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シムダンス「四次元能」

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ここは自己生成の門ーーー宇宙の原理「動的作用反作用」を使って精神革命の臨床実験中!

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  • from: 生成門さん

    2009年02月27日 16時56分31秒

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    三次元脳と四次元脳(1)

    三次元脳と四次元脳(1)
    <補完共振>

    シムダンスとは「脳の中の能」であるといいました。能にはその舞のパフォーマンス効果を最大に発揮させるための奥義「秘すれば花」があります。能には見る人に面白いと思わせる心の編集術があるのです。そのポイントは、序破急のリズム、幽玄の美であり、緊張感の創出、死の世界などがその特徴です。「おくりびと」がアカデミー賞を受賞しましたが、この奥義を秘めていると思われます。四次元能にとっての「秘すれば花」とは、光の陰謀よって隠蔽された四次元脳を再生する脳の編集のことです。四次元能とは隠蔽された四次元脳を露出させる生成の舞いなのです。


    四次元脳という場合、その次元の意味について確認しておかなければならないでしょう。次元とは、数学や計算機においては、任意の空間の広がりをあらわす要素です。自然科学においては、物理的な要素を言います。この次元の考えを転用して、質の違いやかけはなれていることを「世界が違う」=「次元が違う」ともいいます。四次元能では、物理的な時間と空間を次元の基礎にしますが、質の違いやかけはなれている世界も扱うので、転用した次元の考えを取り入れます。
    物理的な次元とは、私達の日常的な物質世界のことです。私達は左右・前後・奥行きという三つ方向に広がりをもった空間の中で物質的に生きています。これを三次元空間といいます。しかし、私達は生まれ死ぬ時間的存在でもあり、死んだら単なる物質と化しますが、生きている時は精神を持って生きています。死後の世界や精霊などを考えるのが人間であり、物理的次元だけでは表現できないのが人間なのです。私達は三次元空間という入れ物の中で生きている時間的な存在ですが、一方、非物質的な存在でもあるのです。これだけですでに三次元空間をはみ出してしまいます。
    先ず、時間のことですが、これは一般に次元と考えられています。時間は一方向的な流れであり、ニュートンの世界では空間と時間は相互に独立な関係として考えられています。時間と空間は宇宙のどこでも絶対の物指なのです。このような世界観が私達の常識です。三次元空間と時間で構成される世界が私達の生きている現実の世界=日常の世界なのです。この世界では次元の数だけでみれば、空間+時間で四次元ということになります。ただ、通俗的には、空間だけに限定して三次元の世界としています。
    この問題を解決したのがアインシュタインです。アインシュタインの世界は相対性理論ですが、ここで時間と空間は一体(時空)として扱われます。時間と空間が一体とはどういうことでしょうか。宇宙には重力があり、空間が歪んでいます。歪んだ空間を光が通過すると曲がります。そうすると時間が遅れるのです。これによって、時間と空間が相互に独立な関係として考えられているニュートンの世界は否定されるのです。宇宙では常識的日常が否定されるのです。それは天文学的宇宙物理の世界であり、ミクロな素粒子の世界のことです。常識的な日常世界では、なんら影響がないように思われます。実際に私達は、時計によって生活しています。時間の遅れなど、電池がなくなってきたときぐらいで、全く気にしてはいません。ですが、アインシュタインの時空世界が、実は私達のもっともな意味のある世界にあることを実感することがあります。それが「脳の中の出来事」です。私達は夢中になると時間を忘れます。このときの心理状態がアインシュタインの時空世界なのです。主観的な時間なのです。ニュートンの世界は客観的な時間と空間です。アインシュタインの時空世界は物理の世界なのですから、主観的な時間ではないはずなのですが、このような矛盾はどうしたことでしょうか。時間と空間は絶対ではないということだけに着目すれば、脳の中は一つの宇宙ですから、独自の時空間であるとすれば、アインシュタインの時空世界であるといえるでしょう。このような時空は三次元空間ではありませんので、四次元時空といいます。この世界観はいずれ、四次元脳=悟りの基本となりますので覚えておきましょう。
    ニュートンの時間と空間は、次元数だけから言えば四次元なのですが、三次元空間として四次元に昇格させませんでした。
    一方、アインシュタインの時空世界は、四次元時空としました。これらの二つの違いは時空一体か、分離の違いであるともいいました。この空間・時間と時空の違いはどうして生まれるしょうか。

    私達が世界をどう見るのかということを考えてみましょう。私達が空間という入れ物の中に住んでいることを私達はどうして知るのでしょうか。私達が、自分が空間の中に閉じ込められていることを知るのは、この世に生まれてからしばらくしてからです。胎児の段階では、やはり胎内に閉じ込められているのですが、それを知ってはいないでしょう。無意識には知っているといえるかもしれません。意識的か無意識かの違いがありますが、ここではその区別をしないことにします。新生児は直ぐに目を開けます。そして、目の前に外界が広がっていることを「知る」のですが、それが視野です。視野は網膜に限定されており、その見える範囲は前(後)、右左です。新生児の段階では、まだ奥行きのない丸い平面でしょう。ともかくも、私達の空間の認識は二次元平面から始まるのです。やがて、奥行きという認識が生まれるでしょう。奥行きは生で見える外界の姿ではなく、裏を想像するという能力が発揮されることで生成(認識)される立方体の空間です。ですから、知能の発達が必要とされるのです。こうして三次元空間が認識されることになります。空間というのは、認識によって生まれるのですから、三次元空間が絶対的な正しい宇宙空間だということではありません。絶対的な正しい宇宙空間だというニュートンの世界も、それは又一つの認識であるに過ぎません。

