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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2008年12月22日 14時31分54秒

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    光は満身創痍のよれよれ

    光は満身創痍のよれよれ
    <ティトムとの共振>

    今回の舞台はオデッセイ24「一枚の銀河の絵」、更なる、宇宙生成モデルの進化の続きです。下記を参照してください。
    http://momloveu.com/titom-j/index.files/Page1836.htm
    以下、その編集的引用です。


    真空の閉じ込めにより時間が間延びして、止まるのは特異な場所であり、脳内はそういう特異な場所の一つです。天体と原子、脳に見つかったこのような特異な場所=領域を「ティトム球の中心」と呼びましょう。引き伸ばされた瞬間は現在を中心に未来と過去の両サイドにぐーンと伸びます。YouTubeのバッファリングみたいです。動画の再生はバッファ機能を上手く使って限られた記憶領域に情報を蓄積して、あたかも連続して再生しているかのように見せる電子的自動の仕組みです。この仕組みの概要は次の通りです。最初にダウンロードした情報を再生している間に、次の情報をダウンロードします。再生がすべて終らない内にダウンロードを済ませるのが、スムーズに再生する条件となります。再生がすべて終ってもダウンロードが終らないと再生ができないので途切れてしまいます。このタイミングが大事ですが、それはダウンロードのスピードとバッファする容量との兼ね合いで決まります。

    真空がラッチされ時間が保持されるというのは、このバッファのことをいっているのです。バッファとは容れ物ですから、その大きさは記憶容量に相当します。記憶されるのは情報ですが、次にダウンロードするまでの時間が保存されたと考えて良いでしょう。

    三次元でも時間が空間に保存される例は沢山あります。貯水地、銀行、冷凍、倉庫、脂肪、フェイント、キャパシタ、電池、タンク、ダム、財布、ボトル、冷蔵庫、その他です。このように空間を利用して時間が保存されてエネルギー、物質に変換される仕組みが、三次元でも自然に、人工的にも出来ています。この再生されている現在の情報と、すでにダウンロードされて蓄積されている過去の情報やこれからダウンロードされようとして回線を走っている未来の情報は待ち行列をなしています。その行列の差はどこにあるのでしょう。ここにも状態を二分する力があります。状態を二分する力というのは、状態をどちらかに分離する峰のようなものであり、ダウンロードの例でいうと、再生が連続するか、途切れるかの境目です。その鍵を握っているのは、ダウンロードのスピードとバッファする容量との兼ね合いになると既に述べました。空間であるバッファの容量には限界がありますので、ダウンロードのスピードが早くても、情報は溢れてしまいます。つまり、時間の進みは抵抗され、ダウンロードのスピードは低下するのです。この場合の分離パラメータは、ダウンロードのスピード、即ち時間です。

    「ベリリウム変遷」の説明のときに、回転力が早くなったために、直交座標空間が生成されたといいました。回転力とは別に、三次元空間には摩擦がそこかしこに存在しています。その摩擦の最大のものが時間の壁になるのです。ダウンロードでは時間は回線スピードで決まるのですが、宇宙では何で決まるのでしょうか。

    HII領域に水素原子が生まれ、事象の地平面が形成され、直交座標が生まれました。そして、ラッチする真空(逆流させないバッファ)を水素原子が取り込んだときに時間が生まれたのです。従って、この時間が状態を二分する力です。もうひとつ、アンドロメダ銀河と銀河系では時間は同じでしょうか。時間に鈍感な私達の生命体ではあまり問題にならないのですが、時間が鍵を握る例は沢山あります。例えば、生活に必要な水はダムが渇水するかどうか、即ち、降水にかかっています。つまり、降水が時間の壁となります。しかし、同じダムでも地域差があります。そのダムの状態がどのようになっているかで状態を二分する力は違うのです。それを浮かび上がらせるのは、その地域の降水量、即ち、地域毎に時間です。

    同様に、両銀河のケースでも、現在どのような回転をしているのかを浮かび上がらせるのは時間の状態を二分する力です。しかし、両銀河の状態を二分する力はそれぞれ違うでしょう。宇宙の中では、時間の流れ方はローカルです。それは最終的にはティトムの正四面体の渦の性質で決まってくるのです。HHスパイラルの中心の絶対回転から、その銀河がどれくらい回転に対して摩擦を起こしているかで時間の性質が変わるのです。これは鉄原子までの核融合の進み具合でも違う、という言い方もできます。進み具合が早い方ということは時間の進みも早いということです。

    銀河も鉄原子もサイズは違いますが、それぞれ個性豊かなモナドです。その無数のモナドが半径137億光年の球であるティトム天球の中にひしめいており、メタ銀河の泡構造と共に、ローカルな時間の流れ方によるモザイク模様を呈しているのです。そのように考えると不思議なことが分かります。

    ビッグバンから5億光年たった銀河の光は、これらモナド達のモザイクを突き抜けてきたと考えられます。当然光が通る近辺の空間は歪んでいますから、あっちへ曲り、こっちへ曲りしてハッブル望遠鏡に飛び込んできた時は、満身創痍のよれよれの光、赤方偏移の垢にまみれているということになります。

    光の通り道によってはモザイク状が違うでしょうから、その距離の遠さを考えると光の偏移に大きく差がでるでしょう。その偏移の差は、同時に、モザイク状ティトム天球の状態を示していることになります。このことは宇宙のその先を考える大きなヒントになります。

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