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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2009年06月15日 16時24分07秒

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    四次元メガネで何を見る

    四次元メガネで何を見る
    <補完共振>

    虚軸のイデア空間と実軸の現象空間を交差した点、これが「空」の場所です。三次元から見たら世界の中心ですから原点です。しかし、原点は実(+1)と実(-1)を連絡する交差点ですので、この原点から虚の世界に直接行くことはできません。一方、虚軸から見ると虚の中心は、実とは繋がっていない不連続な点、特別な点、即ち、特異点です。しかし、実から虚へ、虚から実へいける特別なルートがあります。それが空であり、空とは原点を含む特異点なのです。


    空が原点であり、特異点だといってもわかりにくいでしょう。これが四次元思考の秘術です。既に空とは二面性・二重性を持っていると述べました。二面性とは、虚と実のことであり、二重性とは、共振i*(-i)、反共振i*-(-i)の即非関係のことであり、変換構造とは、i*(-i)⇒+1、i*-(-i)⇒-1であると説明しました。これは根源にイデアエネルギーがあり、空を媒介して現象化するという魔術のようなテクニック=宇宙の法則を示す式であるといいました。

    これで分かったのなら、この投稿シリーズはないのですが、何故、「空」から実が生まれてくるのかを理解したとは言えないでしょう。

    何故この問題をしつこく追いかけているのかといいますと、虚という概念にまつわる怪しさを払拭したいからです。虚は馴染みにくい上に、虚偽といった使われ方をするように、嘘を代表するようにも見えます。それを打ち消すために、神の代わりだといっても、神を説明するわけではないですし、複素平面を、虚実を繋ぐ魔術だなんていわれても、丸め込まれたような気分でしょう。実際に、世界は丸めて出来たのですから、丸め込まれる=虚実を繋ぐ魔術というのはその名の通り誤魔化しなのです。ただ、この誤魔化しが反転すると正しいものになってしまうので脅威なのです。丸めるとは畳み込みです。これが遺伝子に命が宿る秘術なのです。

    ゼロ次元を丸めると、つまり、無限を畳み込んだのがゼロでしたし、線を丸め込むと点になり、その点を広げると面になり、その面を丸めると立体になり、その立体を丸めると虚になり、虚を丸めるとゼロになるのです。複素平面は平面ですが、これを丸めると球面になります。この球面は三次元の球面ではありません。四次元球なのです。この丸めた点が空なのです。空には虚が隠れているわけです。このように「丸める」とは丸め込むテクニックであり、虚なのです。「丸め込む」が「騙す」という意味に取り替えられるようになったのは、実を虚に、虚を実にする次元の誕生と関係があったといえば、考えすぎでしょうか。余談は、このぐらいにしましょう。

    虚の代表と言えば神様です。神が虚だとすれば、すべてをお見通しなのですから、神がこの世界を作るときに、偶然なんか利用するでしょうか。進化とは偶然を必然にするゲームなのですが、それは三次元の私達から見て、そのように見えるだけであり、その裏にはカラクリがあるのではないしょうか。そのカラクリを暴くのが複素平面思考=四次元メガネなのです。では、その四次元メガネをかけて見ましょう。


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