    いずれにしても、空間という認識が生まれるのですが、それはどこから、どんな力によって生まれるのでしょうか。幼児は足腰がしっかりすると、ハイハイからヨチヨチ歩きを始めますが、それは無意識の行動です。これは遺伝子に「歩く」というプログラムがあるということを意味しています。しかし、歩く前に奥行きが認識できていなければならないと思います。母親がそこに居るという距離感=奥行きがなければ、そこに行くという意思は出てこないでしょう。学習によって覚えるという説もありますが、すべての幼児が歩くのですから、遺伝子説が正しいでしょう。馬は生まれて直ぐに歩き出します。そうなると、奥行きも遺伝子によるということになります。これは空間認識の遺伝子説です。では、空間認識の仕組みはどうなっているのかということになります。この答えは遺伝子に方向音痴の研究から推測されます。以下を参照してください。
    http://blog.goo.ne.jp/mainiti_2005/e/a0310102f5520c4a9c3e8391db24dfc9
    以下、編集的引用です。

    岡本理化学研究所がこのほど方向音痴の特定遺伝子を発見したと同社のホーム・ページで発表した。この発見により世界三大難病のひとつ「方向音痴」に遺伝子治療の道が開かれることになった。

    同ホーム・ページによれば、今回発見された遺伝子(非GPSDNA)がある特定条件下で脳の空間認識を司る部位に干渉し、本来の機能を抑制する働きがあることが分かった。この遺伝子は徘徊性があり、気ままに放浪するためこれまで発見が非常に困難だった。

    今回唯一発見されたこの遺伝子を使ったマウス実験では、塩基配列に非GPSDNAを付加してマウスのゲノムに挿入した。この操作により帰巣訓練を行ったマウスは方向音痴となり、屋外に放したところまたたく間に姿を消し、二度と巣に戻ってこなくなったという。岡本理化学研究所はただちに警察に捜索願を出すとともに、ホーム・ページ上で「うちのマウス知りませんか?」の広告を掲載し、このマウスの行方を追っている。
    ―――
    植物にも空間認識はあるのでしょうか。多くの植物は成長するにつれて地上に伸びていくのですが、まるで空間を認識しているように見えます。「植物が上下に伸びるのは何故か」を参照してください。http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/12/1206b.htm
    以下編集的引用しました。

    植物は何故真っ直ぐ上と下へ伸びるのでしょうか。その答えは"重力"です。植物の根や茎は,重力に対して大層敏感です。私達が、生長している植物をどのように植えても、2、3時間後に間違いなく根は真っ直ぐ下を,茎は真っ直ぐ上を向きます。この現象は「屈地性」と呼ばれます。これは文字どおり,地面に向かって曲がることを意味します。この屈地性が重力に対する反応であることは,いろいろの実験で証明できます。

    まず第一に、種子を播き,真っ暗な処で発芽させますと、根は下に伸び、茎は上を向いています。この植物を抜き取り、今度は逆さに植え替えると、極短時間に根や茎は元通りになります。これは光がなくても起こる現象で、光は関係していないことが分かります。従って、重力についてだけ考えればよいのです。
    次に、水平軸の周りをゆっくり回転するテーブルに、この植物を固定しますと、違った結果になります。この場合、植物に働く力は一方向からだけでなく、力はあるときには上の方に、あるときは下の方に働きます。そのため、植物は一定の方向へ生長するのに必要な、絶え間ない刺激を受けることができません。結局、このような回転台に置かれた植物は自分自身を調節することができず,置かれたときの向きのまま根や茎を伸ばして行きます。このことを更にはっきり証明するために,回転台をもっと速く回すと、遠心力が働いて植物を台の中心から遠ざけようとします。こうして置くと、やがて植物は遠心力に反応して根を外側に、茎を中心に向けて伸ばすようになります。

    しかし、植物がどんどん生長し始め、芽が土を破って外に顔を出すと、光がその後の生長にとって大切な要因となります。多くの植物の茎は光に惹かれます。この性質を利用し、植物を横に生長させることができます。それには、横の一方向からだけ光が入ってくるようにした温室に植物を置けばよい。光に対するこのような反応を屈光性と言います。これもまた、いろいろな植物やその部分にみられる興味深い反応です。例えばある種の植物の根は光に反応し、それから遠ざかるように伸びて行くが、他の多くの植物にはそのような影響はみられません。また、ある種の植物の葉は、光に対し
    非常にはっきりした反応を示し、それを最大限に受けようとして、光線に直角になるように葉の向きを変えます。またある種の花は太陽に真っ直ぐ向くように顔を持ち上げるので,太陽が進むにつれて,空中で弧を描きながら太陽を追います。アオイの葉も同じことをします。途中に木の枝や何かが突き出ていて太陽を遮ると、葉の向きは其処で止まります。

