度)のとき、eiθ=-1は、既に述べましたが、オイラーの等式=魔法の式と呼ばれます。この式は、生まれも育ちもちがう貴公子のような円周率 π と自然対数の底 e が、0と1 および虚数単位 i によって結びついているという意味で魔法的なものです。0は足し算と1は掛け算の基本です。

    二つの数を掛け合わせて符号を無視すれば、その点の中心からの距離を教えてくれます。そこには仮想的な特質(虚)がありません。逆にいうと実数の裏にはそれを支える虚数あるいは反射のプロセスが隠れているということを暗示しています。例えば、 25という数字は、5と5の積です。更に5×5=9+16=3×3-4i×4iと表現できます。これは、瞑想の意識化のメカニズムに似ています。例えば、悟りをイメージして瞑想すると無意識が動きます。瞑想が深くなると反応=反射して表層に出てくることがあります。それが悟りの瞬間=閃きです。つまり、無意識が意識化されるのです。ある数を平方するとその数の領域(面積)が作られるように、複素数を共役複素数で掛けることはその数に日常的な四次元領域を開くことになるのです。複素数を平方すると虚を複雑化する結果になることに注意してください。つまり悟りを得るために瞑想することで悟りという四次元性が生成されるのです。複素数は虚を含むために直接的に測定することはできないのと同様に悟りのような深遠な経験を直接的に知ることはできないのですが、悟りの証しが、無意識的な振る舞いなどに現れるのがみてとれるでしょう。その無意識的な動きを反射すると悟りの効果を相手に知らせることのできるのがシムダンスなのです。四次元の瞑想は通常的な瞑想体験を増幅し、それ自身を増幅させ、平方させ、日常生活における本当の意味を発見させてくれるもので、共役の形を取った個人的な現実を展開させるための心理学的な道具であり、心身体験に応用できる四次元脳への変革する手法なのです。
    このテーマ終わり。

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