    しかし再び太陽が顔を出すと、直ぐその方向へ向き直ります。太陽が地平線に沈んでしまうと、アオイの葉は全部ぐるりと向きを変え、それから十数時間後の日の出を迎えるため東を向きます。彼等は恰も頭脳を持っていて、勿論そんな筈は無い訳ですが、それが、どちらから太陽が顔を出すかを教えているように見えます。恐らくは,植物によくある24時間周期のリズムのほんの一例でしょう。植物のいろいろの部分、特に根の生長は屈地性や屈光性のほか,水や養分の存在にも影響されます。水や鉱物質やその両方に富んだ地層があると,植物の根はその層へ群がるように伸びて行きます。

    では,植物は光や重力に反応するとき,どのようにその向きを変えるのでしょうか。多くの場合、この運動は茎の生長を不均一なものにします。即ち茎の一方が反対側より早く伸び、茎を曲げます。今ではオーキシン(植物の伸長ホルモン)が生長の一番大切な要素であることが分かっており,重力や光がオーキシンに影響を及ぼしていることは明らかです。オーキシンそのものは重力や光では変化しないが、それが茎や根の先端で生産され、其処から移動するとき、非常に強い影響を受けます。例えば,植物が真っ直ぐ伸びていないと、重力は大部分のオーキシンを茎の下側に集め、其処を流れるようにします。こうして下側の生長が刺激され、茎は再び真っ直ぐになります。また,光はオーキシンを遠ざけます。そのため、うっかり向きを間違えて置いた窓際の植物や,倒木のため光を遮られた森林の下では,光源から遠ざけられた側の茎がオーキシンを沢山受け取ります。そして細胞の生長はその側の方が活発になり、茎は再び光に向かって生長するようになります。このような事実から,植物の屈光性はオーキシンで説明できます。しかし,何故光がオーキシンを押しやるかは,まだ科学者にも分かっていません。
    ―――
    この説明にあるように、植物にも「空間を認識する能力がある」ということです。その空間を認識する能力はどこにあるのでしょうか。それはオーキシンであり、その元は遺伝子であるでしょう。結論的に言えば、動物にしても、植物にしても、人間にしても空間の認識は、光と重力と遺伝子が関係しているということです。

    遺伝子のどこにその力があるのでしょうか。それは現時点では不明であり、これより先は自力では行けません。そこでナビゲータに教えを請うことにしましょう。ナビゲータとはプラトンです。プラトンは、現象に背後にイデアという力があると教えてくれます。イデアについては下記を参照してください。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E8%AB%96
    以下、編集的引用です。
    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    イデアとは最高度に抽象的な完全不滅の実であり、感覚的事物はその影であるとします。イデアが存在しているのがイデア界(本質界)で、その陰が投影されているのが私達人間の住む現実界です。
    例えば、現実の世界に、円形をした物はたくさん存在しますが、いずれも完全な円ではないし円そのものでもありません。しかし、これらの円の背後には永遠不変で、完璧、かつ抽象的な円のひな型であるイデアがあるとします。また、人間が花を見て美しいと感じるのは「美」というイデアが実在しており、個別の花に「美」のイデアが分有されているからです。ソクラテスとアリストテレスは違う存在であるが、共に「人間」のイデアを分有しているのです。
    人間の持つ感覚は不完全であるため、五感によってイデアを捉えることは出来ません。プラトンは、理性で認識することによってのみ、イデアに至ることが出来ると考えました。イデアが実在する、と考える点で観念論 (idealism) 、実念論(実在論) (realism) の系譜に属します。
    ―――
    イデアは見えないのですから神秘的観念や心霊もイデアといっても良いでしょう。このイデアは少なくとも科学では扱わない領域です。隠喩的に言えば、遺伝子のように生命をデザインする「何か」です。ところが、遺伝子も、最近では、人間のすべてのDNAが解読されましたから、神秘的なものではなくなりました。これでイデア=遺伝子とすることで、背後の力の正体が何かという問題が解決されたわけではありません。その遺伝子を現象化したものは何かという別の問題に摩り替わっただけなのです。真のイデアはその背後にあるものとなっただけなのです。ともかく現象化させる「何か」があるというわけです。それでも、その「何か」を現象面の因果だけで説明しようとするのが科学です。結局、科学は「何故」に答えられないのですから、限界があるということになります。上で述べたように、「何か」とは「何か」としつこく最終の答えを求めてようとする限りがない意識があります。こうした問いは無限後退となり、終わりのないジレンマに陥ってしまいます。この無限後退を終わらせたいのです。それがプラトンを頼りにした理由なのです。この無限後退を断ち切るために「見えない力」を想定して、その真の世界の成り立ちの奥の院に迫ってみようというわけです。

    続く。

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